令和になって初めての新年です
10年後.20年後の西都および市民の姿を思い描き
今年も頑張ります
あけましておめでとうございます
令和になって初めての新年です
10年後.20年後の西都および市民の姿を思い描き
今年も頑張ります
あけましておめでとうございます
年末は毎年忙しいのですが、今年は特に忙しい日々でした
ざっくりと活動報告し医療センター問題を新聞記事の紹介とともに述べます
まず最初に南空会の今年の通常稽古は水曜日で終了しました
雨の中基本稽古、形稽古と励みました
刻み突きの稽古
騎馬立中段突き、刻み突き、逆突き、連続突き、前手でかわしての逆突き
体育館では形稽古で今年の稽古は終了しました
来年も頑張っていきます
さて、報告です、仕事以外を書きます
19日議会閉会、宅建事務、忘年会 20日妻交番行事の準備 21日写真教室 22日高校空手フェニックス旗 23日会議、萌々華さん感謝の集い 24日宅建事務、国文祭会議 25日代表者会議(先日行った医療センターからの報告と意見交換の議事録取り扱いについてでした。結果はオープンにすることになり議会事務局に申し出ればどなたでも貰うことができます(コピー代は必要))26日西都市農業再生協議会総会、保護司活動 27日宅建事務仕事納め
これは建具復旧防音工事の間を縫ってです
そういえば携帯の調子がおかしくなり(ぼこぼこ落としているから・・)、同じ種類(torque)に買い換えました(懐が痛い・・・)
さて議会が終了しましたが、今回は医療センター新病院建設地問題が噴き出た議会でした
ブログで報告した通りですが、今日は新聞記事を中心に問題点を抽出していきたいと思います、市民の皆さんの情報になり、市民間討議の一助になれば幸いです
*は記事の注目すべき点、赤線でも抑えていますが、(・・)は私の意見です
それでは
宮日です
*市と医療センターで建築地に対し意見が相違していると初めて報道されました
*土地は市が手当てするが、予算上限が決まっている(41億7千万円)中で土地代補償費を引いた残りで病院を作るセンターとしては、土地代等が高ければ建物や医療器具整備に影響すると述べています
*記事の最後に「・・ここでよいか悪いかの判断は、鑑定評価が出た段階で報告する」と市長は言ってます
(意見が相違しているとは6月議会9月議会でも市長は言わなかった、センターは了解していると言っていました。この記事を基に一般質問でまた、鑑定評価の判断とする価格はと聞いたにもかかわらず、最後まで具体的な金額は言わずじまいです)
朝日新聞です、さすがに鋭く追及しています
*庁内協議で赤池に決まった
*センター側は赤池に強く同意している
*土地代以外にボーリング場(等)の移転補償が生じる可能性がある
*市街地は億単位で増額されると赤字を免れない
*市街地は学校や住宅が密集しヘリの安全な運航ができない
*西都児湯の救急災害対応を考えれば高速道路近くが良い
*運営を行うセンター側の同意がないまま病院事業債の本申請を提出
*高額な(鑑定)結果が出たら再協議・再検討する
(さすがに核心をついています、センター側が市街地に建設するのに反対の理由がよくわかります。とにかく市はセンターの同意なく強行したことがうかがえます。またここでも鑑定結果について述べていますが、議会では何度も言いますが具体的な金額を市は出しませんでした・・・)
宮日です、この日から一般質問な内容についての記事が出てきました
*岩切議員が市長はセンターは市の方針を承知しているといったことに対し追及しました
*また議会に対しセンターが11/19にセンターの考えを説明したいと要望した
(宮日の記事では伝わりにくいでしょうが、緊迫した質問でした。嘘を通したいと思われるような市側の苦しい答弁でした。もう一つ要望書が出されたのは11/19だったのですが特別委員会にも、まして一般議員にも要望があったことをしばらく伏せていた節が感じられます。その後代表者会議でこの不透明な期間について追及がありました)
