健康断食のススメ

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アミノ酸

2011-09-21 00:19:17 | 断食
ラーメン屋をクビになった記念に、今日は化学調味料について書きます。







日本人の食生活になくてはならないもの、それが化学調味料です。




加工食品の成分表示には必ずと言っていいほど使用されています。




最近では、発砲酒にも化学調味料が使用されています。




化学調味料は成分表示には”アミノ酸”と表示されるので、多くの人は化学調味料を毎日大量に食べていることに気づきません。




それどころか、アミノ酸を体に良いものと理解している人は少なくありません。




そもそもアミノ酸とは、タンパク質が分解した物質で沢山の種類があり、その中の一つに旨味成分であるグルタミン酸があります。




このグルタミン酸の構造に近い物質を科学的に作ったものがグルタミン酸ナトリウム、つまり化学調味料です。




つまり、つまり、化学調味料は正確にはアミノ酸に近い物質であり、実はアミノ酸の偽物なのです。




これが健康的にはどうなのかといえば、化学調味料はアミノ酸のふりをして体内に入っていきます。




人間が食べた食べ物はただちに体に取り込まれて体の一部として働きますが、その中に偽物が侵入してしまい、体本来の機能を低下させてしまいます。




ただ、人間の60兆(ホントは80兆)の細胞の一部の機能が低下しても、生命の危険などはない訳です。ですから、化学調味料や食品添加物を食べても病気になったりはしません。




体調が悪くなるだけです。




乱れた食生活にストレスが加わると病気になります。







ではなぜこれほどまでに化学調味料が使われるようになったのか、それは、塩の専売が原因です。




日本は平成9年まで塩は専売公社が塩化ナトリウム99%の塩しか販売することが許されていませんでした。




海水を電気分解して作る塩化ナトリウム99%の塩は味がまずく、ただ塩っ辛いだけのお塩です。




この塩を料理や漬物に使っても美味しい訳がなく、自然と科学調味料に頼るほかがなかったわけです。




逆に言えば、自然の美味しい塩を使えば化学調味料など使う必要はない訳です。







化学調味料の製造方法はいまだに非公開ですが、石油が使われていることは有名な話です。




たまに、外食すると頭痛になる人がいますが、原因は化学調味料です。




私がなぜ化学調味料(アミノ酸)を含む食品を買わないかというと、化学調味料を使った食品はごまかしや偽物が多いからです。




心がこもった丁寧に作られた食品には化学調味料は入らないものです。




化学調味料を使うなら、天然醸造の味噌や醤油、塩、天然のグルタミン酸やイノシン酸たっぷりカツオ、昆布、干しシイタケで取っただしの方がよほど豊かな食生活と言えるでしょう。




まず、食生活の改善を考えるならアミノ酸と書かれた食品を買わないのも一つの手だと思います。







化学調味料を使うとどうしても後口のくどさが残ってしまいます。確かに美味しいのかも知れませんが、ラーメンなどには限界まで科学調味料が入ります。限界とは、化学調味料を使いすぎると苦くなるのでその手前までということです。




もちろん、ラーメンだって化学調味料を使わなくて美味しくできるんですよ。




何かをごまかさなければね。




佐下橋聡 拝


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