tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ほけんのせんせ! 48

2019-09-28 00:29:49 | ほけんのせんせ! <R>




どんな街だと遊びに彼女は出ていた・・・その楽し気な人達の流れを眺め楽しむ・・・その雰囲気は楽し気で面白かった。


休憩と飲み物を手に道端にある花壇の縁へ腰掛けて通り過ぎ行く人達を眺める・・・暫くして・・・

オープンカフェのような場所から、慌てるように出て来た子に目が止まった・・・

青ざめた顔・・・悲し気な目は自分が行く道だけを捉え急ぎ足で出て来た。

少しずつ焦りに似た顔が通り過ぎていく・・・その人よりも背が低いが、似た顔が二人 現れ 後を追うように走り出して行った。

慌てながら後を追う姿・・・僅かに高揚し何かにすがるような目にもみえる・・・その視線は前を行く子にしか見えていないような気もした。

その姿が容姿に似合わず、可笑しくて興味本意で後を追う。
ひとけも消えた道・・・ひたすら歩く人を追う子達の姿は可愛いと眺めながら歩いた。

両手に花・・・そんな姿に笑み、勝手な想像をしながら眺める・・・
時おり二人が嬉しそうに見上げては話す・・・何の相談かとより想像は膨らみ楽しくなった。

次第に連なるアパートが現れる・・・閑静な場所になりはじめ後ろの二人の様子も分かるほどに慎重に歩く事にした・・・フッと姿が消える・・・何だと目を凝らした。

覗けば急かすように押していく・・・拒否はしたいのか歩みが早くなり二人から遠ざかる・・・慌てながら走り込み、それはすがるように前を歩いていた子を引き留める姿になった。

双子と分かる容姿・・・その子達が抱き付く・・・嫌そうに引き剥がしては家へだろう帰ると静かに呟き歩きだす。

駄目だと拒否する子に、静かにと促し言い聞かせるように大人しくさせた・・・人の目が怖いのかと物陰から眺める彼女もいた。

小さなアパートの端へ連れ出された気がした・・・そんなに力はないのかと驚くしかない・・・駄目だと呟く声がする・・・止めろとパシッと叩き拒否する音もした。

静になり・・・微かな唸りが聞こえ・・・何だと眺めれば一人は身へ唇を寄せ始め、一人はズボンを外した場所から忍ばせていた事に驚いた・・・。

それぞれに両手は塞がれ身動きも出来そうになかった・・・
-あーあ・・・-

二人から押さえ込まれていく・・・より身動きも出来ず諦めたのか、耐えた悲し気な顔は苦しそうに見えた・・・これは不味いかと考え・・・

『すみませーん(笑)、この住所はどの辺でしたぁ?』
誰かへと・・・声を出してみる・・・
暫くして慌てるように手を繋ぐ子達が離れ走り去って行った。

項垂れ呆然としていたが・・・気を持ち直したのか素早く服を整えた子は、ふらつくようにアパートの奥へと入って行った。

近道のような細い路地・・・その先に何かの店はあるのだろう看板は見え・・・耐えた顔の子は重そうな足取りを進め見えなくなった。

レイプ紛いの出来事に、そんな場所だったのかと苦笑いをし 彼女は もと来た道を戻るのだった。



学校に向かう・・・見学と許可を貰い静かに入り込んだ・・・授業中だろう静かな空間に笑み眺めた。

肩を担がれた子・・・クラスメイトだろう子達が連れ出した場所は保健室だった。

ここがそうかと暫く眺めていれば保険医は居ず、運ばれた子は早々に眠ったようだった・・・微かに聞こえる声・・・その唸りに何だと近寄った。

苦しそうに眠る姿に可笑しくて眺める・・・辛そうな顔は可哀想だと頬へ触れ大丈夫だと囁いた。

暫くすれは静かな眠りへ運ばれたようで体を横に向け眠り始めた。
背を撫でる・・・何があったか知らないがと苦笑いをした・・・


『(笑)誰かな?』
静かに声にする人に笑み彼女は会釈した。
『何で(笑)ここに?』
-取られる(笑)、そんな顔だな・・・-
寝ていた子を眺め自分を見返す疑いの目に口を引いた。

