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●「労」も〝労〟なら、「使」も〝使〟、労使共々腐っている…十倉雅和経団連会長と芳野友子連合会長が「利権」「裏金」「脱税」党に媚を売る醜悪な図

2024年02月27日 00時00分45秒 | Weblog

[↑ ※「サルまで怒る 自民の腐敗」(週刊金曜日 1454号、2023年12月22日・2024年01月05月合併号)]


(2024年02月11日[日])
呆れた、《裏金》《ヤミ金》やりたい放題の「利権」「裏金」「脱税」党から《政策をカネで買う》財界総理
 デタラメの限りを尽くすキシダメ政権の評価が…「ひとつひとつの施策はいいことをやっている防衛GX脱炭素化)、原子力デフレからの完全脱却など、きちっとした政策だと私たちは思っている」。正気なのかね。消費税増税をせがむ…(法人税減税してね! 「輸出戻し税」分の還付・丸儲けもお願い!)。

   『●「死の商人」経団連会長人事…《安倍首相は「儲からない」
          原発輸出に国民の血税を投入してバックアップ》
   『●軍事費倍増・消費税増税(法人税減税)…《政策をカネで買う》財界総理
     《自民党への政治献金について「企業がそれを負担するのは社会貢献だ」》

 長周新聞のコラム【経団連の「社会貢献」/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/28444)によると、《経団連会長の十倉雅和(住友化学)ったら、自分たちの要求を丸呑みしてくれる岸田政権の支持率が20%台まで急落しているのが不満なようで、「なぜこれで支持率が上向かないのか、わたしも不思議だ」とのべ、認識の浮き世離れっぷりを晒したのに続いて、今度は国からの政党交付金制度があるにもかかわらず経団連が毎年24億円の政治献金を自民党に続けていることについて「民主主義を維持していくにはコストがかかる。企業がそれを負担するのは社会貢献の一つだ」とのべて炎上している》、《社会貢献はしてからいって欲しいものである》。

 お維祭りを推進したい財界総理。その先の賭場場開帳にも期待しているのでしょうね。そして、お維支持者の皆さんは、何も感じないのだろうか? 不思議で仕方ない。能登半島地震の惨状、復興のノロさ…見えているのかね?
 東京新聞のコラム【<視点>能登復興より大阪万博? 英知とかけ離れた空論の危うさ 編集委員・久原穏】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/304469?rct=shiten)。《震災復興が後回しになることはない」「二項対立で考えるのはおかしい」―。能登半島地震の復旧復興が急がれる中、来年4月開催の大阪・関西万博を推進する経団連の十倉雅和会長(日本国際博覧会協会会長)が、合理的な根拠も示さずに繰り返す主張に危うさを感じている。そもそも万博が批判にさらされているのは、建設業界が人手不足で人件費が上昇し、資材高騰もあって会場建設費が2350億円と当初の1.9倍に膨らんだことが大きい協会自らが建設人材不足や資材高騰を強調したのに震災復興には影響しないと強弁するのは矛盾も甚だしい》。

 さらには、志賀原発の再稼働も訴えていた財界総理…《これが弾みとなり、昨年11月、経団連の十倉雅和会長(住友化学)が志賀原発を視察して一刻も早く再稼働できるよう心から願っていると訴えるなど、政財界が総力を挙げて再稼働に向けて動き出していた矢先に迎えたのが今回の能登半島地震だ》(長周新聞)。

 三重取りのデタラメ…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党。
 デモクラシータイムスの映像記事【議員の3つの財布…パー券・献金・助成金【PICK UP】】(https://www.youtube.com/watch?v=UobfDWRDlzE)。《【過去の動画からピックアップ!元動画はこちら】12月6日 週ナカ生ニュース https://youtube.com/live/O-ez2RjlUjE》。



   『●漸く内部から火の手が…村上誠一郎議員《安倍氏の政権運営が「財政、
     金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批判》

 「使」も〝使〟なら、「労」も〝労〟だね。労使共々腐っている。《与党が仕掛けたトロイの木馬》…連合内部から、あるいは、立憲から、何故に反旗を翻さないのかね?
 日刊ゲンダイの記事【連合・芳野会長に裏金問題が“飛び火” 立憲と共産の接近にクギ刺し、自分は自民の会合に出席】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333921)。《国民から怒りの声が上がるのも当然なのだが、SNS上では批判の意見はこの人物にも“飛び火”しつつある。立憲民主党や国民民主党など野党の支持団体として知られた連合(日本労働組合総連合会)の芳野友子会長(58)のことだ。芳野氏と言えば、今年2月の自民党大会への出席こそ見送ったものの、22年4月に自民党本部で開かれた「人生100年時代の社会の在り方を検討する戦略本部」の会合に“異例出席”するなど、自民党との距離をめぐって野党や組合員から異論が出ている人物だ。その芳野会長は12月21日の記者会見で、立憲に対し、民間団体「市民連合」が仲介する共産党との会合には今後参加しないよう求め、「共産と一緒に立民が何か行動を起こすことに対して懸念を示している」とくぎを刺していた》。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/もはや連合は「第2経団連」 労働組合を名乗る資格はあるか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202401120000053.html)。《連合会長・芳野友子…首相、厚労相、経団連副会長らが列席する中、忖度(そんたく)したのか。最後には「正義を語り、未来を語り、人々に生きる希望を与えるのが政治家の仕事」と政治とカネが国民の一大関心事になっていても自民党という党名も出さずに妙な説明をした。去年「第2自民党でいい」という政党があったが、連合は「非自民・非共産」を返上、「自民党に寄り添い、第2経団連を目指す」と言うべきだろう。春闘も労働者が勝ち取るのではなく、政府に寄り添い成就か労働組合を名乗る資格あるか。》

 心底腐っている、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党の連中。何の反省もなく、責任も取らず。
 リテラの記事【裏金に反省なし、岸田首相と自民党が死守する「企業団体献金」は事実上の賄賂だ! トヨタ、電通、経団連の大口献金と優遇政策】(https://lite-ra.com/2024/02/post-6317.html)。《安倍派「裏金」が5年で計6億7654万円にものぼることが判明した一方、安倍派幹部の連中はその重罪をまったく反省していないらしい。政治資金収支報告書の訂正を受けて安倍派として会見することを拒否したからだ。安倍派幹部が揃って議員辞職を拒否しているだけでも言語道断だが、説明の場である会見すら拒否するとは……。しかし、反省がないのは岸田文雄首相および自民党も同じだ。それを象徴するのが「裏金という表現に対する言葉狩り”だ》。

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https://www.chosyu-journal.jp/column/28444

経団連の「社会貢献」
コラム 狙撃兵 2023年12月9日

 経団連会長の十倉雅和(住友化学)ったら、自分たちの要求を丸呑みしてくれる岸田政権の支持率が20%台まで急落しているのが不満なようで、「なぜこれで支持率が上向かないのか、わたしも不思議だ」とのべ、認識の浮き世離れっぷりを晒したのに続いて、今度は国からの政党交付金制度があるにもかかわらず経団連が毎年24億円の政治献金を自民党に続けていることについて「民主主義を維持していくにはコストがかかる。企業がそれを負担するのは社会貢献の一つ」とのべて炎上している。

 そんなに社会貢献がしたいのなら、まず経団連を構成する大企業どもが貯め込んだ500兆円をこえる内部留保を社会に吐き出すなり、法人税増税に応じて国家財政を支えるなりもっと社会に貢献すれば良いのに、それはせずに消費税増税ばかり要求して国民負担に寄生して法人税を減税させ、労働法制も諸々規制緩和させて貧困社会を到来させたのが彼らである。いわば30年来のデフレをもたらした戦犯ともいえる。それなのに自民党を飼い慣らすことを社会貢献などというのだから、世間が反応するのも当然であろう。

 自民党への24億円は社会貢献ではなく、誰がどう見ても小遣いである。そのような端金で民主主義を維持するコストが24億円というのなら、それもまたふざけた話ではあるが、たかだか24億円で飼い慣らされている自民党もまた、どうしようもなく落ちぶれている政党ということになろう。

 ただ、今回の24億円も含めて、いわゆる企業献金であったり、政治資金として出入りが公表されている数字がすべて正確で、政治資金の実態を不正なく反映していると信じているお人好しが、この世の中にいったいどれほどいるというのだろうか。裏金は足がつかないから裏金なのであって、大臣室で現金授受をしていた甘利明を見てもわかるように、振込等々ではなくマネーロンダリング資金洗浄された現ナマを直接なり間接中抜きする輩もいるであろう)に渡すのが自民党界隈の習わしなはずだ。そうして「ブロックとか煉瓦を投げ合って総裁選をくり広げたり、その昔から「政治はカネ」をやってきたのが自民党なのである。

 さて、政治資金パーティーを通じた裏金作りが今になって取り沙汰されているものの、自民党ではそれが常識だったからなのか、せっせとパーティー券を売りさばき、みんなして裏金作りに精を出していたことが明るみに出ている。しかしそれも氷山の一角に過ぎず、「5年で1億円の裏金」等々のショボイ金額を信じろというほうが無理がある。わかっているのがそれだけ――というだけである。それこそ統一教会とあれほどズブズブだったのを見てもわかるように、足がつかない宗教マネーが政界を汚染していたことも容易に想像がつくことで、まるで何もなかったと信じることのほうが難しい。こうした表に決して出てくることのないカネの動きは、もっとどす黒いことくらい、誰だって薄々感じているのである。

 経団連会長・十倉雅和の出身元の住友化学は、売上の半分以上を海外に依存しているという。輸出依存の大企業にとって、消費税を増税すれば輸出還付金が増えてもうかるというだけであり、その総額たるや24億円など捨て金に思えるくらい得をしている

 社会貢献はしてからいって欲しいものである

                      武蔵坊五郎  
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202401120000053.html

コラム
政界地獄耳
2024年1月12日8時0分
もはや連合は「第2経団連」 労働組合を名乗る資格はあるか

★9日、ヤマト運輸が配達業務を日本郵便に任せるため、2万5000人余りの個人事業主との契約を今月末に打ち切ることを受け、労働組合や個人事業者らが本社前で声を上げた。同社は「個人事業主は法律上の労働者にあたらない」として団体交渉を拒否している。全日本建設交運一般労働組合(建交労)が支援しているが、連合は何もしない

★支援組織が違うというのが言い分だろうが、経営が安定している会社が2万5000人の首を切る社会的事態に知らんぷりだ。もっとも昨年8月、そごう・西武の売却を巡り同社労働組合(連合傘下の「UAゼンセン」)はストライキを実施し、西武池袋本店の全館で営業を取りやめ、大きなニュースになったが、連合は積極的な支援をしなかった。能登半島地震が直撃した北陸電力志賀原発(石川県志賀町=停止中)は連日、不具合が発表されている。北陸電力は「安全上問題はない」というが、安全を担保するだけの情報開示がされているとは言えない。東日本大震災の教訓は生かされないのか。隠蔽(いんぺい)のつもりがなくとも、積極的な情報開示がない限り不安が残る。連合傘下の全国電力関連産業労働組合総連合(電力総連)に北陸電力総連はいるが、この場合は会社と一体化する。

★連合会長・芳野友子は5日の連合新年互礼会であいさつし、冒頭「連合としましても対策本部を設置し、救援カンパなどの支援活動をはじめ、被災者の生活・雇用における安心や被災地の復旧・復興に向けた政府・政党、経済団体への要請行動など、必要な取り組みを展開してまいる所存」とした。首相、厚労相、経団連副会長らが列席する中、忖度(そんたく)したのか。最後には「正義を語り、未来を語り、人々に生きる希望を与えるのが政治家の仕事」と政治とカネが国民の一大関心事になっていても自民党という党名も出さずに妙な説明をした。去年「第2自民党でいい」という政党があったが、連合は「非自民・非共産」を返上、「自民党に寄り添い、第2経団連を目指す」と言うべきだろう。春闘も労働者が勝ち取るのではなく、政府に寄り添い成就か労働組合を名乗る資格あるか。(K)※敬称略
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コメント
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●虚しきカンバン倒れのカンバン下ろし…「一億総活躍推進室」「働き方改革実現推進室」「人生百年時代構想推進室」「統計改革推進室」…

2021年12月04日 00時00分12秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]


(20211123[])
日刊ゲンダイの記事【注目の人 直撃インタビュー 浜矩子(同志社大教授)/岸田政権の経済政策を「アホダノミクス」と命名 「アホノミクスのパクリで新鮮味なし」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/297284)。
中山岳・古川雅和記者による、東京新聞の記事【「一億総活躍」「働き方改革」安倍政権の看板、推進室がひっそりと幕 組織乱立は岸田政権でも】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/142930)。

