クリスマスケーキの謎？

“クリスマスケーキのご予約承ります”




このような張り紙が今、街のあちらこちらで見受けられます。




もう、クリスマスケーキの予約が始まっているんですね。




では何故？今から予約が始まっているのでしょうか。




それにもまして、何故？予約終了しましたとの張り紙がないのでしょうか。




なぜかわかりますぅ～。




だって、たとえば千個ケーキの注文を受けたとします、それを、１２月２３日と２４日だけで作れると思いますか？




できるわけないのです。




どういうことかというと、クリスマスケーキの製造はもう始まっているからです。




もう、というか、もう１１月中旬から製造が始まっているのです。




そして、もう一つの疑問。




何故？１１月中旬に始まるクリスマスケーキが腐らないのか。




まともなケーキ屋さんは、生クリーム系は売れ残ったら、その日のうちに廃棄するのが普通です。




生クリームは足が早いんですね。（足が早いって、腐りやすいって意味ですよ。）




それが何故１か月も腐らないのか、まったくわかりません。




で、からくりもあるんです。




クリスマスケーキには、たいていの場合、賞味期限１２月２４日と書いてあるんですね。




いかにも、今日作りましたっ感じですけど。




試しに、クリスマスケーキを翌年の３月ぐらいまで冷蔵庫に保管すれば、おそらく食べることができるんだと思います。









クリスマスケーキにしても、節分の巻きずしにしても、せめて個人経営のお店で買いたいものですね。




それか、自分で作るか。







いずれにしても、愛の感じられない食べ物は、できるだけ食べないにこしたことはないですね。




私は、そう思いますが。




佐下橋聡　拝