『保健室かと見学してたら(笑)運ばれて来たので見てました』
『 ・・・ ・・・(笑)それで?ここの生徒じゃないでしょ?』
制服は着ていなかった事で見学者かと観察されながら話す人を見返す・・・

『(笑)魘され始めたので』
『この子は狙われてないはずよ?』
『 ・・・』
驚いた・・・そうきたかと笑う彼女は先生へ笑み眠る子を眺めた。

『(笑)容姿で誘われるけど、誰も手にしないのよ』
『先生も?』
『(笑)しない。生徒だしね(笑)、君はしたいのかな?』

『(笑)苦しんでる人に手は出しませんよ・・・』
『(笑)手習いなら教えるから疲れで寝てる子は止めてね』
-(笑)いいねぇ-

『(笑)来週から、お世話になりますね』
『ん?(笑)貴女も保健室組みなのね・・・出来るだけ騒がないでね(笑)』
笑みながら控え室のような場所へ行った先生に苦笑いをする。

また始まる唸りに大丈夫と囁きながら背を撫でれば・・・深く眠りだした子に笑み彼女は帰るのだった。


登校した日から騒がしい日々に疲れ、保健室へ逃げ込んだ。
-(笑)マジか-
奥のベッドのカーテンが揺れた事に苦笑いだった。

『先生ー(笑)寝かせて貰いますねー』
『(笑)りょ了解』
『音楽(笑)聞きながらでもいい?』

『イヤホンなら(笑)』
『ラッキ(笑)』
仕方なく音を出してからイヤホンをはめる彼女はベッドへ寝転んだ・・・

『疲れた・・・・』
思わず呟いた自分が可笑しくて笑えたが先生の呟く声が聞こえた。
『大丈夫(笑)、聞こえてない・・・』
-大丈夫でもない(笑)-
楽し気な声音は響く・・・彼女が笑みながら目を閉じた。


誰かが入ってきた音が聞こえ・・・
『寝てろ・・・』
『悪い・・・』
『つれーなら泊まりに来い。遠慮はするな』
『ん・・・』

会話は終わったようで静かになった・・・隣のベッドに寝転ぶ音・・・布団もかけていたが自分を見ているような気配がした。

迷うようにカーテンを静かに引く音はした・・・誰かが戻っていく足音に、静かに眺めれば半分しか閉ざされなかった事に笑えた。

視線を外しただけ・・・奥の声さえ静かだったが、寝かせられた子は 頑張る人達の声にも違和感なく寝ているようで動かなかった。

そっと反対側を開く・・・本当に爆睡したように眠る・・・何だと違和感がおき暫く眺めていた・・・前に見た同じ子だと思い出せば苦笑いだった。

どれだけ疲れたのかと可笑しくて、観察するように眺める・・・物音がしてもビクりともしない・・・深く寝ている姿を眺めた・・・

別の日に来てみれば既に寝ていた子に笑えた・・・軋む音まであるのに目覚めない・・・ならば頭をと撫でてみるが気づく事もなかった事に驚いた。

寝返りし布団が落ちる・・・動きもなかった事に笑えたが、仕方ないと足元へ戻してやった。

悪戯な気分が自分へ沸き起こる・・・数多くあるベッド・・・足元は通路になっていてカーテンが纏められている、それを両方へ引くだけの作りだった。

寝ている姿が見れるのは横からだけ・・・歩く人影は見えないようにかと笑える・・・
なにより先生がカーテンを引いていく事に笑えば目が合い・・・気にする事も声もなく笑み返しただけだった。