 《「新しい資本主義」とは結局、何なのか――。岸田首相の衆院選での訴えを聞いても、政府の会議の提言を見ても、いまひとつよく分からない。安倍政権と菅政権の経済政策を「アホノミクス」「スカノミクス」と命名して断罪してきた闘うエコノミストは、岸田政権の経済政策に何を見るのか、何と呼ぶのか。》
 《「一億総活躍」「働き方改革」―。安倍政権の看板政策を推進した内閣官房の4分室が、衆院選後にひっそりと廃止された。繰り返されたキャッチフレーズが耳に残っている人も多いだろうが、果たして成果はどの程度あったのか。「やってる感」の演出とも言われた組織の乱立は、岸田政権でも始まりつつある》。

   『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
      どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】
   『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
      かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》
   『●カマトト産経系広報紙《岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の
     意味がよく分からない》➙新自由主義、小さな政府、市場原理主義経済

 どんな成果を上げ、成果が無ければ責任の所在は? それ無しに錆びついた看板を掛け直すのか? 虚しきカンバン倒れのカンバン下ろし…「一億総活躍推進室」「働き方改革実現推進室」「人生百年時代構想推進室」「統計改革推進室」。一方で、新たに《混乱が避けられそうにない組織を次々と立ち上げる手法は、まるで安倍政権のよう》。クダラナイことだけは《継承》。《屋上屋を架し、人と金を浪費する結果にならないか》…そうなるに決まっている。

 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない野党共闘が否定されたのではない野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」…そうでないと思うのならば自公お維コミに移籍してはどうか?
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/立憲民主党 目先の政治に飛びつくだけの野党でいいのか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202111160000067.html)によると、《★立憲民主党代表選挙の攻防が本格化してきた。党内は共産党との野党共闘の評価が焦点となりそうで、共闘に一定の評価を与え、野党共闘なくして自民党に対抗できないとする勢力と、共産党と組むことで、本来の立憲支持層が逃げたのではないかとする野党共闘再考派が対立する。しかし、枝野執行部は得票も増やし、責任論を問われる戦績とは言えない。いわば党内では枝野政治自体が国民に受け入れられなかった点が多くの批判を浴びている。 ★つまり党内で路線闘争に明け暮れても自公政権を凌駕(りょうが)することはできない。保守基盤の政党にするか、野党共闘リベラル政党にするかが問われているのではない。政権がこう出たから対抗策で戦うという手法に国民は期待を持っていないのではないか。目先の政策というより政治に飛びつくだけの野党ではいつまでたっても政権を超えられないことを念頭に置くべきだ。 ★社会構造が変化する直前の社会はうまく変革の波に乗れない人たちや、様子を見たいという思考停止型の人たちであふれる。その多くの国民にソフトランディングのチャンスと仕組みを与える国家像や社会構造の変化に耐えうる価値観を作り出さない限り、行けるところまで行こうとする霞が関の硬直化した思考と、その場しのぎのごまかしで国民を不安に陥れる政府を先んじることはできない。その間に世界的社会構造の変化で、日本が売り物にしていた自動車産業は壊滅的打撃を受けるだろう。雇用は激減、場合によっては自動車は部品工場だけでなくメーカー自体が家電メーカーの作る自動車の台頭で不要になるかもしれない。自動運転になれば自動車免許や車検制度自体も将来どうなるかわからない。いつの間にか中国からはスキルのあるなしにかかわらず、大陸での雇用の募集や、中国企業の日本国内工場の募集があるだろう。給料は今の倍や3倍出すといわれる。連合も立憲の主導権争いをしている場合だろうか。政治にコミットするよりそれぞれの産業構造を見直す時期ではないのか。》
 AERAの記事【「野党共闘をやめる選択肢はもうない」山口二郎・法政大学教授インタビュー】(https://dot.asahi.com/aera/2021111500065.html)によると、《「野党共闘をやめる」という選択肢はもうない、と思います。立憲の代表選に意欲を示しているとされる4人=小川淳也(50)、大串博志(56)、泉健太(47)、西村智奈美(54)の各氏=の顔ぶれを見ても、いずれも「野党共闘」で当選した人たちです。共産党らとの共闘の力を身に染みて感じています。…連合内部では、民間労組と官公労との間に考え方や路線の違いがありますが、新会長の芳野さんは、民間4産別(UAゼンセン、自動車総連、電機連合、電力総連)の支持で就任した方です。路線論争を続けるのは不毛だと思うので、連合は今後、ナショナルセンターであることをやめ、政治活動は「地域ごと産別ごと」に自由に行うという方針を出すべきだと考えています。連合は結成以来、「非自民、非共産」でやってきましたが、2019年の参院選では、自治労、日教組とは別に、民間労組の独自の動きもあったので、産別や地域別に政党支持を打ち出すことは可能だと思います。今の連合指導部が「自民党政権を倒す」という政治的目標をどれだけ持っているのか、疑問はありますが。》

 コドモか! ガキか!!
 日刊ゲンダイの記事【安倍元首相に何が…派閥会長就任後、初の総会にいきなり“無断欠席”で周囲大困惑】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297716)によると、《どうやら会長就任が思ったほど歓迎されなかったことにブンむくれて、ヘソを曲げてしまったようなのです》。

 最後に。校費は削りに削られ、光熱水道費にさえアップアップ…。
 長周新聞の記事【日本の学術の地位 急激に低下 大学法人化後の惨憺たる崩壊 借金地獄で研究者育たず】(https://www.chosyu-journal.jp/kyoikubunka/22133)によると、《2004年の小泉純一郎政権のもとでの国立大学法人化以降、声高に「大学改革」なるものが叫ばれ、「社会に開かれた大学」などという耳に心地良いフレーズとともに各大学で文字通り「改革」が断行されてきた。そして17年が経過した今、国公立大学では東大でも京大でも法人化を契機として国による財政的支配が強まり、学長選考や大学運営を巡るすべてにおいて教授会の意志(学内民主主義)が否定されたり、「私物化」ともつながったトップダウン型の支配が強まっていることが問題になっている。政治及び大企業・資本による権力・金力をともなった学問領域への介入によって、大学は新自由主義路線のお先棒を担ぐ道具のように扱われ、一方では理系偏重はじめ軍事研究へと誘っていくようなやり方があらわとなっている。こうした国家機構や巨大な資本に奉仕させる「大学改革」の結果として、日本の学術は発展したのか? である。近年の趨勢や大学教員及び研究者をはじめとした現場の人々への取材や明らかになっている統計から、記者たちで議論してみた》


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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/297284

注目の人 直撃インタビュー
岸田政権の経済政策を「アホダノミクス」と命名 「アホノミクスのパクリで新鮮味なし」
公開日:2021/11/15 06:00 更新日:2021/11/15 12:15

浜矩子(同志社大教授)

     (同志社大教授・浜矩子氏(C)日刊ゲンダイ)

 「新しい資本主義」とは結局、何なのか――。岸田首相の衆院選での訴えを聞いても、政府の会議の提言を見ても、いまひとつよく分からない。安倍政権と菅政権の経済政策を「アホノミクス」「スカノミクス」と命名して断罪してきた闘うエコノミストは、岸田政権の経済政策に何を見るのか、何と呼ぶのか。

 ◇  ◇  ◇

 ――岸田政権については何かネーミングされましたか?

 「アホダノミクス」にしました。「アホノミクス」のパクリであるという意味と、「困ったときのアホ頼み」の2つを掛け合わせて。どうしてもアホノミクスの大将が背後霊のように見えてしまう。所信表明演説のひとつの軸になっていた「成長と分配の好循環」は、2016年からアホノミクスの大将が使い始めた言葉です。それ以前は「成長による富の創出」という言い方をして、「分配ばかりだった民主党政権の下では、経済が縮小均衡で全然ダメだったじゃないか」と批判していたのですが、あまりにも分配に冷たいので評判が悪いと察知したと見えて、選挙向けに「成長と分配の好循環」という言葉を使い始めたんですね。アホダノミクス男はそれをそのままパクっているわけで、新鮮味は全くないですし、基本的にアホノミクスと同じ路線だということです。

 ――岸田さんは当初、「分配」に重きを置いているように見えましたが。

 「成長なくして分配なし」「分配なくして成長なし」。いずれにしても、そういう言い方はやはり、成長することが基本的な狙いです。一見路線を変えているように見せながら、実は何も変わっていない。もうひとつ、パクリといえば「分厚い中間層の復活」もそうです。あれは民主党政権で野田首相が盛んに使っていた言葉。本当にパクリ男だなあと思いました。

 ――独自性も新しさもなく、安倍路線の踏襲に過ぎないと。

 アホノミクスの大将のように21世紀版の大日本帝国を構築するというような野望はなさそうですが、憲法改正はやるんだと言っている。ただ、それも引っ込め気味。そういう意味では、構えがよく分からない面もある。まあ、スカノミクス親父もあまり分からなかったけれど、アホダノミクス男は基本的に弱虫なんですかね。だから決然として自分がやるべきことを貫くという感じがない。いろいろ言われると、すぐ既定路線に戻ってしまう。


■「丁寧な説明」を多用するワケ

 ――覚悟の問題ですか?

 「丁寧な説明」ということを所信表明で繰り返し言っていました。これもアホノミクス以来使われる言葉ですけれど、岸田さんは宏池会ですよね。それで、大平正芳さん(元首相・宏池会第3代会長)の所信表明演説とちょっと読み比べてみたんです。格調も何もまるで違うのですが、「ああ、なるほど」と思ったのは、大平さんは「国民に率直に真実を語って参ります」と言っているんですね。一方、岸田演説には「率直」も「真実」も、どこにも出てこない。あまりにも不都合な真実が多すぎるから、率直には語れないのでしょう。「丁寧な説明」をあれほど多用するのは、率直に語れば済むことなのに不都合で語れないから、ああでもないこうでもないと言って、説明でごまかす。大平演説を読んで非常によく分かりました。

 ――大平元首相との比較は興味深いですね。

 「ロッキード問題」などがあった時代ですからね。自分がどんなに泥をかぶっても、やらなきゃいけないことがある。国民の政治に対する不信感に強い危機意識を持ち、経済運営のあり方も変えなくちゃいけない、もはや今まで通りではいかない、と言っていました。そういう危機意識がアホダノミクス男からは全然伝わってこない。だから、今の日本の資本主義体制の回り方ではダメだという強い思いを持って「新しい資本主義」というものを打ち出しているとは到底思えません。ただ、体裁を整えているだけで、コミットメントの浅さというか、軽さというか。


「新しい資本主義」は定義矛盾です

     (「体裁整え方男」(C)日刊ゲンダイ)

 ――その「新しい資本主義」ですが、いったい何なんでしょう? 資本主義が限界に来ているという議論はありますが。

 新しい資本主義実現会議」というのが発足したけれど、メンバーに新しい人ってあまりいない気がします。この人たちで新しい資本主義の形が考えられるとは到底思われないような、安倍政権時代の「未来投資会議」とか、今までと同じような方向性を持った人々がそこにいる。「新しい資本主義」という言い方自体が、定義矛盾というか、資本主義は資本主義なので、それを新しくするって、たぶんできないんだと思うんですね。

 ――定義矛盾ですか?

 そもそも資本主義という言葉で何を言い表そうとしているのかさえ定かではありません。資本主義的生産体制のことなのか。そうであるはずですけれど、資本主義的生産体制というものを岸田さんが分かっているのかも非常に疑問です。「なんとか資本主義」のような言葉が盛んに使われていますが、資本主義は資本主義なので、そういう尾ひれをくっつければ、また資本主義を生き永らえさせることができる、活性化することができる、と考えること自体、ちょっと的外れかなと思います。資本主義が限界に来ているということであれば、そうでないものを持ってこないといけない。資本主義の延命にしがみついていることが、「新しい資本主義」という言葉を生み出しているのではないかと思います。

 ――問題は、資本主義を新しくすることではないと?

 資本主義が資本の力を封じ込めることができなくなっているところに、問題があるんじゃないかと思うんですよね。経済がグローバル化し、金融化し、フィンテック化し、IT化している中では、資本主義の仕組みに資本を封じ込めることができなくなっていて、資本が縦横無尽に国境を超えて増殖し、凶暴性を発揮しているわけです。この資本の凶暴性をどうコントロールするのか、というような議論をする場をつくるのであれば意味がありますが、資本をコントロールできなくなった資本主義の延命のために、新しい飾りつけをしようと考えているのでは、非常にまずいと思います。


■フワフワした「体裁整え方男」

 ――「分配」政策として、保育士や介護士などの給料を引き上げるとか、賃上げした企業には税制優遇するなどについては、どうお考えですか?

