おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

鶴瀬宿~勝沼宿~栗原宿。その4。(「甲州街道」をゆく。第8日目)

2017-08-01 19:03:41 | 甲州街道

 訪問客もいないお昼前のひととき、よもやま話に盛り上がり、気がついたら長居をしていました。
 暑いし歩くのも、といってもここからでは駅は遠いし、そこへ行くのもタクシーしかなさそうだし・・・。お礼を言って、「もう少し歩いてみます。」
 重い腰を上げて別れを告げます。

 (11:54)しばらく進むと、急な下り坂。どんどん下っていきます。「ようあん坂」。隣には、「海抜400米」と刻まれた石碑。

 

 そのまま下っていくと、「勝沼小学校」入口になり、「明治天皇勝沼行在所跡」碑が立っています。その下には「勝沼学校」碑。
 

 沿道には大きな「ぶどう園」が軒を連ねています。


                          

白壁の立派なおうち。

丸石を積み重ねた道祖神。けっこう目につきます。

「延命地蔵」。ここにも球形道祖神。

(12:20)やっとたどり着いたのが「白百合醸造」。


                            

 ここは、何種類ものワインを試飲させてくれます。暑い中を歩いてきて、ホッとひと息。いくつも試飲しながら休憩。外は、暑さもピーク。何人かお客さんが来ていました。車では飲めないので、どうやってここまで来たのか? 循環バスもあるようですが。

 (12:43)さて、小瓶のワインを土産に買って、また歩き始めます。「白百合醸造」の先で、甲州市から山梨市へ。


アルコールも加わって、道路の暑さに・・・。

 次第に道も平坦になって、ぶどう園もめっきり少なくなってきます。

(12:57)「栗原宿」に入りますが、宿場らしい雰囲気はありません。こうした石柱が当時を偲ばせるのみ。
「栗原宿 千歳屋 佐野」。

ここにも丸石を積み重ねた道祖神。

 「上栗原」交差点を過ぎ、しばらく進むと右手に「大宮五所大明神参道」の大きな石碑。その碑の裏側の道が旧道らしい。ここは桝形?


 その道を進み、突き当たりを左折、火の見櫓のところで国道に出たら、そのまま突っ切って日川の土手に向かいます。


                       

(13:08)土手から笹子峠方向を望む。

 「新日川橋」のたもとに出たら、右折して国道に戻ります。「下栗原」交差点。ここから国道を西へ進む予定でしたが、ここでギブアップ! 白百合醸造で控えて置いた電話番号をもとにタクシー会社に連絡、5分も経たないうちにタクシーが到着。「山梨市駅」に向かいました。

 炎天下の歩きはほどほどに。「東海道」四日市付近、「日光道中」石那田付近と、これで三度経験。それでも懲りない!

               
コメント
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