同日(12/11)の朝日新聞です、やはり全国紙です、ここも鋭く追及し報道しています
*岩切議員は「土地代が高く高速道路から遠いなどで一貫してセンターは反対していた、それを知りながら6月議会で「・・・市の方針について了承いただいていると認識している」と答弁したことに関し、議会が誤解を招く答弁したことは議会軽視であり虚偽答弁でないかと追及
*センター側は「誰も承認していないのに、議会では我々が認めているような発言をした。ひどい、認められない」などの声が上がった
*「二つ以上の候補地を鑑定して比較すべきでないか」「鑑定の結果費用がいくら超えたなら見直すのか」という具体的な質問に対し「・・金額だけでなく総合的に判断したい」と答えをぼかす
*このままではセンターの考えが住民に伝わらないと市議会に意見交換を求めた要望書を提出した
(質問の肝の部分がよく記事になっています、特に議会に対しセンターはあたかも予定地に賛成しているかのような表現を使ったのは、私も議会軽視だと思うし、市民を軽視しています。センター側の悲痛な思いを込めた要望書の件がここでも記事となっています。市民報告会で鑑定結果を見て見直すという報告(という風に普通の人なら思ってしまう)をされていますしたが、ここでも明言を避けています)
翌日の朝日と宮日う、一般質問二日目の記事です
朝日)
*私の質問の 赤池地区を候補地として再考し、必要経費を試算するように求めたのに対し、市の方針はあくまでボーリング場跡地、他の地区での試算は考えていない
*私は「このままセンターの合意なしで進めたら、医療人材の喪失につながりかねない」というと「理解が得られるよう努力する・・・」と市長は答える
上段左側)・・ここ重要
*庁内協議で赤池と決まったのに、市長が突然「市内中心部」と切り出したことに「赤池に作りたいというここでの話し合いは何だったのですか?」と市幹部が疑問を呈したという議事録
*市長が「最終的に赤池としたが市民や議会のなかで(赤池)受け入れられない部分を聞いている」と述べた(この記事を見たときびっくりしました、この時点では議会には全く報告もなかったし、まして議会として受け入れられないなど・・言ったこともない。これは(こんな相談受けていないことを)後日の特別委員会で確認しました。すると課長たちを説き伏せるために出した、この市民とはだれか?議会とはだれか?・・これは市長がウソをついたとしか考えられません)
宮日)
*住民説明会で「比較対象を羅列し、費用がどれくらいかかるか示して説明してほしい」(市民のもっともな意見だと思います・・市民の話を聞くといって選挙に臨んだ市長だから当然答えるべき)
(この上段の記事は核心です、市長は議会や市民だけでなく協議をしていた市幹部たちにまで虚偽を述べていたのでないかと疑われます)
(長田理事長の意見記事です、今現在6名の常勤医がセンターにいますが、大多数の医師は理事長の人脈や人柄、夢に期待を抱いてセンターに奉職してくれました。また外科手術ができるのも麻酔科の理事長がいるからこそです)
*(ここでも市長が我々議会に使ったレトリック(というと良い表現ですが、簡単に言うと嘘のつき方))*私は市長に「センターの考え方を市民に伝えてほしい、市民が私たちの考え方を理解し、それでも市の候補地がいいと判断するなら という前段があり 市民の皆さんがいいとなれば私たちは了承する」と言っているのに、前段を端折り市民の皆さんが良いとなれば、私たちは了承する とだけ市民に言っている
*理事長の理想は「市民の合意の上でセンターを作り、将来は生活習慣病の予防も視野に、医療、健康、福祉が一体となった地域医療を目指したい
宮日、朝日の順です、センターと議会の意見交換会の記事です
センターの先生方の無力感、市長に全否定された悲痛な、声が聞けました
また正式にセンターの声が議会に届きました(届き方は人によりますが・・)