 エッセンシャルワーカーの待遇改善も、非正規雇用者やフリーランスに対する保護を手厚くするのも、当然ながらやらなくてはいけない。問題は、どう政策が関わっていくのかです。まず、賃上げした企業に減税するのはおかしい内部留保のある企業に、さらに減税という形で余り金を与えるのは、いかにも安直な人気取りで筋が通りません。こういう場面でこそ必要なのが、アホダノミクス男が得意だという「聞く力」ですよ。どのような政策対応や環境整備を政策にすれば賃金を上げられるのか、待遇を改善できるのか。「やりたいけれどできないんです。この障害を取り除いていただければできます」というのをきちんと聞き取って、「さあ、おっしゃる通りにしましたから、もう賃上げできないとは言わせませんよ」というところまで詰めていく。こうした姿勢や構えこそが、本当に「聞く」「耳を傾ける」ことだと思うんです。ご用聞きを全国一斉に派遣するようなことを言ってもらえば、少しは成果に期待する感じになりますよね。

 ――最後に、岸田首相の一番の懸念材料は?

 「体裁整え方男」だという感じがするのが非常に心配です。アホノミクスもスカノミクスもおぞましかったけれど、アホダノミクスは、腰がなく、押されたら押された方向に流れて行ってしまうフワフワ感がある。吹けば飛ぶような存在の軽さ、中身のなさが、わずか1カ月で露呈してしまったことが懸念材料ですね。

(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)


浜矩子(はま・のりこ) 1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総合研究所に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。「EUメルトダウン」「さらばアホノミクス 危機の真相」など著書多数。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/142930

「一億総活躍」「働き方改革」安倍政権の看板、推進室がひっそりと幕 組織乱立は岸田政権でも
2021年11月16日 06時00分

 「一億総活躍」「働き方改革」―。安倍政権の看板政策を推進した内閣官房の4分室が、衆院選後にひっそりと廃止された。繰り返されたキャッチフレーズが耳に残っている人も多いだろうが、果たして成果はどの程度あったのか。「やってる感」の演出とも言われた組織の乱立は、岸田政権でも始まりつつある。(中山岳、古川雅和)

【関連記事】岸田首相、「聞く力」は看板倒れ? 特別国会は3日で閉幕、本格論戦は遅くなる雲行き


4つの「推進室」成果を見ると...

 「すでに基本的な方針を策定して期間が経過し、各府省で具体的な施策を実施している」

 松野博一官房長官は12日の記者会見で、4つの分室を廃止した理由を淡々と説明した。政策の転換ではないと否定しているが、実際どうなのか見てみよう。

     (看板を掛ける安倍晋三首相(左)(当時)と加藤勝信
      1億総活躍相(同)=2015年、内閣府で)

 まずは「一億総活躍推進室」だ。あらゆる人が活躍できる社会を目指し、2016年に「ニッポン一億総活躍プラン」を策定。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の推進や非正規雇用の待遇改善をうたった。

 だが、安倍政権以降、働く人に占める非正規雇用の割合は約4割に高止まり。全労連の黒沢幸一事務局長は「非正規雇用の女性や高齢者らからは、コロナ禍で仕事をなくし生活が立ち行かないといった相談も多い。低賃金や長時間労働の問題は全く解決されていない」と強調する。アベノミクスで格差が拡大し、困窮する人は活躍したくてもできない現実があるという。

 次に、一億総活躍プランの働き方改革を担当した「働き方改革実現推進室」。同室が主導し18年に成立した働き方改革関連法は、罰則付きの残業時間規制を導入した。一方、一部の専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」創設を盛り込んだ。政府や経済界は高プロを「労働時間に縛られない働き方」と説明。しかし、法政大の上西充子教授(労働問題)は「働く人を守る労働法の枠外での働き方を広げ、過労死ラインを越える長時間労働につながりかねない」と指摘する。

 上西さんは、兼業や副業を「雇用によらない働き方」と推奨する安倍政権以降の方向性にも疑問を呈する。「働き方改革を議論した会議のメンバーはビジネス界の関係者が多く、労働者側は連合会長が参加した程度。官邸が経済界の意向が強い政策をトップダウンで決めるなど、物事の進め方がよくなかった」。


◆スローガン先行「『やってる感』が今や露呈」

 同じく廃止された「人生百年時代構想推進室」は、幼児教育無償化に加え、働く人向けの教育訓練の充実や高齢者雇用の促進を掲げていた。ただ、黒沢さんは「多くの高齢者は年金だけで暮らせず、働かないと食べていけない。社会人の学び直しも、実践できる企業や労働者は限られる。まず成果主義や自己責任が前提の社会を変えることが必要だ」と訴える。

 4つめは「統計改革推進室」。18年に発覚した統計不正問題を受け、各府省で統計を点検する「分析的審査担当」を約30人配置していた。ただ、千葉大の小林正弥教授(政治学)は「配置しただけで、効果の検証や改善策について何ら説明もない。多くの統計で失われた信用は回復できていない。コロナ禍でも感染者数や死者数の集計に時間がかかった。政府は、統計作成やデータ収集の体制を根本的に見直した方がいい」と唱える。

 その上で、「一億総活躍」「働き方改革」といったスローガン先行の政策に苦言を呈する。「まさに『やってる感』で中身が不十分だったことが、今や露呈した」


◆看板政策で議論混乱の恐れ

 岸田政権は安倍政権時代の組織を廃止する一方、新たな有識者会議を次々につくっている。目立つのが、「デジタル臨時行政調査会(臨調)」「デジタル田園都市国家構想実現会議」といったデジタル関連だ。

 デジタル社会の実現に向けて規制や制度の見直しを進めるのがデジタル臨調。民間から十倉雅和経団連会長、IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の南場智子会長らが名を連ねた。

 もうひとつの田園都市国家構想実現会議は、デジタル技術で地方の活性化を進め、都市との格差を解消することを目指す。ここには小泉政権で構造改革を進め、安倍・菅両政権でも重用された竹中平蔵慶応大名誉教授が入っている

 政権発足から時間を置かず立ち上げられた2つの会議。ニッセイ基礎研究所総合政策研究部の坂田紘野研究員は「デジタルが岸田政権の看板政策だという強い思いが見える」と話す。

 だが、政府にはすでに同じような「デジタル社会推進会議」がある。施策の推進や関係行政機関の調整を行う組織だ。既存の「規制改革推進会議」「行政改革推進会議」も議題が重なる部分が多く、何ともややこしい。

 坂田さんは「それぞれの議論が別の議論を活性化する相乗効果に期待しているのかもしれない」とみる一方、「混乱が生じないよう、各会議の役割を整理することが求められる」と話す。


◆経済政策でも「いびつな構図」

 このほか、少子化時代の社会保障制度改革を議論する「全世代型社会保障構築会議」が設置され、安倍・菅両政権の「全世代型社会保障検討会議」を継承した。長い名前だが、よく見ると「検討」の2文字が「構築」に変わっている。

 一連の組織から報告を受けるのが、内閣官房の「新しい資本主義実現会議」だ。「成長戦略会議」の役割を引き継ぐ司令塔で、山際大志郎・新しい資本主義担当相が所管する。

 ところが、政府には従来の「経済財政諮問会議」もある。新政権最初の9日の会合で、岸田首相は「コロナで傷んだ経済を立て直すとともに、成長と分配の好循環のために議論を進めていきたい」と語り、廃止は毛頭考えていない。

 その結果、経済政策は「新しい―」が司令塔になり、予算編成と骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)は諮問会議が担当する、いびつな構図が生まれた。

     (任命式と認証式を終え、記念写真に納まる岸田文雄首相
      (前列中央)と閣僚ら=10日夜、宮殿・北車寄)


◆「会議が非常に軽い扱いになっている」

 政策研究大学院大学の飯尾潤教授(現代日本政治論)は「安倍政権以降、政府は会議を立ち上げすぎてしまった。会議が非常に軽い扱いになっている」と懸念する。「新しい―」が10月26日に第1回会合を開き、2回目の今月8日に早くも緊急提言を出したことにも苦言を呈す。「具体的な政策を出すには時間がかかる。成果を出すために、じっくり議論できるようにすべきだ」

 混乱が避けられそうにない組織を次々と立ち上げる手法は、まるで安倍政権のよう。政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんは「どの政権も“売り”の政策があれば、その会議をつくる。担当大臣に予算も権限もない、屋上屋をつくることになるのだが、外から見て仕事をやっている感が出せるからだ」と説明する。

 ただ、岸田政権でも、こうしたやり方が通用するかは分からないと、鈴木さんはみている。安倍・菅政権は内閣人事局を押さえて官僚を動かしていたが、岸田氏が官僚を牛耳っている様子はうかがえないというのだ。「省庁に権限や予算を温存したまま、結果的に実務を行う官僚を守るやり方になっている。会議の乱立で官僚主導色が濃くなるのでは」と厳しい目を向けている。


◆デスクメモ 人と金の浪費にならないか

 首相の著書によれば「デジタル田園都市構想」は高速大容量インターネットやスマートフォンの普及、デジタル支援員配置が鍵になる。既に民間がやっていることに、乗っかるような印象がぬぐえない。屋上屋を架し、人と金を浪費する結果にならないか。しっかり見極めなければ。(本)
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●よりによって自民党から出馬…「反東電ですが、反原発ではありません」な泉田裕彦前新潟県知事…

2017年10月14日 00時00分49秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【自民からの出馬に疑問殺到 泉田前新潟県知事の苦しい弁明】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213320)。

 《知事時代に東電の柏崎刈羽原発再稼働に反対姿勢を貫き、脱原発の旗印として新潟県民などから幅広い支持を集めたにもかかわらず、よりによって原発再稼働にまい進する自民党から出馬というから唖然ボー然だ》。
 《それに誤解している有権者も少なくないのですが、泉田さんは反東電ですが反原発ではありません国民、有権者をバカにするにもほどがある》。

   『●東電原発人災の3.11を再び目前に:
      「原発事故調書 原因不明、責任不在」でも再稼働できる神経を疑う
   『●柏崎刈羽原発再稼働を画策するような東電は 
                 十分に責任を果たしたのか?
   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
    《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
     そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
     出馬表明済み…新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、
     泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
     野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
     民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
     「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》

   『●「東京電力が、飛散した放射性物質について…
          「無主物」だと主張」…「その無責任さに衝撃」
   『●東電柏崎刈羽原発再稼働!?: 
     《第一原発事故を検証しない限り…》とする泉田裕彦新潟県知事の正論
   『●残念な「泉田裕彦新潟県知事「出馬撤回」事件」:  
       「原子力ムラはニンマリ」「東電の高笑い」で良いの?
   『●NHK解説委員長、原発は人間の手に負えないモンスター
             …「アベ様のNHK」発の核発電政策への波紋
   『●新潟県知事選: 自公推薦候補者に騙されてはいけない
             …確実にあの東京電力のアレを再稼働させる
   『●安孫子亘監督映画「『知事抹殺』の真実」の 
     佐藤栄佐久元知事冤罪…泉田裕彦新潟県知事「事件」の背景に?
   『●米山隆一知事…「ニンマリできなかった原子力ムラ」
       「高笑いできなかった東電」の相当なイヤガラセが予想
   『●環境倫理を『虚構新聞』から学ぶ…「原発導入を許してしまった
                 世代の一人として、恥ずかしく申し訳ない」
   『●「日本壊滅を救った新潟県民」…「インチキと不備だらけ」…
               「このまま再稼働されたら、福島原発の二の舞」

   『●アレが「もし再稼働しても、電力は
     首都圏向けに提供される」のみ…新潟県知事選=県民投票で否決

 あ~虚しい…核発電「麻薬」中毒患者に成り下がったのか? よりによって、自民党から出馬ですか…。無責任の極み、「原状回復」する能力も、する気も無いアノ東京電力にさへ核発電再稼働を認めようとし、あのインドに(「プルトニウムをつくる装置」=)核発電輸出し、そして、核兵器を容認する「裸の王様」や「日本への核拡散」を唱えるような軍オタが居るようなアノ自民党から出馬……。
 《反東電ですが反原発ではありません》というのは、「反核燃サイクルですが反原発ではありません」な現外務大臣と同じか?

