釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

愛知川上流釣行 16号様の入魂と渓流釣り師の登竜門

2021-05-31 21:36:00 |  実釣

異常な早さで梅雨入りになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

最下級釣り師です。

先日、有休を取得し愛知川へ行ってきました。
前日に少々まとまった雨が降ったのですが、釣行当日は雨も上がり絶好の釣り日和となりました。
朝の4時30分に自宅を出発し、永源寺道の駅でコンビニで買ったおにぎりとコーヒーで朝食をすませます。 


あれ?コペンは?デリカは?と思われた方、都市伝説であるツチノコの生息数に匹敵する、当ブログの数少ない読者とお見受けします。
車を乗り換えました!
最近は高速道路を使う機会が多く、軽であるコペンでの移動がしんどくなってきました。
と言うことで、普通車に乗り換えることに決めたのです。
小型車で検討した結果、コストと走りを両立したスイスポに決めました。
スイスポを選んだ理由は他にもあるのですが、機会があればその時にご紹介させて頂きます。


コペンは手元に残しておきたかったのですが、私の小遣いでは維持費を確保できず…
残念ながら手放すことにしました(泣)
それはさておき…
この日はとある支流から遡行することに決めていました。

話は変わりますが…

私は渓流を上流に向かって歩いて行くことに「遡上」というワードを使っていました。
意味的には「流れをさかのぼって行くこと」で間違ってはいないと思うのですが…
今回、この「遡上」に違和感を感じて調べてみました。
すると「遡行」というワードが出てきまして、こちらも意味は「流れをさかのぼって行くこと」で同じ意味です。

しかし、しっくりするのは「遡行」の方で、「遡上」にすると…

「お前は鮭か(笑)!」と突っ込まれそう…

いや、既に突っ込まれていたかも?ですが、急に恥ずかしさがこみ上げてきました。
自分の無学を曝け出す「ブログ」と言う「アホ発見器」の恐ろしさを痛感した出来事でした。

気を取り直し話を戻します。

迷わず決めていた支流に向かい到着すると、幸運にも誰もおらず一番でポイントに入れたようです。
因みに、このポイントは前回出会ったテンカラ師の方から教えて頂いたポイントです。
この日はミノーも使いたかったので、少し張りのあるAMR-1とリールはrevo MGX2000SHです。


「今日こそは、旅小僧ランディングネット16号様に入魂!」と無駄に気合だけは入っているのですが…


水量もいい感じで、釣れそうな雰囲気はあるのに全く反応がありません。


釣を始めて1時間が経過した頃、やっとアマゴがスプーンにヒットしましたが…
またしてもランディング直前で痛恨のバラシです。
しかも同じポイントで2バラシ…
しかし、バラシはしたものの、ロッドが柔らかい方が魚をかけてからのコントロールがしやすいような気はしました。
それに、まだ2回だけのバラシで、ロッドの可能性を否定するのは早計です。
先ずは焦らず、バラシてしまった嫌な気持ちをリセットするために、ここで一旦休憩します。


このセブンのインスタントコーヒーセットは、2杯分のカップに必要な物が全て入っていてとても便利です。


この日は朝方に少し冷え込みがあり、ホットコーヒーが身に沁みます。
自然の中で飲むコーヒーは、インスタントなのに…凄く美味しい


気を取り直して、再び遡行して行きます。
この先は堰堤があり、一度脱渓して別のポイントから再び同じ支流へ入渓します。
先程の岩がゴロゴロしている渓相から、一変して静かな雰囲気になりました。


ここはカワムツだらけでしたが、これはこれでとても綺麗な渓相です。
ここからはまだ行った事がない未知の領域ですが、YAMAPがあるのでとても助かります。
しばらく遡行したところで深い淵があり、大物が潜んでいそうなのですが…
スプーンの後についてくるのは、カワムツの大群です。
ここは早々に諦めましたが、そのまま遡行することが出来そうもないので高巻きします。
結構な斜面で大変でしたが、無事に崖を登ることが出来ました。
上からみると良く登れたなぁ…と…


やはりウェーダーのフェルトでは滑ってしまうのでとても危険です。
今後のことを考えると、アイゼンのような物を購入した方が良いかもしれません。

再び入渓しますが…

スプーンだけでなく、ミノーもキャストしてみますが、魚からの反応は少ないです。


たまにルアーを追ってくる魚影は見えるのですがヒットに至らず…
釣り始めて5時間が経過したところで、大きな堰堤に到達しました。


ここでスプーンをキャストし巻いていると、いきなり「ゴンッ」と大きなアタリがありましたが、またまたヒットに至らず…
しかし、魚がいることが分かったので、俄然やる気は出てきたのですが…

