昨日、碁盤碁石を二組いただきました。これは、3年前に亡くなられたn先生の甥御さんから申しいれがあったものです。どなたか縁のあるかたに使ってほしいとのことでした。
上の画像は、高さが高い方の碁盤です。碁盤には、まったく詳しくありません。材質不明、おそらく新カヤでしょうか。15cmの厚さは、あります。碁石のほうは、白石はハマグリでけっこう厚さはあります。n先生が使われていたというより、購入して、おそらくは、床の間でもおいてあったものでしょう。傷はほとんどありません。石もかけたものもありません。平成になって、新規に購入されたものにちがいありません。
この碁盤、この前、囲碁教室で、碁盤がいれば申し出てくださいという提案に手をあげたyさんにもらってもらうことになり、写真撮影後にさっそくもらってもらいました。
昨日この碁盤をいただいたときに、n先生の甥御さんから、これらは、無料でいいといわれていたのですが、碁盤の大きさと新鮮度、ハマグリ碁石を見たところ、どうもそれでは、いけない気がしました。それで、もらってもらうyさんに相談したところ、〇万円ならださしてもいいよと言われたので、その半額の△万円をいただきました。後日、甥御さんにわたすことにしました。
yさんは、弱い2段といったところの実力ですが、これからまだまだ伸びる人です。年齢もまだ60代でしょうし、やる気はあり、広島の大会などにもよく参加されています。
飾っておられないで、どんどんこれで棋譜を並べてみてください。
私が、もっている碁盤は、3つありますが、一番たかそうな約30年前に購入した碁盤は、この碁番のおそらく半分の値段はしなかいと思います。私がなくなれば、焼却処分になりそうです。リサイクルセンターにもっていっても、よくて、500円くらいでしょうか。なにしろ、相当傷がついていますから。
さて、もう一組は残っています。厚さは10cmというところです。この碁盤はn先生が普通に使われていたと聞きました。碁盤より石のほうが歴史はありそうです。白石は小さいのですが、ハマグリです。厚さも2mmというところでしょうか。ただし、相当使いこんでいて、欠けた石もけっこうあります。石と碁盤は手にいれられた時期は違うと思います。碁盤のほうは、昭和50年ごろからのものでしょうか。碁石はもっと古く、昭和の40年より前のものでしょう。あてずっぽです。
私は、n先生の家には、数度訪れたことはありましたが、そこで対戦したことはありません。
この碁盤、碁石ともしばらくは、所有者未定ですね。誰かにひきついではもらいたいのです。ただし、やっぱりn先生と縁があった人で、それなりに若い人がいいですね。
今は、zenのようなソフトで研究したほうが、便利なのはまちがいありません。家においておくと、奥さんに邪魔あつかいされるだけで、夫婦不和の原因にもなりそうです。わたしなども、碁盤はいわれませんが、この前、碁ワールドの付録をためていたら、すてなさいと小言をいわれましたから。
新品を買えば、高い碁盤碁石です・・・・・・・。うまく、碁愛好者に引き継がれていくのが、理想の碁盤の運命です。