   『●「(悪)夢の高速増殖炉」もんじゅの延命に向かって着々と…
                     ドブガネという巨額の「エサ代」は続く
    「《経営に原子力以外の分野の有識者を加える》ということなので、
     大島堅一さんや金子勝さんを加えては如何ですか? それに、
     そんな硬いことを言わずに小出裕章さんや後藤政志さんを入れて
     下さいナ。
       ついでなんで、「反核燃料サイクル派」(転向、寝返り、
     取り込まれ済み)河野太郎行革担当大臣も入れては?」


 日刊スポーツの記事【「ダークサイドに落ちたな」原発慎重派前知事を批判】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710130000117.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp)によると、《東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟5区。これまで原発政策に慎重だった泉田裕彦前知事(55)が再稼働を進める自民党公認候補として出馬した同区に12日、安倍晋三首相(63)が応援に入り、「地域を守れるのは泉田候補だ」と支持を訴えた。首相の演説直後、同じ場所で野党統一候補の大平悦子氏(61)が10秒とおかずに演説会を実施。応援の森裕子参院議員(61)が「泉田候補はダークサイドに落ちたな強烈に批判するなど、バチバチの舌戦を繰り広げた》。
 森裕子議員に言わせると、《泉田候補はダークサイドに落ちたな》…だそうです。〔与党自公+癒党お維キト〕 対 〔真の野党〕 …「2極」のどちらに投票すべきか、もはや明白でしょう。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213320

自民からの出馬に疑問殺到 泉田前新潟県知事の苦しい弁明
2017年9月11日

     (都内で開かれた会合で弁明したが…(C)日刊ゲンダイ)

 「変節漢」と呼ばれても仕方がない

 衆院新潟5区補選(10月10日告示、22日投開票)に自民党候補として出馬する意向を固めた前新潟県知事の泉田裕彦氏(54)。知事時代に東電の柏崎刈羽原発再稼働に反対姿勢を貫き脱原発の旗印として新潟県民などから幅広い支持を集めたにもかかわらず、よりによって原発再稼働にまい進する自民党から出馬というから唖然ボー然だ。

   「なぜ野党から出馬しないのか
   「(泉田氏後継の野党系候補だった米山隆一知事の選対本部長を
    務めた)自由党の森ゆうこ参院議員とは話をしたのか」
   「納得がいかない

 10日、都内で開かれた泉田氏を囲む会合。前日に自民党の地元支部が開いた知事候補の選考委員会では県議が反発して正式決定が持ち越されたが、会合の参加者からは泉田氏の出馬意向に対して疑問の声が続出したという。

 出席したジャーナリストの横田一氏がこう言う。

   「参加者が泉田さんに『なぜ自民党から出馬なのか』と問うと、
    『出身地の4区から出ることを考えていたが、長島(忠美)さんが
    亡くなったので仕方なく』『自民、民進から5区で出馬を打診されたが、
    自民はテレビカメラを連れて表玄関から来たが、民進は
    テレビカメラなしの“裏口”から来て覚悟が違った』などと支離滅裂なこと
    言っていました。会場には、『与党でないと声届かない』という見出しで
    報じた地元・三条新聞があって、言い訳に使っていましたね」

 要するに政策理念を実現するためには影響力の乏しい野党ではダメだから与党に行く――ということらしいが、ひとりでノコノコ乗り込んでいって何ができるのか。

   「泉田さんが自民党から出馬するという話は知事選出馬辞退の時から
    流れていた。泉田さんは知事を3、4期務めたら、国政に転出しよう
    とずっと考えていましたからね。それに誤解している有権者も少なくない
    のですが、泉田さんは反東電ですが反原発ではありません
    出馬を要請した二階幹事長だって百も承知している。故・長島氏は
    二階派だったから二階幹事長は何が何でも5区を勝ちたい。
    泉田さんには『当選するまでいろいろ言っていいが、当選したら
    黙ってくれ。河野太郎方式だ』なんて言っているようです」
    (新潟県政担当記者)

 国民、有権者をバカにするにもほどがある
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●室井佑月さん、「民進党のせいで負けたってこと、民進党の人たちだけがわかってないのか?」

2017年09月25日 00時00分47秒 | Weblog

[※ 報道特集(2017年7月8日)



アサヒコムのコラム【室井佑月「なんて、子どもっぽい」】(https://dot.asahi.com/wa/2017092000069.html)。

 《(えげつないな自民党)…しかし、あたしはその声に泉田さんが応じるとは思わなかったよ。自民党から立候補確定のニュースが流れたときは、かなり切ない気持ちになった。…ひょっとして、茨城県知事選、横浜市長選、その前の都議選、民進党のせいで負けたってこと、民進党の人たちだけがわかってないのか?》。

   『●東電原発人災の3.11を再び目前に: 
      「原発事故調書 原因不明、責任不在」でも再稼働できる神経を疑う
   『●柏崎刈羽原発再稼働を画策するような東電は 
                 十分に責任を果たしたのか?
   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
    《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
     そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
     出馬表明済み…新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、
     泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
     野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
     民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
     「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》

   『●「東京電力が、飛散した放射性物質について…
          「無主物」だと主張」…「その無責任さに衝撃」
   『●東電柏崎刈羽原発再稼働!?: 
     《第一原発事故を検証しない限り…》とする泉田裕彦新潟県知事の正論
   『●残念な「泉田裕彦新潟県知事「出馬撤回」事件」:  
       「原子力ムラはニンマリ」「東電の高笑い」で良いの?
   『●NHK解説委員長、原発は人間の手に負えないモンスター
             …「アベ様のNHK」発の核発電政策への波紋
   『●新潟県知事選: 自公推薦候補者に騙されてはいけない
             …確実にあの東京電力のアレを再稼働させる
   『●安孫子亘監督映画「『知事抹殺』の真実」の 
     佐藤栄佐久元知事冤罪…泉田裕彦新潟県知事「事件」の背景に?
   『●米山隆一知事…「ニンマリできなかった原子力ムラ」
       「高笑いできなかった東電」の相当なイヤガラセが予想
   『●環境倫理を『虚構新聞』から学ぶ…「原発導入を許してしまった
                 世代の一人として、恥ずかしく申し訳ない」
   『●「日本壊滅を救った新潟県民」…「インチキと不備だらけ」…
               「このまま再稼働されたら、福島原発の二の舞」

   『●アレが「もし再稼働しても、電力は
     首都圏向けに提供される」のみ…新潟県知事選=県民投票で否決

 室井佑月さんと全く同感。切ないし、虚しい…。よりによって、核発電「麻薬」中毒なあの自民党から出馬するそうだ。無責任の極み、「原状回復」する能力も、する気も無いアノ東京電力にさへ核発電再稼働を認めようとし、あのインドに(「プルトニウムをつくる装置」=)核発電輸出し、そして、核兵器を容認する「裸の王様」や「日本への核拡散」を唱えるような軍オタが居るようなアノ自民党から出馬するという訳です…。

 一方、アベ様は大見得・啖呵「議員辞職」をする気配は全くなく、違憲にも国会も開かず、「森友捜査ツブシ」のために、衆院を解散し、総選挙をやるそうだ。私利私欲、我欲な選挙。アベ様は、今なら勝てると踏んでいる訳だ。随分と、市民も舐められたものだ。

   『●やるべきは「解散・衆院選挙」ではなく、まずは、
         アベ様の大見得・啖呵「議員辞職」の有言実行だ

   『●「森友捜査ツブシ」: 大阪地検特捜部、いま直ぐに動け! 
                 マスコミも、いま「黙秘」してはいけない!!
   『●《推定ウン千万〜1億円弱も払って出した》「ト」な広告…
                出稿側も「ト」なら、掲載側も「報道」の放棄
   『●メディアの仕事を見失い、「自制心と自浄作用を
       失ったマスコミ権力」=「下足番」・読売、広報紙・産経

 マスコミのダラシナサに加えて、最大野党・民進の煮え切らなさが、アベ様を後押ししている。アベ政治に「擬態」しているようでは、市民は離れていくばかり。自公お維トファを倒すには、野党は団結する以外に道はないでしょうに。《えげつないな自民党》に、《民進党のせいで負けたってこと、民進党の人たちだけがわかってない》。「民」共「進」な気の無い、99%民衆の味方になるつもりのなさそうな野党民進では、来る選挙で壊滅でしょう。
 「切なく」、虚しい秋。自公お維トファによる厳しい冬という絶望が待っているのだろうか、ニッポンには…?

   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
   『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、
     そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって…ってことだわな」
   『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
           「冗談」のような公約…投票したオメデタイ皆さん
   『●自公お維トファへどうぞ、どうぞ! 
     …室井佑月さん「野党はほんとうに99%民衆の味方なのか」
    《つまりあたしがいいたいことは、そういう安倍政治の本性は
     バレつつあるが、支持率が上がらない野党はほんとうに
     99%民衆の味方なのかってこと。あ、ごめん、ごめん。
     ごまかさないでいうわ。落ち目であっても今のところ、
     最大野党である民進党はどうなの、っていいたい》

   『●アベ様に「対峙」? 「新たな選択肢」提示?
      「民」と共に「進」む気の無い党はついに自民党に「擬態」
   『●トファは自民党亜種…「第2自民党」なのか
      第2お維なのか不明だが、自公お維と同種で、かつ、壊憲体質
   『●「裸の王様」アベ様大好きなニッポン臣民…
      「戦争やりましょうよ! 死の商人へ!」で内閣支持率アップ…

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https://dot.asahi.com/wa/2017092000069.html

室井佑月「なんて、子どもっぽい!」
2017.9.22 11:30 週刊朝日 #室井佑月

      (室井氏は、共産党との共闘は困難とする
       民進党新代表の考えに持論を展開する(※写真はイメージ))

 衆院の補欠選挙で足並みがそろわない野党。作家・室井佑月氏は、共産党との共闘は困難とする民進党新代表の考えに持論を展開する。

*  *  * 

 泉田裕彦・前新潟県知事が、10月22日の衆院新潟5区の補欠選挙に、自民党から出馬するという。

 泉田さんは、知事時代、東京電力柏崎刈羽原発を巡って、再稼働ありきで強引に進めてゆく東電に対して、厳しい態度で闘ってきた勇気ある人だ

 福島第一原発事故から、原発は怖いものだとわかり、脱原発、反原発を願う市民たちから、泉田さんは絶大に支持されていた。

 彼はほんとうに人気があったが、知事選、4期目に出なかった。それも、いきなり出馬を取りやめたのだ。

 その前に、彼が日本海横断航路開設に絡む中古フェリーの売り買いのトラブルを抱えていると、地元の新聞に書かれた。だから、出馬を断念したという噂もあったし、電力会社の嫌がらせが酷すぎて、というか、そのフェリーのトラブルも嫌がらせだったのでは……などといわれていた。

 はじめ、衆院新潟5区の補選、自民党が泉田さんに声をかけているというニュースが流れたとき、

   (えげつないな自民党

と思った。

 原発政策を進めている自民は、泉田さんが知事時代にしたことを考えれば、彼を憎々しく思っていたに違いない。けど、選挙となれば、彼は最有力の候補者だ。だから、声をかけたのだろう。それはわかる。

 しかし、あたしはその声に泉田さんが応じるとは思わなかったよ。自民党から立候補確定のニュースが流れたときは、かなり切ない気持ちになった

 ま、そんなことをいってもしょうがない。こうなったら、野党は一枚岩となって、自公の対立候補を出すしかない。……しかないはず……なんだけど……。

 9月8日付の時事通信、『時事ドットコム』によれば、

   <前原氏(民進党新代表)は8日、BS朝日の番組収録で
     「共産党は日米安保破棄だ」として、共闘は困難との考えを強調。
     同時に「小選挙区では野党の候補者は1人がいい。
     他は降ろしていただいた方が(いい)」と述べ、共産党の自発的な
     候補取り下げに期待を示した>という。

 ほんでもって、<これに対し、共産党は「一方的に降ろすことは考えていない」(志位和夫委員長)との立場>とのことだ。

 共産党と共闘せず、野党が勝てるわきゃない。んでもって、志位さんを目の前にして、「あなたたちは嫌いだから一緒に行動したくない。けど、うちらが勝つために、あんたら出ないで」って前原さんはいったんだ。なんて、子どもっぽい!

 記事によれば、収録の後、志位さんは記者団に、「最大限協力できるよう話し合いたい」と語ったみたいだから、前原新代表の子どもみたいな態度にもキレずに大人な態度だそこに望みはまだあるのか?

 ひょっとして、茨城県知事選、横浜市長選、その前の都議選、民進党のせいで負けたってこと、民進党の人たちだけがわかってないのか?