その後、魚からの反応はありません。

昼前でもあり、一度ポイントを休ませるために脱渓してお昼ご飯を食べることにしました。

お昼は定番のカップヌードルのシーフードと、鶏五目おにぎりです。

自然の中で食べるラーメンは、インスタントでも…凄く美味しい


そして忘れてはならないのが甘味です。 
渓流釣りってかなり体力を使います。
なので、甘味が欲しくなるんですよね。

まぁ、私の場合はいつもですが…(笑)

しかし、この日は甘味を買い忘れてしまい、コーヒーに砂糖とクリープを入れて糖分を補給します。

ゴミを片付け、ゆっくりコーヒータイムを楽しみます。


十分ポイントは休ませたので、先程の強烈なアタリの主の正体を探りに入渓します。 

先程と同じポイントにスプーンをキャストすると、ルアーのフックに葉っぱが掛かったようです。

「あちゃ〜貴重な1投目に葉っぱを引っ掛けるとは…」と思っていると…
 
いきなりその葉っぱが上流に向かい反転!? 

その瞬間、体が勝手に合わせていました!

葉っぱと思ってたいたのは小さなイワナでした。


もはやランディングネットに入れる必要もないサイズです(笑)

とは言え、このイワナをこのままリリースすると「旅小僧ランディングネット16号様」と渓魚とのツーショットがいつ撮れるか分かりません。

そこで、無理矢理撮影してみたのですが…


思った以上に寂しい感じがしてしまいます。

このイワナさんには早々にお帰りになって頂きました。

しかし、久々に釣れたことで飛び上がるほど喜び満足した私は…

最下級「もう帰ろうか…( ´∀`) 」

と、少し思ってしまったのですが…
明らかに最初に出たアタリの魚ではありません。  

もっと大きいのが居るような気がしまして…
その後、カラーを変えてスプーンをキャストしますが、魚からの反応はありません。

そこで、シルバークリークミノーにチェンジします。


Drミノーもリップを補修しながら使っていますが、このシルバークリークミノーも1000円を切る価格で中々いい動きをしてくれます。

そして、キャスト位置を正面から横に移動し、斜めにキャストして少しでもヒットポイントで長くアピール出来るようにします。

そのシルバークリークミノーの第1投目にドラマが起こりました!

トウィッチで引いて来たシルバークリークミノーが見えかけた時に、後ろから大きな影が突進してミノーに襲いかかってきました!

そして、その大きな影が反転した瞬間、ドラグが鳴りました!

少し緩めにしているとはいえ、まさか渓流でドラグが出るような魚が釣れるとは思ってもいなかったので驚きです。

幸い障害物もなく、慎重にやり取りができたお陰で、無事にランディング出来ました!
デカい!!


ランディングネットに納めた瞬間…
最下級「やったー!ヽ(`▽´)/」…

と、年甲斐もなく声が出ていました(笑)

測ってみると33㌢のイワナで、スレンダーな魚体ですが文句なく尺超え達成です!


渓流釣りを始めて5年目の快挙です!
ハマオさん、入魂出来ました!
ありがとうございますm(_ _)m


ただ、残念なのは尾ビレが欠損していてまだ小さく、放流されたばかりの個体のようですが…

贅沢は言ってられませんね。

釣れてくれた事に感謝しつつ、元の住処にお戻りになって頂きました。


十分満足した私は、気持ちよく納竿しました。

この日の結果は、アマゴ2バラシ、イワナ2ゲットになりました。

こうして見ると、魚種によるデータも残した方が良さそうですね。

一先ず「16号様」とのツーショットを人生初の尺超えで飾れ、最下級としては上場の釣りとなりました。 

この前はアタリさえなかったのに今回は尺超えです!

んなことが起こるから釣りは面白い!!

入魂出来たことに一安心ですが、今回は少々荒い釣行となったので、帰ってから「16号様」を確認すると小傷がちらほらと…


画像ではまだ良くわからない程度ですが、その内どんどんと傷が増えていくのかなぁ(泣)
でも、最下級の私にはとても頼もしい相棒です!

先ずは渓流釣り師にとっての登竜門である超え(勝手に決めつけてます(笑))と、「16号様入魂が出来て一安心です。
次は、アマゴとのツーショット目指して頑張ります!
コメント (4)
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なごみの湖釣行 なごみで癒され…そして驚きの逸品が!