この意見交換の全文は先に述べたように、手に入れることができます。ぜひ多くに市民にみていただければと思っています
最後は宮日の杉田記者の視点です
*市民は建設地としてどこが最適であるのか考えるための情報がいきわたっていない
*用地選定について可能な限りの情報を市が開示し、市民自らが「望ましい」と思える建設地を熟考う時間はできないものか・・
まったく私の考えと同意です、センターもすべての情報が開示され、比較検討を市民自ら行った結果については了解すると言っていますし、わたしもそうです
41億もの(市庁舎にすでに50億ものお金が必要となりますし、さらに増えそうな予感がする・・・)大きなお金が必要とされる事業です、いろいろな条件を比較して、熟考して、将来悔いの残らぬ結果に持っていきたいと思っています
市民の皆さんがこの問題を真に受け止め、考え、議論し、市民一致(大多数)で救急医療の道を開いていくことを私は希望しますし、これからも活動していきます
本日表記の催しが行われました
救急医療特別委員会で「センターの先生方の話を聞こう」と私がいっても
実現できなかったのですが
理事長をはじめセンタ-の先生方の勇気によって、開かれました
今日の事は議事録をとっていますし、二紙の新聞社が来られました(残念ながら傍聴はできませんでしたが・・・議会の透明性を確保するには傍聴許可するべきだったと思っています)
説明会後一所懸命取材されていました
近々中に記事になると思います
市民の皆さん楽しみにしてください
私は今日の先生方の報告を聞いて「悔しかっただろうな」と思いました
なぜ悔しいかは、議会が市長答弁で翻弄されたのと同じです
市長の言葉に裏切られ続けていました
先生方はボーリング跡地に新病院を作るのは反対という意志でした
それは新病院の役割性格、西都市の財政から考えたら、至極もっともな意見でした
市長に裏切られ悔しい思いをしながら・・・・でも市民(西都児湯10万五千人含む)の生命安全、地域医療を何とかしたいという「真摯な思い」が感じられました
ここまで勇気を振り絞って先生方は臨んだのだから、我々はそれにこたえなければいけないと強く思いました
最後に西都の救急医療をたった一人で守り続けた濵砂先生の魂のこもった話はあらためて私の心を強く揺さぶりました
センターの理事長をはじめとする先生の皆さん、ありがとうございました
頑張っていきます
市民の皆さん、センターに直に話を聞くことは可能だと思います
是非真実を知って、考え、討論し、皆さんの意見を述べてください
週末は空手空手でした
武道館主催の錬成大会がありました、全空連から優秀な講師を呼び、形と組手
そして審判講習まで行いました
記念撮影前に一枚とりました
県空連の指導部会としては「勝てる形」を来年度の目標にしています
色々な機会にノウハウを吸収したいと思います
今回松濤館流では三觜先生のご指導を仰いだのですが、いつも道場で教えていることがたくさんあったので「ほっ」としました
これからも自信をもって子供たちの指導に向かいます
さて土曜日は南空会の忘年会
子どもたちが今年の反省や来年の抱負を述べてくれました
また子供たちの突然の出し物があり、とても楽しいひと時でした
これは中学生の二人羽織
最後は記念写真です
来年度は会員拡大を目指し、再び県の総合優勝を目指したいですね
さて一般質問の残りです、国際交流からです
1(2)1
よろしくお願いします、続きまして国際交流についてです。
羅東鎮での議員間交流ですが、羅東鎮の皆さんは心からの「おもてなし」で迎えてくれました
ありがたく、そして友愛の気持ちが増しました
台湾という国は、世界で最も親日的な国であり、そして日本の災難に心寄せ、温かい支援をしてくれる国です
さてここで質問ですが、姉妹都市を結んでから羅東鎮また台湾から西都市にかなりの方が訪問されているようですが、把握されているでしょうか?