恒例のように始まる場所は視線だけは完全に閉ざされる・・・
-(笑)違う子か-
その声に笑う彼女がいた。

隣へ寝そべってみる・・・体が一瞬だけビクついたが、震え始めた事で大丈夫と優しく呟き背を撫でてやった。

また寝入ったのだろう落ち着いた子が動かなくなった・・・それでも大丈夫だと撫で、眠くなった彼女も目を閉じた。


『この子・・・』
驚きながら友達に聞かれたが苦笑いをした彼は布団をかけてやりベッドから離れた。

『隣のクラスらしい』
『(笑)なんで一緒に?』
『知らない間に寝てる・・・最近はずっと隣で寝てる・・・何でだ・・・』

『おっ襲われた?』
『いや?・・・・抱き付かれて俺が寝てる・・・』
こーやってと苦笑いをしながら呟く声に興味津々で眺める・・・

『あー(笑)噂の転校生だ・・・』
グッと顔を覗き誰だと考えながら見ていたが、思い出したのか声にした。

『皆が騒いでた?ん?転校生は端のクラスだろ?』
『(笑)先生が間違ったんだろ。それより、また?(笑)してたとか?』

『(笑)好きだよな・・・俺が寝てるのも気にせずだ・・・』
『マジか(笑)。ま、お前は起きないしな笑えば静かに』
『だから(笑)皆も使うんだろ。して欲しくて(笑)サボりに来るヤツもいるんだぞ?』

『『へぇ』』
重なった声に驚きベッドを眺めれば、そうかと呟いたのは彼女だったと彼らが見返した。

『同じ学年なのね(笑)』
『(笑)なんで、ソコで?』
寝てると指を指しながら聞いてみる。
『彼があったかいからじゃん(笑)。じゃね』
起き出した彼女・・・そう呟きながら肩から手をふり保健室から出ていった。


いつの間にか絢乃と親友になっていた彼女・・・留学だった事に驚いたが、その素行にはもっと驚いた。

噂は激しく、それはクラスから他のクラスに素早く広がる・・・その言動に聞いた子達だけが顔を赤らめ恥ずかしそうにうつ向く。

まともに授業も出ないが成績はトップクラスと聞いて驚く・・・何より絢乃より上だった事で留学の意味はと笑う彼女が可笑しかった。


それでも、その噂の声は静かに広がる・・・丁寧に聞きに行く生徒までいると聞けば興味は静かに沸き起こり始めた。

それでも声は掛け難く彼女自身、相手にもしない事で不思議と皆の目だけが集まった。

それも気にしない絢乃は話しかける・・・そして絢乃にだけは面倒とも言わず会話を楽しむ姿があった。

容姿端麗なのに・・・それは、いつの間にか勿体ないという言葉で締め括る事に笑えた。


寝ようと布団を被せたが直ぐにスッとし振り向けば、彼女が笑って入り込んできた事に口を引いた。

『気にしないねぇ(笑)』
『 ・・・(笑)』
『(笑)寝なさい』
それだけ言うと自分へ腕を回し目を閉じてしまった。

眺めていれば寝かされるようにベッドへ押さえ込まれ・・・笑っている間に布団までかけられる・・・

不思議と温かく気にもならない自分に笑えた・・・眠らなければ授業へ出れず帰るはめになる。

それが辛くなる事で、いいかと眠るのだが・・・いつからか、腕を回す場所が変化していた事に苦笑いだった。

いつものように寝ろと促すが、今日の彼女の手は下にあった・・・確かに温まり始めるがと苦笑いだった。


この日は・・・
『(笑)寝る前の触りはパス!』
同じベッドに来て自分へ腕を回す・・・その彼女の手が運ばれてく事で、またかと静かに声にしてみた。

『気になる?』
『 ・・・少しな』
『(笑)だよね・・・だけど平気でしょ?寝たら(笑)つまんでも、擦っても寝れる君の体が(笑)羨ましいかな』

『(笑)自分にしろよ』
『つまんないじゃん(笑)』
『(笑)だから今日はソコ?』
動かすでもなく今は触れ止まっている状態で話し出す。
『ん(笑)、これは何回目かな』
『 ・・・』

『巡り廻って(笑)何回目か覚えてないや・・・いいから(笑)寝なさい』
『たたしたい?』
『ならないのに?(笑)。大丈夫よ、無理やり襲わない事に』
『(笑)出来んのか?』