2021-05-11 22:55:00 | 実釣・日記
愛知川上流釣行の翌日、どうしてもトラウトに遊んで欲しかったので、なごみの湖へ午前中だけお邪魔させて頂きました。

「愛知川へ行って釣ってこいよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…

愛知川へ行っても、現状では返り討ちに会うのが、火を見るより明らかでしたので…

それと、新調したロッドも試してみたかったのも「なごみの湖」を選択した理由の一つです。

【メジャークラフト ファインテールエリアモデルFTA-582SUL】



パッドがグリーンの綺麗なロッドです!
見た目の衝動買いで、特にロッドのスペックにこだわりがあったワケではありません。

しかし、実に使いやすいロッドで、たまたまかもしれませんが、この日7匹ヒットしてバラしは“ゼロ”でした!

まだ1回しか使ってないですが、今後エリアでの出番は増えそうなロッドです。

それはさておき…

意外に調子の良かった今回の釣行ですが、前日の快晴とは打って変わってこの日は朝から曇り空で、時折雨もパラつく日でした。

正月明け以来の「なごみの湖」です。


この日の本湖は、各桟橋に2人づつと固定桟橋に1人、私を含み計7人の釣り師の方がいらっしゃいました。

私は一番上流の桟橋に入り、逸る気持ちを抑え、先ずはDrミノージョイントをキャストしました。

キャストしながら周囲を見ていると…  

湖岸の木から落ちた葉っぱが浮いてる水面で、レインボーがチェイスしている様子がうかがえました。

葉っぱに混ざって虫でもいるのでしょうか?

そこにめがけてキャストし、着水してリトリーブした瞬間に、スーッとDrミノージョイントめがけて、水面が動いたかと思うと難なくヒットしました!



30㌢くらいでしたが、やっぱりここのレインボーは良く引きます!

今日はイケる…と思ったのも束の間…
この後が続きません。

ただ1人、固定桟橋にいらっしゃるご年配のフライマンが、コンスタントに釣れ続けています。

見た感じ…そう、「釣り仙人」といったところでしょうか…

「羨ましぃな…」と思っても、釣れるワケではありません。

クランク、セニョール、Drミノージョイント、スピナー、スプーン…巻きで持ってるルアーを一通り試してみましたがノーバイト…

釣り仙人の様子を観察すると、ゆっくりのんびりとフライをキャストして、じーっとしています。

最下級「定年になったら、あんな風にのんびり釣りが出来たらええなぁ…」

と思っていると…

突然、超スピードの電撃フッキング!

最下級「おぉ!釣り仙人様!!」

この動きのギャップ…

例えるならヨーダとドゥークー伯爵のライトセーバーでの戦いのようです!
(この例え…分かる人いるんだろうか…^_^;

この一連の動作を繰り返し、レインボーを次々にヒットさせているのです。

と言うことは、今日は横の動きに反応しないのでは?ということで…

久々に自作フェザージグを使ってみました。

オリーブカラーで超スローに巻いて様子を見ていると、何度かモゾモゾとしたアタリがあります。

集中して巻いてると…
出ました!


サイズはこの日一番小さかったですが、狙いが間違いではないことを証明してくれました。

それからしばらくして…この日一番のレインボーが釣れました!


40㌢くらいのナイスサイズです!

MGXのドラグを気持ち良く引き出してくれましたが、顔に白いカビのような病気を持ってる個体でした。
回復すると良いのですが…

その後も、連チャンと言うワケではありませんが…


集中力が途切れない程度で連れます。


この日一番目を引いたのは、オレンジが綺麗なこのレインボー…


ナイスなファイトを見せてくれました!


とってもイケメンです!


そして、この日7匹目となるレインボーも無事にランディング出来まして…


タイムアップとなり納竿としました。

なごみの湖で、ここ最近にない釣果を出せました。

自作フェザーの活躍にちょっと鼻息が荒くなってしまいましたが…

それよりもバラシがなかった…と言うよりは、バラす気がしないほど安心して楽しめました。

このファインテールエリアモデル…

何が、どうのように良いのか?なんてインプレは私には出来ませんが、一言感想を述べさせて頂くと…

最下級「ナンダカツカイヤスイナァ…」

という、この中身のない一言に尽きます。

何れにせよ、良い買い物が出来ました!


それはそれとして…

GWのある昼下りのことです。

ハマオさんから追加の逸品が届きました。


厳重に梱包された中身は…


“旅小僧マグネットリリーサー”です!

素晴らしい仕上がりなのですが、急遽製作したもので、研磨し整えていないとのことです。

このままでも使えるとの事ですが、急遽作ってこの仕上がり…(゚∀゚)スゴイ

個人的には全然気にならないのですが、あの光沢を出す作業がクセになってしまって…(笑)


塗料が6月にはカッチカチに硬化するとのことなので、その頃に仕上げをしたいと思います。

ハマオさんのご好意により、旅小僧アイテムが一気に揃いました!