1(2)1A
羅東鎮から昨年開催した「市制60周年記念式典」等に台湾からは教育旅行やスポーツ交流会で合わせて536名の方がお越しいただいている
1(2)2
536人ですか、結構来ていただいています、それでは修学旅行はどのような学校がこられ何人ぐらい訪れたか、また学生はどういった感想を持たれたか伺います
1(2)2A
*昨年の姉妹都市盟約締結以降、西都市グリーンツーリズム研究会で受け入れを行った
*教育旅行の受け入れは中学校が1校8名、高校が14校267名、支援学校が1校8名で合計16校283名となっている
*学生の皆さんから「一生忘れられない思い出となった」「いつかまた西都市に戻ってきたい」といった感想をいただいた
1(2)3
283名が来てくれているのです、有難いです。また「一生忘れられない思い出になった」という言葉はうけいれられたグリーンツーリズムの皆さんにとってとてもうれしい言葉だと思います。
また逆に高校生を受け入れた方から聞いたのですが、来てくれた高校生はまじめで、向学心にあふれている、素晴らしい子供たちだったと、いわれました。こういった民間交流は台湾に対する認識をさらによくするものだと思います。
つまり真の意味での国際交流の姿だと感じます。そこで、
鉄は熱いうちに打てということわざがあります、頭が柔らかく感受性の豊かな子供時代に素晴らしい刺激を与えることは、子供の教育特に国際感覚をはぐくむには欠かせないと思っています。教育長に見解を伺います
1(2)3A
*議員御指摘の通り、感受性豊かな時期に国際交流を行うことは意義があると考える
*子供たちは先入観や思い込みもなく、学習や体験を通して学ぶ
*そのような時期に外国の方や文化に触れる経験はとても重要である
*触れ合いを通して相手の国や文化に対する理解を深めるとともに、自国に対する理解も深まると考える
1(2)4
私も教育長と同じ考えです、せっかく姉妹都市を結んだのです、交流をもっとさせてあげたいと思います。西都の子供たちが修学旅行で姉妹都市羅東鎮に行くことは教育のために良いのではないかと思うのですが、見解を伺います
1(2)4A
*修学旅行においては、旅行そのものも重要な学びであるが、事前学習や事後学習も含めて教育的効果を高める
*姉妹都市への修学旅行はさらに広がりを期待できる
1(2)5
ぜひ実現に向けて努力していただきたいと考えます、ありがとうございます。
そして修学旅行などの短期交流が、長期の交換留学などに発展していけば西都市の教育の特色にもなると思いますが、いかがでしょうか?
1(2)5A
本市教育の特色になる可能性もあると考える
1(2)6
教育長ありがとうございます、教育長も読まれたと思いますが、12月5日の毎日新聞9面の「発言」の欄に「台湾修学旅行、研究者が支援」という記事がありました。記事を読むとジェンダー平等、性的少数、移民、ダイバーシテイ、若者の政治参加などなど、日本が直面する課題に早くから向かい合ってきた台湾には学びの機会が豊富にあるとのことです。
新たな価値に出合い、新たな世界を開く喜びを体験できるようにサポートしたいと書いてありました。そういったことから互いを尊重し合える仲間としての日台の未来、東アジアの未来の創造につながるはずだ、とむすんでありました。
最後に要望ですが、質問では教育面で国際交流を取り上げましたが、何度も言いますが柔らかく感受性の豊かな子供たちに異文化に触れさせることは効果的な教育であります、また将来産業面特に農業面での新たな展開につながるのではないかと考えています。そのためには私は短期的な費用対効果で国際交流を判断するのではなく、末永い交流を図り、市民間交流を継続することが何より大切だと考え要望します。市民間交流により思いもよらぬ化学反応が起きることを願っています。
1(3)1
次は自転車交通についてです、答弁ありがとうございます。
特に、イベントにかぎらず、普段から市内を周遊してもらう取り組みはとても良いものです。
ここで伺いますがマップ作成やバイクラックはどこが主体となるのでしょうか?
