限定300台がわずか10分で完売した、無限初のコンプリートカー。
2007年発売のFD2型シビックタイプRをベースに、専用パーツと各部チューニングが贅沢に盛り込まれた無限のスペシャルな1台が、この無限RRです。
外装面では、フロント周りやリアウイングなどにカーボンパーツが使われ、車体の軽量化と空力性能が高められました。
最大出力は、エンジンチューンや吸排気系の変更により15ps引き上げられ、240psまで上昇。足周りには専用タイヤと鍛造ホイールを装着し、サスペンションとブレーキも変更されました。
内装面では、レカロとの共同開発による専用セミバケシートや専用デザインの3連メーター、スポーツペダルなどを装備。よりレーシーに仕立てられています。
無限が手掛けた究極のタイプRである無限RR。477万7500円という価格は決して安い金額ではありませんが、内容を考えるとある意味バーゲンセールと言えるのかもしれません。
キットは香港のミニカーメーカーonemodelから発売された1/24スケールのレジンキットです。
未だプラモで発売されないFD2のキット化、しかも貴重な無限RRですから、発売を非常に楽しみにしていました。
キットの内容に関しては、ミニカーメーカーらしく、各部中々リアルに再現されてます。パーツ精度も悪くないです。
ホイールはマグネットで取り付ける独特のもので、タイヤはゴム製。
内装はシートベルトがきちんと付属し、塗装を配慮した細かなパーツ分割のお陰もあって、サクサク製作することが出来ました。
ボディーカラーは純正のミラノレッドをイメージして、タミヤラッカーのイタリアンレッドを塗装しました。前作に続いての赤ですが、このクルマはやはり赤でないと・・・!
光の関係か、画像だとややピンクっぽく見えてしまうのが残念・・・。撮影って本当に難しいですね。
キットにはインストが付属していないので、細かな塗り分けや組み立ての際には、何か実車の参考資料があった方が良いです。使用箇所不明なエッチングパーツやネジもありました。
レジンキットですので、大量生産のプラモに比べると高価ではありますが、モデラーズのレジンキットと違いこちらには専用のアクリル製ケースも付属しているので、意外とお得感があります。
モデラーズ同様、窓枠の取り付けはレジンキットにあまり慣れていない方には少し難しいかもしれません。ただ、全体的に見るととても組みやすい良キットだと感じました。
本家の完成品ミニカーのクオリティーに負けない仕上がりを目標に製作しましたが、いかがでしょうか?
後半は赤い国産スポーツカー繋がりでプリペイントの86、新旧タイプR比較としてモデラーズのFK8と並べてみました。
あと、今後無限RZや無限RAといった他の無限コンプリートカーの発売を祈って、フジミ無限CR-Z、モデラーズレジンキット無限S660とも並べてみました。雰囲気だけでも先に味わっておきます。
タイプRはあとFN2を残すのみですね。どこかがキットを発売してくれることを願っています。
次回はあのクルマです。
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