一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

いよいよ着工です。豊栄の住宅(ネイティブハウス)

2013年01月31日 | 豊栄の住宅


いよいよ補助金対象地域型住宅ブランド化事業 ネイティブハウス仕様の

豊栄の住宅の着工です。


お天気は良いが、チョー寒い日に地鎮祭を行い

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ピーカンで穏やかな天気の本日、地盤改良がスタート。

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長期優良住宅の認定も取得し、基本設計は完了。 現在は打合せや詳細図にて細部を詰める作業を行っています。

基本設計は、とってもシンプルでスカッとした住宅ですので、 その分、各部の納まりや細かい点が重要になります。 

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例えば、様々な装飾や色の濃い素材を使えば、多少プランや細かい納まり(ディテール)が悪くても、誤魔化せちゃいます。 しかし、そういったもののない「素」の建築では、設計も施行も本当の実力が試されます。

その分やりがいのある仕事になります。 只今、細心の注意をはらい詳細を検討中です。

安易に流行りのインテリアやスタイルの家を提供する事は、これから先 数十年もの間 お客様にその固定化されたインテリアやスタイルを強要する事につながります。 

当社では そうではなく 「経年による流行りや住まい手の好みの変化を、許容してくれるニュートラルな空間を提供したい。」 そう考えております。


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住まいの設計[別冊]に掲載

2013年01月29日 | 西大崎の住宅


西大崎の住宅が、1月28日発売、住まいの設計[別冊]2013年度版に掲載されています。

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全国21実例の中に入れて頂きました。

是非、書店でお手にしてみてください。



今、書店に行くと・・・・ 

ハウジングこまちには、長倉の住宅が、

表紙モデルと

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22ページの巻頭特集に

2013 


そして 住まいの設計[別冊]には、西大崎の住宅が、

Komuten_east2013_h1_2 Photo_4

掲載されています。


いずれも、会社PRのための広告記事ではなく、純粋に施主様自慢のご自宅を取材して頂いている記事なんですよ~


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脚のないダイニングテーブルのフレームです。の続き

2013年01月25日 | 石上のゼロエネハウス



石上のゼロエネハウスの現場は、大工工事もあと少しとなりました。 造作家具など細かい作業に入っています。

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そして、いよいよ脚のないダイニングテーブル一体キッチンの造作です。

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骨組みにスチール(鉄)を使い テーブルが跳ね出しできる様にフレームを製作。 これにより、とりあえずダイニングテーブルに脚がなくても浮いているわけです。

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しかし、この頑丈そうなスチールフレームでさえも、実は計算するとまだ強度が不足しています。 十分な荷重を支える事ができるのですが、その際のたわみが少し大きくでます。

たわみ量を完全にゼロとする事はできないが、可能な限りたわみを小さくして 使い心地に違和感が出ない様にしたいのです。


そこで、このスチールフレームにもう一工夫。 (以前に問題を出しましたが、正解者は残念ながらゼロ おしい方は居られました。)

このスチールフレームは角パイプでできています。パイプの内部は空洞です。 この空洞に無収縮モルタル(セメント)を充填するのです。(←これが正解)

すると、モルタル充填鋼管という構造になります。 内部に充填された圧縮に強いモルタル(セメント)を、外部の引張りに強いスチール鋼管が拘束し、部材の変形を強固に抑えます。 最強の構造ですね。

この構造の注意点は、自重が重くなる点。 いくら強度が上がっても自身が重すぎては負担が大きくなるばかりです。 部材のサイズと強度のバランスがポイントです。


今回の様に構造計算までしてキッチンを設計するのはとてもまれなケースですが、基本となる建築の構造計算をシッカリとできる能力があれば、こんな様々な応用もでき 設計がより楽しくなります。 そして、何よりもお客様に安心して頂けます。


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ガラスブロック。こんな事もできます。

2013年01月18日 | 石上のゼロエネハウス

石上のゼロエネハウスの玄関ポーチです。

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玄関ポーチの吹込みを防止しながらも、明るさや開放性を損なわない様に、ガラスブロックで壁を作っています。