なのに…なのに…私の釣果は…(TдT)

それにしてもカッコイイ…
やっぱり家宝にしようかなぁ…(笑)

ハマオさん、ありがとうございます!


コメント (7)
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愛知川上流釣行 激戦GWの生き残りは猛者だらけ

2021-05-08 22:13:00 |  実釣

先日の夜の出来事です。

スヤスヤ眠っていると、シュルに起こされた嫁。
「母ちゃん…ケータイが鳴ってる…」
耳をすますと、確かに「ヴーッ…ヴーッ…」とバイブ音がする。
ん?と思った嫁が、よーくその音を聞いた後、シュルにこう言いました。
「シュルちゃん、あれはケータイの音じゃなくて、父ちゃんのイビキやで


皆様、いかがお過ごしでしょうか?
最下級釣り師です。
早速、QCストーリーのデーター取りと、旅小僧ランディングネットと渓魚のツーショットを求めて、愛知川上流へ行ってきました。
カレンダーではGW明け初日なのですが、知っているポイントはどこも車が停車していました。
しかし、そんなことは想定の範囲内です。
今回は、更に上流を目指すために、力強い相棒を連れて行きました。
それは、デリカ:D5です!


これで林道も楽に移動でき、広範囲を探ることが出来ます。
そして、もう一つ心強いアイテムが“YAMAP”です。
ブロ友のハマオさんから教えて頂いたのですが、これはスマホのアプリです。
無料でマップをダウンロードすることが出来るのです。
しかも、電波がなくてもダウンロードしたマップを使って、GPSで自分の位置も確認が出来ます。
これを使えば知らない場所でも、安全に渓流を歩くことが出来ます。

これは1度使うと手放せないですね。

ハマオさん、教えて頂きありがとうございますm(_ _)m
“YAMAP”のマップ
今回は、ランディングネット、デリカ、そしてYAMAPが新しい相棒です!
そして、QCストーリーでの対策であるAMR-1ですが、今回はさらにライトなAMR-1Lで検証することにしました。


準備万端、早速林道に突入します!
前日の雨から打って変わっての快晴ですが、下は泥濘んでいる所や、深い水溜りがアチコチにあります。
しかし、デリカは楽々と進んで行きます。

あまりこのような道を、車で走った事はないのですが、大きく揺れ続けるデリカを運転するのが楽しくなってきました!
ただ、タイヤがミニバン用のトランパスmpZなので無理はせずゆっくり進みます。


しばらく走った所で、駐車スペースを見つけたので入渓します。
今日から私の相棒となって一緒に釣りをする“旅小僧ランディングネット16号様”…カッコイイ…(´∀`)


降りれそう所を見つけ、渓流に降り立ちます。
すると…

雨上がりの朝…ということもあるのでしょうが、とても綺麗な光景です!
今までで、一番綺麗な渓相だと思いました。

いかにも釣れそうな雰囲気ですが…

渓魚からの反応はありません。
ふと足元を見ると…
これクマの足跡でしょうか?


周りに誰もいない不安から、少しの異常も悪い方へ思考が働いてしまいます。
一応、腰にぶら下げている熊スプレーだけが頼りです。
とっさに使えるとは思えませんが、あると心強いアイテムです。
それと裏腹に、景色には癒やされますが…


肝心の魚は全然癒やしてくれません。
1時間程歩いたところで行き詰まったので、1度脱渓することにしました。
そして、デリカに戻り更に上流を目指します。
そこから車で5分ほど移動したところで、また入渓します。


ここは渓流に沿って林道があるので、通り過ぎていく車が良く見えます。

私が入渓してから数台の車が更に上流を目指して走って行きました。
マップで確認すると、上流に支流があるので、そこを目指しているのかも知れません。

先ずは、車が停車しているところまで釣り上がることにしました。
中々、渓魚の姿さえ確認できない状況なので、気分転換にスピナーを使ってみることにしました。
ずんずんと歩いていると、良さそうなポイントを発見しました。

画像赤点を、スピナーが通過した瞬間に渓魚が一瞬追いかけて食いつこうとする姿が見えたのですが、残念ながら空振りとなってしまいました。


その後は何をキャストしても魚影すら確認出来ませんでした。
そこから少し上に上がった所で先程とよく似たポイントがあり、今度は赤丸の所でライズと魚影を確認できました。


