西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

GW前半、お見舞い、アーカイブ一般質問(総合型スポーツ)

2018-04-30 20:13:42 | 日記

GWに入りましたが、休んでいる暇がありません

土曜日曜と北九州で全日本空手道松涛館の役員会、引き続き九州大会がありました

監査をさせていただいていますので、参加しました

大会には南空会の一部の選手が参加しました(学校行事と重なっているので)

皆それぞれ頑張りました

南空会同士の準決勝

鋭い気迫

試合が終わり参加したメンバーで記念写真

皆賞状を手にしています

ということで往復’(東九州道と九州道)というか九州ぐるりと回りました(約700km)

今日は選挙事務所の引き渡しのため、清掃窓ふきを行い

お昼からはヨダキッズメンバーが交通事故にあったので医大にお見舞いに行きました

思ったより元気でしたので、全員安堵です

笑顔が物語っているでしょう

Nさん早くよくなってくださいね

夕方は地域の方からの要望があり、それを聞きに行きました

さてアーカイブは総合型スポーツクラブについてです

私はいずれ学校教育は学問とスポーツは分けて教えることになるのでは(そのほうが教育効果が高いと思っている)と考えています

それを見越して質問しました

(橋口登志郎)続きまして、教育・スポーツに移ります。
 柔道3校、剣道2校、相撲1校が2年間の武道必修化の内容だったんですけれども、この武道授業中の事故等の報告は聞いておられますでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 武道が必修化となって2年、授業中の事故につきましては、各学校において安全面に十分に配慮した指導をおこなってきた結果、かすり傷や軽度の打撲は報告としてあるものの、幸い重篤な事故の報告は上がっておりません。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 非常によかったと思っております。たった2年間しかやっていないもので、効果を聞くのもちょっと急ぎ過ぎかなと思いますけれども、何か現場の声は聞いておられますでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 武道必修化の効果につきましては、各学校より「『礼に始まり礼に終わる』武道の精神の学びを通して、生徒に日本固有の文化に対する理解や相手を思いやる気持ちが育まれた」との声が上がっております。また、指導者である教師自身も基本動作や基本となるわざの指導等を通して、指導力の向上につながったとの声が上がっております。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 この武道に関しては最後ですけれども、私は空手を指導しているんですけれど、場所も余り要らないし、服装も体操着でできると。また、型を中心で行えばけがの心配もないもんですから、ぜひ現場サイドで主要3種目以外の見直しもお願いして、次にいきたいと思っております。
 総合型スポーツクラブについての質問に行きます。
 西都市で唯一のクラブ、西都スポーツクラブについてお答えいただきました。今現在の運営状況はいかがなものでしょうか。

◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) お答えします。
 西都スポーツクラブは、クラブ内に運営委員会を設けて事業の企画やクラブの啓発を行っており、現在太極拳、バスケットボール、ミニテニス、バレーボール、健康体操、障がい者スイミング、ロコモ体操の7つの教室があります。教室の参加者は当初160名程度でありましたが、若干減少して今は100名程度で推移しています。

◆2番(橋口登志郎君) なぜ総合型スポーツクラブというものを今回取り上げたかというと、少子高齢化に伴う2つの理由が私にはあります。その一つは少子化についてです。学年、生徒数の減少により、学校においてスポーツの選択ができなくなりつつあります。また各中学校の部活の種類を見てみますと、1つの団体競技を行うとほかの競技が組めない状況が伺えます。スポーツという言葉はラテン語の気晴らし、休養を意味する言葉のデポルターレから来た言葉で、広い意味では楽しみや健康を求めて自発的に行われる運動をいいます。ところが、今の少子化の中では、自分の好きなスポーツは選べません。そこで、総合的スポーツクラブで選択ができればと思って、この質問を取り上げました。
 ここでちょっと質問なんですけれど、中体連において、学校の枠を越えて参加するとかそういうことはできるんでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 学校の枠を越えて合同チームを組み、中体連の大会に参加することは規定により可能であります。実際に平成25年度の夏、秋、いずれの大会においても、種目によっては近隣の学校等が合同チームを組み、大会に出場している状況がございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 参加できるということだと思います。それならば、西都スポーツクラブでもチームを組むということができるんでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 規定によりまして、合同チームの出場につきましては「学校単位とする」と定められており、西都スポーツクラブ内でチームを編成し大会に出場することは認められておりません。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 例えば、そのスポーツクラブでバレーをやっていて、少年団とか中学校の部活も一緒にやって、三納とか三財、都於郡の子どもたちが集まってやっていると。その中で中体連に出たいということになった場合はだめだということなんですか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 学校を介しての合同チームというようなことであれば、参加が可能であると考えます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 学校を介してというのは、先ほど2校ですかね、そういう数はあるんですか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 現在合同チームにつきましては、2校によるチームの編成ということになっております。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) これは国が決めた内容ですか。変更はできるんですかね

◎学校教育課長(米村公俊君) これにつきましては県のほうで定めておりますので、今後、状況が変われば、また検討されることも可能であるというふうに理解しております。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 山口県の由宇町というところがあります。NPO法人ゆうスポーツクラブがあります。ここは設立する段階から、中学校部活動及びスポーツ少年団との連携活動を視野に入れてつくったそうです。このクラブについて御存知でしょうか。

◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) お答えいたします。
 知りませんでした。議員の質問で初めて知りました。議員おっしゃるように、由宇町はスポーツ少年団全て会員であり、中学生の約7割が加入しているようです。

◆2番(橋口登志郎君) ちょっと補足なんですけれども、NPO法人ゆうスポーツクラブのこと、ちょっと読ませてもらいます。「設立段階から中学校部活動及びスポーツ少年団との連携活動を視野に入れた組織づくりにある。設立の背景には、これまで子ども達の健全育成を目指し活動してきた由宇町の既存の単一種目型スポーツ少年団が、学校週5日制や少子化といった社会変化に対応し切れなくなった現状を踏まえ、地域のスポーツ関係者で対応を検討した」とあります。これは、西都市にも当てはまるのではないかと考えております。西都市は、小中一体型学校を推進しています。その学校のあり方とこのゆうスポーツの考え方はうまく融合する気がいたします。中学校の部活と少年団の連携を視野に入れて、このようなコンセプトというのは、西都市が進める小中学校一体型教育の可能性を増すものと思いますが、いかがお考えでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 議員仰せのとおり、スポーツ少年団の活動と中学校部活動の連携は、児童・生徒の心身の望ましい成長の視点からも意義があると考えます。本市の一体型一貫教育では、小学校の体育や中学校の保健体育の授業において、ウオーミングアップ活動を位置づけ発達段階に応じ取り入れたり、小学校体育の授業に中学校教師が乗り入れたりするなど、小中9カ年で健やかな心身の育成を図る取り組みが実践されている例がございます。小中が連携して児童・生徒を育むという意味においては、スポーツ少年団の活動と中学校の部活動の連携を視野に入れたゆうスポーツクラブの考えは、本市が推進いたしております小中一体型一貫教育の考えに沿うものであると考えます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 懸念というとおかしいけれど、やっぱり同級生が少なくなって同じ学年間で競争力がなくなったり、また引っ込み思案になったりするんではないかという心配もあるように聞いております。そういった中で、ほかの学校の子どもたちと一緒に競技をすることが増えれば、ある程度解消するんではないかと私は考えます。これが一つの理由です。
 もう一つの理由というのは、今度は逆に住民の高齢化に対するものです。年間予算の中で、医療費が占める割合は、もう皆さん御存知のとおりどんどん増えています。どの自治体においても、医療費削減が強い命題となっております。
 ところで、先ほどの説明の中で、ロコモ体操という言葉が出てきましたけれども、このロコモ体操を説明いただけますでしょうか。

◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) お答えします。
 ロコモ体操は、主に加齢による筋肉・骨・関節などの運動機能の低下を予防するための体操でありますが、片足立ちや足踏み、スクワット、ストレッチなどといった体操で、筋肉や骨などを鍛えてそれらの機能を高めようとする体操であります。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 なぜこのロコモ体操というのを今ここで取り上げたかというと、まちづくりの柱として健康推進を標榜している自治体というのは非常に増えてきました。つまり、まちづくりを健康といかにリンクさせるかに自治体は知恵を絞っています。例えば、この間研修に行きましたが、都市問題会議という研修ですが、大分市のまちづくりでも歩きたくなるまちをコンセプトに今つくっているそうです。また、ある自治体では、歩いた歩数をポイント制にして特典を設けている自治体もありました。
 さて、先ほど説明いただきましたけれど、ロコモとはロコモティブシンドロームの略語で、今おっしゃられたとおり、加齢や生活習慣で足腰の機能が低下する症状のことをいいます。先日、新聞でロコモに関する記事が載っていました。これは、ロコモを予防改善する滞在型のリゾートプログラムについて取り組み始めたというものです。これ、宮崎なんですけれど。宮崎、青島をモデル地区として、モニターツアーを実施し、2015年度からお客さんの誘客に乗り出すということです。そして、青島を皮切りに、県内各地でこれを進めていきたいと考えているそうです。西都市は西都原があり、歩いてよし、ジョギングしてよし、そして自転車よしの場所です。障がい者が楽しめるタンデム自転車の先進地にもなりつつあるし、これはロコモ予防に非常に有効だと思っております。総合型スポーツクラブの中で、このロコモ体操の参加者の増減というか、変動はいかがなものなんでしょうか。

