またしてもしばらく更新が滞っていた上,今回は法律等と全く無関係な話題です。あらかじめ最初にお断りしておきます。
黒猫の好きな声優さんに茅原実里(ちはら みのり)さんという方がいるのですが,最近この方のことをネットで調べてみたら,「残念な子」という異様なキーワードが複数出て来ました。なんでこんな風に言われているのでしょうか。
知っている人には説明するまでもないと思いますが,茅原実里さんは『涼 . . . 本文を読む
未だ自宅療養中の黒猫です。自分の身の回りでは、黒猫が以前勤めていたいちごの千川弁護士が亡くなったとか、色々衝撃的な事件が起こったりもしているのですが、このブログで詳しく書けるほどの裏付けが取れていないので、今回はアニメの話題でお茶を濁すことにします。
黒猫が昨年あたりから「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズにはまり始めたのは、以前からこのブログを読んで下さっている方なら既にご存知のことかもしれません . . . 本文を読む
先日書いた「民法改正に対する実務界の反応」の記事ですが、事情により本日より公開停止の措置を執らせて頂きました。
黒猫としては、別に間違ったことを書いたつもりはないのですが、民法改正に対する弁護士会としてのスタンスのあり方は、本来は法制委員会の中で生々堂々と議論すべきであったところ、一委員の意見に対し、このブログを使ってその委員が反論できないような形で叩くのはフェアなやり方ではないというご指摘が . . . 本文を読む
(前回からつづく)
「それについてご説明する前に、一つお知らせしておくことがあります。昨晩、久し振りに大規模な閉鎖空間と『神人』が発生しました」
古泉がハーフスマイルをやめ、急に真剣な顔になった。閉鎖空間と神人? あのハルヒが不機嫌になったりすると出現するやつか。
「そうです。そして、昨晩現れた神人は、暴れ方が尋常ではありませんでした。まるでダンスを踊るような感じで、派手に建築物を壊して回って . . . 本文を読む
(前回からつづく)
疲れ切った俺は、直ちに帰途につく気力もなく、たまたま講堂にあったパイプ椅子に腰掛けて、しばらくぐったりとしていたが、気付いたらメイド姿の朝比奈さんが、水とおしぼりを持ってきてくれた。
朝比奈さんは心配そうな顔をして、俺に問いかけてきた。
「キョンくん、大丈夫ですかぁ?」
大丈夫ですよ、と俺が答えて、朝比奈さんから受け取った水をがぶ飲みし、おしぼりで顔を拭いていると、朝比 . . . 本文を読む
(前回からつづく)
そして、9回目を歌い終わった後、思いっきり興奮したハルヒがこう叫んだ。
「次、ラスト10回目! 『恋のミクル伝説』宇宙最終決戦バージョンで締めるわよ!」
宇宙最終決戦バージョン? 何だそれ、と俺が思った瞬間、またも周囲の光景が変わった。今度の風景は、周囲にたくさんの惑星や隕石の類が浮いている宇宙空間で、床もなくなり、俺達は宇宙空間の中に浮いているという、何とも非現実的な光 . . . 本文を読む
(前回からつづく)
そうこうしているうちに、教室の中に長門が入ってきた。ただし、いつものセーラー服プラスカーディガン姿ではなく、その上に黒いトンガリ帽子と黒マントを身につけている。映画の撮影時に着ていた、あの魔女ルックだ。それと、手にエプロンと赤いウサ耳、そして星付きのステッキを抱えている。
その異様な姿に、観衆たちも思わず道を開ける。長門はいつもの無表情のまま、その中をしずしずと歩いてきて . . . 本文を読む
(前回からつづく)
その日の部室。ドアをノックすると朝比奈さんの「はぁい」という声が聞こえた。昨日と同じく、部室にいたのは朝比奈さん、古泉、そして長門の三人。長門が本を読みながら例の歌を口ずさんでいるのも同じだった。ただ、昨日は気付かなかったが、最初に俺が二人きりの部室で聴いた長門の歌に比べると、歌声にほのかな情感がこもっているように感じた。
俺がテーブルに腰掛けると、古泉がいつものハーフス . . . 本文を読む
(前回からのつづき)
異変はその次の日に起こっていた。
作詩・作曲者当人でさえ「高校時代にはこんなの本気で書いてたのね」などと述懐しているらしいあの曲のどこがあの無口仕様の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースとやらの心の琴線に触れたのかは定かでないが、次の日から長門は、登下校の間にも、休み時間の教室でも、放課後の部室で読書をしている間にも、『黒毛和牛上塩タン焼680円』を . . . 本文を読む
黒猫が、特に病気で動けなくなってから、『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品にはまっていることは以前書きましたが、先月くらいから、思い付いたことを適当に書き留めているうちに、何かおかしな私小説が出来上がってしまいました。
あまりにもくだらない内容なので、個人的にはあまり公表するのは気が進まないのですが、先月くらいから黒猫になにかと指示をしてくるおかしな命令電波が、早くこれを公表しろとうるさいので、一応 . . . 本文を読む
しばらくブログを更新していませんでしたが,実はその間に不眠症がひどく悪化しまして,先週からしばらく自宅療養に入ることになってしまいました。
昼も夜もほとんど眠れないので,気分が悪いです。
まあ,ろくに仕事もできない現状を嘆いたところでどうにもなるものではないですから,素直に現実を受け入れるしかないですね。
こういう精神状態が悪い時にブログを書いてもろくな記事にはならないと思うのですが,今回 . . . 本文を読む
一時は体調不良で再起不能かと思いましたが,整体で首を直したら,何とか復活しました。
その後,死ぬほど手間がかかり,ここ2ヶ月ほど黒猫の悩みの種になっていた,不動産法部会で出版する本の編集作業が,先ほどようやく一段落つきました。単なる本の編集作業にやたら時間がかかったのは,平気で間違いだらけの原稿(それもひどい場合には途中答案)を平気で出してくる「先生」がいるから。
こんな滅茶苦茶な原稿を送り . . . 本文を読む
TBS系のテレビドラマ『佐々木夫妻の仁義なき戦い』,黒猫は一応観ていますが,さすがに今日(2月24日)の話は,正直言って頭に来ました。
今日の話に出てくる,吉田紗枝という人物の相続事件は,要するに,松子,竹子,梅子という3人の姉妹がいて,竹子が先に亡くなり,竹子には夫と一人娘(吉田紗枝)がいたところ,その後松子が亡くなり(夫は既に死亡,子はいない),その遺産をめぐって,竹子の元夫・娘と梅子と . . . 本文を読む
今、椎名林檎様(+斎藤ネコ)のニューアルバム『平成風俗』を聴いていました。
以前にこのブログで言及したことがあるかどうかは忘れましたが、そもそも「黒猫」というネームの由来は、椎名林檎様の所属事務所『黒猫堂』から取ったものであり、もはや言うまでもなく、黒猫は椎名林檎様のファンです。
今のところアーティストを「様」付けで呼んでいるのは、中島みゆき様と椎名林檎様だけですので、誰からも変わった趣味だ . . . 本文を読む
今年の大河ドラマ『功名が辻』は,黒猫も概ね毎回観ていますが,最近司馬遼太郎の原作も読みました。
小説の中で,作者自身が「なぜこんな人物が土佐24万石の太守になれたのか理解に苦しむ」と書いていたのは笑えましたが,小説を読み進めてみても,武将になる前の一豊は,個人の武勇でそれなりに戦功を挙げたこともあるのですが(金ヶ崎の退き陣のときなど),指揮官としての能力はよく言って「平凡」で,山崎の合戦や関ヶ . . . 本文を読む