落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ドント・ブリーズ」

2016-12-30 16:24:32 | 映画
アメリカで公開時ヒット、日本でのキャッチコピーも「20年に一本の恐怖の作品」。
わーい!ワクワクだい!



大金を持っている全盲の退役軍人(老人)の家に、強盗に入った馬鹿者が反撃にあって、夜、灯りのない家の中で、1人ずつ始末されていく話かと思って観に行った。まあ、確かにそうなんだけどね。



デトロイトの街も恐い。こんな普通の若者が、単純に強盗(本人達は窃盗のつもり)を続けていて、一軒家が並ぶ新興住宅地だった所がゴーストタウン化して、人が住んでるのは老人の家一軒のみ。



伏線というか、その後活躍する小道具をしっかり見せるので、その点は丁寧な描き方。犬も、不気味だ。

で、大金が入ってる金庫の横の、地下室のドアに厳重に鍵がかけらている事から、老人がそこに何か隠しているのは、分かる。で、老人の境遇から、何を隠しているかも予想はできた。でも、その目的が・・・。



ええっ? そっちですが!
これは、55歳の私でも、女の人にとっては、恐怖というより、「嫌悪」だなあ。おまけにアップだし。小道具さん、頑張って、そんなもんまで入れてるし・・・。ヒャー!!!!!!
この嫌悪感、男の人には分かんないだろうなあ。ああ~、たいえき軍人。



捕まる→逃げる→捕まる の繰り返しが、やや多いので、ちょっと飽きる。

あと、殺害方法が、ホラー映画として売るならもっと工夫して欲しいけど、結局拳銃。ちょっと、がっかり。



何が何でも、まだ無垢な妹を連れて、この街を脱出してロスに行くんだ!(21世紀なのに「真夜中のカーボーイ」を思い出した)という断固たる意思のヒロイン・ロッキー。だから、恋人が殺されても、警察には連絡しない。絶対に金を持って、家に帰る。その強固な意志と、老人のサイコティックな願望の戦い。

それに巻き込まれて、死んでいく、可哀想なアレックス。若者が5人位なら、生き残るキャラなのに、3人だけだからねえ。





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