これは最大のチャンスです。
先ず、スピナーをキャストしますが反応なし。
次はスプーンをキャストしますが…やはり反応はありません。
しかも、逃げる様子もなく、たまに魚影が確認できます。
ここで、しばらくポイントを休めるために、休憩することにしました。
ルアーに見向きもされない状況…
もしかしたら、虫を意識して捕食しているのかも知れません。
ルアーでは分が悪そうですが…
最下級「ならば、リアクションバイトで食わしてやろうじゃないか!」
休憩しながらルアーを付け替えたり、YAMAPで地図を見て時間を潰しました。
時計をみると10分を経過しました。
私なら、さっき食べたご飯を忘れるには十分な時間です。
早速、Drミノーをキャストし、ライズポイントでアクションさせた瞬間…
あれっ??何の反応もありません。
それから数回、カラーを変えたり、スプーンにしたり、フェザージグもキャストしてみたのですが…
全くの無反応…しかも逃げるドコロか、平然とライズしています。
もう、魚に見切られているのか…いやいや、私が下手くそなだけでしょう。
もう、打つ手無しとなったので、このポイントは諦めることにしました。
それから少し歩いたところで、マップにあった支流に到着しました。
林道を見ると、車が2台停車していました。


通り過ぎた車の中には、ジムニーもいたのですが、ここに居ないとなると、まだ先へ行っているのでしょう。

支流に入ったのか...本流へ行ったのかは分かりませんが、この先すでに人が入った可能性があると思うと、釣り上がる気になれません。
残念ながらここまでのようです。
林道を歩いてデリカまで戻る途中で、小さな支流を見つけたので少し覗いてみたのですが…


ポイントが小さすぎて、私程度のスキルではルアーを正確にキャスト出来ず釣りになりません。
諦めて…ランディングネットの撮影会をすることにしました。

最下級「あ〜イイよ〜イイよ~イイねぇ〜」
とか言いながら撮影していると、突然背後に気配がしました!
謎の釣り師「こんにちは!ここどうでした?」

最下級「はへっ!?…こっ…コニ…チワ…ハㇵㇵㇵㇵ…」
突然のことで苦笑いしか出来ない私に対し、謎の釣り師の方は私の奇行に一切触れない大人な対応です。
この方はテンカラ師の方で、私がたまたま入ったポイントで釣りをするつもりのようです。

私がここで釣りをするつもりは無いことを伝え、テンカラ師の方の状況をお伺いすると

GW中で本流を中心にかなり叩かれているようで、魚がスレ気味で非常に厳しいとのことでした。
やはり、私のルアーをことごとくスルーした渓魚は、この激戦のGWを乗り越えた猛者だったのでしょう。

最下級の私は、渓魚に遊ばれたようなものです。
こうして、この日の釣行は終了しました。
ただ、このテンカラ師の方から、いくつかポイントを教えて頂けたのはラッキーでした!
また、落ち着いたころに挑戦したいと思いますが…いつ来れるやら^_^;
今回も、魚は釣れませんでしたが、またポイントを広く知ることが出来ました!
次もデリカで来たほうが良さそうですね。
次こそは、渓魚を釣り上げてランディングネットに入魂したいと思います。
 

コメント (4)
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最下級のQCストーリー part1

2021-05-07 23:27:00 | 日記

今シーズン、3度目の愛知川上流釣行で、2バラシの結果になったのですが…

そこで、気になる「バラす」と言う現象を、QCストーリーによって考察してみたいと思います。
①テーマ【渓魚さんを針から外れなくする改善】

②テーマ選定理由 
せっかく始めた渓流ルアーですが、釣りをするスキルも知識もないくせに、カッコつけることを優先した最下級釣り師。
最下級が決して使ってはならない「バーブレスフック」を使ってしまい、本当は「バーブフック」を使いたいのに今更使うワケにもいかず、後に引けなくなってしまいました。
そこで、バラシの原因が本当に「バーブレスフック」にあるのか検証し、バラシ率を下げる対策を打ち立てるために、このテーマを選定しました。
③現状調査
では、今まで一体どれくらいの渓魚をバラして来たのか調査しました。
最近、昨日の晩ごはんどころか、自分の歳さえ忘れてしまう私が、過去のブログを辿って渓魚の数をカウントします。

感心したことは、過去のブログを見て単に「バラシ」と言う文字だけで、数年前にその魚をどのようにバラしたのか...
そのことを今でもハッキリと思い出せることに対する驚きとともに、
思った以上に執念深い性格をしていることに気づかされました。
下のグラフは、月毎にその時の釣果とバラシの匹数を調査した結果です。
分かりにくいグラフですね。