◎スポーツ振興課長(奥野拓美君) ロコモ体操は平成23年度から開催しておりますが、当初は13名程度の参加でありましたが、現在の参加者は35名程度となっております。

◆2番(橋口登志郎君) 全体の参加者が少し減っている中で、ロコモ体操は増えているということと判断していいと思います。なぜロコモは脚光を浴びたかといいますと、全国で4,700万人のロコモと見られる方がいて、また40歳以上の5人に4人はロコモかもしくはその予備軍だそうです。私は高齢者の健康維持のためにも総合型スポーツクラブの取り組みは大切だと思っております。
 オーストラリアでは、1割がスポーツに親しむと心臓疾患や腰を痛める人が5%減ると言われています。スポーツクラブの参加者が増えれば、頭の痛い医療費削減に大きな効果があると思いますがいかがお考えでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 医療費の削減というのは、本当に重要な大きな課題だと思っておりますし、スポーツをすることによって血行がよくなってくる、そのことが私は関節やいろいろな面を助長してよいほうに導くと思っていますので、スポーツクラブにはロコモ体操のほか、あるいは健康体操やら、太極拳などの高齢者の人も参加できるというふうになっておりますから、この参加者が増えれば増えるほどロコモの人が減少するということは望ましい。そして、医療費が削減されることにつながっていくんじゃないかなと思います。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 私、スポーツの価値というのは、勝ち負けだけではないと思います。もちろん勝つために一生懸命努力するということは大変価値があります。ただ、勝てばよし、負けたらだめだという考え方は、僕は間違いだと思っています。勝ち負けにこだわるから、スポーツの中において体罰の問題が出てくるんじゃないかと思っています。私はスポーツの本質は、あくまで人としての成長をさせる手段であって、かたい言葉で言うと人格完成に務めるためのものであると思っています。だからこそ、私はスポーツが学校教育に深く存在しているんだと思います。
 スポーツの本場、英国では、スポーツにかかわっている全てのものを尊重し、フェアプレーに徹し実践すること、とりわけ、勝敗に対して感情をあらわにすることを抑制する。これがスポーツをする紳士のふさわしい態度と考えられてきました。スポーツの本質は、日本の武道精神にも通じるものがあります。そのスポーツの持つ特性を生かすためにも、学校のスポーツ部活、スポーツ少年団活動、総合型スポーツクラブのよりよい交流と活用を願って、この質問を終わりにしたいと思います。
 最後、市長もしくは教育長、総合型スポーツクラブに関して何か御意見はありますでしょうか。

◎市長(橋田和実君) このスポーツは、例えば武道あたりは精神的な、あるいは礼節、倫理観、挨拶、そういったものを育てることになりますでしょうし、また、団体スポーツにあっては、この強いチームというのはその技術力だけではなくて、お互いが一致団結するといいますか、同じ一つの目標に向かって協力し合う、きずなを強めていくといいますか、そういったものにも私はかなり影響してきているんじゃないかなと思っております。そういった点で、総合型スポーツクラブというのは、小学生から高齢者まで、いつでもどこでも、そしていつまでもスポーツに親しむことができますし、また、それを通して市民の方々の健康増進あるいは医療費削減につながってくる。また、生涯スポーツの推進や地域の交流、人と人との交流にも貢献できると思っておりますので、市としましても総合型スポーツクラブについては支援していきたいと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) よろしくお願いいたします。

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議員活動、妻北地域づくり。アーカイブ一般質問(建設業編)

2018-04-27 23:04:14 | 日記

 さて5/2の臨時会において議長をはじめ委員会構成を決めます

臨時会をスムーズに行うために、会派間の調整を今行っているのですが・・

ちょっと難航しています

会派ごとの思いはあるのでしょうが・・・

私は「なぜ議員となった?」をもう一度自分に問いてほしいと考えます

2元代表制として、行政としっかり対峙しながら議論をし、そして西都市の発展と市民の幸せのために汗を流すのが、議員の役目じゃないかと・・

私は思います

新しく議員となった皆さんはもとより、皆もう一度しっかりと考えることではないでしょうか?

勿論決まったら、「ノーサイド」の精神で市政に貢献するつもりです

ということで・・

しょっぱなから、こんな具合ですが、私は私の信条を貫きます

さて、いろいろ苦労を掛けた妻が体調を崩しました

申し訳ない気持ちでいっぱいです

夕方は妻北地域づくり協議会の総会でした

たくさんの方々が参加してくれて、建設的な意見を述べ一時間半で総会は終了しました

私は妻北地域づくりの役員さんの努力は素晴らしいと思っています

平成30年度も頑張っていきましょう

さて今日のアーカイブ一般質問は建設関連の質問席からのやり取りです

読んでいただけると幸いです

2番(橋口登志郎君) 昼間、御飯を食べておなかいっぱいだと思いますが、質問席からの質問に行きたいと思います。
 先ほど大変うれしい答弁をいただきました。市独自のランクづけをいよいよ行うというお答え、本当にありがとうございました。ずっとこの問題を取り上げていた者としては、本当にうれしかったです。この件については、次の質問とも関連がありますので、技術者育成について伺いたいと思います。
 先ほどの答弁にもありましたが、西都高等職業訓練校についてお伺いいたします。市有財産の無償提供など、市として援助されているということがわかりました。さて、答弁の中に助成と言われていましたが、どのような助成内容なのでしょうか、お答えください。

◎商工観光課長(吉野弘人君) 西都高等職業訓練校への助成内容についてでありますが、職業能力開発促進法の認定を受けた職業訓練を行った場合に、訓練実施団体の西都職業訓練会へ52万円の補助金助成を行っているところであります。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 先ほどの答弁にもありましたが、主要な課程である木造建築科、また普通課程ではないけれども大事な石積施工科の訓練生がゼロということなんですけれども、その原因についてどうお考えでしょうか。

◎商工観光課長(吉野弘人君) お答えします。
 訓練生につきましては、技能労働者養成のため各事業所から出されておりますけれども、最近では若い人がいない、人材がいないということで、各事業所からの訓練生確保が厳しくなっております。これは、近年の景気低迷の影響で仕事が減少したことによって人材雇用を控えてしまうことや、以前は中学卒業で雇用され技能労働者養成訓練を受けていた時代から、高校進学率の上昇によって雇用形態が変化したことなどが原因と考えております。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) 景気の低迷、また雇用形態の変化が原因ということですね。ただ、だからといって手をこまねいて見ていたら、仕事が少ないから経営的に行き詰まる、当然若い人を雇う元気もなくなる、技術者が育たない、会社が小さくなる。そうなってくるとせっかくの公共事業も受注できなくなります。市外業者が請け負う、市で用意したお金が市外に流れる。これ悪い方向に転がっていくんではないかと考えております。地域経済というのは、いかに地域の中でお金を回すかだと私は思っています。せっかくの公共事業が他市町の業者に持って行かれたならば、地域内でお金を回すということができません。
 これは以前お話ししたかもしれませんが、私が建築士になったときに、大分県のある町長さんの講演を聞きに行きました。その町長さんは、「町が発注する仕事は全て町内の業者にしてもらいたい」と思ったそうです。そのかわり、業者にはそれに応えるだけの技術力の向上の努力をお願いしました。そして、もちろんいろいろ言う方もいましたけれども、結果、地元の業者が育ってくれたそうです。数年後、県内でもトップの技術を持つ会社になり、地元以外の仕事をこなせるだけの実力を持ちました。そして、税金等の関係で地元に還元してくれたという話を聞きました。これが本当にうまく展開していることだと思っております。町は地元業者がとれるような仕事をつくり、地元業者はそれに応えるだけの技術力を磨いていく。互いに将来の姿を見て努力をしていたと思います。
 さて、今回、市独自のランクづけをされたということは、この意味においても大きな意義を持つものだと思っております。さらにこれを推し進めて、例えば若手を訓練校に送り込んだら評価ポイントが上がるとか、これは延岡市がやっていますけれども、技能士の資格をポイントに生かすなどしていけば、技術者を育てようという環境になると思いますが、いかがお考えでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 私も市内業者の方々の育成は大切と考えておりまして、さらに先ほどの町長さんのように技術力も向上していただきたいとそのように願っております。
 今、御提案いただきました技能士の資格などの事項を、事業者の評価に当たっての加点要素とすることにつきましては、先ほどから申し上げておられますように技術者育成環境の醸成につながるとそのように思っております。今後、評価事項の一つとすることについて検討していきたいと考えます。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 先ほど専門校及び業界と情報を共有し連携を図りたいと言われましたが、本当にこれはぜひお願いいたします。訓練生の減少はいろいろな要素が重なり、一朝一夕ではなかなか解決できない難しい問題かもしれません。でも、互いに話し合いの中で見つかることもあります。ぜひ、意思疎通を図って、西都市が職業訓練に熱心な業者を育てるという環境になることを願っています。技術者を育てる大事な訓練校です。ぜひ存続また発展に向けて市の努力をお願いしたいと思います。
 次に、防災士に入ります。
 以前は、「防災士とは何」という反応だったんですが、先ほどもお話ありましたけれども、市の広報やまた防災士の皆さんの努力によってだんだん知られ始めました。また、1年前の防災士の答弁でも、市の資格取得のための助成金があることや、西都市内全ての学校において防災教育指導者研修会に参加させていることなど、防災士資格の取得を計画しているというふうな御答弁をいただきました。
 ここでちょっとお伺いいたしますが、今の教職員の防災士取得の状況についてどのようになっているかお答えください。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 平成25年度における本市教職員の防災士資格取得者は12名であります。防災・減災に係るスペシャリストとして、専門的な知識・技能を生かして教職員や児童・生徒の啓発、災害に備えた防災訓練に取り組むほか、学校防災計画立案の中心的役割を担ってもらうことができると考えております。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 先般ニュースでもありましたが、東日本大震災を受け、学校現場における教職員の避難誘導がいかに大切かを理解したところです。教育委員会が教職員の防災士取得に積極的に取り組む姿を見られて、非常にありがたく思っています。
 同じように、市職員自体の防災士取得に対する取り組みはありますでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 市の職員につきましては、平成23年度から防災担当職員を中心に資格取得を推進しておりますけれども、本年度の現在で、市の職員で6名が資格を持っております。今後は、きょうは課長全員来ておりますので、課長職からまず資格取得を進めてまいりたいとこのように考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 本当に積極的な取り組みありがとうございます。
 西都市において、以前台風災害があったときに、建設関連業者の皆さんの防災能力というのは非常に重要なものでした。建設業者の行動に防災士の資格というのが加わると、とても心強いものになると私は思います。そういった資格取得が入札評価のポイントになれば、業者も資格取得への環境づくりになると思いますが、このあたりいかがでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 先ほど技術者育成に関連した御提案についてもそうでありましたが、防災士資格についても保護観察対象者雇用事業者への加点措置とか、あるいはそういったものに対する事業者の方々へのインセンティブといいますか、それを与えることは普通の評価としていい項目になると思っておりますし、市独自の評価については、今基礎的な項目について評価を行っておりますけれども、今後は順次この防災士資格等についても評価項目の追加をしていきたいと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 また、保護観察対象者雇用事業者への加点も考えるということで、非常に私はうれしく思っております。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

