陽の目を見られる選手、見られない選手

　最近、なんか法律関係のグロイ記事ばかり書いてきたので、久し振りにプロ野球の話題でも書こうと思います。 　プロ野球といえば、先日ＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）で、日本が韓国を下し、２大会連続の優勝を果たしました。 　他に明るい話題がないせいか、試合の翌日になっても、テレビやインターネットの記事にはＷＢＣ関連の話題が目立ちますが、ヤクルトファンである黒猫としては、日本チームが世界一にな . . . 本文を読む

民法改正作業の難易度

　本日、法制委員会で「日本民法典財産法改正試案」（通称・加藤民法）への対応に関する意見書を出したところ、誹謗中傷の表現が含まれているということで、お叱りを受けてしまいました。 　黒猫の場合、怒りに任せて文章を書くと、どうしても感情的な表現になってしまうところがあるので、今回の件については自分の責任に帰する問題であるということで納得せざるを得ないのですが、あの「加藤民法」については、誹謗中傷にならな . . . 本文を読む

法曹の「多様性」の問題について

　前回の記事の続きですが、週末に書くと予告していたところ、諸事情により週明けになってしまいました。申し訳ありません。 　体調は、入院前に比べると良くなったものの、大きな準備書面を書くと数日間力尽きてしまうのが、悩みの種です。もう１つ書き上げれば、しばらくは落ち着くと思うのですが・・・。 　あと、確定申告の手続きもまだ途中で、そのた２、３やらなければいけないことがあるので、次回の更新までは、しばらく . . . 本文を読む

法曹人口に対する考え方

　先日、日弁連ニュースNo.13のＦＡＸが届きました。 　今回の日弁連ニュースには、法曹界の今後を考える上でかなり重要な記事が載っているのですが、この記事に関する黒猫の問題意識としては、大きく分けて①法曹人口の問題と②法曹の多様性という２つの問題があります。 　一つの記事で両方のことについて書いてしまうと、また長文になってしまいますので、今回は①の問題に絞ることとし、②の問題については今週末あたり . . . 本文を読む

公訴時効撤廃論は正しいか？

　今日は、いまいち気分と機嫌が悪い中での更新となりますので、乱筆ご無礼。もっとも、この「黒猫のつぶやき」に関しては、乱筆の記事の方がそうでない記事より多いと言われるかもしれませんけど・・・。 　本題に入ります。最近、未解決の刑事事件の遺族らが「宙の会」と呼ばれる団体を結成し、公訴時効の撤廃ないし停止制度の創設を訴えているという報道がなされていますので、今回は、刑事事件の公訴時効の問題について考え . . . 本文を読む