GWに入りましたが、休んでいる暇がありません
土曜日曜と北九州で全日本空手道松涛館の役員会、引き続き九州大会がありました
監査をさせていただいていますので、参加しました
大会には南空会の一部の選手が参加しました(学校行事と重なっているので)
皆それぞれ頑張りました
南空会同士の準決勝
鋭い気迫
試合が終わり参加したメンバーで記念写真
皆賞状を手にしています
ということで往復’(東九州道と九州道)というか九州ぐるりと回りました(約700km)
今日は選挙事務所の引き渡しのため、清掃窓ふきを行い
お昼からはヨダキッズメンバーが交通事故にあったので医大にお見舞いに行きました
思ったより元気でしたので、全員安堵です
笑顔が物語っているでしょう
Nさん早くよくなってくださいね
夕方は地域の方からの要望があり、それを聞きに行きました
さてアーカイブは総合型スポーツクラブについてです
私はいずれ学校教育は学問とスポーツは分けて教えることになるのでは(そのほうが教育効果が高いと思っている)と考えています
それを見越して質問しました
(橋口登志郎)続きまして、教育・スポーツに移ります。
柔道3校、剣道2校、相撲1校が2年間の武道必修化の内容だったんですけれども、この武道授業中の事故等の報告は聞いておられますでしょうか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
武道が必修化となって2年、授業中の事故につきましては、各学校において安全面に十分に配慮した指導をおこなってきた結果、かすり傷や軽度の打撲は報告としてあるものの、幸い重篤な事故の報告は上がっておりません。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 非常によかったと思っております。たった2年間しかやっていないもので、効果を聞くのもちょっと急ぎ過ぎかなと思いますけれども、何か現場の声は聞いておられますでしょうか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
武道必修化の効果につきましては、各学校より「『礼に始まり礼に終わる』武道の精神の学びを通して、生徒に日本固有の文化に対する理解や相手を思いやる気持ちが育まれた」との声が上がっております。また、指導者である教師自身も基本動作や基本となるわざの指導等を通して、指導力の向上につながったとの声が上がっております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
この武道に関しては最後ですけれども、私は空手を指導しているんですけれど、場所も余り要らないし、服装も体操着でできると。また、型を中心で行えばけがの心配もないもんですから、ぜひ現場サイドで主要3種目以外の見直しもお願いして、次にいきたいと思っております。
総合型スポーツクラブについての質問に行きます。
西都市で唯一のクラブ、西都スポーツクラブについてお答えいただきました。今現在の運営状況はいかがなものでしょうか。
◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) お答えします。
西都スポーツクラブは、クラブ内に運営委員会を設けて事業の企画やクラブの啓発を行っており、現在太極拳、バスケットボール、ミニテニス、バレーボール、健康体操、障がい者スイミング、ロコモ体操の7つの教室があります。教室の参加者は当初160名程度でありましたが、若干減少して今は100名程度で推移しています。
◆2番(橋口登志郎君) なぜ総合型スポーツクラブというものを今回取り上げたかというと、少子高齢化に伴う2つの理由が私にはあります。その一つは少子化についてです。学年、生徒数の減少により、学校においてスポーツの選択ができなくなりつつあります。また各中学校の部活の種類を見てみますと、1つの団体競技を行うとほかの競技が組めない状況が伺えます。スポーツという言葉はラテン語の気晴らし、休養を意味する言葉のデポルターレから来た言葉で、広い意味では楽しみや健康を求めて自発的に行われる運動をいいます。ところが、今の少子化の中では、自分の好きなスポーツは選べません。そこで、総合的スポーツクラブで選択ができればと思って、この質問を取り上げました。
ここでちょっと質問なんですけれど、中体連において、学校の枠を越えて参加するとかそういうことはできるんでしょうか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
学校の枠を越えて合同チームを組み、中体連の大会に参加することは規定により可能であります。実際に平成25年度の夏、秋、いずれの大会においても、種目によっては近隣の学校等が合同チームを組み、大会に出場している状況がございます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 参加できるということだと思います。それならば、西都スポーツクラブでもチームを組むということができるんでしょうか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