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議員活動、理事会、アーカイブ一般質問

2018-04-26 21:18:39 | 日記

定例会は年に4回だけど

議員活動は通年だと思っている私です

今日もいろいろな方から、お話を聞きました

特に学力についての話が多かったかな~

この辺りはまとめて、ちょうさして一般質問として取り上げてみようと思っています

さて4月は年度かわりです、いろいろな組織が会議を開いています

私も午後宮崎に行き理事会に参加してきました

理事会が終わったらすぐ、西都に戻り議員活動です

さて、アーカイブ一般質問は一期目の最終となりました

今日は檀上でのやり取りです

平成26年3月議会です

内容は一期目行った質問の確認と行政側の進捗状況を伺いました

私の質問に対して「善処します」「検討します」といた内容に関し

どう善処したか、何をどう検討したか確認しました

まず*建設関連業についてです

・入札制度について・技術者育成について・防災について

*教育について

・武道必修化について・総合型スポーツクラブについて・NIEについて・自然の遊びについて・活字からの学びについて

そして救急医療についてです

どうぞお楽しみください

 ◆2番(橋口登志郎君) (登壇)こんにちは。政友会の橋口登志郎です。
 先ほどからも何度もありますが、きょうは3月11日です。未曾有の大災害だった東日本大震災からちょうど3年となります。地震と津波による災害からの回復は、建築資材の不足、建築・建設業界の人手不足によって、計画どおりには進んでいないようにも思います。そして、その影響は、東北地方だけでなく、全国の建設関連業界に及んでいます。さらに地震によって引き起こされた福島原発の事故による災害は、安全な処理への道筋が見えないまま足踏みをしているような状況です。そして、政府は、原発事故の真実を国民に伝える努力を怠ったまま、再稼働へかじを切ろうとしているようにさえ思えます。
 国のエネルギー政策の犠牲になった福島を中心とした被災者、避難者への十分なケアがなされていないような気がします。生まれ育った故郷を離れて、なれない土地で生活せざるを得ない被災者の心情を酌み取るのが本来の政治の姿です。宮崎県にも、また西都市にも津波や原発事故から避難された方々が多数います。そういった一人ひとりの気持ちを酌み取ることが、国という単位でできなければ、また目が行き届かず力不足なら、そこを担うのは地方政治の役目です。3月11日を迎えるに当たって、市民一人ひとりに目を向けた議員活動をしなければと思っています。
 さて、今議会が議員任期の最後の議会となります。私は、4年間の全質問機会15回のうち14回の質問機会を与えていただきました。毎回、いろいろなテーマで質問いたしました。それで、今回の質問は、今までに行った質問の確認と回答の進捗状況を中心に行いたいと思っています。
 それでは、事前に通告しましたので、それに従い順次質問してまいりますので、当局の誠意ある前向きな回答を望みます。
 まず、最初は建設関連業についてです。
 その1として、入札制度、市独自のランク付けについてお伺いいたします。この件については、平成22年12月議会、23年9月議会、12月議会、25年6月議会で質問いたしました。
 これは、急激な入札制度改革、改革というか改悪ですけれども、それにより建設業の倒産、廃業が相次いだことによる危機感で質問させていただきました。最近は企業数の減少もとまり、安定してきました。これらは西都市の事業発注や入札、また建築助成金などの施策が功を奏したのではないかと思い、ある程度の評価をしているところです。ただ、まだまだ業界の体力は回復しておりません。さらに建設業の環境をしっかりと把握していただき、発注者も事業者も、そして市民も喜ぶような公共事業にしていただきたいと思っています。
 さて、入札制度に関する質問の回答に、「平成26年度には西都市独自のランクづけをします」と回答していただきました。来月から平成26年度です。現在の状況、タイムスケジュールについて詳細をお伺いいたします。
 2番目は、技術者育成についてです。
 冒頭にお話ししましたが、東日本大震災復旧の公共工事に関して入札不調が出て、計画が遅れているという報道があります。これは工事単価の問題もあるでしょうが、技術者不足により、仕事がしたくても受注ができない業界内の状況もあると伺っています。また、JR北海道の事故の問題に関しては、行き過ぎた規制緩和、改革により、ベテラン技術者の切り捨て、そして若い技術者を育てることを怠ったがために安全技術の空洞化が起こり、それによって起こった事故と言われています。
 採算だけで経営を見ていくと、安全、将来への投資がまず最初に切り捨てられるという例だと思います。ただ、不況の中、採算に直結しない技術者養成はやりたくてもやれない現状なのです。ですが、その技術者養成を怠るツケは、業界だけでなく、市全体に影響を及ぼします。だからこそ、技術者養成は業界だけに任せる問題ではなく、これは地産地消、つまり地元完結型、地元循環型を目指す上において、技術者養成は急務であり、また行政が何らかの手助けをすべきことだと思っています。技術者養成についての市長の見解を伺います。
 建設関連業の3番目は、防災についてです。昨年3月にも、防災について質問させていただきました。
 さて、そのときに市長は、「防災士の資格を取ることについて、建設業・建築業の方にも呼びかけをしてみたい」とお答をいただきました。建設業・建築業者の防災士への認識はどのようなものか、お伺いいたします。
 大項目の2番目は、教育・スポーツについてです。
 その1番目は、武道必修化についてです。平成22年12月議会、24年3月議会、25年3月議会にそれぞれお伺いしております。
 まだ、始まって2年です。武道必修化における現在の取り組み状況についてお伺いいたします。
 2番目は、総合型スポーツクラブについてです。
 これは、昨年9月に質問したスポーツの選択にも関連することなのですが、西都市として、総合型スポーツクラブにどのように取り組んでこられたか、お伺いいたします。
 3番目は、NIEについてです。
 平成24年6月議会において質問させていただきました。その折、「授業における新聞の積極的な活用を呼びかけたい」と申されました。NIEの現在の取り組み、新聞活用の教育について伺います。
 4番目は、自然遊びと教育についてです。
 平成25年9月議会において質問いたしましたが、自然の中での教育効果については十分認識されているということでした。ありがたいと思っております。
 さて、私は、三納に在住の図師哲雄さんのロキシーヒルと少なからず関係があります。PTAや子ども会で広葉樹を植樹したり、山や滝で遊ばせたり、自然の中での遊びを満喫しました。もちろん、私の子どもたちも何度か連れて行きました。ロキシーヒルは森を使った教育に取り組んでいました。図師さんがあるとき、「『沈黙の春』で有名なレイチェルカーソンが、知ることは感じることの半分も重要でないと言っている。ロキシーヒルでの子どもたちは目が輝いています。それは自然から子どもたちが何かを感じているからだと思います」と申されました。ただ残念なことに、図師さんは高齢になり、また体調もすぐれていないことなどから、ロキシーヒルの活用利用が減っているようです。西都らしい、また、これからの時代に大切な教育がかなえられる場だと思っているだけに残念です。
 ここでお伺いいたします。教育委員会としてはロキシーヒルの活動をどう評価されていたのでしょうか。
 教育の最後は、活字からの学びについてです。
 私もインターネットが好きでよく見ますし、ちょっとした調べものなら、インターネットであっという間に調べることができます。すごく便利になりました。
 でも、私達は当然のことながら、子どものころはパソコンもなかったので、本などの活字から学ぶという段階を経て、今に至っています。ところが、今の子どもたちは活字に接する機会が減っているような気がしています。小さいころから電子的な媒体による知識だけに頼っていると、いびつな発達につながるのではないかと危惧しています。やはり紙に書かれた活字は大切だと感じています。
 そこでお伺いいたします。活字からの学びについて、教育委員会としてはどうお考えでしょうか。
 最後は救急医療です。この問題に関しては10回ほど質問させていただいています。
 「命を守る」というのは、地域にとって最も大切な要件だと思っているからです。4年間いろいろありました。特に昨年から顕在化し始めた常勤医師の退職に伴うセンターの危機には、議員も市民も心を痛めていました。その中で、先日の新聞に発表されましたが、新しく内科医が4月から赴任されるというニュースは、西都の救急医療について大きな喜びです。
 そこでお伺いいたします。さらなる常勤医の募集について、また昨日の質問と重なるかもしれませんが、地方独立行政法人への道筋、災害拠点病院と新病院についてお考えをお伺いたします。
 以上で、壇上からの質問といたします。ありがとうございました。(降壇)

