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Hanshin Tigers Series 2024

片岡サヨナラ1号!(18日・高松)

2006-03-19 20:54:54 | Pre-Season Game
 2試合連続完封負けしていたタイガース。この日も先発の下柳剛が初回に嶋重宣に2ランを浴び、【4回表】にも栗原健太にソロを浴びて、「0対3」。広島東洋カープの先発、左腕・大島崇行(5年目)に抑えられてきたが、【5回表】にようやく反撃。
 1アウト2,3塁で9番・上坂太一郎のセカンドゴロの間に1点を返し、【6回裏】にも6番・鳥谷敬のタイムリー・ツーベースで「3対3」同点に追いつく。

【7回表】のマウンドには、3番手の左腕・吉野誠。9番・左の松本高明(4年目)をスライダー(106㎞)で泳がせて、センターフライ。1番・緒方孝市をインコースに食い込むスライダー(128㎞)で見逃し三振。お見事!! 2番・井生崇光(8年目)をこれもスライダー(107㎞)で泳がせ、セカンドゴロ。
【8回表】先頭の浅井樹に初球を打たせて、ファーストゴロ。続く森笠繁もインハイ(128㎞)で詰まらせて、ファーストフライ。5番・広瀬純は「MAX」130㎞のストレートで空振り三振! 
 今日の吉野は完璧、だった。このピッチングなら、1軍に残れる。「戦力」になれるだろう。誰もが、この男の≪復活≫を待ち望んでいる。

 試合は【9回裏】に代打・片岡篤史の2ランが出て、「5対3」サヨナラ勝ち。片岡はこれがオープン戦初ヒットだった。カープの6番手、マルテ(ドミニカ・アカデミー)の148㎞の速球を打ち返して、センターバックスクリーンに放って見せた。
 速球に強い、ベテラン健在。同じく速球に強い若手の林威助(4年目)と共に、左の代打の切り札として、ベンチ(ダッグアウト)で睨みを利かすことになるだろう。そういえば、その林は片岡の前の打席でマルテの前に空振り三振に倒れた。若者は悔しいだろう……目の前で「格」の違いを見せられた。

吉野 指揮官から高評価(デイリースポーツ)


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1 コメント

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ノーTV!(19日・倉敷) (zeta_web)
2006-03-19 21:12:26
 今日のオープン戦は何故か「ノーTV」。広島主催ゲームでは、こういうことが偶にあります。井川が先発だっただけに「デキ」をチェックしたかったのですが……

 試合は「8対3」でタイガースの勝ち。その井川は3失点だったようです。可もなく不可もなく、という感じだったようですが、打線がまたしても先発投手から点が取れなかったようです。それが気になるところ。 
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