※週刊朝日 2017年9月29日号
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●アベ様に「対峙」? 「新たな選択肢」提示? 「民」と共に「進」む気の無い党はついに自民党に「擬態」

2017年09月03日 00時00分37秒 | Weblog


日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/民進の新代表に望むこととは】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1880943.html)。

 《★安倍政権と労働法改正でこっそりまとめようとして失敗した連合は、どの口で言うのか。連合が出す票が足りなくて、民進党が勝てないから選挙協力するという現実の改善なくして、どこが最大の支援団体なのか。連合が各選挙区であと3万票上乗せすれば、解決する話だ。組織内候補だけは当選させ、民進党全体に力が及ばないがお口だけは一人前の支援団体の寝ぼけた話をはねつける力も、新代表に持ってもらいたい》。

   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
    《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
     そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
     出馬表明済み…新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、
     泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
     野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
     民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
     「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》

   『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、
     そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって…ってことだわな」
    「民進党は、「民」と「進」む気はあるのか? テイクテイクテイクばかり
     していると…皆にそっぽを向かれますよ。室井佑月さんは、《民主党は、
     国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない》と言います。同感です。
     壊憲阻止で共「闘」することが第一です。でも、連合電力総連
     配慮して核発電再稼働を進めるようであれば、民心は離れていくことは
     必至です。民進党の踏ん張りどころ。「道」を踏み誤ってはいけない

   『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
           「冗談」のような公約…投票したオメデタイ皆さん
    「そもそもウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
     「冗談」のような自民党の公約…自公や「癒(着)」党に投票した
     オメデタイ皆さんたち。「あとの祭り」。加速度的に破壊されていくニッポン。
      今回の強行採決、死ぬ気で「民」と共に「進」むべき党が、
     ヒヨッタことにも大変に大きな原因があります」

   『●自公お維トファへどうぞ、どうぞ!
     …室井佑月さん「野党はほんとうに99%民衆の味方なのか」
    《つまりあたしがいいたいことは、そういう安倍政治の本性は
     バレつつあるが、支持率が上がらない野党はほんとうに
     99%民衆の味方なのかってこと。あ、ごめん、ごめん。
     ごまかさないでいうわ。落ち目であっても今のところ、
     最大野党である民進党はどうなの、っていいたい》


 各紙で報道されている通り、どっちもどっちでしたが、酷い選択肢が選ばれてしまいました。
 東京新聞によると【民進新代表に前原氏 一騎打ち、枝野氏破る】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017090101001645.html)、《安倍晋三首相に対峙し、政権交代可能な勢力を目指す》そうです。
 また、アサヒコムによると【前原圧勝の決め手は「共産党以外の野党」との選択肢】(https://dot.asahi.com/dot/2017090100069.html)、《前原氏は勝利後の演説で「国民に新たな選択肢を示す」と訴えた…小池百合子東京都知事に近い「日本ファーストの会」も含め、共産党以外の野党との選挙協力に意欲を見せた》そうです。

 「」の味方を装いつつ、アベ様に擦り寄り、「使」と闘わない日本労働組合総連合会はそりゃぁ、大喜びでしょうょ、偽メール事件からの再登板、日本会議シンパ・前原誠司民党新代表が選ばれましたので。早速、《安倍晋三首相に対峙し》、《国民に新たな選択肢を示す》そうですが、民」と共に「進」む気も無く、99%民衆の味方になる気も無い民進党に、結果として、完全に脱皮。
 消費税増税・野党共闘拒否(自民党亜種トファへ擦り寄り)・壊憲…「癒」党へ脱皮・変態する民進。コレが《対峙》? コレが《選択肢》?? 「アベ様に擬態」してるだけで、自公と区別不能。やってることはアベ様と同じで、争点になり得ず。コレでどっちをどう選択するの? 民進の最後の砦、譲れないはずの拠り所、脱原発もきっとじわじわと、気付かないうちに「アベ様に擬態」し、核発電「麻薬」に溺れていることでしょう。

 ブログ主は民主や民進に投票したことはありません。今後も、このままでは、絶対に投票することは無いでしょう。今回の党首選の結果など、どうでも良いことです。そもそも全く期待していませんから。さっさと、自公お維トファと合体してくれれば、野党支持者に民進への妙な期待をさせなくしてくれる訳で、万々歳なのですがね。野党共闘の足を引っ張るのは、コレで御終いにして下さい。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1880943.html

政界地獄耳
2017年9月1日8時46分
民進の新代表に望むこととは

 ★元外相・前原誠司と元官房長官・枝野幸男が争う民進党代表選は、今日1日の臨時党大会で新代表を選ぶ。党は代表選を大いに盛り上げたが、党代表・蓮舫と同幹事長・野田佳彦執行部の低調路線が党勢を低下させ、離党者を増やした。代表候補の2人は結党以来のベテランだが、中堅議員時代に政権を担い中枢で働いたからこそ、党の魅力や弱点も知り尽くしているはず。次世代の人材育成や人材発掘も視野に入れなくてはならない立場だ。党勢拡大に努力するとともに、国民が選択肢として選べる政党にしてほしい。

 ★その意味でも、新執行部は選挙の禍根を残さず、蓮舫が敷いたような人事をせず、ドンドンと思うように進めればいい。評価するのは有権者だ。ところがその流れに水を差す発言が、相変わらず口は出すが、票を出さない連合からあった。先月30日、都内で講演した連合会長神津里季生は、10月の3補選を含む衆院選での共産党との共闘について、「民進党が共産党に頭を下げて『票をください』と言っているように見える。こんなことはあってはならない」と、野党共闘に強い反発を示した。また「連合は、共産党の影響をどうやって排除するかということで闘ってきた。選挙戦で、同じ事務所で一緒にやりましょうなんてことはあり得ない」とした。

 ★安倍政権と労働法改正でこっそりまとめようとして失敗した連合は、どの口で言うのか。連合が出す票が足りなくて、民進党が勝てないから選挙協力するという現実の改善なくして、どこが最大の支援団体なのか。連合が各選挙区であと3万票上乗せすれば、解決する話だ。組織内候補だけは当選させ、民進党全体に力が及ばないが、お口だけは一人前の支援団体の寝ぼけた話をはねつける力も、新代表に持ってもらいたい。(K)※敬称略
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●自公お維トファへどうぞ、どうぞ! …室井佑月さん「野党はほんとうに99%民衆の味方なのか」

2017年08月09日 00時00分54秒 | Weblog


アサヒコム(週刊朝日)のコラム【室井佑月「答えは簡単」】(https://dot.asahi.com/wa/2017080200011.html)。

   『●室井佑月さん「もう嫌だよ。この国の人間として、
       恥ずかしく思う。…非文明的な国みたいじゃないの」!?
   『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
          「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?
   『●室井佑月さん「小池都知事…考え方は安倍首相に近い」
             「自民党っていう看板を付け替えただけじゃん」
   『●アベ様の《積極的平和主義》を愛し、
      「子育ての党」を詐称する公明はとっくの昔に一線を越えている
   『●室井佑月さん、「安倍総理、会食のメンバーを
      代えてみたらいかがでしょうか?」…針のムシロで

 《つまりあたしがいいたいことは、そういう安倍政治の本性はバレつつあるが、支持率が上がらない野党はほんとうに99%民衆の味方なのかってこと。あ、ごめん、ごめん。ごまかさないでいうわ。落ち目であっても今のところ、最大野党である民進党はどうなの、っていいたい》。


 壊憲や核発電をやりたい方、「民」と共に「進」む気などないらしい方々は自公お維トファへどうぞ。《連合は共産党が嫌だから、野党共闘の邪魔をする99%の民衆側につくなら、その答えは簡単でしょう?
 東京新聞の記事【細野氏が民進離党検討 改憲姿勢に不満 新党結成を視野】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017080402000129.html)によると、《細野豪志…離党を検討したいと周囲に漏らしていることが分かった。新党結成を視野に入れているとみられる。自身が立ち上げた党内グループで四日に対応を協議する》。新党などと言わず、自公お維トファにすんなりと行けば? ほとんど話題にもならず、まさか、離党話が立ち消えなんてことにならないようにしてほしいもの。「民」と共に「進」む気などないなど、野党には要らない。

   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
    《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
     そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
     出馬表明済み…新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、
     泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
     野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
     民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
     「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》

   『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、
     そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって…ってことだわな」
    「民進党は、「民」と「進」む気はあるのか? テイクテイクテイクばかり
     していると…皆にそっぽを向かれますよ。室井佑月さんは、《民主党は、
     国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない》と言います。同感です。
     壊憲阻止で共「闘」することが第一です。でも、連合電力総連
     配慮して核発電再稼働を進めるようであれば、民心は離れていくことは
     必至です。民進党の踏ん張りどころ。「道」を踏み誤ってはいけない

   『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
           「冗談」のような公約…投票したオメデタイ皆さん
    「そもそもウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
     「冗談」のような自民党の公約…自公や「癒(着)」党に投票した
     オメデタイ皆さんたち。「あとの祭り」。加速度的に破壊されていくニッポン。
      今回の強行採決、死ぬ気で「民」と共に「進」むべき党が、
     ヒヨッタことにも大変に大きな原因があります」

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https://dot.asahi.com/wa/2017080200011.html

室井佑月「答えは簡単」
更新 2017/8/3 07:00

     (室井佑月氏は、安倍政権の支持率低下を利用できない
      民進党に発破をかける。(※写真はイメージ))

 作家・室井佑月氏は、安倍政権の支持率低下を利用できない民進党に発破をかける。

*  *  *

 安倍政権の支持率、時事通信での29.9%につづき、ANNの世論調査でも29.2%と3割を切った。

 となれば、野党の支持率が急激に上がっても良さそうなのに、そこはそうでもなさそう。なんでだと思う?

 経済評論家の植草一秀さんが7月17日、ご自身のブログに「アベノミクスで99%主権者の生活はズタズタだ」というコラムを書いておられた。ちょっと紹介しよう。

 まずコラムは「安倍政治の本質は何か。」という言葉からはじまっている。で、結論。

   〈安倍政治の本質は「巨大資本のための政治」である。
    「巨大資本」の本尊は「ハゲタカ」である。(中略)そして、
    安倍政治とはハゲタカの利益極大化を目指す政治なのである。
    (中略)ハゲタカ巨大資本対私たち主権者は、1%対99%と
    言い換えることができる。この1%のハゲタカ巨大資本にとって、
    最大の敵は99%の主権者、民衆なのだ。(中略)99%勢力とは
    民主主義そのものを指している。そこで彼らが採る戦略が「弾圧」なのだ〉

 わかりやすい! つまりあたしがいいたいことは、そういう安倍政治の本性はバレつつあるが、支持率が上がらない野党はほんとうに99%民衆の味方なのかってこと。

 あ、ごめん、ごめん。ごまかさないでいうわ。落ち目であっても今のところ、最大野党である民進党はどうなの、っていいたい。

 もういいんじゃないの、組織票なんて当てにせずとも。はっきりいえば、連合などに媚を売らなくても

 残業代ゼロ法案についても一時は条件付きで容認したし、あそこはやっぱり大企業の労働組合99%とは相いれない

 むしろ、あそこに都合良く使われる民進党であるから駄目なんじゃないの?

 あそこと手を切る勇気があったら、「原発ゼロ」と早々に打ち出せたのに。これって大きいことじゃんか。

 電力会社って、一昔前の権力の象徴だ。古い力ばかりを優遇してどうする? それって、新しい産業や雇用の邪魔にもなる。

 1%の人はずっと1%。99%の人もそう。それがたまらなく嫌だとみんな思っているのに。

 近所で共産党の小池晃さんの講演会があって、足を運んだら、彼はこういっていたぞ。

   「大企業の内部留保は400兆円もある。それを赤ちゃんから
    お年寄りまで全員で分けたら、1人300万円にもなる。
    お金が隅々まで分配される世の中になれば、みんな車だって
    カメラだってもっと買うでしょ」って。
    「それが良い世の中なんじゃないか」って。

 そうそう、小池さんはウケをねらって、野党共闘、

   「この道しかない!

 と叫んでた。「まだ道半ば!」とも。笑ったわ。

 弾圧なんてされてたまっか! まだ笑える余裕のあるうちに声をあげないと

 連合は共産党が嫌だから、野党共闘の邪魔をする99%の民衆側につくなら、その答えは簡単でしょう?

