健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

断食で血圧を下げる

2012-01-24 08:56:35 | 断食
(2年前に行った10日断食では、断食前に収縮期血圧138mm/Hgだったのが、断食12日目(補食2日目)に92mm/Hgに下がり、そのご徐々に上昇して、110mm/Hgで落ち着きました。

その後、血圧は収縮期血圧117mm/Hg、拡張期血圧78mm/Hgで安定しています。)







血圧が上がる原因は、大きく分けて2つです。




ひとつは、ストレス。




神経が常に緊張状態にあると、体はいつでも戦闘できるように血圧を上げて準備をします。




これが本態性高血圧です。




断食を行うとα波が分泌され、脳が沈静化して精神的にとても安定します。これに伴い血圧も安定していきます。




本態性高血圧の場合は、本人の性格も大きく関係しているので、断食でもなかなか血圧下がらない場合もあるので、できれば5日以上の断食がおすすめです。







そして、もうひとつの原因が内臓脂肪です。




お腹周り(内臓脂肪)の脂肪球が肥大すると、人間の免疫細胞はこれを敵とみなします。




免疫細胞は肥満が許せないんですね。(笑)




免疫細胞が肥大した脂肪球を攻撃すると、脂肪球からさまざまなホルモンが分泌されます。そのホルモンの中に血圧を上げるホルモン(アンジオテンシノーゲン)があるのです。




断食中の主なエネルギー源はお腹周りの脂肪ですから、肥大した脂肪球が痩せれば血圧も下がるわけです。




(内臓脂肪が適正量だと、内臓脂肪から動脈硬化を予防するホルモンや血糖値を安定させるホルモン(アディポネクチン)が分泌されます。内臓脂肪も健康には大切ってこと。)







収縮期血圧が140mm/Hgを越えてしまうと、病院では降圧剤が処方されるので、一生高価な薬を飲むのであれば、断食を試してみてはと思います。




また、降圧剤を飲んでいる人でも、断食の後に“医者に相談して薬を減らしてもらいます。”と言う人も多く、断食の血圧安定作用に多くの人が驚いています。







血圧の安定にはなんといっても断食が有効です。次に運動が効果的で、減塩は意味がありません。




また、低血圧の人が断食しても血圧が下がりすぎることはないので、大丈夫です。




断食中は血圧が低下する代わりに、心拍数が上がってバランスがとられるので、動悸、息切れ、発汗などの断食反応があわられることがあります。



断食中に急激に血圧が上がった場合は、何か病気が隠れているので、即病院へ行ってください。




断食反応の対処法や詳しいことは、“健康断食マニュアル”に書いてあるので興味のある方はこちらをどうぞ!(商売、商売)(笑)



佐下橋聡 拝


断食後に暴飲暴食する理由

2012-01-19 17:12:56 | 断食
断食中、考えることの95%は食べ物のことです。(笑)




断食は心も体も浄化される?決してウソではないのですが、頭の中ではあれが食べたい、これが食べたい、断食が終わったらあそこのあれを食べに行こう!実際はこんなことしか考えておらんのです。




断食が進むにつれてお腹もそれほどすかなくなり“人間って食べなくても大丈夫”ってことを理解しても、やっぱり食べ物が恋しいものです。




特に短期の断食では空腹感が強く、その印象が濃いために断食を行うと余計に食べ物への憧れが強くなる傾向にあります。




これがある程度と長期(個人差はあるけど2日半以上)の断食になると空腹感も薄れ、食べ物への憧れも薄くなります。




たとえば、2日半の断食をするということは、最低でも2日半の補食をするということですから、計5日間の断食生活になるわけで、5日間ほとんど食べない状態が続けばそれが習慣となり、また、補食の少ない食事が習い癖というか、“こんなに少ない食事でも元気がでるんだ。”ということが体感できて、理屈では断食後の食事も少なくなります。(笑)




(なんと!補食をしていない?それでは当然暴飲暴食しますわな~)




それでも、断食後に暴飲暴食をしてしまう、という人にオススメなのが、補食の期間を増やしてみてはどうか?ということです。




断食の基本中の基本は、最低でも断食と同日数の補食(回復食)を行うことですが、実は多くの人は断食と同日数の最低日数しか補食をしません。




この補食の日数を増やすことで、小食を生活習慣として定着させることができれば、賢い選択だと思います。




一般に多くの人は、断食の日数には情熱を燃やしますが、補食には冷たいものです。(笑)




しかしながら、断食の効果を大きく左右と言うか、断食成功の秘訣は補食ですから、補食を長くすれば断食が成功するのはあたり前だのクラッカーなのです。(今日はお酒を飲みながらブログを書いているので、断食の秘密を書きすぎているかもしれません。)




断食を1日行い、補食を2日。




断食を2日行い、補食を4日。




こうしていけば、断食後の暴飲暴食を回避できる確率はずい分と高くなると思いますよ。










というのは、ノウハウ的な話で、本当のところは。




↓↓↓




断食をすると生まれ変わることができる。




しかし、生まれ変わることを多くの人は拒絶する。




ってことなんですね。




佐下橋聡 拝








断食成功の鍵はカルシウムにあり!