○議長(井上司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◎市長(橋田和実君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えします。
 まず、建設業関連についてのうち、入札制度、市独自のランクづけについてお答えします。
 平成26年度は、入札参加資格者名簿の更新の年でありまして、本年1月から2月末日までの間で、平成26年、27年度の入札参加資格審査申請書の受け付けを行ったところであります。今後、申請のあった事業者について審査を行い、入札参加資格者名簿へ登載していくことになります。これまで、名簿登載に当たっての等級区分は県の審査結果を準用しておりましたが、今回からは市の審査結果によることとしております。新しい資格者名簿については、平成26年度のできるだけ早い時期から適用できるよう、準備を進めております。
 次に、技術者養成についてであります。
 議員の言われる技術者養成については必要性を認識しており、これまで技能労働者養成を実施する西都職業訓練会に対して、職業訓練校施設として市有財産の無償貸付及び認定職業訓練への助成を行っているところであります。しかしながら、本年度は木造建築科及び石積施工科の訓練生がゼロという状況でありましたので、西都職業訓練会では、建築業界に対し、訓練生確保に努めてもらっているところであります。今後も西都職業訓練会のニーズを把握し、さらに県立産業技術専門校及び業界と情報を共有するなど連携を図り、技術者養成に対して取り組んでいきたいと考えております。
 次に、建設業者・建築業者の防災士への認識はどのようなものかについてでありますが、今年度も広報紙やお知らせ等により広く市民の皆様に防災士試験のお知らせをしたところであります。なお、建設業関係者1名、建築業関係者1名が、今年度、防災士の資格を取得されているようであります。しかし、防災士取得には基礎コース2日間、専門コース2日間の合計4日間の研修を受講しなければなりませんので、日ごろの仕事などが忙しい中で、受講のための日程調整に苦労されているようであります。今後、改めて呼びかけをしてまいりたいと思います。
 次に、総合型スポーツクラブの取り組みについてお答えします。
 総合型スポーツクラブは、地域住民のスポーツ活動の場として、多くの世代の人がさまざまな種目のスポーツをそれぞれの志向やレベルに合わせて参加できるクラブとして、国及び県等の要請・支援を受けて平成16年から総合型スポーツクラブ設立検討委員会、平成18年から設立準備委員会を開催し、平成20年に西都市のスポーツ振興を図り、会員の健全な心身を育成し、地域社会における生涯スポーツの発展に寄与することを目的に、スポーツ教室やサークル活動、イベント大会等の事業を行うクラブとして西都スポーツクラブを発足しました。
 西都スポーツクラブは、子どもから高齢者まで気軽に参加できる、学校でスポーツのできない生徒を応援する、障がい者も気軽にスポーツができるなどをクラブの目標に、バレーボールやミニテニス、太極拳、健康体操、障がい者スイミング教室などを定期的に開催してきており、現在は高齢者の運動機能の低下予防に有効なロコモ体操など、7つの教室に116名程度が参加しています。また、開催教室の会員の親睦や融和を図るために、パークゴルフ交流大会の開催や総合型スポーツクラブの啓発や会員の加入を図るため会報の発刊を行っております。
 総合型スポーツクラブは、発足から5年を経過しておりますが、今後市民の認知や会員の増加を図るため、市民に興味・関心のある種目の増加、高齢者が参加しやすい教室の開催を行うことや、クラブ会報などによる市民への周知も積極的に行っていく必要があると思われます。
 次に、救急医療についてお答えいたします。
 西都児湯医療センターにかかる常勤医師の確保につきましては、これまで宮崎大学に対して医師派遣の要望を継続し、また医療センターとの連携により取り組んでまいりました。その結果、常勤の内科医師の派遣が決定し、4月以降の内科診療再開により病院経営の改善が図られるものと考えております。しかし、地方独立行政法人化を見据えた経営基盤の安定強化に向けては、さらなる常勤医師の確保が求められ、引き続き宮崎大学からの派遣を含めた医師確保に努めてまいります。地方独立行政法人化に向けては、昨年12月に基本的な方針を策定し、関係町村や医療センター、医師会等関係機関に対して報告等を行い、一定の理解を得られたものと考えております。本市では、現在の体制を強化し、地域医療対策室の設置により平成27年度の法人化を見据え諸作業を進める予定でありますが、安定的な病院経営が法人化の前提となりますので、4月以降の病院経営の動向を注視しながら必要とする事前作業は順次進める予定であります。
 新病院の移転建設に関しましては、基本方針の中で平成31年度をめどとした考えをお示ししております。そのスケジュールを考えますと、さらにスピード感を持った取り組みが必要となってまいりますが、事業規模から本市の将来にわたる財政的な状況を勘案し、慎重に検討することも十分に認識しながら、二次医療圏の医療ニーズに応えられる病院建設を目指したいと考えます。その意味では、災害拠点病院の位置づけは重要であり、西都児湯の広域災害への対応をはじめ、県内沿岸部の医療施設の後方支援病院として機能することも、新病院建設時には視野に入れるべきであると考えます。
 以上でございます。(降壇)

◎教育長(竹之下悟君) (登壇)橋口登志郎議員の御質問にお答えいたします。
 まずは、武道必修化における現在の取り組み状況についてです。
 平成24年度の武道の必修化を受け、市内6中学校において、それぞれの学校が種目を決定しました。3つの学校が柔道を、2つの学校が剣道を、1つの学校が相撲を取り入れています。各中学校とも安全面に配慮し、生徒の発達段階に応じて基本動作や受け身、礼法等を中心に授業を進めてまいりました。2年目となる本年度も各中学校同じ種目に取り組んでいるところであります。
 次に、NIEについてお答えいたします。
 NIEとは、「Newspaper in Education」、「教育に新聞を」という事業名のことであります。平成8年度から始まったNIE実践指定校制度により、これまで西都市内では妻南小学校、都於郡小学校、三納中学校の3校が、県から指定されたことがありましたが、現在は本市への指定はありません。しかしながら、新聞を活用した教育については、平成23年度以降に完全実施となった現学習指導要領解説に新聞の活用に関する記述があります。具体的に教科書で例を申しますと、小学校5年生の国語科に新聞の特色や編集の仕方を知り、生活や学習の中に取り入れることを狙いとした「新聞を読もう」という学習等があります。
 教育委員会としましては、毎年実施しております学校訪問の際に、児童・生徒の作文等を新聞に投稿している取り組みや新聞を活用した授業及び掲示物について称賛するなど、新聞を活用した教育活動を奨励しており、各学校で広がりが見えてきております。例えば、児童・生徒の作文等の投稿だけでなく、朝のスピーチでは気になる新聞記事をテーマにしたり、授業の中で新聞記事を使って気づきや自分の考えをまとめる活動に生かしたりしております。また、校内で新聞記事のスクラップを職員に配布し児童・生徒への話題を提供したり、教育的課題の意識づけを図ったりするなど、職員を対象とした取り組みもございます。新聞を読む児童・生徒のほうが学力調査の結果もよいという傾向もございますので、今後も新聞を学校教育に活用するよう、各学校へ推進をしてまいります。
 次に、自然遊びと教育について、ロキシーヒルの活動をどう評価しているかについてお答えいたします。
 自然遊びと教育については、9月議会の答弁でも触れさせていただいたとおり、教育的効果は極めて高い。なぜならば、子ども同士や家族、また周りの人たちとコミュニケーションをとりながら、自然体験活動などの豊かな体験が多いほど道徳観や正義感、社会性が身につくとともに、学習意欲や学習課題解決意欲が高い子どもに育つ傾向にあると認識しております。さらには、屋外での遊びは全身活動が中心になりますので、運動機能を向上させる効果もあり、まさに心と体の発達全体によい影響を与えます。
 ロキシーヒルでは、これまで親と子が協力し合って植樹をしたり、野草を使った食事や箸をつくったりするなどの活動が行われておりました。また、飼育しているヤギと触れ合ったり木の上に建てた小屋で遊んだりすることもでき、まちなかでは経験できない貴重な体験をさせていただくとともに、環境教育にもつながる活動であり、大変ありがたく感じております。自然体験の場であるロキシーヒルの活用は地理的条件等もあり、学校の教育課程内での取り組みは難しい部分もあると考えておりますが、学校だけではなく、保護者をはじめとする周囲の大人が自然体験などの豊かな活動を意識的に取り込み、知識としてだけでなく、議員おっしゃるとおり、肌で感じ学ぶことができるように配慮することは重要であります。今後も地域の身近な資源を活用した活動を推進し、特に学校では日常的に外遊びを励行し、積極的に体験活動を重視した教育課程の実施に努めてまいりたいと考えております。
 続いて、活字からの学びについてお答えいたします。
 インターネット、電子辞書などのITを便利な道具として活用できる力を身につけることは、これからの情報社会を生きる子どもたちにとって大切なことだと考えます。しかし、一方では、議員おっしゃるとおり活字からの学び、特に本からの学びを今後も大切にしていくべきだと考えております。国も読書活動を推進する施策として平成13年に「4月23日を子ども読書の日」、平成17年には「10月27日を文字・活字文化の日」と定め、10年以上前から学校図書館の充実などを図るように求めてきました。人は読書を通して言葉と心を育みます。また、物事を見つめる目や自分の考えを深めていく力を養います。そして、学校図書館における調べ学習は、子どもたちの知的好奇心を大切にし、知りたいことがどこにあるかを学びながら調べる能力を育てることができます。そういう点からも本からの学び、ひいては学校図書館の利用は大変重要であると考えております。
 以上であります。(降壇)