養生のためにまだビニールがかかっていますが、青みがかったガラスがとてもきれいです。

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通常、ガラスブロックの施行というと、ガラスブロックを支えるために、アルミや鉄で組んだフレームや、壁面をくり抜いた中に、ガラスブロックをはめ込む方法が普通です。 ガラスブロックだけを積み上げても地震などで簡単に倒れてしまうからです。

しかし、当社が行うガラスブロック工事には、その支えるフレームが存在しません。 特殊な工法で自立させ、ガラスブロックだけが積まれた様に、スッキリきれいに見せる事が可能です。

ですから、こんな塀や ↓

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こんな仕切りや ↓

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こんな建物だってできちゃいます。 ↓

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もちろん、地震がきても平気です。 


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外観と間取りの秘密

2013年01月13日 | NEWプロジェクト

以前にちょこっとご紹介したNEWプロジェクト。 来月早々に旧豊栄市に着工予定で地域型住宅ブランド化事業の補助金対象となる物件です。 現在は、構造計算や断熱性能などの技術審査も通り、長期優良住宅の認定の申請中です。

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この豊栄の住宅の特徴はたくさんありますが、何と言ってもこのファサード。 ホワイト単色のみでも これだけかっこよく見える外観は、カタチがとても整っている証拠です。 (全方位から見てもカッコいいんです。

アクセントで色や素材を部分的に変えて外観を整えれば、カタチが多少悪くてもそこそこ誤魔化せちゃうのですが、そのカタチ自体に意味がなければ 数年後には陳腐なものになってしまいます。 逆に意味あるデザインなら余計な装飾をしなくても何年たっても残るものなのです。 

表面的な装飾や形状を使った「デザインしてます。」的な薄っぺらなデザイン住宅も多く見受けますが、それが一体何年もつのか・・・  外観にも間取りと同様に、目には見えないけれど しっかりとした意味のあるデザインをしなければならないのです。

では、この豊栄の住宅の外観や間取りには、どんな秘密があるのでしょう。

まず、下の鳥瞰図をご覧ください。2階がメインとなるLDK。左右(東西)には窓がなく、逆に上下(南北)方向には外周壁も間仕切壁もなく全て開口。 まるでトンネルです。 これは単純に立地条件から導き出されたものです。

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ここまでは、とてもシンプルな考えですね。(構造計算的には大変ですが・・・

しかし大開口のある単純なトンネルプランは、今回の様に敷地と南北方位がズレている場合には、南北の大開口から、夏の暑い日差しが朝と夕方に入ってしまいます。 そこで・・・

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と、袖壁を設ける事でクリアしています。 これが外観にアクセントを与えデザインの一部となっています。 

次に通風に関してですが、これが意外と難しい。通風の良い家を作るためにアメダスなどでその土地の卓越風を調べるのですが、季節や日や時間によっては予定していた方向と全く異なる方向から風が吹いてしまうのです。

ではどうやって通風の良い家を作るのか? あまり頼りにならないこの卓越風利用する以外に、高低による温度差を利用した重力換気とする方法があります。 しかし吹抜けやロフト、天窓がない立体的に空間がつながらない住宅の場合は これもなかなか難しい。 

ところが今回は、前述の日射遮蔽のための袖壁が、風をキャッチするためのウインドキャッチャーとしても有効となるのです。 なんと全方位通風が可能なのです。 こんな風に・・・

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以上の様に、周辺環境への対応や日射や通風など快適性を追求した結果生まれたカタチは、表面的にカッコつけたカタチとは異なり、しっかりとした意味のあるデザインなります。 

この意味のあるカタチは、住まいを快適なものにするだけでなく、ご近所さんや通りを行き交う人達の目にも 嫌悪感を与えずに 何年たっても許容してもらえる風景の一部になるものと信じております。

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