現在公開停止措置になっている記事は,記事の内容そのものが問題とされたのではなく,また例のなんとかという弁護士を誹謗中傷するコメントが多数投稿されていたので,一時的に記事ごと公開を停止する措置がとられた,ということです。
いま,該当コメントの削除を終えてgoo事務局に連絡を入れたところですので,順調に行けば数日中に復旧できるかと思います。とりあえず,法科大学院サイドの圧力による言論弾圧とかではな . . . 本文を読む
コメントをgooユーザー限定にしたところ,嫌がらせのような書き込みはなくなりましたが,コメント数が減りすぎて逆にブログとしてはつまらなくなったかな,という感じもあります。gooユーザー限定にしたのは,スパムのコメント投稿者に対し投稿拒否できるようにするためで,現状でも法的措置などを取らない限り黒猫がコメントの投稿者を特定できるというわけでもなく,またするつもりもありません。
今回の記事に関して . . . 本文を読む
法曹養成制度検討会議第の7回会議・第8回会議については,委員のトンデモ発言が多すぎてどこから突っ込んで良いか悩むくらいなのですが,悩んでいても仕方ないので順番に片付けていきましょう。
1 法律行為の意義をめぐる検討会議の議論(今回のテーマ)
第7回会議では,民法の教授で早稲田大学の総長を務める鎌田委員が,次のような発言をしています。
「以前この会議の中でも,法律行為ないし意思表示の意義など . . . 本文を読む
検討会議関係で新しい資料が出てくる前に,小ネタを片付けておきたいと思います。
法曹養成制度検討会議第6回会議で提出された和田委員の意見書(法学未修者教育についての意見)の中には,以下のような記述があります。
「憲法のある教員は、憲法の30時間の講義の中で、国会についての講義は1時間のみで、また憲法の分野できわめて重要な違憲審査基準も教えなかった、という。」
和田委員が取り上げている他の . . . 本文を読む