 

今日の写真は今閉鎖されている尾八重入り口の学校跡を利用したキャンプ場

娘たちが子供の頃よく遊びに行きました

これは映画のロケ地として使ったときの写真です

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長女帰る、会議、アーカイブ一般質問(スポーツ・職員研修)

2018-04-25 18:34:23 | 日記

 ついに最後まで残っていた娘が帰っていきました

妻は「娘ロス」です

でもほんとに助かった、ありがとう

仕事頑張って!

昼間は事務所のかたずけをして

夕方は会議+講演でした

「人を変えるのは難しいけれど、自分を変えることはできる」を学びました

さて今日のアーカイブはスポーツランド、それと市職員の研修についてです

特にこの職員の研修は大変重要だと思っています

なんせ西都市行政の頭脳ですから、職員が優秀になればなるほど、西都市は良くなると信じています

それでこの研修についての質問したのですが、・・私はこの研修の効果を短期的な費用対効果で評価すべきではないと思います

私の好きな言葉に江戸時代のこんな言葉があります

「いなかで三年勉強するより、京都で三日昼寝しろ」額面通り生真面目におりすぎてはいけませんが、内容は実に腑に落ちます

もっと具体的に言うなら「優秀な職員を海外に出しなさい」

何かが変わるはずです 

(橋口登志郎)続いていきます。スポーツランド拠点づくりについてです。答弁ありがとうございました。
 やはり、数字で見ると経済効果はかなりあるようで、うれしく思っています。答弁の中にもありましたけれども、「食創生」と「スポーツランド」を融合させて、観光と農業までも連携したスポーツランドづくりは大変希望を持つところです。
 また、私は、今回完成しました西都原運動公園と清水台運動公園を結んだ道路、あれができたことは本当にすばらしいと思っています。時間的距離が劇的に縮んで、ほぼ一体として存在しているように感じます。サッカー場、野球場等の整備もまた進んでいますし、合宿などの受け入れも進んでいます。西都原と清水台の2つの地域にスポーツに関連するいろいろな施設を集約させることが、西都市のスポーツの拠点だよと認識されるのではないかと思っています。合宿を誘致するにも専門グラウンドはあるし、合宿だったらトレーニング場も借りられるそうなんですけれども、最高の条件だと思っております。
 ただ、スポーツランドを標榜するにはもう少し屋内スポーツ施設の充実が必要かなと思っています。まずは、観客席のある体育館、西都市で有名な弓道場や武道場がこの地域にできると、屋内スポーツの合宿もさらに見込めるようになるし、もう間もなく東九州道が全線開通いたします。西都市は大きなスポーツ大会を誘致できるようになるのではないかと思っていますが、いかがでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 今、議員がおっしゃるように、西都原総合台線の開通によって清水台と西都原を結ぶ非常に最短距離で、スポーツランドとしての推進に非常に役に立つ。また、観光との結びつきもできてくるのではないかなと思っております。
 最近喜んでいるのは、穂北の方が三納・三財地区と一緒にスポーツをやろうとする場合に非常に便利がいいと。三納・三財地区の方が穂北にちょっと行こうとする場合にも便利がいいと、パークゴルフ大会をするときですね。そういったことで、よいことだったなと思っています。
 今、議員がおっしゃるように、屋内スポーツ施設も清水台あるいは西都原運動公園内に設置したらと、そして総合的なスポーツの拠点をつくったらどうかということをおっしゃっていますが、今の市民体育館ですね、この施設としては今十分利用していただいておりますが、西都市は面積が広いものですから,地区体育館もつくりました。
 そういった関係もありまして、来年、天井の補修工事を今の体育館は行おうとしております。そういった維持管理というのを行いながら、今のところは今の市民体育館を利用させていただきたいと、そのように考えておりますし、また弓道場や武道場につきましても、今の場所ではなくて西都原や清水台に持っていったら、市街地の活性化にちょっとマイナスになるのではないかと、そういうのがありますし、便利が悪いということを聞いておりますので、現状での活用を図ってまいりたいと、その辺は御理解いただきたいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) 視点を変えます。市民の健康という面からちょっと考えてみました。
 先日、第75回全国都市問題会議という会議に私参加してきました。テーマは「人・まち・健康づくり」というもので、一言で言うと、高齢化が進み医療費が自治体の財政を圧迫する中、まちづくりを健康という面から見ていこうというものでした。
 長野県のある市では食生活を見直す運動をやり、脳卒中を劇的に減らし、大分市では今まちづくりをやっているそうなんですけれども、健康のために歩きたくなるまちづくりを目標としているそうです。新潟県の見附市では「健幸」、これは健康の健に幸せと書きますが、歩行者や自転車の優先を考慮した道路空間整備、自転車レーン整備にも乗り出しました。
 また、研究事例の中で、スポーツと健康を結びつけた施策も見られました。網走市は、リオデジャネイロ五輪に向けた陸上競技強化合宿を誘致しました。JOC陸上競技強化センターというものだそうですけれども、ラグビーや障がい者スポーツなどで、スポーツ合宿の経済効果は5億円を見込まれたそうです。市民に生涯にわたってスポーツに親しみ、健康づくりをしてもらう仕組みを行っているということでした。
 また、私も知らなかったんですけれども、チャレンジデーというのがあって、これはカナダから始まったらしいんですけれども、毎年5月の最終水曜日の午前零時から午後9時まで、15分間以上運動やスポーツをした住民の参加率を競う住民総参加型のイベントもあるそうです。それに取り組んでいる自治体も101カ所ありました。
 やはり、健康づくりというのは自治体にとってとても大切な役割で、自治体の施策はそこを外してはできないものだと思っております。市長も言われましたけれども、西都原には散歩ができるすてきな道もあるし、清水台はパークゴルフもあります。運動拠点には最適です。ぜひ市民の皆さんに運動・スポーツの大切さを知ってもらうためにもスポーツランドづくりは大切ですし、より設備の充実を図る必要があると思っています。
 昨日からの一般質問の中にもありましたけれども、西都市はまず学校の耐震化、そして市役所の耐震化等、急を要するものがあります。その中でも常にアンテナを張って、施設整備の早期実現を望みたいと思いますが、何かお考えありますでしょうか。

◎市長(橋田和実君) おっしゃるように、今の高齢化社会の中で、健康を維持する中でスポーツの果たす役割というのは非常に大きいと思っております。最近、生涯スポーツでグラウンドゴルフやミニバレーとかそういったことをしていただくようになってから、元気な西都市民が増えてきておりますし、医療費も高齢化が進んでいる割には横ばいということで、非常にありがたいことだなと思っています。
 本市におきましても、清水台総合公園でグラウンドゴルフやパークゴルフ大会、あるいは市民体育館や地区体育館ではミニバレーやアジャッタ大会を開催して、また、練習も市民の方はしていらっしゃいます。それから、西都原運動公園ではテニスやらジョギング、ウォーキングを行っていただいています。高齢者の方々が誰でも参加できるそういった生涯スポーツといいますか、その普及をこれからも目指していきたいと考えています。
 それから、市民のスポーツの多様化に伴って施設の充実は必要になると考えておりますので、今後、補助金とか助成金等も活用した施設整備には取り組んでいきたいと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) 本当によろしくお願いします。
 西都市の場合、大体160億円前後の一般会計になりますよね。以前、私もちょっと聞いたんですけれども、清水台で体育館の新築をしようとしたときに、多分20億円か30億円くらいのお金がかかるということであります。
 皆さんも知っているとおり、市の財政指数は、市長をはじめ皆さんの努力によって非常に好転をしております。その中で20億円なり30億円なり突然出すのはなかなか難しいかと思いますが、考慮していただきたいと考えております。まずは、子どもたちの安心・安全のために学校の耐震化、そして西都市の頭脳であるこの市役所を守るため耐震化を進めてもらって、その後考えていただきたいと思います。
 市長が県議時代にですよね、産業技術専門校の誘致に成功されましたよね。ちょっとお伺いしたいんですけれども、県の施設というのはどこかにしか造ってはいけないとか、場所を指定されるということはあるんですか。