このグラフの内容は、以下の表で見た方が分かり易いです。
使ったルアーで層別し、データを集計してみました。
「ゲット」は釣り上げた魚で、「バラシ」は読んで字のごとくです。
そして、ゲットあるいはバラシたルアーは、ミノーとスプーンしかないので、ルアーはこの2つで集計を取りました。
普通の釣り師なら、いちいちバラシた魚のことまで覚えていないでしょうが…
幸い私は魚と戯れる回数が少ない最下級釣り師なので、バラした魚のことまでちゃんとブログに残していました。
バラした魚さえ、この貧乏釣果を誇るブログでは、ネタにしないとブログが成り立たないのです。
トータルのゲット率は約43%で、ヒットさせても半分もゲット出来ていないことが分かりました。
とはいえ…個人的には「思ったほど悪くなかった」と言うのが率直な感想です。

しかし、冷静に考えると約60%近い魚をみすみす逃がしていることになります。
そして、渓流釣りを初めて5シーズン目、その釣果がトータル17匹という結果に愕然とします...
因みにこの結果の信憑性ですが、「とあるブログ」で紹介された論文で…(バーブフックで検索)
「特にバーブレス&トリプルフック(バーブレス&シングルもほぼ同等の結果)の場合、約50%がフッキング後にバラす可能性があることを示しています。」
この結果からも、私の約43%と言う結果があながちピントがズレた結果ではないことが推察されます。
そもそも、この「とあるブログ」は「バーブもバーブレスも魚へのダメージは変わらない」ことを伝えている記事であり、私の「QCストーリー」を瞬殺する破壊力を持った内容になっております。
そして、この「とあるブログ」は、バーブフックが釣果を大きく左右していることを示唆しており、世間一般的に良く見聞きする…
謎の釣り師「バーブレスはバーブと比べても釣果は変らない。何ならバーブレスの方がフックが刺さりやすく良く釣れる!」
と…何のエビデンスもなく言い切る最上級釣り師の話ですが、私のような最下級釣り師には当てはまらないことを実感しております。
かと言って、「バーブ」にするかといえば、試したい気持ちはあるものの、この「バーブレス」と言う縛りに興奮して…(*´Д`)ハァハァゲーム性を求めているから「バーブフック」を使うつもりはありません!
公平性を期すために申しておきますが…
決して「NPO法人 バーブレスフック普及協とは、一切関わりがないことはお伝えしておきます。
④目標設定
では、この結果をもとに目標値を立てさせて頂きます。
目標値はズバリ、ゲット率100%です!!
目標値を100%にした理由は、そもそもバラシを含めても渓魚と戯れた匹数は、5年目にして40匹です。
つまり、渓魚を針に掛けるまでのスキルがあまりにも低過ぎるからです!!(そもそもここが問題かも???(^_^;))

と言うことで、ゲット率100%で釣果アップを狙います!
⑤原因調査
さぁ、いよいよ本題に近づいて参りました。
現状調査で出たデータをもう少し詳しく分類してみましょう。

先ず、渓魚をバラす要因は何か?について、特性要因図を使って突き詰めてみました。

このような結果となりましたが…
あえて私個人のスキルは除外することにしました。
何故かと申しますと、私のスキルに焦点をおいても何の解決にもならないからです。
まぁ、この時点でQCストーリーは破綻していますが…
実際に行われている「QCストーリー」も、上司によって真実は捻じ曲げられ、都合良く改ざんされることもしばしばあるので、気にせずに続けます。
バラす要因として繋がりが深そうなのは、赤地の白抜きと黄地の箇所です。

特に3つの赤地の白抜きについては、「実際に変更したり」、「自身で試したり」、「自身で経験したこと」なので、このあたりを検証することにしました。

検証する順番は以下の通りです。

①番目はフックです。
フックは2018年9月より、スイミングフックを使っていますが、その効果については検証していません。
先ず、スイミングフックとの釣果を確かめてみたいと思います。

②番目はロッドです。
5年の間に3本変えていますが、その釣果についての検証も必要かと思います。

後、③渓魚について
釣れる魚が小さく、そしてもの凄く暴れるので、その時にどのような影響があるのか?

結果に従い推察してみます。

特性要因図…本来1人で行う手法ではないのですが、この結果が正しいかどうかなんて気にしないことにしましょう!

それでは、①番目にスイミングフックの効果についてです!
過去にスイミングフックで効果が出るかも?と試してから、どんな結果になったのか数値で出すのは初めてです。
しかし、スプーンに関しては一部しかスイミングフックにしておらず、スイミングフックにしたスプーンをいつ使ったのかは分かりません。
ただ、ミノーに関してはある時期以降、ほぼスイミングフックにしているので、ミノーでその状況を見てみました。

その結果…


ノーマルのフックでゲット率は46.7%で、スイミングフックは45.5%です。
何ですと!?スイミングフックの方が率が下がっている結果に驚きですが、それほど大きな差はありません。

と言うことは、スイミングフックだから良くなる…と言ったワケではないのでしょうか...