※週刊朝日 8月11日号
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●テイクテイク…な「民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない」「なぜ偉そうに上から目線」

2016年11月20日 00時00分16秒 | Weblog


日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/助けられる立場なのに偉そうな民進】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1739625.html)。

   『●瀬戸際、分岐点: 神保哲生氏、
     「野党は…あれだけ抵抗した安保法反対は本物だったのかが問われます」
    「nikkan-gendaiの記事【主張も“封印”し現実路線に
     志位共産党「野党共闘」への本気度】」
    《だが、「違憲の安保法廃止」と「集団的自衛権行使を容認した
     昨年7月の閣議決定取り消し」への共産党の覚悟は、
     想像を超えるハンパなさだ……神保哲生氏……むしろ他の野党は、
     共産党と共同戦線を張れないのなら、あれだけ抵抗した
     安保法反対は本物だったのかが問われます


 《民進党の議員が次点に泣かないようにするための共闘で、メリットは民進党にばかりある。つまり、共産党が候補者を出さずに民進党の候補者を助けるという話なのに、なぜ偉そうに上から目線なのだろうか…「民進党が強くて国民の支持があれば何の問題もない。民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない」(野党関係者)》。

 相変わらずテイクテイクテイク。何か大きな誤解、ないしは、勘違いをしているのではないでしょうか?、死ぬ気で「民」と共に「進」むべき党は。コラムでは、《自公と補完勢力…。今の民進党は補完勢力に近いといえる》とも。
 TPPでもヒヨリ、結果として強行採決のスキを与えた大罪をまたしても犯している。そして、アベ様ら核発電「麻薬」患者に、次々と寿命核発電所までも再稼働を許すこととなっているが、そこにも民進党は貢献している言わざるを得ない。「連合傘下の電力総連」の顔色ばかりうかがっている。
 《民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない偉そうに上から目線》をいつまで続けるつもりだろうか? 狂ったアベ様政権の「政」をストップする気は全くないようだ。

   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
    《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
     そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
     出馬表明済み…新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、
     泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
     野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
     民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
     「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》

   『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、
     そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって…ってことだわな」
    「民進党は、「民」と「進」む気はあるのか? テイクテイクテイクばかり
     していると…皆にそっぽを向かれますよ。室井佑月さんは、《民主党は、
     国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない》と言います。同感です。
     壊憲阻止で共「闘」することが第一です。でも、連合電力総連
     配慮して核発電再稼働を進めるようであれば、民心は離れていくことは
     必至です。民進党の踏ん張りどころ。「道」を踏み誤ってはいけない」

   『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
           「冗談」のような公約…投票したオメデタイ皆さん
    「そもそもウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
     「冗談」のような自民党の公約…自公や「癒(着)」党に投票した
     オメデタイ皆さんたち。「あとの祭り」。加速度的に破壊されていくニッポン。
      今回の強行採決、死ぬ気で「民」と共に「進」むべき党が、
     ヒヨッタことにも大変に大きな原因があります」

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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1739625.html

政界地獄耳
2016年11月18日8時54分
助けられる立場なのに偉そうな民進

 ★第7回中央委員会総会(7中総)での連立政権構想について、民進党代表・蓮舫が「共産党の片思いの話」と発言したことを受けて、17日、共産党委員長・志位和夫は会見で同党の「野党連合政権」構想について「選挙協力の条件という位置付けではない。話し合いの中で合意を得たい」と述べ、修正に終始した。だが民進党のいじめには生産性はない。蓮舫が片思いというなら、あと数万票が民進党にも連合にも出せないで、民進党の議員が次点に泣かないようにするための共闘で、メリットは民進党にばかりある。つまり、共産党が候補者を出さずに民進党の候補者を助けるという話なのに、なぜ偉そうに上から目線なのだろうか

 ★共産党との路線の違いや、いやそもそも今の民進党の議員は、共産党の綱領を知っているだろうか。ただただ50代以上の連合幹部に不安感をあおられてのことだろう。昨年9月、志位は「国民連合政府」構想を発表。そののろしは、その年の9月の岩手県知事選で現職の達増拓也を民主、維新、生活、共産が支援するところから始まったと言っていい。政治状況は多少変わったが、自民党の1強多弱の構図は変わらない。それを打破すらできずに軽口をたたくのは早計だ。

 ★民進党こそ今党内で政策論議が行われたら党が空中分解するのは明白それを壊さないように支えているのが野党共闘でもある。「民進党が強くて国民の支持があれば何の問題もない。民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない」(野党関係者)。7中総の決議では冒頭に「自公と補完勢力対野党と市民の共闘」を打ち出した。今の民進党は補完勢力に近いといえる。(K)※敬称略
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●新潟県知事選: 自公推薦候補者に騙されてはいけない…確実にあの東京電力のアレを再稼働させる

2016年10月10日 00時00分55秒 | Weblog


東京新聞の山口哲人記者による記事【再稼働争点 接戦 新潟県知事選、16日投開票】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016100802000135.html)。

 《東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市など)の再稼働問題が争点に浮上し、…を、反対姿勢を鮮明にした共産、生活、社民三党推薦の医師米山隆一氏(49)が猛追》。

   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?
                         ――そう疑わざるを得ない」
     《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?
      ――そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
      出馬表明済み…新潟県には東電柏崎刈羽原発があるが、
      泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
      野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
      民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
      「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》

   『●誰が為に核発電所は再稼働?…この酷暑、
       「電力各社が供給力に余裕をもって乗り切った」
   『●東電柏崎刈羽原発再稼働!?: 
     《第一原発事故を検証しない限り…》とする泉田裕彦新潟県知事の正論
   『●「福島の声」を聞き、避難者に寄り添っていたのは 
      アベ様ら?、それとも、経産省前テントひろばの皆さん?
   『●九州電力に「普通の社会通念」が通じるか?: 
      三反園訓鹿児島県知事が川内原発を「直ちに一時停止」要望
   『●クダラナイ理由で命を賭して伊方プルサーマル核発電再稼働…
                   「国民の安全よりも、大切なのはカネと選挙」
   『●残念な「泉田裕彦新潟県知事「出馬撤回」事件」: 
       「原子力ムラはニンマリ」「東電の高笑い」で良いの?
   『●NHK解説委員長、原発は人間の手に負えないモンスター
             …「アベ様のNHK」発の核発電政策への波紋

 新潟県知事選、「原子力ムラはニンマリ」「東電の高笑い」では絶対にイケない。
 自公推薦候補者は、《街頭演説で「国の言うことをうのみにしない」と強調し「泉田知事が育てた(原発の安全管理に関する)県の技術委員会の意見をしっかり聞き、安全という確信がなければ反対と言う覚悟がある」と踏み込んだ》…なんてのに、騙されてはいけないです。
 自公推薦候補者は選挙に勝てば、絶対に、3.11に何の責任もとらないあの東京電力アレ、つまり柏崎刈羽を再稼働させるに決まっています。《審査が通れば、事故を起こした東電では初めてで、しかも福島第一原発と同型の原子炉が初めて再稼働に動きだすことになる》、絶対に。2010年11月の沖縄県知事選で、仲井真弘多元知事が再選され、その後どんな経過をたどり、今日の沖縄の惨状がもたらされたかを、新潟県民の皆様も、思い出すべきです。「本土」マスコミはほとんど報じませんが、辺野古高江で、一体何が起こっているでしょうか? 《本人は打ち消している形》と見せつつ、《安全という確信がなければ反対と言う覚悟》という口ぶりは、仲井真氏にそっくりだ。選挙が終われば、手のひらを返すに決まっています。

   『●菅総理の内心2010年11月30日
    「菅総理は内心小躍りしていることでしょう、これで県「内」移設の目途が
     立ったということですから…再選された知事は、直後に、「県外」堅持と
     ししつつ、「議論の門戸は閉ざさない」としている」

   『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
        2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に

   『●仲井真氏は「空手形」を承知の上で「いい正月」を
      迎えていたのでは?・・米側が「空想のような見通し」と


 《政府のエネルギー基本計画に「立地自治体等の理解」を得ることが明記されるなど、知事の意向は無視できない》。核発電「麻薬」中毒な知事を誕生させてはいけません。新潟県民の皆さん、自公推薦候補者に騙されてはいけない…確実にあの東京電力のアレを再稼働させるつもりです。賢明な投票行動を、遠い地から伏して、お願いします。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016100802000135.html

再稼働争点 接戦 新潟県知事選、16日投開票
2016年10月8日 朝刊

     (新潟県知事選の候補者の街頭演説を聴く有権者
      =7日、新潟県内で(一部画像処理))

 十六日投開票の新潟県知事選が接戦になっている。東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市など)の再稼働問題が争点に浮上し、自民、公明両党推薦の前長岡市長森民夫氏(67)を、反対姿勢を鮮明にした共産、生活、社民三党推薦の医師米山隆一氏(49)が猛追しているのだ。 (山口哲人


■「実質的共闘

 「国から再稼働を認めるか問われたら認められないと申し上げる

 七日夜、新潟市のJR新潟駅前。米山氏は街頭演説で、歩道を埋め尽くした市民らに力説した。民進党の松野頼久衆院議員、共産党の志位和夫委員長、生活の党の小沢一郎共同代表、社民党の福島瑞穂副党首も応援に駆け付け、米山氏への支持を訴えた。

 東電は柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向け、二〇一三年九月、原子力規制委員会新規制基準への適合性審査を申請した。審査が通れば、事故を起こした東電では初めてで、しかも福島第一原発と同型の原子炉が初めて再稼働に動きだすことになる

 法的には再稼働に対する地元同意の規定はないが、政府のエネルギー基本計画に「立地自治体等の理解」を得ることが明記されるなど、知事の意向は無視できない。米山氏は、原発事故などの検証を求め、再稼働への厳しい姿勢を貫いてきた現職の泉田裕彦知事の路線継承を宣言。陣営は、再稼働に反対する県民の受け皿になるため、争点を原発に絞り込んでいる。

 民進党は、候補者選定ができないでいるうちに最大の支持団体の連合新潟が森氏支持を決定したため、自主投票にとどめた。

 だが所属議員は積極的に米山氏を支援しており「実質的な共闘」(志位氏)で、四党の統一候補が自民党候補に勝利した七月の参院選新潟選挙区の再現を狙う


よぎる鹿児島

 森氏陣営や与党には告示前の余裕はなくなり、危機感を募らせている。九州電力川内(せんだい)原発の稼働への賛否が争点となった七月の鹿児島県知事選では、与党支援の現職が運転の一時停止を主張した新人に敗北。与党内には原発立地県で敗戦を重ねれば来夏の東京都議選や全国の地方選に波及しかねないとの懸念も漂う。

 自民党は週明けに二階俊博幹事長が新潟入りする。公明党も最近、党所属議員に支持拡大の徹底を指示し、てこ入れに懸命だ。

 森氏陣営は県民の原発への不信感を意識して、再稼働に関し「県民の安心、安全を最優先に対応を決める」と慎重な言い回しに終始。森氏は七日、三条市での街頭演説で「国の言うことをうのみにしない」と強調し「泉田知事が育てた(原発の安全管理に関する)県の技術委員会の意見をしっかり聞き、安全という確信がなければ反対と言う覚悟がある」と踏み込んだ。

 県の技術委は原子力や地震の専門家で構成され、東電が福島第一原発のメルトダウン(炉心溶融)を隠してきたと独自に指摘するなど活動への評価が高い。森氏が知事になれば、再稼働に向けた動きが速まるとの見方もあるが、本人は打ち消している形だ。

 知事選には元団体職員三村誉一氏(70)、行政書士後藤浩昌氏(55)も立候補している。


◆新潟知事選立候補者(届け出順)

  三村誉一(みむらよいち)70 (元)団体職員   無新 
  森民夫(もりたみお)67 (元)長岡市長   無新=自公
  米山隆一(よねやまりゅういち)49 医師      無新=共生社
  後藤浩昌(ごとうひろまさ)55 行政書士    無新 
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●「憲法九条…戦争放棄はGHQの指示ではなく、当時の幣原喜重郎首相の発意だったとの説が有力」

2016年05月03日 00時00分12秒 | Weblog


東京新聞の社説【憲法記念日を前に 「押し付け論」を越えて】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016050202000140.html)と、
記事【夏の参院選 岡田氏「9条が最大争点」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016050202000118.html)。

 《憲法九条です。戦争放棄はGHQの指示ではなく、当時の幣原喜重郎首相の発意だったとの説が有力》。

 《日本国憲法は、連合国軍総司令部(GHQ)に強いられたものであり、自らの手で作り替えたい》…押し付け? これまた、古い呪文、昔の名前をひたすら唱えるアベ様の自公政権。「積極的平和主義」を愛する公明党も壊憲をあと押し。自公お維大地こそが壊憲を市民に強いているし、押し付けている
 『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)にも、【改憲派の「日本国憲法は米国から押し付けられた」はデマだった! 9条が幣原総理の発案だったとの証拠が明らかに】(http://lite-ra.com/2016/02/post-2017.html)という記事があり、《改憲を示唆した安倍首相だが、彼を筆頭とする改憲タカ派や保守論壇がしきりに喧伝しているのが、“日本国憲法はアメリカから強要された”という、いわゆる「押し付け憲法論」…》とあります。

   『●アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
            ある平和学者の原義を跡形も無く破壊
    「真の平和主義学者とアベ様という積極的戦争主義者
     アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
     「ノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング博士」の原義を
     跡形も無く破壊している。博士が夢見てやまないこと、それらを
     叶えることなく壊憲していいのか? 原義を知ったうえで、
     アベ様がコピー(?)したとするならば、相当に悪質な改悪

   『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に: 
               「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい
   『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
      ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン
   『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
              欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う
   『●半田滋さん「(レーダーも武器搭載もない)
      TC90練習機を貸与しても無関係でいられるでしょうか」?
   『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
               「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい


 《夏の参院選で憲法9条見直しの是非を最大争点に位置付ける考えを示した。「安倍晋三首相は9条改正に何回も言及している。与党が参院で3分の2の議席を取れば改正するという意思表示だ」》。

 だからこそ、「民」と共に「進」む「民主党は、国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない(室井佑月さん)」。「野」党アベ自公と癒着ばかりする「癒」党を排し、平和主義を厳守し、壊憲に反対する「野」党で共に闘うつもりが民進党にあるのかどうか、「ネジレ」を取り戻せるかどうかはそれにかかっている。「20XX年、再び戦争が始まった…」ということが無いように、ラストチャンスは、いま。