◎市長(橋田和実君) 場所の指定はありません。でも、県の施設は宮崎市にほとんど集中しているんですね。そのおかげで宮崎市は活性化しているんですけれども、9市の市長会で宮崎市を除く8市は、宮崎市以外にいろんな施設をつくるべきだという要望を県に出しております。
 考えてみますと、西都市は宮崎県のへそと言われておりますから、この前も県PTA研究大会をしていただいたんですが、非常に参加者が多かったと。やはり、来やすい、県民が集まりやすい、そういう西都市ではないかなと思っております。そういった点で、いろいろと考えてやっていくべきだと思いますし、県立産業技術専門校にしても西都市につくるということには異論がなかったわけでありますし、実は私は農業試験場を西都市につくるべきだと、最初、初めて県議になったときに言いましたら、もう住吉でいろいろ整備するということに決まっておりまして、それはかないませんでした。そういった点で、普及センターは高鍋にあったのをまた西都市に持ってくるようにそのことは働きかけたんですけれども、そういったことで宮崎市につくらなきゃいけないとかそういうのはありません。逆に、それ以外のところにつくっていただきたいという考えがあります。

◆2番(橋口登志郎君) 宮崎県の体育館というのは僕の母校である日向学院の真ん前にあるんですよね。あそこは南海トラフ地震があった場合、多分危ないと私考えております。それで、体育館というのは避難者の受け入れの場所でもありますから、そういったことを含めて、宮崎市から西都市の清水台なんか多分2、30分で行けると思います。そういったことを踏まえて、県に強く要望してください。また、県知事選もあるみたいですから、そういったことを含めて、市長の力をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。
 続いて、市職員の研修についてお伺いいたします。
 答弁で宮崎県市町村振興協会の研修を活用していると言われましたけれども、これはつまり一般職研修、管理者研修のことだと思いますけれども、ほとんどの職員が受講しているということでしたけれども、この一般職研修というのはどういったものでしょうか。

◎総務課長(大西秀邦君) 一般職研修でございますけれども、この一般職研修というのは主事や技師、主任主事や主任技師等の職員、すなわち係長、主査職以上の役職以外の職員を対象とした研修ということになります。

◆2番(橋口登志郎君) 職員研修の要綱を見ましたけれども、要綱を見ますと4つに分かれていたと思います。市町村振興協会、そして壇上でお答えになった市町村職員中央研修所、全国市町村国際文化研修所での研修は一般研修に区分されています。ほかに3つ、特別研修、派遣研修、職場研修というのがありますが、どのような内容かを説明ください。

◎総務課長(大西秀邦君) 特別研修、派遣研修、職場研修についてでございますけれども、研修に関しましては西都市職員の研修に関する要綱を定めておりまして、その中では、特別研修とは喫緊の時代要請に対応した行政課題等について学び、職員の知識、技能等の向上を図るために行う研修と定めているところでございます。
 それから、派遣研修でございますが、これは宮崎県市町村振興協会における研修、それから千葉県にあります市町村職員中央研修所、通称市町村アカデミーでございますが、ここと滋賀県にあります全国市町村国際文化研修所等に派遣をして、主に専門的な知識・技能を習得させる研修でございます。
 それから、職場研修でございますが、これはいわゆるOJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)のことでございまして、各職場において上司や先輩職員が部下や後輩に対しまして具体的な仕事を通して必要な知識、技能、技術を指導・育成し、職場における人間関係を向上させるために行う研修でございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。いろいろな研修があるというふうにわかりました。
 宮崎県市町村振興協会の研修の活用の件なんですが、受講生は何名ぐらいいたのか、また、ほかの市町村との比較ではどうなっているのかお答えください。

◎総務課長(大西秀邦君) 宮崎県市町村振興協会の研修の受講状況でございますけれども、昨年度の状況で申し上げますと、職員研修受講者数、西都市のほうから151名受講しております。全職員数に対します受講率は40.8%となっておるところでございます。県内9市で見ますと、日向市が一番高いんですが、それに次いで2番目に高い受講率となっているところでございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 西都市職員の海外派遣研修に関する規程というのがありますけれども、今の運用状況についてお伺いいたします。

◎総務課長(大西秀邦君) 海外派遣研修についてでございますが、これまで30名ほど派遣をしておりますけれども、現在は宮崎県市町村振興協会の研修を活用して実施をしておるところでございます。最近では平成23年度の海外派遣研修の際に、この規程により職員派遣の選考をしているところでございます。
 この宮崎県市町村振興協会の海外派遣研修につきましては、県内市町村の職員数に応じて参加枠が決まっておりまして、西都市においては約3年に2回の派遣枠となっているところでございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 平成23年度の海外研修とはどのような研修であったか、また、これらの募集に関して職員の応募状況はどういったものかお答えください。

◎総務課長(大西秀邦君) 平成23年の宮崎県市町村振興協会の海外研修でございますけれども、県内から22名の市町村職員が参加をして、2班に分かれてフランスとドイツを9日間訪問をして研修を行っておるところでございます。
 本市職員が参加しました班では、フランスにおいては「高齢者福祉」、「中山間地域の活性化」というテーマで、老人ホーム、グリーン・ツーリズム等を視察をしておりまして、また、ドイツにおきましては「小学校における外国語教育」と「再生可能エネルギー発電」というテーマで、日本の小学校に当たります基礎学校での英語教育及び自治体のバイオマス発電につきまして視察調査を行っておるところでございます。
 研修参加者は事前に集まりまして、行政課題や研修目的の整理をして研修先を絞り込んでの視察をしておりますので、研修結果もかなり踏み込んだ内容でまとめられております。国による制度の違いはありますけれども、福祉、教育、まちづくり、環境という行政の重要な課題の中で、公共が担う役割について学ぶことができたと、有意義な研修であったとの報告を受けておるところでございます。
 それから、これまでの海外研修への職員の応募状況でございますけれども、複数の職員から希望が出されたときもございますが、最終的には職員の能力を評価しながら選考をしているところでございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) フランス、ドイツで高齢者福祉、中山間地域の活性化、また、グリーン・ツーリズムの研修をしたということで、非常に今に合ったテーマだと思っております。ぜひ推進してもらいたいと考えております。
 海外といえば、昨日の一般質問に出ましたけれども、今年度、台湾に海外派遣をしました。私の所属している文教厚生委員会にも報告がありました。西都市初の海外修学旅行の受け入れに成功するなど、成果も上がったように思っています。
 先日も再度行かれましたが、全体を通してもう一度どのような評価だったかお話しください。

◎市長(橋田和実君) 私は、「百聞は一見にしかず」という言葉がありますけれども、やはり実際に行ってそれを体験し、見てくるということは非常に大事だなと感じた次第でございます。
 4月に職員を派遣しまして、9月の台湾蘭陽女子高校の誘致につながったわけでありますが、私も11月に職員の皆さんと台湾を訪問しました。そこで、羅東鎮という7万5,000人の人口のまちで商業都市でありますが、そこのライオンズクラブ、それからロータリークラブを訪問しました。また、そこの農協にも行きました。また、三星郷という羅東鎮とは違う村があるんですが、村といってもたしか4、5万人ぐらいの人口ではないかと思いますが、そこを訪問しまして、宜蘭県内にそういうのがあるんですけれども、また、宜蘭県内の高等学校校長会へも出席しました。9月に来られた蘭陽女子高校へのお礼を申し上げて、それから旅行会社にも挨拶に行きまして、さらに今度は台北の近くの桃園県のボーイスカウトの団体等も訪問してまいりました。
 そこで、どこに行きましてもおもてなしの心といいますか、それが非常にすばらしい、熱烈な歓迎を受けました。そして、来年度も蘭陽女子高校が本市を教育旅行として訪問すると、そういう約束を取りつけてきましたし、また、宜蘭県のいわゆる県の観光協会からもお見えになると、観光協会長はそうおっしゃっていました。それから、ライオンズクラブも西都市を訪問したいと、そういう意向がありました。そういうことで、台湾訪問については大変意義があったと思っております。
 今後、議会のほうでもそういった、「百聞は一見にしかず」でありますから、代表の方が行かれるのもいいのではないかなと、そのように考えています。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 台湾というのはすごい親日的な国だと聞いております。その台湾と交流するというのは非常に私としてはいいことだと考えておりますが、将来的な交流進展で何かお考えはあるんでしょうか。

◎市長(橋田和実君) まだまだ総合的な交流を深めながらやっていく必要はあろうかと思いますが、今の段階では教育旅行の誘致をさらに図っていくとともに、もう一つ、こちらの加工品も持っていったわけであります。ユズの加工品とか持っていきまして、向こうでスーパーとか行って、朝早く行ってそれをお示しした結果、非常に興味を持っていただいた。また、日本の食料品の販売コーナーもありました。そういった点で、その辺の輸出といいますか、加工品等の輸出ができないかと、その辺も検討すべきだと、これは県単位でやっていくべき課題かもしれませんけれども。
 それからスポーツ交流、それから民間団体との交流、先ほど言いましたライオンズクラブとかロータリークラブの交流も今後、相互交流を行っていくといいのではないかなと、そういうふうに感じました。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ、ルートができたわけですから頑張っていただきたいと思っております。
 再度、海外派遣の研修に話を戻しますけれども、日本の状況を見ますと、ちょっと英語で難しいんですけれども、インダストリアル・エコノミーからカルチュラル・エコノミー、文化的なほうに移行しつつあります。高度成長から安定成長であり、言いかえると産業経済から文化経済です。ところが、この分野に関しては、まだ日本は後進国と言わざるを得ません。エコに関してもまちづくりに関しても、新しい考えが必要だと思います。
 本日、自転車のことを質問しましたが、ヨーロッパ、特にオランダでは自転車に先進的に取り組んでいるところです。でも、オランダという国は決して自転車に向いている国ではないんですけれども、単に趣味ではなく、未来の国の姿を考えるとそれがベストと判断して行っております。その結果、二酸化炭素削減や中心市街地の再活性化につながりました。
 私は、地方自治体の職員というのはこれらの問題に敏感になってほしいと思います。新しい未来の西都市の絵が描ける能力が求められていると考えます。私の考えるこの職員像について、市長はいかがお考えでしょうか。

