西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

口蹄疫から一年

2011-04-21 14:46:16 | 日記
宮崎県全体で288,643頭、西都市でも20,410頭の牛・豚等の処分をせざるをえませんでした(西都の場合はほとんどがワクチン接種による非感染の牛豚等の殺処理をせざるおえない、飼い主にとって悲しい出来事でした)。
このブログでも状況等を報告していきましたが、悲しい出来事でした。
西都市議会としても特別委員会を作り、意見交換、要望、口蹄疫対策に取り組みました。
3月議会において委員会の最終報告をして、特別委員会での活動を終了しました。
これからは産建委員会が通常委員会の活動の中で行なっていきます。
災害前と同様な畜産再開には、まだまだ困難な要件(韓国等の状況)がありますが、畜産業者の方は一歩一歩進めているようです。
私たちはこれからも畜産業の再開、経営の環境整備に取り組んでいきたいと思っています。

今日、口蹄疫復興のため、市として取り組んだいくつかの事業の報告書がとどきました。
その中で共通商品券事業(プレミアム商品券)についてのアンケートの報告が有りました。
*市内で買い物をする機会が増えた 66%(第一弾のときは69%)
*事業継続を望む消費者97・4%
*事業者で「商品券事業に参加してよかった」75・2%
*事業期間中(口蹄疫の影響があるとき)売上増減への影響は、この疲弊した市経済の中で90%以上が売上減少に陥らなかった。
など、効果が見えていました。

まだまだ「雨降って地固まる」とまではいってないですが、地道な活動をしていきたいと思っています。

怖いのは「喉元過ぎれば・・」です、これからも更に防疫に努め、あのような辛い目に合わないようしていきます。

宮崎に温かい心を寄せていただき、支援していただいた全国の皆さんありがとうございました。
この気持ちを東北の方々にお返ししたいと思っています。


コメント
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