じゃ、一体何が原因なのか…(謎の勢力:そりゃ、あんた自身の問だ・・・謎は深まりました...

次に、ロッドのを変更した影響を検証します。

早速、各ロッド使用した期間を調べてみました。
更に、使ったロッド/ルアー毎に,ゲットとバラシ率をまとめてみました。
AMR-1とトラウティーノに関しては、データが少なく判断するには時期尚早のような気もしますが…

しかし...です!!
そのAMR-1が、脅威のゲット率60%を叩き出していたのです!
更に注目すべきは、使用期間が短期であるにも関わらず、ゲットした匹数も中々のものです。

まさかの、トラパラとトラウティーノを凌駕する結果です!!

では、AMR-1とトラパラ/トラウティーノに一体どんな違いがあるのか…
スペックと一緒に、何の参考にもならない最下級のインプレも付けてみました。


全てUL(ウルトラライト)のロッドです。
レングス、アクションの違いはありますが、「これが全部ULか?」と思うほど使った感じは全然違います。

一番はっきりと感じるのは、AMR-1は他のロッドと比較すると圧倒的にしなやかです。
ペランペランなロッドというワケではないですが、かなり柔らかいです。

そこで、釣れた渓魚を思い出してみます。

渓魚は常に流れに身を投じ泳いでいる、小さいながらもマッチョな魚です。
釣り上げられた瞬間の渓魚の暴れ具合ときたら、高知で釣り上げられる春ガツオに匹敵するパワーです(釣ったことはない…)!

おっと、初鰹が食べたくなったので、この日の夕食は鰹のたたきにしました!



話を戻します。

しかも、釣れる魚は20㌢前後がメインです。

極端な例で考察すると、固いロッドでフッキングした場合、魚が軽ければフッキングした力が逃げてしまう可能性はありそうです。
逆に考えると、大きく重量がある魚だと、硬いロッドでもしっかりとフッキングができる…例えば200㌘ものジグを使うジギングロッドで、ブリがヒットした時に思いっきりフッキングしても、魚のパワーと重量でガッツリフックに力を伝えることがイメージできます。
それが柔らかいロッドだと、魚が小さくても弾きにくくなり、フッキングが多少マシになりそうな気がします。
そして、水面へ渓魚を釣り上げた時、固いロッドは渓魚が暴れた力をロッドが吸収できず、渓魚が跳ねやすくなり...
更に、バーブレスフックであることから、簡単にバレるという事はないだろうか…
  
しかし、柔らかいロッドだと、暴れる渓魚の力を吸収し跳ねにくくする効果があるのでは?…
裏返しで考察すると、大きく重量がある魚を水面でプラプラさせるようなことはなく、例えそのような状況になればラインブレイクは必至です。
なので、重い魚は小さい魚に比べてテンションをかけやすく、バラす確率は低いように思います。
この魚の違いを考えず、バーブレスフックの「バレる」、「バレない」を語ってはイケないような気がしてきました。
それはさておき…
もし、この仮説が正しいなら・・・正しいなら・・・

私は...最初から正しかった
答えを、ドブに捨てて釣りをしていたのかも知れません!!

そうだとすると、いかにも最下級といったところです。

考えてみると、AMR-1はエリアフィッシング用に開発されたロッドなので、バーブレスフックでテストしていると思われますが…

トラパラは判断が難しいですが、トラウティーノはバーブレスフックでテストしているロッドではないように思います(最下級の勝手思い込みです)。


⑥対策立案・実施
原因調査から得た結果より、以下の対策を実施します。

対策:ロッドをAMR-1へ変更し実釣による調査を行う。

この単純な対策で釣果UPを図れるのか…
甚だ疑問ですが、結果は結果なので検証するしかありません。

少なくとも、2シーズンの釣果は確認する必要がありそうです。

次回の、最下級QCストーリーは…
⑥効果の確認より始めさせて頂きます。

仰々しくQCストーリーにしてみましたが、少し考えれば考察の1つに上がりそうな案件であることについては、そっとしておいて下さい。

しかし...効果の確認が出来るのはす
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GWのイベント…

2021-05-03 21:09:00 | 日記
このGWは、どこにかに行く予定はないのですが…

決して退屈な訳ではありません!

それは…


ハマオさんから頂いた、ランディングネットの仕上げです!

