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●選挙制度上の「差別」、そして、投票に行かなかった事、池田真紀さんに投票しなかった事を後悔すべき…

2016年04月27日 00時00分35秒 | Weblog


東京新聞の高山晶一記者による記事【北海道5区補選 民共共闘で「合算」成果 上積み効果には課題】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016042602000132.html)。

 《民進、共産、社民、生活の野党四党が推薦した無所属新人・池田真紀氏の得票は、二〇一四年十二月の前回衆院選で民主(当時)、共産両党が個別に擁立した候補者の合計得票とほぼ同じだった。敗れたものの候補の一本化による得票増につながり、「民共協力はかえってマイナス」との懸念は打ち消す結果になった》。

   『●衆院北海道5区補選、大変に残念な結果に…
       なんとか4割の「眠り猫」の皆さんに目覚めてもらわねば

 まずは、「眠り猫」に起きて頂かないと…お話にならないですね…。
 日刊ゲンダイに言わせると、みすみす勝ちを逃した責任は誰にあるのか?、と云ったところでしょうか。『善戦じゃダメなのだ 衆院補選・野党共闘「惜敗」の絶望』(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180218)だそうです。

 一方、どこの政党にも所属しないという選択肢が良かったのかどうか? 大変な選挙制度上の「差別」の中、池田さんは大善戦だった(CMLの記事【[CML 042780] ご存知ですか 差別の北海道5区選挙制度】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2016-April/042883.html)参照)…とは思うのですが、結果としては本当に、大変に勿体なかった。この「差別」に起因して、圧倒的な「宣伝力」の差で無意識・無思慮自公お維大地の与党・「癒」党の候補者に投票してしまった方々が少なからず居たのではないでしょうか? もちろん政党に所属することで減る票もあり得る訳ですが。しっかりと今回の結果を分析された方が良くは無いでしょうか。


 さて、昨日の上述ブログにて、「和田義明議員の今後の行動に注目し、投票に行かなかったこと、池田さんに投票しなかったことを後悔して頂くことも重要」と書きました。
 早々と、『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)が和田義明議員の記事を書いてくれています。【北海道補選で当選した自民党・和田候補の選対幹部に有名“ヘイト”活動家が! アイヌ、韓国差別発言を連発】(http://lite-ra.com/2016/04/post-2187.html)という記事で、《自民党の和田義明陣営で、在特会(在日特権を許さない市民の会)ヘイト集団界隈と深いつながりを持つ人物が、選挙を仕切っていたという事実だ》、《その“ヘイト界隈と深いつながりのある人物”とは、前札幌市議のK・T氏。自民党所属で日本会議北海道本部常任理事であるK氏は2010年の札幌市議補選で初当選、15年の統一地方選で落選しているが、その思想は差別と陰謀論にまみれた極右そのものである》…。
 あ~、嫌になっちゃいますね~。早速、「投票に行かなかったこと、池田さんに投票しなかったことを後悔して頂」きたいものです。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016042602000132.html

北海道5区補選 民共共闘で「合算」成果 上積み効果には課題
2016年4月26日 朝刊

 夏の参院選の前哨戦となった衆院北海道5区補欠選挙では、民進、共産、社民、生活の野党四党が推薦した無所属新人・池田真紀氏の得票は、二〇一四年十二月の前回衆院選で民主(当時)、共産両党が個別に擁立した候補者の合計得票とほぼ同じだった。敗れたものの候補の一本化による得票増につながり、「民共協力はかえってマイナス」との懸念は打ち消す結果になった。(高山晶一

 前回衆院選で、5区に出馬した民主新人の得票は九万四千九百七十五票、共産新人は三万一千五百二十三票で、計十二万六千四百九十八票。今回池田氏の得票は十二万三千五百十七票と、約三千票しか違わなかった(投票率は前回比0・8ポイント減)。

 共同通信社の出口調査では、民進支持層の95・5%、共産支持層の97・9%が池田氏に投票した。民進党内では、参院選での野党共闘を巡り「共産党と連携すると保守票を取り込めなくなる」との見方があるが、今回を見る限り、そうした傾向はうかがえない

 地元で一定の影響力を持ち、前回は民主と協力関係にあった政治団体・新党大地は今回、自民候補の支援に回った。池田氏の得票率は47・6%で、前回の民主、共産両党候補の得票率を合わせた49・1%から微減したことに影響した可能性がある

 野党統一候補は、注目度が上がることで各党の基礎票の合計より多くの票が集まる「上積み効果」が期待されている。今回はそこまでの効果はなく、組織力のある与党候補に対抗する課題を残した。

 ただ「支持政党なし」と答えた無党派層は共同通信社の出口調査で、北海道5区で73・0%が池田氏に投票し、無党派層は「非自民」に動いた。与党が不戦敗の京都3区補選では無党派層の72・6%が当選した民進前職の泉健太氏に投票。改憲などの政策で自民に近いおおさか維新の候補らを大きく上回った
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