◎市長(橋田和実君) 今、議員がおっしゃるように、産業経済から文化経済へと、確かにそうだと思います。昔は、経済が発展するところに文化が興ると言われておりましたが、逆に今は、文化が発展していくところに経済がついてくると逆に言われておりまして、そのとおりだと思っております。
 世の中もハードからソフトへ、それから物の豊かさから心の豊かさへ、そして都会から地方へ、また、環境や自然、癒しや潤いに重心を置く社会へと変化してきていると思っております。オランダだけではなくてイタリアも国自体は破綻寸前なんですけれども、地方都市は元気であると、そう言われておりまして、日本の10年先を行っていると言われておりますが、そういった点は私は学ぶべきだと思っています。
 そういうことで、市の職員も行政もそういったことを敏感に捉えて、将来を見据えて主体的に西都市を経営していくといいますか、それが求められると思いますが、それに対応できる高い能力を持った職員が必要となってくると思っております。
 私は市長就任以来、市役所は「管理から経営へ」と転換していくべきだと、職員はそのコーディネーターとなるべきだと言っております。そういうことで意識改革を図ろうとしてきておりますが、これは今、橋口議員がおっしゃった問題を敏感に感じ取って、その解決に向けて絵を描くと、そういったことであろうと思っておりますし、今、本市が目指す職員像として4つ掲げておりますが、1つ、「市民に信頼される職員」、2つ、「地域経営的見地に基づくバランス感覚にすぐれた職員」、3つ、「創造力にあふれ果敢に挑戦する職員」、4つ、「自己啓発に挑む職員」と、以上の4点を挙げておりますが、先ほどから申し上げておりますように、地域経営、創造力、そして自己啓発に挑むというその職員像というのは、議員のお考えと同様のものと考えています。

◆2番(橋口登志郎君) 今言われた4つの像、市民から信頼される職員、地域経営的見地に基づくバランス感覚を持った職員、創造力を持った職員、自己啓発に挑む職員、これらの職員像に近づくように研さんをしてほしいと私は考えております。
 このように、西都市民にとって市の職員はどういう存在であるべきかということは、やはり職員の皆さんはしっかりつかんでいただきたいと考えております。また同時に、それを取り巻く市組織の環境もより整えてほしいと考えています。一言で言うとスーパー公務員、先生にはスーパーティーチャーというのがありましたけれども、スーパー公務員を育成する力のある市組織となってほしいと思います。
 西都市は秘めた力を物すごく持っている地域だと思っています。それを存分に使い、力を発揮し、それを引き出す職員の育成に努めていただきたいと思っております。市の職員のトップであります市長に再度お考えをお伺いします。

◎市長(橋田和実君) 今、ここ8年間職員削減を行ってきまして、職員は少数精鋭化していこうということで進めてきておりますが、全体のレベルアップを図る観点から、もちろん基礎的な能力の開発、研修はしっかりとやらなきゃならないと思いますが、先ほどからおっしゃいますように、西都市は自然、農業、歴史遺産、そういった恵まれた経営資源をたくさん持っていますし、それを幅広い視野と豊かな創造力を持って生かしていくことができる職員が必要とされると思っております。
 まさにスーパー公務員と思いますが、私は飛び出せ公務員とも言っています。ある意味では、型にはまらない、やはり現代の企業的感覚を持ったそういった公務員も必要であると思っております。その上で、意欲と能力のある職員にはさらに活躍の場を与えていきたい、そのことが市政発展につながってくると思いますし、スーパー公務員を育成していくことにもつながっていくと思っております。
 私は、日ごろの業務を行う中でも人材育成はできると思っておりますし、また、この人材育成の観点からあらゆる場面で能力開発や人材育成を行っていきたいと思いますが、先ほど申し上げました日ごろの仕事の中から、もちろん研修も必要だと思いますが、一人でも多くのスーパー公務員を育てていきたい、人事評価制度もその一環でもございますので、御理解を賜っておきたいと思います。

◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
 冒頭で申しましたし、今、市長がお話しありましたけれども、西都市はポテンシャルをすごく持っているまちです。東九州自動車道の全線開通や航空便による良好な交通便、西都原や伊東マンショでわかる誇れる歴史、温暖な気候やおいしい水、それによって生まれるすばらしい食材、その他いろいろと力を持った西都市です。それらを最大限に生かすことが求められていると思います。それは市民に対しても市職員に対しても、もちろん我々議員に対しても求められていると考えております。
 少子化、高齢化、地方疲弊と、地方に対していろいろ言われますが、「意志あるところに道は開ける」といいます。強い意志を持って前に進んでいきたいと思っております。
 以上をもって私の質問全てを終了します。ありがとうございました

 

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毎朝の事、当選証書付与式他、次女帰る、地元要望、JCシニア会、アーカイブ一般質問(自転車交通)

2018-04-24 21:40:01 | 日記

今朝も挨拶運動、交通安全運動から一日がスタートしました

西都の小学生は土曜日に参観日があったので、きょうが週初めての登校日です

いつものように元気な子供たちでした

今日の議会は

会派代表者会議があり、当選証書付与式があり、当選者懇談会がありました

当選証書付与式に当たっては、皆さんからいただいた票の重さを感じ、一所懸命市議としての仕事を全うしたいと誓いました(ホントですよ)

会派(新緑会)で今年度の委員会の希望を取りまとめました

5/2が第二回臨時会です、その日に向かって準備ですね

さて約半月実家に戻ってくれていた、次女が帰りました

祖父母の世話から選挙の手伝い、わが子ながら一所懸命やってくれて

ほんと感謝の一言です

帰る前に母が入院している鶴田病院に見舞いに行きました

来月には退院できるかな

「あやちゃんありがとうね」

「おばあちゃんも早くよくなってね」

宮崎で会議があったので、そのまま宮崎駅まで送りました(宮崎空港まで電車)

私は県宅連中央支部の役員会に参加です

総会を控えて色々な議案に対して皆で意見を出し合いました

会議が終わったら地元に戻り、色々と話をさせていただきました

それがおわたっら西都青年会議所シニア会の役員会です

今日の議題は45周年記念事業です

現役メンバーが説明に来ましたさて記念講演会を開きます

入場無料です(但し会場キャパがありますから、お早めに)