規定によりまして、合同チームの出場につきましては「学校単位とする」と定められており、西都スポーツクラブ内でチームを編成し大会に出場することは認められておりません。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 例えば、そのスポーツクラブでバレーをやっていて、少年団とか中学校の部活も一緒にやって、三納とか三財、都於郡の子どもたちが集まってやっていると。その中で中体連に出たいということになった場合はだめだということなんですか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
学校を介しての合同チームというようなことであれば、参加が可能であると考えます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 学校を介してというのは、先ほど2校ですかね、そういう数はあるんですか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
現在合同チームにつきましては、2校によるチームの編成ということになっております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) これは国が決めた内容ですか。変更はできるんですかね。
◎学校教育課長(米村公俊君) これにつきましては県のほうで定めておりますので、今後、状況が変われば、また検討されることも可能であるというふうに理解しております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 山口県の由宇町というところがあります。NPO法人ゆうスポーツクラブがあります。ここは設立する段階から、中学校部活動及びスポーツ少年団との連携活動を視野に入れてつくったそうです。このクラブについて御存知でしょうか。
◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) お答えいたします。
知りませんでした。議員の質問で初めて知りました。議員おっしゃるように、由宇町はスポーツ少年団全て会員であり、中学生の約7割が加入しているようです。
◆2番(橋口登志郎君) ちょっと補足なんですけれども、NPO法人ゆうスポーツクラブのこと、ちょっと読ませてもらいます。「設立段階から中学校部活動及びスポーツ少年団との連携活動を視野に入れた組織づくりにある。設立の背景には、これまで子ども達の健全育成を目指し活動してきた由宇町の既存の単一種目型スポーツ少年団が、学校週5日制や少子化といった社会変化に対応し切れなくなった現状を踏まえ、地域のスポーツ関係者で対応を検討した」とあります。これは、西都市にも当てはまるのではないかと考えております。西都市は、小中一体型学校を推進しています。その学校のあり方とこのゆうスポーツの考え方はうまく融合する気がいたします。中学校の部活と少年団の連携を視野に入れて、このようなコンセプトというのは、西都市が進める小中学校一体型教育の可能性を増すものと思いますが、いかがお考えでしょうか。
◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
議員仰せのとおり、スポーツ少年団の活動と中学校部活動の連携は、児童・生徒の心身の望ましい成長の視点からも意義があると考えます。本市の一体型一貫教育では、小学校の体育や中学校の保健体育の授業において、ウオーミングアップ活動を位置づけ発達段階に応じ取り入れたり、小学校体育の授業に中学校教師が乗り入れたりするなど、小中9カ年で健やかな心身の育成を図る取り組みが実践されている例がございます。小中が連携して児童・生徒を育むという意味においては、スポーツ少年団の活動と中学校の部活動の連携を視野に入れたゆうスポーツクラブの考えは、本市が推進いたしております小中一体型一貫教育の考えに沿うものであると考えます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
懸念というとおかしいけれど、やっぱり同級生が少なくなって同じ学年間で競争力がなくなったり、また引っ込み思案になったりするんではないかという心配もあるように聞いております。そういった中で、ほかの学校の子どもたちと一緒に競技をすることが増えれば、ある程度解消するんではないかと私は考えます。これが一つの理由です。
もう一つの理由というのは、今度は逆に住民の高齢化に対するものです。年間予算の中で、医療費が占める割合は、もう皆さん御存知のとおりどんどん増えています。どの自治体においても、医療費削減が強い命題となっております。
ところで、先ほどの説明の中で、ロコモ体操という言葉が出てきましたけれども、このロコモ体操を説明いただけますでしょうか。
◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) お答えします。
ロコモ体操は、主に加齢による筋肉・骨・関節などの運動機能の低下を予防するための体操でありますが、片足立ちや足踏み、スクワット、ストレッチなどといった体操で、筋肉や骨などを鍛えてそれらの機能を高めようとする体操であります。
◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