1(3)1A
*マップ作製は今回上程している補正予算の議決を経てから決定する
*バイクラックは妻駅西地区商店街振興組合が主体となって実施している
1(3)2
私は公的交通機関が乏しい地方都市では自転車は必須アイテムとなると考えています。
西都市は他の市町村に先んじて自転車安全利用促進計画を策定し、取り組んでいます。
市長は「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」に出席しておられます。そこでこれは面白い取り組みだという事例はなかったでしょうか?
1(3)2A
*地域の特性を生かした様々な自転車イベントには面白い取り組みがあった
*登坂を活かした「ヒルクライム」や、食を活かした「グルメライド」
*最近では地域の名所やお店といった、事前に定められた立ち寄りスポットを巡りポイント獲得を競い合う「ロゲイ二ング」という、具体的な消費行動を盛り込んだイベントが開催されていた
1(3)3
ロゲイニングは初めて聞きました、ぜひ研究してください。また産業建設常任委員会のメンバーは昨年今治で高校生が自転車用のヘルメットをかぶる姿を見ています。自転車のまちというイメージが出てきますこれも検討願います。
さて元駐日大使のケネディさんのサイクリングの件ですが、一緒に同行した方に話を聞きました、わざわざアメリカから愛車、知る人ぞ知るキャノンデールという米国の名車ですが、それを持ってきたようです。
サイクリングが大好きで、自転車で西都原に来ました。コスモスが咲き誇る鬼のいわやの風景が特に気に入ったらしく、たくさん写真を撮られたようです。ケネディさんのインスタグラムに載せてくれれば、素晴らしい宣伝効果になると思います。
ケネディさんはすごく感動して、帰り際もう一度西都に来たいといっていたそうです。
これは、風を感じ日の光を浴び、人と触れ合えることのできる自転車というスローな乗り物ならではのことだと思います。
自転車とインスタグラム、来年の国文祭にも似たような取り組みを企画されているようです、どうか西都市に自転車文化が根ずくような取り組みを継続していただけることを願い次の質問に移ります
1(4)1
未来戦略の最後は「立地適正計画」についてです、地方自治体の消滅という問題を調べているうちに、NHKスペシャルの「縮小日本の衝撃」に出合い、考えさせられました。さて答弁では西都まちづくり協議会の結果を踏まえて計画策定に取り組むとのことでした。今はまだ取り組んでいないけど将来取り組むというこの立地適正計画とはどのような計画か伺います
1(4)1A
*立地適正化計画は都市計画区域内における計画
*人口減少下においても、医療、福祉、商業施設等の必要な生活サービスが確保され、住民が安心して暮らせると都市つくりの包括的マスタープラン
*まちなかや公共施設の沿線に都市機能や住居を誘導しコンパクトシテイを実現するツールとなる
*行政サービスの効率化により行政コストを削減するなど、財政面においても持続可能な都市経営を図るもの
1(4)2
もう少し質問しますが「自治体の都市インフラ整備維持収支計算プログラム」はご存知ですか
1(4)2A
*存じ上げない
1(4)3
これは、北海道立総合研究所の北方建築総合研究所がつくったもので、地域の行政コストを可視化するものです。自治体財政で問題なのはインフラコスト、これを縮小しなければ自治体の財政は持たないといわれます、つまり未来世代の負担増を避けるためには、公共インフラからいかに撤退していくかが、戦略として必要なのです。
このインフラコスト削減について西都の考えを伺います
1(4)3A
*平成29年3月策定の西都市総合管理計画を基に、公共インフラ全般に長寿命化と維持管理の効率化を図り、新規整備を最小限に抑えることでコスト削減の務めるなど、全庁的に推進していく
1(4)4
この都市インフラ整備維持収支計算プログラムはコストを可視化して、コストと人口等と比較して採算性を判断するものです。
さてそれをもとに立地適正化計画が策定されたらどうなるかです。
この計画はざっくりいって「居住誘導区域」と「区域外」に分け、計画を立てて「将来的にも住める場所」「人が住まなくなる場所」を明確にすれば国は補助金を出すという踏み込んだものです。