あらためて観察させて頂いたのですが、とても勉強になりました。

グリップ材とフレーム材の寸分違わぬ仕事の丁寧さ…


グリップ材とフレーム材が一つの素材のような完成度…

そしてこの光沢…


とても私のような最下級が真似できる領域ではありません!

因みに、大変恐縮なのですが、私のランディングネットと並べてみました。


最下級式ランディングネットのグリップが、やたら太くぬっぺりとしています…

ハマオさんのブログを参考にさせて頂いたり、アドバイスまで頂戴したというのにこの完成度…

大変申し訳なく思っております…

話を戻します。

出荷前に、ハマオさんがしっかりと研摩して下さったので、このままでも十分使用できるとのことですが…

後、ほんの少し塗面を均一にし、鏡面仕上げする仕上げの工程を残して下さったのです!

何という神対応でしょう!!

例えるなら…
大物をヒットさせ、ガッチリフッキングさせた後に、大物が掛かったタックルを渡して…

イケメン「この魚は貴方のものです」…

と、言っているのと同じことです!

要は、この後の工程では、失敗することはほとんど無く、磨けば磨くほど(⚠やり過ぎ注意)その輝きが増していく、とても楽しい工程なのです!

最期の仕上げの工程は、ニスの表面を水研ぎで平面にし、コンパウンドで研磨して仕上げます。

手順は、ハマオさんからカンニングペーパーを頂戴しまして…^_^

1. 1000番で表面を均し
2. 2000番そして3000番で塗面を整え
3. 鏡面磨き用の液体コンパウンド(車のコンパウンド入りワックスでも可)で仕上げ
⚠角は塗料の乗りが少ないので削り過ぎに注意!

工程数は少ないですが、時間をかけて作業しました。

ただ…元々仕上げる必用が無いくらいに綺麗だったので…

1000番とはいえ研磨することに躊躇しました。

しかし…さらなる進化を目指して研磨に勤しみます。


ニスを平面にするのは、決して力を入れず撫でるように擦るのがコツです。

ある程度研磨したら、このように光に翳して…


光に反射しているところが無いか確認し、なくなるまで研磨して表面を均一にします。


全面が均一にくすむと、2000番、そして3000番のペーパーで同じように優しく研磨します。

違いが分かるでしょうか?
【研磨前】          
  

【研磨後】

そして、一晩乾燥させコンパウンド仕上げに備えます。

それと、フレームに目処がついたら、同時に
クレモナネットもダイロンで染色します。

そして、1日目は終了です。

2日目は午前中にシュルのプール教室があったので、午後から作業開始です。

コンパウンドで鏡面仕上げです。


とても風も強く冷え込んだ日だったので、ガレージの中で作業します。

最初、蛍光灯に背を向けて研磨していたので、あまり輝きが出ていなかったのですが…

蛍光灯にかざしてびっくりです!


蛍光灯がグリップに映し出されています!

フレームの花梨トラ杢もウォールナットもツヤが出ています!
 

嬉しくなってどんどん研磨していきます!

最後にこれでコーティングです…


車のコーティング剤です。

CCウォーターゴールドは石油系溶剤を使っておらず、肌にも優しいそうで…

塗装をコーティングするために塗布しました。

そして、フレームが完成です!

表面の光沢が凄い…ハンパないです!

届いた時の状態でも十分だと思いましたが、これは研磨をやって正解です!

蛍光灯が、はっきり写り込んでいます(笑)


もう、感動モノです!!

後はクレモナネットを取り付け…

そして、完成しました!


今回はクレモナネットを、グリーンにしてみました!

オーソドックスなカラーですが、この落ち着いた雰囲気が、このフレームに合っているような気がしまして…

それと、花梨トラ杢の色合いと緑がとても綺麗に思えたので、緑を選びました。


ハマオさんの自作ランディングネット…

想像の遥か上を行く、とても完成度の高いランディングネットに感銘致しました…     

さぁ、後は入魂です!
ただ、私の乏しい釣果では、いつ入魂できるか分かりませんが…

先ずは釣りに行かないといけませんね!

早く渓魚を収めた写真を撮りたいです!!

ハマオさん、これで良いのか分かりませんが、無事に完成しました。

この度は、本当にありがとうございました
m(_ _)m

さて、ここで一つ問題が発生しまして…

あまりの美しさに…
お外に出したくない!」と思ってしまいます…(´ε`;)…

しかし…渓魚を収めた写真を撮影してこそ真の完成です!

どうやって釣行の時に持ち歩くか…

悩みどころです…

最後に、この作業を最初から最後まで不安そうに見届けてくれた、ピーちゃん、ピヨちゃんの感想です…


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