違和感

今月は次男坊の7歳の誕生日が来る。
例年通り、僕は元妻にプレゼントのリクエストを聞いてみた。

初めて次男坊から電話がきた。
「僕の誕生日なんだけど〇〇〇〇と〇〇〇〇を買ってちょうだい！」
おそらくテレビの戦隊物に関する玩具の名前だろう。後でお母さんに詳しい事を連絡するように促し、学校の事などを聞いていると、早く切りなさいというような空気と共に、ブツリと切れた。そして数分後、例によって玩具の写真のメールが来た。

5000円以上する玩具が二つ。
小学一年生の子供のリクエスト。長男にも長女にも、こんな豪華なプレゼントをこんな年に与えた事はないが、次男坊にしてみれば僕はアシナガオジサンみたいな人、サンタクロースみたいな人、そういうお父さんなのだろう。元妻に了解と返信。

以上、温かみのないやりとり。業務的なメール。
欲しい物を欲しい分だけ与えて良いものか？どちらか一つにしなさい、みたいなやりとりが欲しかったところが本音だが、「これとこれが欲しいそうです」で終わり。

毎年のこのようなやりとりに、僕は違和感を感じている。今年は強く感じている。次男坊が何歳になっても感じるのだろうか？

彼の成長に直接関わっているわけではないから、そして今はお金だけの親子関係。

悲しい。