わたしが9月議会でも申しましたが妻南地区に居住誘導地区をつくるというのは西都市の未来戦略として十分考えることだと思います。
この立地適正化計画は未来戦略として重要な計画であることを理解しあっていることを確認して次に参りたいとおもいます。
この後先日報告した西都児湯医療センターの質問に入りました
ところで私の新病院に対する質問は結構読んでいただいているようでうれしいです、ぜひ皆さんに紹介してください
先日、一般質問をこのブログで出したら、結構評判でした
でも私としては、毎回出しているのにな~とちょっと複雑な気もちです
さて救急医療以外の質問もここに出します
その前に、活動報告を・・・
今回一般質問で市の新病院に対することで多くの議員が質問をしました
また宮日、朝日各新聞社が取り上げてくれました
こういったことを通じて市民間に健全な議論が起こればよいなと思っているところです
また昨日の特別委員会、今日の代表者会議で医療センターからの意見を聞くことになりました
救急医療の考え方、などを確認して新病院建設が良き方向に向かうことを願うばかりです
今日は委員会が行われ議案の質疑を行いました
一部委員より意見が出ましたので委員長報告としてまとめるつもりです
また議会以外の事もさすが師走で忙しく、あたふたしています
そんな中ですが稽古に行きました
基本稽古、体力増強の運動、組手稽古、形稽古
子どもたちは一所懸命取り組みました
週末の2日間(土日)県武道館で空手研修稽古です、私も新たな気づきが欲しいなと思っているところです
さてそれでは、一般質問の残りです
冒頭部分になります
壇上からの質問
こんにちは新緑会の橋口登志郎です。
先月18日から21日まで姉妹都市を結んでいる台湾羅東鎮に視察に行ってきました。
今年は産業建設常任委員会が行きました 。
鎮長訪問し、議員間で意見交流を行いました。
記者会見もあり、羅東鎮の皆さんのおもてなしに委員会一同感銘を受けました。
またこの国際交流の立役者である黒木萌々華さんが通訳から計画作成まで骨を折っていただき、充実した視察が行えました。
こころより感謝しています。
百聞は一見にしかずといいます、異文化を目で見て、触れ体験したことで、大切な気づきを得ることになりました。
この気づきを議会活動そして市政に活かしていきたいとかんがえています。
それでは質問していきたいと思います。
当局側の真摯で前向きな答弁を願うところです。
最初は西都市の未来戦略についてです。
一番目は日本遺産と世界遺産についてです。
日本遺産に認定されて、いろいろな取り組みを今までも伺ったところですが、現在の取り組み状況について伺います。
また11/17に世界文化遺産登録としての古墳を考えるパートⅦと銘打ったシンポジウムが開かれましたが、どのような内容だったか伺います。
2番目は国際交流についてです、西都市のような地方都市で外国と姉妹都市が結ばれたことは本当に幸運ですし、この縁を大切にしていかねばならないと考えます。
そして国際交流を西都の未来戦略と結び付けていかねばならないと考えますが、具体的な戦略は持っておられるのか伺います
3番目は自転車交通です先日元駐日大使であったケネディさんが西都を訪れました。
古墳祭りの出発式で行われた都万神社での神楽をご覧になられました、私は妻北地域づくりでたいまつ行列の手伝いをしていたのでお姿を見ることができました。
上品で聡明そうな方でした。
さて新聞によると当日自転車で西都原を散策されたとのこと、きっと素敵な経験をされたことと思っています。
そこで質問ですが毎回のように取り上げている自転車交通についてです、現在の取り組み状況を伺います
4番目は立地適正化計画についてです、国土交通省により平成26年に制度化されました。
これからのまちの姿を考えるうえで大切な取り組みだと思っているのですが、西都市では取り組んでおられるのか伺います。
最後は西都児湯医療センターについてです、市民向け報告会を行われましたが、どのような内容であったか、また市民の意見はどうであったか伺います。
以上で壇上の質問といたします
答弁
(日本遺産世界遺産について)
市長答弁分
