奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

大荒れの一日

2017年01月07日 | 晴耕雨読
大荒れに荒れた一日で、出畑には相当の気合を入れないと気持ちが天候を言い訳にして「休みじゃ~!」、な~んてことになりそうな・・・それでも出畑しましたよ。

 倉庫で上下のカッパを着込むと「いざ出畑!」、2ヶ所の電柵の点検を終わると傘をさしてズッキーニの受粉、昨日収穫作業をしていないので、結構肥大していて急きょ20本ほどを収穫しました。
強い雨と風の中、春カボチャのほ場に移動すると車中から完成したトンネルハウスの点検、この程度の風であればまだまだと・・・就農7年目の経験値がそのような判断をしました。

 さすがに、ビニールハウスは車から降りてハウスバンドを中心に観て回り、ついでにハウスに入り、播種したばかりのカボチャや4品目の野菜の状況も観察しました。風の強い日のハウスの中は湿感がなく、このまま帰宅すると再び出畑する気力が萎えそうで、カッパを脱ぎ、この機にとトマトの摘葉と下葉の処理を行いました。

 午後はさらに風雨が強くなり、再び気合を入れ直して育苗ハウスに向かい、2回目のカボチャの播種の準備を行いました。天上ビニールが破れんばかりの雨音で、浮き腰になりながら640ポットの土詰めを終わり帰宅しました。帰宅すると早速、カボチャの種をぬるま湯に浸け、後は、産直データを2017年に更新して本日も無事終わりました。

 明日はぬるま湯に浸けた種を保温器に入れ、たぶんに両日の大荒れでほ場に入ることは不可能で・・・春カボチャのほ場のかん水設備を設置し、午後は島の北部で開催される新春寄席にでも出かけようと思っています。
穏やかな新年の幕開けの後は大荒れで、自然はどこかで帳尻を合わせて来るんですね。
それではまた明日!