アサギマダラの迷足譜

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無理なかけ

2016年11月30日 | 囲碁

今日の新聞によると、来年3月、日本棋院の主催による、日中韓トップ棋士と囲碁AIの4者による、世界戦を行われる予定だと報じていました。日本は井山プロ、AIはアルファ碁ではなく、deep zen go だそうです。おもしろそうな棋戦がはじまるものです。

 

画像は、日曜日の県北最強戦の1戦です。黒がY沢さん。白が私です。結果は白中押し負けでした。白20は、右辺の守りでしたでしょうか。黒19のあてられた石はツグことはないのですが、全部を大きく取られるのは、避けたいところです。序盤の打ち方の第1として、自分の弱い石を守るという言葉に従うとしたら、やはり、右辺のどこかに石をころがすべきだったのでしょう。黒25に対してツグのは、きかされたようでしたが、つがなかった場合の打ち方をしっていないので、ツギました。黒27、白28となるのも定石のようですが、この定石の意味を知りませんでした。基本定石事典(高尾プロ著)によると、この定石は、普通の定石に比べて、黒27が高い位置にあるので、上辺の価値が大きくなるのだそうです。ですから、白もそのあたりを気にしながらうたないといけなかったようです。黒29の打ちこみにオオゲイマで受けたのは、場合によっては、白4子をすてようかと思ったからです。白36までは、私にはこんなものと思いますが、どうでしょうか。わかりません。黒37とこられたので、少し頭に血がいきすぎたのでしょう。白38とカケを打ったのが敗着になったようです。検討で、Y沢さんから、むちゃな手で、碁の法には、ない手といわれました。白46で最初は、黒39の上にダメをつめる予定でしたが、頭にのぼった血が下山せず、白46のところにあてられたら、悔しすぎると思ってついついのびて白46と打ってしまいました。このあと、白38をかかえられては、うちようがなく、投げたい気分になりました。白46で、ダメをつめれば、半分はとれますが、うちもアテラレタ上に4子もっていかれて、白悪いとのことです。また、白34は死に切っておらずに、左にのびれば、生きはあるようでした。実戦は、右辺の白をあがいているうちに黒からもう1手かけられました。

局後の検討をしていると、三次で一番強いH川さんが、白38は、黒29の石ににツケルべし。といわれました。それなら、黒を封鎖できそうで、白アツイとのことです。攻めたい石には、ツケルナという格言は、わたしの碁の憲法なので、まったく違反する考えは浮かびませんでした。 

こういうところなのですが、これで、優勝するのですから、困ったものです。


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