*シンポジュームは世界遺産登録の審査など行う、一般社団法人日本イコモス国内委員会の委員長岡田保良氏からの現状と講演
*韓国国立文化財研究所学芸研究員の姜東錫氏から世界文化遺産を目指している韓国加耶古墳群の取り組みについての講演
*その後講師二人と県職員、コーディネーターの4人によるパネルでいスカッション
*イコモスの審査が厳しくなって世界遺産登録のハードルが上がっている現状
*政治的権力を象徴するため意図的計画的に作られた加耶古墳群の景観を知ることができた
*百舌鳥、古市古墳群の違いを明確に打ち出し、加耶古墳群と類似した遺産を比較しながら優れた普遍的な価値について検討する必要性
*世界文化遺産に向けた課題について理解の深まる内容であった
(国際交流について)
*羅東鎮との交流は、市民が海外の文化や習慣に直接触れる機会となり、日本とは違う文化や価値観を理解し尊重する意識の醸成につながる
*特に子供たちにとって国際感覚を身につける機会となり、将来国際社会で活躍できる人材の育成につながる
*グローバル化の進展により、本市の産業面において、羅東鎮が新たな市場となりえる可能性を秘めていると考える
教育長答弁分
*日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会の取り組みであるが、「古代人のモニュメント」のストーリーをわかりやすく伝えるため12/8にミュージカル「ヒメたちの物語」が上演された
*小中学生を対象にした絵本の作成
*国内外に発信するための「古墳体操」「合唱曲」の政策
*ブランドを活かした「古墳グッズ」「旅行商品」開発、ガイド育成など6つの事業に取り組んでいる
(自転車交通について)
*昨年11月に「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」に入会し、先進自治体との情報交換を行っている
*観光活用としては、散走イベントを開催することにより、市内を自転車で周遊する楽しみ方を提案してきた
*今後はイベントに限らず、普段から自転車で市内を周遊してもらうための取り組みとして、様々な情報を集約した「町巡りコース」や「店舗」を紹介するサイクリングマップを作成しようと思っている
*スポーツ系自転車で本市を訪れた方々が市内の店舗により入店しやすくするための試みとしてバイクラックの設置に取り組んでいる
*県道高鍋高岡線と国道219号を結ぶ市道公園通線、そして記紀の道と連絡する市道酒元通線において自転車レーンの整備を進めている
(立地適正化計画について)
*これからの人口減少及び少子高齢化時代の「まちの姿」を考えるうえで有効な計画であると考えている
*6月に西都商工会議所内に設置された西都まちづくり協議会において、中心市街地のまちづくりについて研究しているので、その結果を踏まえて計画策定に取り組むことにると考えている
質問席から
1(1)1
ご答弁ありがとうございました、日本遺産は6つの事業に取り組み、いよいよ具体的な活動に入ったようです喜ばしい限りです。8日に行われたミュージカルは私も見させていただきました、楽しい劇で内容も古墳時代のことがよくわかり、長期間練習した跡がうかがえるミュージカルでした。これらの試みで日本遺産が周知されることを願っています。
さて主催である「南国宮崎の古墳景観活用協議会」ですが、再度確認ですが、協議会の中で西都市の立ち位置はどのようなものでしょうか?
1(1)1A
*西都市長が協議会の会長であり、西都市で事務局を所管している
*総会屋や幹事会を主催して、日本遺産を活用した地域活性化計画に関する事業計画及び収支予算また事業計画報告及び収支決算の議案を提出する立場である
1(1)2
西都市が中心的に役割を担っているということですが、西都市として特に力を入れようと思われるのはどこでしょうか?
1(1)2A
*文化財の保存、継承を図るとともに地域の活性化及び観光振興に資するため、西都原古墳群を中心に地域に点在する文化財をつなぎ、更なる魅力を創出し、発信していくことで地域の活性化及び観光振興につなげていきたい
1(1)3
西都原古墳群が中心ということですが、日本遺産は世界遺産の展開の一助になるのでしょうか?
