部屋探し

12月19日の夜、フェリーに乗船して札幌へ。

娘の就職準備の一環で、まずは部屋探しだ。

20日は娘と観光。小樽へ移動し、娘の就職先を見学。12月の小樽、寒い。北海道の車道は凍らないような工夫がしてあるのか、バスも勢いよく走るが、歩道は一面の氷。そして大多数はアジア系の外国人。すごい数だ。
娘の案内で小樽運河に沿って散策。

寒いけど天候には恵まれた。坂の街、小樽の景色はなんか絵になる。なんか住みたくなる街並み。

札幌に戻ると、娘が見つけてくれてラーメン屋へ。これは納得❗よくぞ見つけてくれた、娘よ。


二日目、部屋探しで再び小樽へ。

長男と同い年の青年が案内する物件は、元ラブホテル物件とか、バラエティーに富んでいるが、ほとんどがボツ物件。寒い冬に冷えすぎたり、設備が悪かったり。まあ低予算で探しているのだから仕方ないが、納得の物件がひとつあった。

日当たりが良く部屋が温かい。落ち着く感じ。職場にも徒歩圏内で、4世帯のうち3世帯の住人が女性。なので募集も女性が望ましいとのこと。なので即決❗

これで目的は70%達成したようなもの。

夜は札幌で娘がバイトしていたビストロへ。シェフに挨拶して、娘が勧めるハンバーグやパスタを頂く。折角のフレンチなので、何年ぶりかのワインも頂いた。シェフの計らいでスープやデザートまでサービスしていただいた。感謝✨


三日目は家具、家電の下見を予定していたが、朝、娘からLINEが。発熱してダルいとのこと。予定変更して発熱外来へ。ほどなくインフルエンザAの診断。娘を先に帰し、僕はスーパーで食糧の買い出し。濃厚接触は出来ないので食糧を届けた後に退散した。

どっと疲れた午後はホテルで休む。

ぽっかり時間が空いた四日目は、ススキノに出来たばかりのTOHOシネマズで映画鑑賞。『PARFECT DAYS』はとても良かった。凄いなぁ、役所広司さんは。こういう生き方、ありだねぇ。なんともいえないリアリティがあった。

そんなこんなな娘とのデート。

娘は順調に回復し、年末は実家に帰省してくる。長男との4年ぶりの再会を楽しみにしているようだ。

願わくは、無事に就職して仕事に慣れますように。そしてまた、のんびり気分で船に乗り、往き来できる日が訪れますように。

帰国

先月、11月29日、フィリピンからカナダへと、1年間ワーキングホリデーで出稼ぎしていた長男が無事帰国した。

空港から真っ直ぐ亀戸の義姉の家へ向かった。色々な経験をして、逞しくなった印象だと義姉は教えてくれた。

帰国後すぐに結婚式に呼ばれているというので、実家で預かっていた荷物の中からスーツとネクタイを出し、地元のリンゴジュースとお米を一緒に入れて送った。

帰国後4日目ぐらいのタイミングで電話してみたが、まだ時差に慣れないとのこと。

円安の影響でカナダでは結構稼げたか聞いてみるも、テレビで取り上げるようなリッチな事例はほんの一握りの話しだという。

なんにしても、よく帰ってきてくれた！

今、息子は新居を探しているのだが、無職の人間にはなかなか貸してくれないという。結局は僕の名義で借りることになりそうだ。

これからどんな仕事を選び、どんな未来を拓いていくのか。

米息子を尊重して見守っていこう。