日時は5/19 場所は文化ホールです

講演者は下記の方です

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B9%B8%E6%B4%8B

皆さんぜひ講演を聞きに来てください

さて今日のアーカイブ一般質問は

自転車交通編です

私の思いが詰まった質問です

橋口登志郎)自転車交通についての質問にかわります。
 壇上からの御答弁ありがとうございました。それでは、幾つかお伺いいたします。
 まず最初に、前提としてお話ししたいんですけれども、この改正道路交通法というのは私は大変喜ばしいと思っております。それは、自転車という乗り物を正しく普及させる法律だと思えるからです。以前の質問でも述べたと思いますが、高度成長時代に入り自動車が増え、本来なら車道を分離して自転車が走れるようにすべきだったんですけれども、道路を整備することをしないまま自転車を歩道に追いやりました。これは悪法だったと私は思っております。その法律のあおりを受けてこの数十年、一向に自転車が走れる道路が整備されない結果となりました。
 今のよくママチャリといいますよね、小さなタイヤのママチャリ、これは日本独自のスタイルで、つまり歩道を走れるようにスピードが出なくなった短距離用の自転車です。これは自転車のいびつな変化だと思っています。本来、自転車というのは交通手段として自動車のかわりができるものなんです。ところが、歩く手段の一つとして認知されてしまったからこうなってしまいました。車両だという感覚がないから、自転車に乗る人は道路交通法に無関心な方が多いんです。それが今回の改正によって正しい形に戻ると思っています。軽車両としての交通手段である自転車を見直すきっかけになると私は思っています。
 この自転車交通に関しては、自転車通学の安全対策についても質問させていただきましたが、この2つを絡めて、質問席から質問したいと思います。
 自転車通学の率はどのくらいでしょうか。また、各学校によって自転車通学を許可する要件とかいうのがあると思いますが、そこについてもお伺いします。
 また、今までに自転車通学時における事故について報告があったかお伺いいたします。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 市内の小・中学校における自転車通学の割合は、全中学校及び小学校において自転車通学を許可している都於郡小学校を含め計7校で、全児童・生徒数の約25%になります。自転車通学の許可要件は、各学校とも学校までの距離であります。
 自転車通学時の事故につきましては、本年度2件報告を受けておりますが、幸い重篤な状況には至っておりません。事故を受け、改めて学校における自転車通学の安全指導の徹底をお願いしたところでございます。
 また、県立妻高等学校、西都商業高等学校に自転車通学の割合の状況をお聞きしましたところ、妻高等学校は約68%、西都商業高等学校は約67%とのことでした。本年度、自転車による重篤な交通事故はなかったとのことでしたが、3件の事故が発生したとのことでした。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 高校生の7割弱が自転車通学するというのは、やはり子どもたちにとって自転車というのは重要な交通手段だということがうかがえます。今言われた2件の事故というのはどういったものだったか。
 また、県立高校ですから市とは関係ないんですが、その3件の事故について、わかれば概要とけがの状況、そしてその後学校ではどのように対応されたかお伺いいたします。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 2件とも下校途中の事故であります。1件は、脇道から徐行しながら運転してきた乗用車と自転車による信号機のない見通しの悪い交差点での接触事故であります。自転車に乗車していた生徒は接触後に転倒したものの、幸いかすり傷程度のけがの状況でありました。事故を受け、関係各課と現場を確認した結果、交差点角にある民家の垣根を一部除去することが適当であるとの見解になり、区長さんにお願いをしまして当該住民の方の理解を得、除去したところであります。
 2件は、坂道を下る途中に急な横断をしたため、後方から来た乗用車と接触した事故であります。転倒した生徒は腕を打ちつけ出血があったものの、幸い骨折等重篤な状況ではありませんでした。2件の事故を受けまして、全ての小・中学校に集会等を通じて、交通ルールの遵守と望ましい交通マナーの実践について児童・生徒への指導の徹底を図るようにお願いをしたところでございます。
 県立高校の3件の事故の状況でありますが、うち2件は軽微な接触事故であったとお聞きしております。残りの1件は、脇道から出てきた乗用車との接触により足を打撲。検査のため2、3日入院したとのことであります。事故を受け、全校集会を開き、交通社会で生活している一人として交通安全に対する自覚を持ち、自他の生命に十分注意を払うよう生徒への指導の徹底を図ったとのことであります。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) 本当にけがが大したことなくて、ちょっと安心しました。学校は、自転車通学の安全の調査確認をしているんでしょうか。また、よく今、西都市のほうでは少ないですけれども、自転車と歩行者の事故が増えているという話を聞きます。報道によりますと、そのときに何千万円という賠償を命じられたこともあるそうです。そういうもしものときのための保険というのはどのようになっているか、お伺いいたします。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 学校においては折に触れ、登下校の交通安全指導を実施しているところであります。また、年度始めや夏休みなどの長期休業中に職員による通学路の安全の調査確認を行っております。自転車運転時に一般の通行者に対し被害を与えた場合、その賠償に対応できる保険への加入につきましては任意となっております。各家庭で個別に加入している場合のことまでは把握できておりませんが、学校を通して申し込みがある加入者は非常に少ない状況であります。
 以上であります。

◆2番(橋口登志郎君) 任意保険については、転ばぬ先のつえという言葉があります。ぜひ学校側に説明いただき、生徒や保護者の皆さんに積極的な加入を勧めていただきたいと思いますが、どうでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えします。
 今述べさせていただきましたとおり、学校を通して申し込みがある加入者は非常に少ない状況でありますので、自転車事故は被害者という立場だけでなく、いつでも加害者の立場にもなり得るということを含めまして、任意保険の加入につきまして各学校とも連携して進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) よろしくお願いいたします。
 今度の改正に当たって、県警から学校とか教育委員会に連絡はあったんでしょうか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えします。
 県警本部交通部長より、「自転車安全利用だより」を活用した自転車安全教育を実施するお願いの文書が12月2日付で届いており、小・中学校全てに配布したところでございます。
 以上です。

◆2番(橋口登志郎君) すぐ送ってきたということでちょっと安心しました。
 今回の改正によって、違反をしたら罰金5万円もしくは3カ月以下の懲役だそうです。ここでちょっと思うんですけれども、私たち大人は自動車免許を取るときに道路交通法を学びますから知っていますけれども、道路の標識とかについても理解していると思います。でも、子どもたちはどうかなと思います。理解が浅いのではないかと思っているんですけれども、そのあたりはいかが思いますか。

◎学校教育課長(米村公俊君) お答えいたします。
 全ての学校において、年度当初に警察や交通安全協会の方を招いて交通安全教室を実施したり、機会を捉えて交通安全に係る集会等を実施したりしているところであります。道路標識等の理解につきましては、発達段階による差もありますので、今後とも子どもたちにとって必要な手だてや方策を講じていく必要があると考えております。
 以上であります。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ指導や研修をお願いしたいと思います。
 ただ、私は反面思うんですけれども、改正法が現状の道路事情に合っていない部分もあるのではないかと思います。例えば、交差点に自転車歩道と書いた横断歩道は片方しかない。私が毎朝立っている都萬神社の前の交差点も、右側しかないんですよね。妻高に行く子どもたちが左側通行をちゃんと守っていても、何もないからそこを渡ろうという気持ちになれないわけです。もちろん、自動車もそこは渡るものではないと思っているから、いずれ事故が起こるのではないかと私もちょっと心配はしているところでもあります。
 また、山角の敷島に行く途中の橋は、敷島に向かって右側は自歩道があります。左側はないですよね。ところが、もし車道を通るとすると左側を通る、やはりそこは危険ではないかと。そのあたりは自歩道をうまいことペイントするなり、子どもたちがそこを通りやすいような形にしてほしいなと思っています。簡単に言うと、法律に詳しくない子どもたちでもそれを見れば、直感的にここを走ったら安全なんだ、また、車を運転する人たちもそうなんだと思えるような整備を急ぐべきだと思っているんですけれども、いかが考えられるでしょうか。

◎建設課長(横山真一君) お答えいたします。
 今回の改正法が現状の道路事情と合っていない部分があるかどうか、警察などの関係機関と現地調査を実施したいと考えております。また、そのような危険な箇所があれば、警察と協議を行い、前向きに検討したいと考えるところでございます。
 以上でございます。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひ早急に協議検討をお願いしたいと思います。
 宮崎市で市内の一部の道路を改正に合わせたようなレーンをつくっています。自転車の方向が書いてあって、ブルーの自転車のラインが引いてあります。交差点には矢印があります。これがすごいなと思ったんですけれども、交差点です。左側に来たらどういうふうに渡っていいのか、もう一目瞭然で子どもたちにもわかるような表示をしています。これはワークショップで、宮崎市、県、県警、それと国土交通省、この4者がずうっと2年間にわたって検討してまいった結果の一つです。そのようにして、このように女子中学生が左側をちゃんとヘルメットをかぶって走れるような道になっています。
 先ほど言いましたけれども、ここは自転車も通るんだということでドライバーも慎重な運転になると思います。道路の幅員等いろいろあると思いますけれども、課長も知ってらっしゃると思いますけれども、歩道にゆとりがあるところも西都市は多いですし、ぜひ通学路として使っているところは学校側と協議をして改良をお願いしたいと思っています。いかがでしょうか。

◎建設課長(横山真一君) お答えいたします。
 まずは、自転車通行のネットワークづくりが重要だと考えております。そこで、県内の先進地であります議員がおっしゃいました宮崎市の状況を調査研究したいと思っておるところでございます。また、学校側とも協議を行いまして、子どもたちの安全・安心に心がけたいと考えているところでございます。
 以上です。

2番(橋口登志郎君) ぜひお願いします。
 なぜこれほどまで通学にこだわるかというと、もちろん子どもたちの安心・安全を守るということもあるんですが、先ほどの質問でも言いましたけれども、「自転車のまち西都」として全国的にも名前が売れ始めてきました。来年は4時間耐久エンデューロも開かれるようです。
 西都市内の学校なんですけれども、学校は妻地区の場合は妻高校、西都商、妻中です。この学校はうまいこと西都市内のまちなかを分散しています。つまり、この通学路を整備すること、子どもたちが走りやすいように整備することは、自転車で西都原、記紀の道、市内桜川、まちなかを自転車で走りやすいことにつながります。単にイベントをやるから自転車のまちではなく、実際に自転車が走りやすく安心・安全である西都市ということにもなります。観光振興の一つとなりますので、そういった意味で質問しました。市長、この件について何か御意見あれば。

◎市長(橋田和実君) いろいろそれぞれ調べてみると、自転車に不都合な箇所もいろいろあろうかと思いますが、総体的に西都市は余り起伏がなくて、広い割には起伏がなくて、自転車の走りやすいまちではないかなと、環境ではないかなと、そのように考えております。
 三納に行くにしても自転車でずうっと行けるんですよね、山を登らない限りはですね。だから、そういった点は私は思います。そこで、「九州一の自転車のまちづくり」を標榜して今取り組んでいるわけでありますが、その中でそれを推進するために25年度から3カ年事業として「銀の風プロジェクト」に着手しております。そのプロジェクトの中には自転車のイベントだけではなくて、交通ルールや安全啓発活動、そういったことも入れておりますし、宮崎市でやっているワークショップ、市民ワークショップの開催も予定しております。そういったことによって、そういった御意見をいただきながら、市の今後の施策にフィードバックすることによって走りやすい自転車道をつくっていきたいと考えております。
 今回の道路交通法改正は、市民の方々がその趣旨をよく周知していただくと、そうすることが大事だと思っておりますし、そのことにとよって交通事故が減少することは間違いないと思っておりますので、今後も安全啓発の活動に力を入れて、西都市は安全・安心のまちと言われるようになるよう実現を目指していきたいと考えております。

◆2番(橋口登志郎君) ぜひよろしくお願いいたします。今、市長の中で言いました銀の風プロジェクトの今後の活動についても大変私は期待しております。

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