asahi.comの記事『おおさか維新、党名変更論の再燃も 京都補選で惨敗』(http://www.asahi.com/articles/ASJ4S4GF2J4SUTFK00B.html?iref=comtop_6_01)と、
東京新聞の社説【衆院補選 野党共闘に課題残す】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016042502000145.html)。
北海道新聞の記事【道5区補選の投票率57・63% 前回比0・8ポイント減】(http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263184-s.html)によると衆院補選の結果は以下の通り。細かくみると、池田真紀さんは、和田氏に千歳市と恵庭市で大きく引き離されていました。とても残念です。池田さんを応援された方に敬意を表しますし、お疲れ様でした。来る参院選での巻き返しに期待します。大変な選挙制度上の「差別」の中、池田さんは大善戦だったと思います(CMLの記事【[CML 042780] ご存知ですか 差別の北海道5区選挙制度】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2016-April/042883.html)参照)。「差別」に起因して、無意識に自公お維大地の候補者に投票している方々をコチラに振り向かせることももちろん大事ですが、やはり、ポイントの一つは投票率57.63%だと思います。4割にも及ぶ「眠り猫」の皆さんを揺り起こし、とにかく投票に行ってもらわねば、お話になりません。和田義明議員の今後の行動に注目し、投票に行かなかったこと、池田さんに投票しなかったことを後悔して頂くことも重要。
和田義明 135,842票
池田真紀 123,517票
一方、京都新聞の記事【民進・泉氏が圧勝 衆院京都3区補選、投票率は最低】(http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160424000145)によると、補選の結果は以下の通りなのですが、投票率は30・12%では、やはり、若干残念な結果と言わざるを得ません。7割の方が選挙に行くことさえしないというのは、どういうことなのでしょう…。無関心? 絶望?? 『●「絶望は愚か者の結論」を心に、壊憲を続けるアベ様に根気強く対抗を』するしかないと思いますし、無関心は『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」』に繋がる行為だと思います。
泉健太(民前) 65,051
森夏枝(お新) 20,710
小野由紀子(日新) 6,449
田淵正文(無新) 4,599
大八木光子(諸新) 2,247
郡昭浩(無新) 370
《おおさか維新は国政選挙での初陣となった衆院京都3区補選に惨敗した。党の顔だった橋下徹・前代表は昨年末に退任。参院選の全国展開に黄信号がともる》。
《与野党一騎打ちとなった衆院北海道5区補選は自民党候補の勝利に終わった。民進、共産など野党四党は候補者を一本化して臨んだが及ばず、夏の参院選に向けた野党共闘に課題を残す形となった》。
とにかく、京都3区の皆さん、「癒」党を蹴落としてくれて、有難う! 「野党」と「野」党との闘いではありませんでした。「癒」党に票が流れなかったことが救いです。あとの始末は、大阪の皆さんにお願いしたいところ。
来る参院選では、投票率がもっと上がり、4~7割の「眠り猫」の皆さんに起きて頂かないと、「ネジレ」を取り戻すのは難しい。自公お維大地の議員を一人でも落選させるように頑張りましょう。
『●アベ様に「参院選勝ち抜」かせてはいけない、「ネジレ」を取り戻そう』
『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」』
『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、そのうち死ぬ運命だったのに。
余計なことしやがって…ってことだわな」』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●自公お維大地を支持=「自らは安全地帯にいて
ナショナリズムをあおる政治家が姿を消さない」ニッポン』
『●衆院北海道5区の方、補選で選ぶべき候補者は誰ですか?
大西英雄氏が応援する候補者で良いの??』
『●「ネジレ」を取り戻すために重要な
2016年4月衆院補選: アベ様の政の評価は如何に?』
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【http://www.asahi.com/articles/ASJ4S4GF2J4SUTFK00B.html?iref=comtop_6_01】
おおさか維新、党名変更論の再燃も 京都補選で惨敗
2016年4月24日21時52分
おおさか維新は国政選挙での初陣となった衆院京都3区補選に惨敗した。党の顔だった橋下徹・前代表は昨年末に退任。参院選の全国展開に黄信号がともる。
報道各社が厳しい選挙情勢を一斉に伝えた18日。松井一郎代表(大阪府知事)は京都市伏見区での街頭演説で「松井・橋下でやってきた改革を京都でもスタートさせる」などと、橋下氏の名前を15分間に10回、引用した。橋下氏は退任後、顔写真や音声を選挙活動で使うことを一切認めておらず、代わりの「タレント」は不在のまま。松井氏らの演説の聴衆が、ほぼ報道陣だけの場所すらあった。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016042502000145.html】
【社説】
衆院補選 野党共闘に課題残す
2016年4月25日
与野党一騎打ちとなった衆院北海道5区補選は自民党候補の勝利に終わった。民進、共産など野党四党は候補者を一本化して臨んだが及ばず、夏の参院選に向けた野党共闘に課題を残す形となった。
夏の参院選を控え、安倍政権はほっと胸をなで下ろしているに違いない。二選挙区で投開票が行われた衆院補選。町村信孝前衆院議長の死去に伴う北海道5区は、自民党公認の和田義明氏(44)が野党統一候補の池田真紀氏(43)を破り、補選全敗を回避した。
二〇一四年の第三次安倍内閣発足後初の国政選挙である。安全保障関連法や経済・子育て政策などが争点だったが、政権が積極的に信任されたというよりも、町村氏の地盤を娘婿である和田氏が守り抜いたといった方がいいだろう。
通例なら、自民党候補が有利に戦いを進める「弔い合戦」だが、安全保障関連法廃止と立憲主義回復を掲げて共闘し、激しい選挙戦に持ち込んだのが民進、共産、社民、生活の野党四党である。
敗北したとはいえ、野党共闘の有効性が確認された選挙戦ではなかったか。野党の力が分散しては安倍自民党の「一強」に対抗することは、とてもできまい。
野党四党が候補者を統一して推薦し合う共闘の形は、参院選でも一つのモデルとなるはずだ。
参院選では三十二ある改選一人区が勝敗の行方を左右する。すでに半数以上で野党統一候補の擁立で合意しているが、残る選挙区でも共闘を模索してほしい。
課題も浮き彫りになった。
与党陣営は野党共闘を「理念も政策もバラバラ」と執拗(しつよう)に攻撃した。今回の補選にとどまらず、参院選でも同様の批判を展開するだろう。それにどう対抗するのか。
政権批判を糾合することは一強多弱の政治状況を転換し、政治の誤りを正すには当然だが、有権者に浸透しなければ意味がない。
現政権の問題点を粘り強く訴えると同時に、安倍政治に代わるビジョンを示すことも重要だ。四党間に理念・政策の違いがあるのは当然だが、共通政策づくりに向けた協議も急ぐべきである。
一方、不倫が発覚した宮崎謙介元自民党衆院議員の辞職に伴う京都3区では、民進党公認の前衆院議員、泉健太氏(41)が勝った。
今年三月に発足した民進党初の議席だが、敵失での議席獲得でもある。勝利に浮かれてばかりもいられまい。野党勢力結集に指導力を発揮できるのか、民進党にとっては、これからが正念場である。
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