   『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう
   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
   『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、そのうち死ぬ運命だったのに。
                     余計なことしやがって…ってことだわな」
    「民進党は、「民」と「進」む気はあるのか? 
     テイクテイクテイクばかりしていると…皆にそっぽを向かれますよ。
     室井佑月さんは、《民主党は、国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない
     と言います。同感です。壊憲阻止で共「闘」することが第一です。
     でも、連合電力総連に配慮して核発電再稼働を進めるようであれば、
     民心は離れていくことは必至です。民進党の踏ん張りどころ。
     「道」を踏み誤ってはいけない」

   『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に: 
               「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい
   『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
      ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン
   『●衆院北海道5区の方、補選で選ぶべき候補者は誰ですか?  
                 大西英雄氏が応援する候補者で良いの??
   『●「ネジレ」を取り戻すために重要な 
     2016年4月衆院補選: アベ様の政の評価は如何に?
   『●衆院北海道5区補選、大変に残念な結果に…
       なんとか4割の「眠り猫」の皆さんに目覚めてもらわねば
   『●選挙制度上の「差別」、そして、投票に行かなかった事、
           池田真紀さんに投票しなかった事を後悔すべき…
   『●20XX年、再び戦争が始まった…: 
      立憲主義を否定し、クーデターで壊憲しといて、そりゃぁないでしょ
    「20XX年、再び戦争が始まった…。2016年、アベ様の
     あのトンデモ「壊憲」草案が現実のものになり、坂を転げるように、
     戦争できる国へ…。その時、ジャーナリズムは死に絶え、
     アベ様の広報機関となり、チョビ髭をはやしたニッポンのヒトラーが再臨。
     民主党はテイクテイクテイクで自滅し、「思考停止」した高々25%ほどの
     自公投票者・「お維」支持者がアベ様を歓喜させたが故に、
     アベ様の恐怖の政が粛々と子どもらを戦場へ。核発電「麻薬」患者らは、
     『プルトニウムをつくる装置』=核発電所を次々に再稼働させ、
     それらは格好の周辺国の飛翔体の標的とされることに…。
     悪いことは重なるもので、九州では火山が大噴火し、ニッポンの
     あらゆる地域が核発電所の「地元」であることを思い知ることになった。
     2045年、小出裕章さんの予言通り、「国破れて、山河も無く」、
     真の意味でニッポンは終わり、終戦を迎えた。
      唯一引き返す最後のチャンスは2016年の参院選だった。
     救世主など必要なく、50%の「眠り猫」が目覚め、ネジレ
     取り返すことさえできていれば…」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016050202000140.html

【社説】
憲法記念日を前に 「押し付け論」を越えて
2016年5月2日

 日本国憲法の公布から今年で七十年。改憲論者は占領下に押し付けられたことを改正が必要な根拠に挙げますが、本当に押し付けだったのでしょうか

 今月下旬に開催される主要七カ国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向けて欧州各国を歴訪中の安倍晋三首相にとって、夏の参院選は負けられない戦いでしょう。

 憲法改正の発議に必要な三分の二以上の議席を、衆院に加えて参院でも確保して改正発議に道を開くというのが、首相の改憲シナリオです。参院選は、その道を開くかどうかの分岐点になります。


◆「自主的改正」を党是に

 安倍首相が率いる自民党は一九五五(昭和三十)年の結党以来、「現行憲法の自主的改正」を党是に掲げてきました。自民党が「改憲政党」と言われる所以(ゆえん)です。

 敗戦と占領の記憶が生々しい当時、いわゆる「保守」政治家にとって日本国憲法は、連合国軍総司令部(GHQ)に強いられたものであり、自らの手で作り替えたいとの思いが強かったのでしょう。

 結党時に採択された自民党の「政綱」には「現行憲法の自主的改正をはかり、また占領諸法制を再検討し、国情に即してこれが改廃を行う」と明記されています。

 しかし、憲法改正はこれまで必ずしも最優先の政治課題ではありませんでし。「国民政党」を自任する自民党内には、憲法改正に慎重な人たちもいましたし、幅広い支持を得るためには、経済政策や社会保障を優先させなければならない事情もあったからです。

 一変するのは二〇〇六年、「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍首相の登場です。

 憲法改正を目指しながら、日米安全保障条約の改定後、志半ばで退陣した、祖父である岸信介元首相の「遺志」を受け継ぎたいとの思いもあったのでしょう。


◆帝国議会で修正重ねる

 首相が憲法改正を必要とする理由の一つとして挙げているのが、その制定過程。憲法はGHQに押し付けられたとの見方です。

 首相は国会で、次のように述べています。

 「日本が占領下にある当時、日本国政府といえどもGHQの意向には逆らえない中、この憲法が極めて短い期間につくられた」

 今の日本国憲法は、明治期に欽定(きんてい)された(天皇が制定した)大日本帝国憲法を改正したものです。

 憲法改正案は首相の指摘通り、終戦直後、マッカーサー最高司令官率いるGHQの強い影響下で作成されたことは事実でしょう。

 しかし、改正案を作成した日本政府が、GHQ案をそのまま受け入れたわけではありませんし、改正案を審議した当時の帝国議会では、衆議、貴族両院で修正するなど、活発に議論されました。

 例えば、憲法九条です戦争放棄はGHQの指示ではなく、当時の幣原喜重郎首相の発意だったとの説が有力です。

 第一項の冒頭にある「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」という部分や、第二項の冒頭に「前項の目的を達するため」との文言を加え、自衛権を保持しうることを明確にしたとされる「芦田(均)修正」はいずれも、衆院での修正です。

 貴族院の修正では、公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する、ことなどを盛り込みました。前文は、両院で修正され、文言が練られています

 GHQが押し付けたものを、唯々諾々とそのまま受け入れたわけではありませんむしろ圧力を利用して旧弊を一掃し、新生日本にふさわしい憲法を自らの手でつくり上げたのです。

 「斯(カ)クノ如(ゴト)キ良イ憲法」

 「憲政の神様」と呼ばれる尾崎行雄衆院議員は改正案を審議する本会議で新憲法を高く評価し、実行する大切さを説きました

 なにより重要なことは、公布後七十年もの長きにわたり、主権者たる国民自身が憲法改正という政治選択をしなかったことです。憲法に耐えがたい不都合があるのなら、賢明なる先人は憲法を改正する道を選んだはずです。


◆戦後の繁栄・信頼の礎に

 憲法の理念である国民主権平和主義基本的人権の尊重は、公布七十年を経て日本国民の血肉と化しました。戦後日本の経済的繁栄と国際的信頼の礎です。

 改正手続きが明記されている以上、現行憲法は改正が許されない「不磨の大典」ではありません議論を深め、必要なら国民に堂々と問い掛ければいい

 しかし、改正を求める意見が国民から澎湃(ほうはい)と沸き上がっている政治状況とは、とても言えません

 にもかかわらず、改正を強引に進めるとしたら、内容よりも改正自体が目的になってはいないか。誤った押し付け憲法論」は乗り越えなければならないのです。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016050202000118.html

夏の参院選 岡田氏「9条が最大争点」
2016年5月2日 朝刊

 民進党の岡田克也代表は1日、夏の参院選で憲法9条見直しの是非を最大争点に位置付ける考えを示した。「安倍晋三首相は9条改正に何回も言及している。与党が参院で3分の2の議席を取れば改正するという意思表示」と述べた。宮崎市で記者団の質問に答えた。

 同時に「自民党改憲草案の最大の問題として9条を見直し集団的自衛権行使を容認する点を挙げ「民進党の参院選マニフェスト(政権公約)に平和主義を守るうしっかり書き込み、訴える。大いに論争したい」と強調した。
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●「ちっ、ほっといたら民主なんて、そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって…ってことだわな」

2016年03月23日 00時00分12秒 | Weblog


asahi.comの記事【室井佑月「正直、党名なんて、どうでもいいのですよ」】(http://dot.asahi.com/wa/2016031500141.html)。

 《こりゃあ、国民の気持ちを汲んで、野党は共闘すると決めたって信じていいね? 信じていいねっ? もう一度、念を押していってみる。もちろん、民主党の岡田代表にむけていっている。あなたのところには、考え方がアベ様寄りな議員が数人いるではありませんか? 野党共闘がこんなに遅くなったのは、…》。
 《自民党の谷垣幹事長は、「政権交代可能な態勢をつくるところで、民主党にとっては自殺行為だ」と述べたらしい。つまり、(ちっ、ほっといたら民主なんて、そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって)ってことだわな》。

 民進党は、「民」と「進」む気はあるのか? テイクテイクテイクばかりしていると…皆にそっぽを向かれますよ。室井佑月さんは、《民主党は、国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない》と言います。同感です。壊憲阻止で共「闘」することが第一です。でも、連合電力総連に配慮して核発電再稼働を進めるようであれば、民心は離れていくことは必至です。民進党の踏ん張りどころ。「道」を踏み誤ってはいけない。

   『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
        倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」
    《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
     そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
     出馬表明済み…新潟県には東電柏崎刈羽原発があるが、
     泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
     野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
     民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
     「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》


 《公明党の山口代表にいたっては、「政策的な立場の違いもあり、その後どうするかという展望も不透明な中で、果たしてどれほどの大義名分があるのか」だって。それをあなたがいう? おもしろすぎますぞ。もしかして動揺してんじゃね? だとしたら、勝つための野党共闘は間違いじゃなかったということだ》

 大爆笑しました! アベ様の唱える「積極的平和主義」を愛する公明党に「果たしてどれほどの大義名分があるのか」? 「平和を愛する」らしい「学会さん」のお一人お一人に、是非、聞いてみたいものだ。

   『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう
    「的」を「矢」だと言い、TPPでは嘘を吐き番犬様に尻尾振る
     リングに上がることも出来ないアベ様に「参院選勝ち抜」かせる
     なんて、あってはダメでしょう。先日の壊憲クーデター
     忘れるわけにはいきません。沖縄でやっていること
     忘れてはいけません。一人でも多くの非「国民政党」自民党の
     国会議員やアベ様の「積極的平和主義」を愛する公明党の議員を
     落選させ、まずは「ネジレ」を取り戻す必要があります」

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http://dot.asahi.com/wa/2016031500141.html

室井佑月「正直、党名なんて、どうでもいいのですよ」
 (更新 2016/3/16 07:00)

      (正直、党名なんて、どうでもいいのですよ(※イメージ))


 今夏の参院選に向け、野党5党は連携を進めている。作家・室井佑月氏は、この動きを応援したいという。

*  *  * 

 5野党は頻繁に会談を行っているようだし、合流が決まった民主と維新は新党の名前を考えはじめているみたいだし、共産党は1人区の候補を大量に取り下げると決意したみたいだし、こりゃあ、国民の気持ちを汲んで、野党は共闘すると決めたって信じていいね

 信じていいねっ

 もう一度、念を押していってみる。もちろん、民主党の岡田代表にむけていっている。

 あなたのところには、考え方がアベ様寄りな議員が数人いるではありませんか? 野党共闘がこんなに遅くなったのは、それらの議員が個人プレーで「共産党なんかと組めるか」発言をしたり、集団的自衛権行使に対する自分の意見(廃止ではない)を発表したりしていたからではありませんか? しかも、その人たち、民主の中でけっこうのさばっている人たち

 その人たちを切っても、参院選は、安倍政権打倒&安保法廃止で、戦うって決めたんだよね。もう心は動かないよね。

 なら、応援するわ。自民党も公明党もいい反応だし。

 やっぱ、共産党が野党共闘に向け、多くの独自候補を取り下げる方針を打ち出したことが大きかった。

 自民党の谷垣幹事長は、

   「政権交代可能な態勢をつくるところで、民主党にとっては自殺行為だ」

 と述べたらしい。

 つまり、

   (ちっ、ほっといたら民主なんて、そのうち死ぬ運命だったのに。
    余計なことしやがって

 ってことだわな。悔しかったら民主党は、国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない。死ぬのをただ待つよりはいい。
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●同感…「民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」

2016年02月08日 00時00分22秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【野党共闘で民主また迷走 参院選新潟選挙区に独自候補擁立】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174686)。

 《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が出馬表明済み…新潟県には東電柏崎刈羽原発があるが、泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、民主党本部はそれに従った…民主党にとっては「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》。

 やはりね…民主党には期待していないので失望も小さい。それにしても、理由がアホすぎます。「再稼働反対・脱原発」に連合が反対するから、だそうです。「打倒アベ様」で協力しあえば、腐った政権を倒せるというのに、みすみすそれを見逃すどころか、邪魔をしているとしか思えない。このままでは、来る参院選で、民主党は壊滅では? 「上から目線」もそこまで?