話し方に可笑しくて笑う・・・聞いてみれば考え始めた彼女に苦笑いをしたが、眠気は起き・・・いいかと彼女に構わず枕へ凭れた。

少し前に・・・寝入る直前に名を聞かれ呆れたが、挨拶だと少しだけ会話をした・・・それからも、自分へ触れながら眠る彼女に構わず寝た。

不思議と温まるのか、体は休められ自分の体に軽さが出来た事で余計に気にならなくなっていた。

それでも気づいた今の場所は知らなかった・・・自分へ手を運び静かに触れているだけと思えたが、ゆっくりと優しく動き出した事で身が固まる気がして驚いた。

すると彼女の手は下腹へ上がり温めるように止まる・・・そして優しく囁くように大丈夫と静かに声にする。

楽しいからと謝るが、無理やり戻す事もなく自分だけを温めている気もして強張った体は力が抜けていった。

それにも気づくのか、優しく触れた手が下がる・・・目覚める事はない自分を知るが、彼女に話すかと迷う自分に苦笑いだった。

『(笑)気にしないで』
-普通はするだろ(笑)-
可笑しくて笑えた・・・事の始まりという触れ・・・自分の状態に関係ないと言いたげに優しく扱う手に苦笑いだ。

自分で始める触れに近いが自分に反応もなく、いいかと眠る事にした。


触れた場所で順番が回ったのだと思うようになった自分に笑う・・・フッと笑う息が自分の項へかかった。

ざわつく事なく丁寧な触れに苦笑いをし寝ようと目を閉じたが・・・
『(笑)試すね』-何がだ?-
突然の囁き・・・

何だと様子をみていれば、既に布団はなくマッサージのように触れてくる彼女に驚いた・・・

-習ってる? ・・・ ・・・なわけないな(笑)、女子だし・・・-
そう思いながらも全身を撫でる彼女の手を眺め感じた・・・場所によって強弱はあり、気持ちよくなる自分にも笑えた。

血の巡りかと心地好くて目を閉じれば睡魔は来たように眠り込んだ。


-こんな子(笑)初めてだ・・・-
触れに反応もなくビクつきもない場所・・・それでも寝れる体が凄いと可笑しかった。

忍ばせた場所で初めて声がする・・・唸りに似た声が微かに始まり想像は出来た。

ふと過る・・・その声音は聞いた事があると・・・触れながらも小さく囁く事で二人の名のような呟きがあった。

-本当に同じ子だった・・・-
触れを変える・・・忍ばせた場所に・・・その唸りはなかったが、強張る身は解れていった。

唇で触れる・・・彼を眺め様子を見ながら始めた・・・驚き微かなビクつきはしたが理由を知りたそうな目を覚ました顔に笑み返した。

それでも無駄と笑う彼に寝ろと促せば本当に寝てしまう・・・可笑しくて・・・楽しめた・・・

この日は・・・
自分に起きた事が信じれず驚き過ぎた・・・それでも不思議と、自分へ沸き起こる吐き気や嫌悪感が起きなかった事に気づけば苦笑いだ。

目覚めれば何事も無かったかのように自分へ腕を回し抱き付くように眠っている彼女が背中にあった。

重なる部分の温かさは心地好く、自分の中は穏やかな波のように静かで・・・触られても大丈夫だった自分に気付き、身を静かに変えて 眠っている彼女を見つめた。

必ず隣で眠っている・・・自分へ寄り添うようにだ・・・へんな疲れもない自分の身に最初はホッとしたが、最近は安心出来るような温かさと分かり彼女だからかと考える日もあった。


そっと抜け出し彼女へ布団をかけ直す・・・自分の中が落ち着き、より穏やかな気もして全部が癒されるように休めるようだった。

またかと苦笑いしかない・・・眠った自分へ触れていた彼女・・・自分に触れ楽し気に囁きながら撫でる・・・こんなはずなんだと呟き両手に包み声にする。

そうだったのかと眺めるが、呆れ寝てしまえと触れも止めずに笑み呟く彼女がいた。

寝れるぞと言っても、どーぞと笑う・・・全身へ巡り全部へ触れていく彼女に苦笑いをした。


いつかは重なる肌の温かさで目覚めた・・・驚きはしたが、今度は何をしたのかと苦笑いだった。

目があえば丁寧に触れ何をしたのかと声にする・・・反応もない事は本当に異常だと思えたが、不思議ちゃんなだけと、いつからか彼女が呟き出した。

ひごとに目覚める体は楽しいと、保健室に入った姿に笑み彼女が自分を追いかけてくる・・・

楽しくなる自分も嬉しくて・・・その辛さを取ってやりたい彼女もいた。

楽しい方へ・・・そんな思いで始めた自分を知った。

それでも声にはしなかった・・・こんな自分が役立つ事に苦笑いだったが、治せば彼の先も落ち着くと丁寧に彼へ触れていける自分に浸った。