なぜこのロコモ体操というのを今ここで取り上げたかというと、まちづくりの柱として健康推進を標榜している自治体というのは非常に増えてきました。つまり、まちづくりを健康といかにリンクさせるかに自治体は知恵を絞っています。例えば、この間研修に行きましたが、都市問題会議という研修ですが、大分市のまちづくりでも歩きたくなるまちをコンセプトに今つくっているそうです。また、ある自治体では、歩いた歩数をポイント制にして特典を設けている自治体もありました。
さて、先ほど説明いただきましたけれど、ロコモとはロコモティブシンドロームの略語で、今おっしゃられたとおり、加齢や生活習慣で足腰の機能が低下する症状のことをいいます。先日、新聞でロコモに関する記事が載っていました。これは、ロコモを予防改善する滞在型のリゾートプログラムについて取り組み始めたというものです。これ、宮崎なんですけれど。宮崎、青島をモデル地区として、モニターツアーを実施し、2015年度からお客さんの誘客に乗り出すということです。そして、青島を皮切りに、県内各地でこれを進めていきたいと考えているそうです。西都市は西都原があり、歩いてよし、ジョギングしてよし、そして自転車よしの場所です。障がい者が楽しめるタンデム自転車の先進地にもなりつつあるし、これはロコモ予防に非常に有効だと思っております。総合型スポーツクラブの中で、このロコモ体操の参加者の増減というか、変動はいかがなものなんでしょうか。
◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) ロコモ体操は平成23年度から開催しておりますが、当初は13名程度の参加でありましたが、現在の参加者は35名程度となっております。
◆2番(橋口登志郎君) 全体の参加者が少し減っている中で、ロコモ体操は増えているということと判断していいと思います。なぜロコモは脚光を浴びたかといいますと、全国で4,700万人のロコモと見られる方がいて、また40歳以上の5人に4人はロコモかもしくはその予備軍だそうです。私は高齢者の健康維持のためにも総合型スポーツクラブの取り組みは大切だと思っております。
オーストラリアでは、1割がスポーツに親しむと心臓疾患や腰を痛める人が5%減ると言われています。スポーツクラブの参加者が増えれば、頭の痛い医療費削減に大きな効果があると思いますがいかがお考えでしょうか。
◎市長(橋田和実君) 医療費の削減というのは、本当に重要な大きな課題だと思っておりますし、スポーツをすることによって血行がよくなってくる、そのことが私は関節やいろいろな面を助長してよいほうに導くと思っていますので、スポーツクラブにはロコモ体操のほか、あるいは健康体操やら、太極拳などの高齢者の人も参加できるというふうになっておりますから、この参加者が増えれば増えるほどロコモの人が減少するということは望ましい。そして、医療費が削減されることにつながっていくんじゃないかなと思います。
◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
私、スポーツの価値というのは、勝ち負けだけではないと思います。もちろん勝つために一生懸命努力するということは大変価値があります。ただ、勝てばよし、負けたらだめだという考え方は、僕は間違いだと思っています。勝ち負けにこだわるから、スポーツの中において体罰の問題が出てくるんじゃないかと思っています。私はスポーツの本質は、あくまで人としての成長をさせる手段であって、かたい言葉で言うと人格完成に務めるためのものであると思っています。だからこそ、私はスポーツが学校教育に深く存在しているんだと思います。
スポーツの本場、英国では、スポーツにかかわっている全てのものを尊重し、フェアプレーに徹し実践すること、とりわけ、勝敗に対して感情をあらわにすることを抑制する。これがスポーツをする紳士のふさわしい態度と考えられてきました。スポーツの本質は、日本の武道精神にも通じるものがあります。そのスポーツの持つ特性を生かすためにも、学校のスポーツ部活、スポーツ少年団活動、総合型スポーツクラブのよりよい交流と活用を願って、この質問を終わりにしたいと思います。
最後、市長もしくは教育長、総合型スポーツクラブに関して何か御意見はありますでしょうか。
◎市長(橋田和実君) このスポーツは、例えば武道あたりは精神的な、あるいは礼節、倫理観、挨拶、そういったものを育てることになりますでしょうし、また、団体スポーツにあっては、この強いチームというのはその技術力だけではなくて、お互いが一致団結するといいますか、同じ一つの目標に向かって協力し合う、きずなを強めていくといいますか、そういったものにも私はかなり影響してきているんじゃないかなと思っております。そういった点で、総合型スポーツクラブというのは、小学生から高齢者まで、いつでもどこでも、そしていつまでもスポーツに親しむことができますし、また、それを通して市民の方々の健康増進あるいは医療費削減につながってくる。また、生涯スポーツの推進や地域の交流、人と人との交流にも貢献できると思っておりますので、市としましても総合型スポーツクラブについては支援していきたいと考えております。
◆2番(橋口登志郎君) よろしくお願いいたします。