回復食を食べる前に

2012-01-19 17:08:18 | 断食
断食が終わるとここから本番、補食(回復食)が待っているわけですが、昨日の話の続きをしますと、補食を行わないということは、基礎代謝が上がらない状態で食べることになるので、ドカンとリバウンドしてしまうわけです。



今日はそういう話ではありません。



断食後の最初の補食を目の前にすると少し複雑な気分になります。



いままでせっかく断食してきたのに、あんな夢にまで見た食事なのに、なんか食べるのがもったいないような、そんな気がします。



いつもなら、“いただきま~す。”と簡単に食べてしまうのですが、なにか神聖なような、特別なような気がするからです。



どんな豪華なご馳走より輝いて見えるんです。



補食第1食は、重湯と具のない野菜スープだけなんですけどね。(笑)



そして、ほとんどの人が両手を合わせて“いただきます”と心をこめて祈ります。



普段の生活で、三度三度の食事がそれだけありがたいか、三度三度の食事をどれだけ楽しみにしているか、断食の経験してみて奥底から身にしみて分かるんですね。



まあ、しばらくすると忘れてしまうんですけど。(笑)



でも、そういう感覚を感じるだけでも断食をする価値は充分にあると思うんです。





あっ、それと、断食を進めて行くとだんだんと断食に慣れてきて、もうすこし断食を継続してみようかなという気分になるのですが、最初に決めた日程は守ったほうがいいですね。



これも、断食を失敗する原因のひとつなんです。



佐下橋聡 拝




断食成功の鍵はカルシウムにあり!

基礎代謝が上がる断食

2012-01-18 19:06:23 | 断食
基礎代謝を上げたい!



これは、女性の多くが望むとこだと思いますが、基礎代謝を上げるのは実はとても簡単です。



痩せると基礎代謝は上がります。



ねっ、簡単でしょ。





最近の体重計は体脂肪率や基礎代謝量が計測できるので気にしている人も多いと思いますが、実際の正確な体脂肪率や基礎代謝量はなかなか計測できるものではありません。



ですから、体重計で量れるのはあくまでだいたいの目安だと言うことです。



それでも基礎代謝は気になるものです。



基礎代謝を計測するときは、体重計で計測した基礎代謝を体重で割って、その数値が21を超えていればまあまあ合格点だと言えます。(だいたいですよ。)



体重1kgあたりの基礎代謝を計測するのですね。



基礎代謝は体重に比例して多くなりますので、体重1kgあたりの基礎代謝量を出す必要があるんですね。そうしないと体重を増やすことが基礎代謝量を上げることになってしまうでしょ。





断食中は基礎代謝は一時的に低下しますが、実はそれほどは低下しないんですね。ここが人間の体の不思議なところです。



断食開始してからの6日目までは体重の1.5%~2%が1日で減少しますが、10日を過ぎると1日の体重減少率は体重の0.5%程度になります。それでは基礎代謝が3分の1や4分の1になるかというとそんなことはありません。せいぜい20%程度なんですね。



と言うことは、体内では別のエネルギー源が発生していることになりますが、今日はその話がテーマではありません。



その後、補食を始めて2日ぐらいたつと基礎代謝が上昇し始め、補食が終わり断食の日程が終了すると基礎代謝が断食前より上昇します。(断食後に基礎代謝量を計測しても基礎代謝量は減少しています。基礎代謝量は体重で割ってね。)



つまり、断食をすると太りにくい体質を作ることができるわけです。



えっ!断食をしたらリバウンドしたよ、って人は、断食方法と断食後の過ごし方がが間違っているのですね。



断食後に基礎代謝が上昇するのは、ひとつは内臓の働きが活発になるからですね。



基礎代謝といえば筋肉に注目が集まりがちですが、内蔵の基礎代謝量もバカにはできないんですよ!





ちなみに、基礎代謝高すぎて何を食べても太らないと言う人は消耗も激しいんですね、老化も早いってこと。基礎代謝が低いって人は運動不足だったり、甘いものが多かったりですね、この人も健康には気をつけたほうがいいんですね。体温が低い人は免疫も低いですから。



いずれにしても、食生活や運動は大切だということですね。



もちろん、ストレス対策も。



もちろん、断食もですね。



まあ、基礎代謝も個性の一部ですから、自分の基礎代謝(だいたいですが)を知って対策を立てることも大切ですね。



佐下橋聡 拝


老人ホームは介護付き刑務所だ!

2012-01-17 17:34:40 | 断食
現在、老人ホームでバイトしてるわけですが、老人ホームと言うのは、介護付きの刑務所だな~という感想です。



三度三度の決められた時間のご飯と、お風呂。



食事は決められたメニューで選ぶことはできず、冷めた食事。



少しのリクリエーションははあるものの、リハビリの延長。



車椅子では外出もままならず、介護されている分運動不足になり悪循環。



介護をするワーカーも介護のストレスで意地悪になり、決して居心地良いわけでなく、どちらかと言うと介護される方が弱者で、介護する方は上から目線。



刑務所と違うところと言えば、高い入居料を支払っていることぐらいですかね。





それを承知で将来介護施設に入るか。



死ぬまで健康で自立して過ごすか。



私は、一月何十万も支払って、刑務所に入りたいとは思わんです。



佐下橋聡 拝