1(1)3A
*日本遺産の認定により西都原を含む県内の古墳群が県内外から注目を浴びているのは事実
*世界遺産の認定を受けるには、市民のみならず県民を挙げた総ぐるみで息の長い活動が必要であり、日本遺産認定が世界遺産認定への弾みになると期待している
1(1)4
世界遺産の取り組みですが。シンポジュームは7回になると思われます、長期的スパンで取り組んでおられるようですが、主催はどこなのでしょうか?
1(1)4A
*西都原古墳群世界文化遺産登録推進シンポジューム実行委員会である
1(1)5
構成メンバーは、どういった方がおられるのでしょうか?
1(1)5A
西都商工会議所、西都市三財商工会、JA西都、西都市観光協会、西都青年会議所、地域づくり協議会、西都市区長連絡協議会、西都市地域婦人連絡協議会、西都市、西都市教育委員会である
1(1)6
民間中心ということと理解しました。2011年に産業建設常任委員会において平泉町の世界遺産を行政調査しました、世界遺産の基準は10項目ほどあったのですが、特に印象に残ったのは自国だけのことでなく、海外との関係性、つまりその遺産が海外とどのように交流、影響を及ぼしていたかが特に重要とのことでした。西都原を含め2市2町に及ぶ古墳群の海外への影響はどのように考えておられるのでしょうか?
1(1)6A
*2市2町に存在し、独自の刎頸とされる前方後円墳は朝鮮半島西南部において確認されている
*南九州に起源を有し、固有の墓制である地下式横穴墓も百済の都である公州などでも類似例が確認されている
*朝鮮半島との相互交流の中で創出され、海外に影響を与えていたものと考える
1(1)7
壇上の答弁でイコモスの審査が厳しくなったといわれましたが、どのように厳しくなったのでしょうか?
1(1)7A
*2004年までは推薦候補が当たり前のように登録を果たしていたが、それ以降は容易でなくなったという話である
*顕著な普遍的価値についての調査研究の内容や紺背負う都の設定、構成資産さんの選定などについて、イコモスの理解が得にくくなった
1(1)8
普遍的な価値が厳しく問われるようになったということだと思います。二市二町の連携について、どのような活動しているか、どのように持っていきたいか伺います?
1(1)8A
*2市2町で構成する「宮崎県の古墳文化に関する勉強会」があり、古墳や古墳文化の理解を深めるための方策や世界文化遺産国内暫定リストの見直しに向けた対応の検討を行う
*今回は実行委員会の会長、市長、高鍋町新富町に直接シンポジュームへの出席を依頼し参加いただいた
*今後とも県や他市長との連携をさらに深めたい
1(1)9
よろしくお願いします、平泉町で世界遺産への経過を聞きました。平成9年から始まり平成23年にようやく世界遺産となりました実に15年かかかっています。このように長期にわたる地道な活動と失われない熱意が必要だと思っています。西都市の決意を伺いたい
1(19A
*世界遺産委員会における登録審査が各国一件に制限されたことから、登録にはこれまで以上に時間がかかる
*まだ暫定リストにも掲載されないのが現状である
*まず、そこに向けて提案書の作成から関係自治体と連携して取り組んでいく
1(2)1
よろしくお願いします、続きまして国際交流についてです。
羅東鎮での議員間交流ですが、羅東鎮の皆さんは心からの「おもてなし」で迎えてくれました
ありがたく、そして友愛の気持ちが増しました
台湾という国は、世界で最も親日的な国であり、そして日本の災難に心寄せ、温かい支援をしてくれる国です
さてここで質問ですが、姉妹都市を結んでから羅東鎮また台湾から西都市にかなりの方が訪問されているようですが、把握されているでしょうか?
1(2)1A
羅東鎮から昨年開催した「市制60周年記念式典」等に、台湾からは教育旅行やスポーツ交流会で合わせて536名の方がお越しいただいている
今日は国際交流に入ったところまでです、次もお楽しみに