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174686

野党共闘で民主また迷走 参院選新潟選挙区に独自候補擁立
2016年2月5日

     (残念な2人(枝野幹事長=左と岡田代表)(C)日刊ゲンダイ)

 民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ないのが、現職の衆院議員を鞍替え出馬させる参院選新潟選挙区での異例の擁立劇だ。

 新潟では昨年から、野党4党(民主、維新、社民、生活)に連合新潟、市民団体も加わって統一候補の擁立を協議してきた。すでに維新の新人、米山隆一氏(48)と生活の元職、森裕子氏(59)が出馬表明済みで、民主党は独自候補を事実上断念というムードだったのが、先月末になって突如、県連代表の菊田真紀子衆院議員(46)の擁立を決定。

 民主は「現職衆院議員が決断したのだから、野党候補はウチでまとまるべき」という上から目線で、事前に相談されていなかった維新と生活は不満タラタラだ。

   「森裕子さんについては、民主党が候補者を立てられないため、
    市民団体が出馬を要請した面もありました。ところが、
    民主党は『絶対に森ではダメだ』と、現職の衆院議員を
    鞍替えさせる“禁じ手”まで使って、党本部がトップダウンで
    押し切った。地元の常任幹事会にわざわざ枝野幹事長が
    出向いて説明したそうです」(地元記者)

 野党共闘にヒビが入るのも構わず、民主党が強硬策に出たウラには、ズバリ「原発」が見え隠れする

   「新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、泉田知事は
    再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが野党統一候補に
    なることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、民主党本部は
    それに従ったということです」(野党関係者)

 結局、民主党にとっては「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということだ。生活の小沢一郎代表が2日の会見で、「こういうやり方をしているようでは、民主党主導の野党共闘は非常に難しくなる」と批判したが、まったくその通り。

 有権者の民主党離れも、さらに加速することになる。
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●当該選挙民が責任を持って原発推進議員に落とし前を

2012年09月03日 00時00分41秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012090102000122.htmlhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012090102000132.html)と社説(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012090202000106.html)。

 民主党の「ほかの脱原発派の議員も「原発ゼロ」を明確に打ち出す必要性を強調」って、誰がそんな議論を信じられようか。彼らの云う「原発ゼロ」は、第一、いずれにしろ2030年まで原発を運転しましょうってことでしょ。ばかばかしい。それに、選挙が終われば、そんな議論もご和算にするつもりでしょうし。本気なら「今、大飯を止めろてみろ」ってことです。あれだけ多くの人が反対し、結果として、全く再稼働の必要がなかったのに、首相の責任で大飯原発を動かす決断をしたのだから、すぐに止める決断もできるはず。
 関電の社長は大飯原発の稼働を続けたいなどと、大ボケをかましている。他の原発も、全く必要が無いにもかかわらず、再稼働したくてしょうがないようだ。

   「原発維持派の直嶋正行元経済産業相は「原発をゼロにした場合、
    日本経済を維持できるのか。経済や雇用への影響を議論すべきだ」
    と反論。電力総連出身の藤原正司参院議員は「(人類滅亡の)
    ノストラダムスの大予言があったが、地球はまだある」と述べ、
    原発ゼロの議論は現実的でないと指摘」。

ノストラダムスって、フザケすぎ。首相や枝野氏達を含め、彼らに投票した選挙民が責任を持って彼らを落選させるべき。彼らに投票し続けるのは未来の人々への犯罪的行為であり、また、東京電力原発人災の被災者・被曝者への冒涜である。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012090102000122.html

民意遠ざかる首相 全国一軽い一票千葉4区
2012年9月1日 朝刊

 二日で野田内閣発足から一年。当初、自らを泥くさいドジョウにたとえた野田佳彦首相は、原発再稼働、消費税増税、民意からかけ離れた決断を繰り返してきた。その首相の地元・千葉4区(船橋市)は実際、全国で一番民意が届きにくい選挙区でもある。議員一人を選出するのに必要な人口が最多、つまりは一票が最も軽い。違憲状態とされる「一票の格差」の是正も先行きは不透明なままだ。 (森本智之)

 「十年以上前、船橋でつじ立ちしている野田さんを見て、実にすばらしい人だと思いました。あのころを思い出してください」。八月二十二日、「首都圏反原発連合」の一人、派遣作業員若林一彦さん(59)は、官邸での野田首相との面談でそう話しかけた。
 船橋市に住んでいた時に数回、つじ立ちを見かけた。「路地裏の居酒屋で一般の市民が話題にしているようなことを、政治に反映したい」と話したのが印象に残ったという。「今は私たちの意見を聞くふりだけしている」

    ◇

 市民も距離を感じている。「駅前に立っていたころに比べると縁遠くなってしまった」と船橋駅前の駐輪場管理員の藤川具之さん(69)。選挙になれば意思を一票のかたちで直接伝えることができるが、その価値は、全国で一番低い。二〇〇九年の衆院選で有権者数が最多の千葉4区と最少の高知3区の一票の格差は二・三〇倍。最高裁は昨年三月の判決で「違憲状態」と判断した。その後格差はさらに拡大している。
 駅前で、何人かの市民に話を聞いてみたが「ピンとこない」「難しい」と、関心は薄い。しかし全国で一票の格差訴訟を起こしている升永英俊弁護士は「住んでいる場所で一票の価値が違うのは、一票の住所差別だ」と強調する。
 升永弁護士によると、二〇一〇年参院選当時の有権者数と選挙区の定数をもとに試算すると、有権者数の少ない三十選挙区三千四百万人で参院議員七十四人を選ぶことになる。残り十七選挙区七千万人で七十二人。ほぼ同じ人数を当選させるのに、倍以上の有権者数が必要だ。選挙区がより細かい衆院でも、構図は変わらない。「これでは国会議員の多数決が国民の多数決とイコールにならない」
 通勤途中の会社員男性(46)は「政治家は自分の地位や懐に関わるから国民に説明してこなかった」と批判した。

    ◇

 脱原発を目指す市民らは、政治家が民意を反映しないことに対し、デモなどで直接、意思を表明する手段を選んだ。現在は、一票の受け皿を自ら作り出す動きも始まっている。市民団体「グリーンアクティブ」などは次期衆院選で二十人程度の候補者を擁立する方針。中心メンバーで、コピーライターのマエキタミヤコさん(48)は「一票の格差という憲法違反がそのままになっているのは、突っ込みどころ満載の今の政治を象徴している」と皮肉る。
 候補者の公募は近く本格化させるが、千葉4区は重点区の一つ。一票が軽い分、当選には大量の得票が必要となるが「向こうも同じだけ大変。選挙になればやることは同じなんじゃないでしょうか」と話している。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012090102000132.html

民主、「原発ゼロ」強まる
2012年9月1日 朝刊

 民主党の原発政策を議論するエネルギー・環境調査会(会長・前原誠司政調会長)は三十、三十一の両日、全議員を対象に意見交換した。脱原発派議員からは「党として明確に原発ゼロを打ち出すべきだ」との意見が続出。脱原発を求める世論を受け、原発維持派からも条件付きで容認する声も出始めており、「原発ゼロ」の意見が強まりつつある。 (金杉貴雄)

 「首都圏三千万人が避難する最悪の事故を想定すると、賠償額は福島第一原発事故規模の二百倍の千二百兆円となる。原発コストはほかの電源と比較にならないほど高い
 菅直人元首相はこう述べ、原発の発電コストが火力などより低いと見積もる政府の説明を疑問視。コスト面からも「原発ゼロ」を目指すべきだと表明した。
 ほかの脱原発派の議員も「原発ゼロ」を明確に打ち出す必要性を強調。政策誘導によって再生エネルギーや省エネルギーの技術革新が大幅に進み、新たな雇用や経済成長が達成できると指摘した。
 これに対し、原発維持派の直嶋正行元経済産業相は「原発をゼロにした場合、日本経済を維持できるのか。経済や雇用への影響を議論すべきだ」と反論。電力総連出身の藤原正司参院議員は「(人類滅亡の)ノストラダムスの大予言があったが、地球はまだある」と述べ、原発ゼロの議論は現実的でないと指摘した。
 だが、秋の衆院解散・総選挙が取りざたされる中、脱原発を求める世論に敏感になっている議員も少なくない。このため「脱原発派」対「原発維持派」の議論の構図に変化も出始めている。
 維持派が多い経済産業部門会議座長の田嶋要元経済産業政務官は「予備電源として原発を持ちながら、福島の目線で原発ゼロを打ち出すしかない」と表明。安井美沙子参院議員は「(民主党政権が打ち出した)原発の四十年運転制限に基づき二〇五二年にゼロにする。経済面を考慮しながらゼロを前倒しすべきだ」と主張した。
 調査会は来週中に意見をまとめる予定。「ゼロ」を打ち出すにしても、いつまでに達成するかを明示できるかがポイントだ。そうでなければ、説得力のない「原発ゼロ」になる。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012090202000106.html

【社説】
週のはじめに考える 「エネルギー選択の虚構
2012年9月2日

 ことしの夏は「原発ゼロでも大丈夫でした。政府は近く、二〇三〇年のエネルギー選択を提示する予定ですが、今夏の実績をどう受け止めるのか。
 まるで拍子抜けするような結果です。政府や電力会社は夏を前に「原発が動かなければ大停電になる」とか「日本経済が大混乱する」と言い続けてきました。
 野田佳彦首相が「仮に計画停電を余儀なくされ、突発的な停電が起これば、命の危険にさらされる人も出ます」とまで言い切って、関西電力大飯原発の再稼働を決めたのは六月八日です。

夏の電力は余っていた
 ところが本紙報道(八月二十九日付一面)によれば、関電管内では二十六日までの八週間で事前の需要予測を10%も下回り、原発なしでも余力があったことが分かりました。関電の広報担当者は「節電効果があり、現時点では原発がなくても供給力は維持できた」と認めています。
 これは予想とか分析ではなく、「はっきりした事実」です。政府の見通しは外れました。
 さてそうなると、多くの人が次のように考えるのは当然です。「今年の夏が大丈夫だったなら、なにも無理して原発を動かさなくてもいいのでは?
 それほど原発事故の怖さは身に染みましたなにより故郷を追われた十六万人の「さまよう人々」が、いまも不安ややり場のない怒りと葛藤しているのです
 素朴な疑問こそ本質を突いている。政府は人々の問いに真正面から答える必要があります。
 政府は六月末、三〇年の原発依存度を「0%にする」「15%にする」「20~25%にする」という三つの選択肢を示しました。これを基に、近くエネルギー戦略をどうするか決める予定です。

倒錯している政策手順
 どんな場合でも、将来の政策を考えるには、まず現状が前提になります。いまの時点で電力は足りているのかいないのか。原発の安全はきちんと担保されているのか。それが議論の出発点です。
 関電の電力需給は「余力があった」と判明しました。それだけではありません。独自に問題を検証している大阪府市・エネルギー戦略会議の調査では、西日本の六電力合計で約一千万キロワット分も余剰電力があったことが分かっています。万が一、関電だけでは足りなくなっても、各社でやりくりすれば十分な数字です。
 そうであるなら、三〇年を待たずに「いますぐゼロ」という選択肢だってあるはずです。少なくとも、議論のテーブルに上がっていなくてはおかしい。
 そもそも安全を担保する体制を整えないまま、三〇年の原発依存度を数字で決めようという姿勢が根本的に間違っています。
 原発を再稼働するなら安全を最優先にしなければなりません。ところが大飯原発を再稼働させた基準は泥縄式で決めた暫定措置でした。野田首相自身が記者会見で「これから三十項目の安全対策をやる」と言っています。
 それ自体、とんでもない話なのですが、それに加えて十八年後の原発依存度まで決めてしまおうとしている。先に数字を決めてしまったら、目標達成が最優先になって肝心の安全基準作りや基準順守がなおざりになる懸念がある。それでは元のもくあみです。
 原発を動かすなら、まず安全確保体制を整えて、それから国民の理解を得る。依存度が決まるのは結果にすぎません。つまり手順が完全に逆なのです。
 15%などの数字を決めた政府の審議会も形ばかりでした。それは議論をしている最中に、野田首相が原発は単に夏の電力確保のためだけでなく、社会全体の安定と発展のために引き続き重要だと発言した一件で明白です。「先に結論ありき」なのです。
 こういう政策手順の倒錯は消費税引き上げの経過ともよく似ています。本来、増税しようというなら、まず政府の無駄や非効率を改め使途を明確にして、国民に理解を求めなければなりません。
 ところが実際は公約破りに加えて、肝心の社会保障制度改革を後回しにした。その揚げ句、増税法案が成立したとたんに最初の話になかった公共事業拡大の大合唱です。だから国民は政府を信用しない。それが野田首相には分からないのでしょうか。

過小評価の原発コスト
 「原発を止めたら電力料金の大幅値上げが避けられない」という話も「増税しないと国債が暴落する」話にそっくりです。大本の燃料コスト削減に傾注すべき政策努力を棚上げして、脅し文句を並べるのはやめていただきたい。
 政府のコスト試算には被災者への賠償や除染、廃炉にかかる費用も極端に過小評価されています。議論の出直しが必要です。
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コメント
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