東京弁護士会の機関誌「リブラ」4月号では,年金分割制度の特集があり,制度についての一般的な説明が載っていました。
また,弁護士会館のブックセンターに行ってみたら,民事法研究会の『年金分割の考え方と実務』という本が出版されており,これで,年金分割の事件を受任しても申立書の書式例がないという事態は,何とか回避されました。
年金分割については,法施行後になってやっと最低限の文献が出揃ったかという感 . . . 本文を読む
今日,新60期の司法修習生がうちの事務所の見学に来ました。うちでは別に弁護士の求人広告は出していなかったと思うけど,それでも来るということはよほどの就職難みたいですね。司法修習生の就職難の話はこのブログでも散々書いてきたけど,改めて実感させられました。
ところで,今日は今年度第1回の法制委員会があり,黒猫は副委員長留任になりました。今は保険法改正の検討作業をやっており,夏には中間試案が発表さ . . . 本文を読む
先の記事で取り上げた『自由と正義』の4月号には、公設事務所のスタッフ弁護士に関する特集が組まれています。
日弁連などが設置する公設事務所は、都内にもあったりしますが、多くは弁護士過疎の地域にあるので、記事を投稿している弁護士も、多くは「旭川に赴任して・・・」とか「佐渡に赴任して・・・」とか、えらく辺境の地に赴任している人が多いです。
弁護士過疎の地域になると、必要な法的サービスが受けられな . . . 本文を読む
日弁連の機関誌『自由と正義』4月号に、広島弁護士会の坂下宗生弁護士が結構面白い記事を書いています。
タイトルは「地方弁護士の専門化」となっており、今時の法律相談で「先生のご専門は何ですか?」と相談者に聞かれることが多くなってきたが、そのようなときにどう答えるかというものである。
記事によると、坂下先生はすかさず「私の専門は『野球』です。」と答え、弁護士会野球チームでの自慢話を延々とやるそうで . . . 本文を読む
日曜日にあった地方選挙,知事選ではほとんど現職の再選で,宮崎県の東国原知事が当選したときのような「サプライズ」は起きませんでしたね。
まあ,石原都知事が3選を果たしたこと自体については何も言うつもりはありませんけど,選挙期間中だけは過去の言動について反省しているふりをしておきながら,選挙で大勝したとたんに元の尊大な態度に戻るというのはいかがなものかと思います。選挙民が馬鹿にされているような気が . . . 本文を読む
体調不良のため,しばらくブログの更新ができませんでした。ここしばらくは,いろいろ忙しいこともあって,更新もまばらになってしまうと思いますが,その点はご了承ください。
先週,事務員の○山が,司法試験の勉強を始めると言いだし,予備校選びを始めました。○山が司法試験を受けるというのは,既に4年以上前から聞かされ続けながら,未だに本格的な勉強すら始めていないので,また例のホラかと聞き流していましたが . . . 本文を読む