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Hanshin Tigers Series 2024

能見、被弾!(17日・松山)

2006-03-17 20:45:25 | Pre-Season Game
 今日から広島東洋カープと(オープン戦では珍しい)3連戦。開幕2カード目で当たる相手だけに、叩いておきたいところ。タイガースの先発は、先発ローテーション入りを目指す、ダーウィン・クビアン。【1回表】先頭の緒方孝市に「2-3」にしながら、ナックルチェンジ(131㎞)で空振り三振。快調なスタートを切ったかに見えたが……
 2番・前田智徳を「2-2」に追い込みながら、146㎞をセンター前に弾き返され、1アウト1塁。3番・嶋重宣、4番・福井敬治に連続フォアボール(四球)を与えて、満塁。鳥谷敬と早稲田で同級生、5番・比嘉寿光をスライダー(136㎞)でセンターフライ、6番・木村一喜には148㎞、147㎞を外角低めに決め、3球目のスライダー(134㎞)でサードゴロに打ち取った。

【2回表】先頭のルーキー梵英心に145㎞をライト前に持って行かれるが、8番・井生崇光の初球に150㎞(MAX)! 3球目にパスボール(捕逸)で進塁を許すが、「2-2」から144㎞を内角に食い込ませて、右打ちを狙う井生に窮屈なスウィングをさせて、空振り三振! 
 9番・山崎浩司はショートゴロに打ち取るが、ショート鳥谷の前で打球が高く弾んで、レフト前ヒット。1,2塁になるが、1番・緒方を146㎞で詰まらせて、セカンドゴロ併殺! 球威で抑えきった。

【3回表】は3人を外野フライで退け、【4回表】も比嘉、木村を内野ゴロで退けるが、7番“天敵”梵にフォアボール(四球)、8番・井生にも「0-3」にして、5球目のスライダー(135㎞)を叩かれ、三遊間を抜かれて、1,2塁。しかし、9番・山崎をスライダーでサードフライを打ち上げさせて、窮地脱出。
【5回表】先頭の緒方を144㎞でショートゴロに打ち取り、左の前田、嶋を迎えたところで左腕・中村泰広の中継ぎテストの為に交代。4イニングス3/1を無失点。一応、先発「合格」か? しかし、この球威なら中継ぎで使った方がいいとも思うが。

 その中村が【5回表】を抑え、【6回表】【7回表】を3番手、相木崇が抑え、試合は「0対0」。【8回表】のマウンドには、これが中継ぎテストになるのか? 左腕・能見篤史が上がったが……
 先頭の4番・福井にいきなり「0-3」。慣れない中継ぎのマウンドの緊張感が窺える。そして4球目。ストライクを取りに行った、ど真ん中の球をフルスイングされ、打球はレフトスタンドへ!
 5番・比嘉は「2-1」に追い込んで、142㎞で空振り三振。木村、梵もサードゴロ、サードフライに打ち取って、ようやく落ち着いたか? 能見。【9回表】も抑えて、中継ぎテストは終了。「0対1」敗戦投手になったが、果して、このまま中継ぎ起用になるのか? それとも江草仁貴が再び(中継ぎに)戻ってくるのか? 全ては能見次第……

虎勝利の方程式は“NFK”や!(デイリースポーツ)


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