10月上旬までブログの更新はしない予定でしたが,本の執筆がいまいち軌道に乗らないのと,久しぶりにコメント欄を見てえらく腹が立ったことから,気分転換を兼ねて今回の記事を書くことにしました。
以前書いた「司法試験の無価値化がもたらすもの」という記事について,一体何が議論されているのかと疑問に思っていたところ,前回の記事のコメントを読む限り,どうやら「単なる学歴自慢」などと評されているようですね。
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先日投稿した『黒毛和牛上塩タン焼680円』に関する一連の記事について、知人から黒猫の精神状態を心配する内容のメールや電話が来て、それによると多くの人が「黒猫は統合失調症ではないか」などと心配しているということですので、一応コメントしておきます。
小説の冒頭及び末尾において、黒猫はたしかに何者かの電波的指示によってあの小説を書かされ、その指示でブログに掲載することにしたといった趣旨のことを書きま . . . 本文を読む
(前回からつづく)
「それについてご説明する前に、一つお知らせしておくことがあります。昨晩、久し振りに大規模な閉鎖空間と『神人』が発生しました」
古泉がハーフスマイルをやめ、急に真剣な顔になった。閉鎖空間と神人? あのハルヒが不機嫌になったりすると出現するやつか。
「そうです。そして、昨晩現れた神人は、暴れ方が尋常ではありませんでした。まるでダンスを踊るような感じで、派手に建築物を壊して回って . . . 本文を読む
(前回からつづく)
疲れ切った俺は、直ちに帰途につく気力もなく、たまたま講堂にあったパイプ椅子に腰掛けて、しばらくぐったりとしていたが、気付いたらメイド姿の朝比奈さんが、水とおしぼりを持ってきてくれた。
朝比奈さんは心配そうな顔をして、俺に問いかけてきた。
「キョンくん、大丈夫ですかぁ?」
大丈夫ですよ、と俺が答えて、朝比奈さんから受け取った水をがぶ飲みし、おしぼりで顔を拭いていると、朝比 . . . 本文を読む
(前回からつづく)
そして、9回目を歌い終わった後、思いっきり興奮したハルヒがこう叫んだ。
「次、ラスト10回目! 『恋のミクル伝説』宇宙最終決戦バージョンで締めるわよ!」
宇宙最終決戦バージョン? 何だそれ、と俺が思った瞬間、またも周囲の光景が変わった。今度の風景は、周囲にたくさんの惑星や隕石の類が浮いている宇宙空間で、床もなくなり、俺達は宇宙空間の中に浮いているという、何とも非現実的な光 . . . 本文を読む
(前回からつづく)
そうこうしているうちに、教室の中に長門が入ってきた。ただし、いつものセーラー服プラスカーディガン姿ではなく、その上に黒いトンガリ帽子と黒マントを身につけている。映画の撮影時に着ていた、あの魔女ルックだ。それと、手にエプロンと赤いウサ耳、そして星付きのステッキを抱えている。
その異様な姿に、観衆たちも思わず道を開ける。長門はいつもの無表情のまま、その中をしずしずと歩いてきて . . . 本文を読む
(前回からつづく)
その日の部室。ドアをノックすると朝比奈さんの「はぁい」という声が聞こえた。昨日と同じく、部室にいたのは朝比奈さん、古泉、そして長門の三人。長門が本を読みながら例の歌を口ずさんでいるのも同じだった。ただ、昨日は気付かなかったが、最初に俺が二人きりの部室で聴いた長門の歌に比べると、歌声にほのかな情感がこもっているように感じた。
俺がテーブルに腰掛けると、古泉がいつものハーフス . . . 本文を読む
(前回からのつづき)
異変はその次の日に起こっていた。
作詩・作曲者当人でさえ「高校時代にはこんなの本気で書いてたのね」などと述懐しているらしいあの曲のどこがあの無口仕様の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースとやらの心の琴線に触れたのかは定かでないが、次の日から長門は、登下校の間にも、休み時間の教室でも、放課後の部室で読書をしている間にも、『黒毛和牛上塩タン焼680円』を . . . 本文を読む
黒猫が、特に病気で動けなくなってから、『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品にはまっていることは以前書きましたが、先月くらいから、思い付いたことを適当に書き留めているうちに、何かおかしな私小説が出来上がってしまいました。
あまりにもくだらない内容なので、個人的にはあまり公表するのは気が進まないのですが、先月くらいから黒猫になにかと指示をしてくるおかしな命令電波が、早くこれを公表しろとうるさいので、一応 . . . 本文を読む
9月11日,法務省から平成20年度新司法試験の結果が公表されました。
法務省発表の資料によると,今年の合格者数は2,065人。昨年より数は増えていますが,事前の想定合格者数は2,100~2,500人とされていましたから,とうとう想定合格者数を下回る数になったことを意味しています。
そして,今年の新司法試験の合格ラインは,短答式と論文式の総合評価で940点以上とされています。ちなみに,平成18 . . . 本文を読む
最近、旧61期二回試験の合格発表があったようです。関連するブログなどの記事を読む限り、不合格者は33人、不合格率は約5.1%だったようですが、旧61期は司法試験の合格者数が549人に絞られており、今回の不合格者のうち旧61期司法試験合格者がどのくらい含まれているのか(逆に言えば、旧60期や新60期の二回試験に落ちた人の再挑戦組がどのくらい含まれているのか)が気になるところです。
ところで、第一 . . . 本文を読む
今晩、FP協会のHPで継続教育テストを受けて合計9単位を取得し、何とか今年のCFP資格更新の要件を満たすことができました。未だに病気療養中で頭の回らない状況なのに、面倒な継続教育や資格更新手続きをやっていくのは結構大変です。
しかも、2008年4月号の誌上講座に、年金分割に関し「家庭裁判所の審判に不服がある場合は人事訴訟になる」などとふざけたことが書いてあったので、日本FP協会に抗議のメールを . . . 本文を読む