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青木宣親、人生最大の厄日(18日・甲子園)

2006-09-20 02:40:47 | Koushien Stadium
 延長【10回裏】1-OUT2塁で代打・片岡篤史が敬遠されて、1番・赤星憲広との勝負を選んだ東京ヤクルト・スワローズのバッテリー。普通なら考えられない策だが、それほど「不調」を見透かされている赤星。バッテリーの読み通りにセカンドゴロ併殺打を打たされて、サヨナラのチャンスを逃したタイガース。「5対5」同点のまま……

 延長【11回裏】2番・関本健太郎、3番アンディー・シーツの連打で0-OUT1,3塁。4番・金本知憲は予想通り歩かされて、0-OUT満塁で5番・浜中治との勝負。浜中は打ち上げて、セカンド(センター)フライ。誰もが1-OUTを覚悟して、次の鳥谷敬の顔を想像したが、何とセンターの青木宣親が落球! 【7回表】に放り投げたバットをキャッチャーの矢野輝弘にぶつけて、平謝りだった青木がこんなところで、こんなプレーを演じるとは! 彼にとっての人生最大に価する≪厄日≫だったろう。

 それにしても、先発の井川慶。初回に2点を先制されて、味方が同点に追いついても、【5回表】【6回表】に1点づつ献上して、「2対4」。先発投手の役目を果せない「エース」。
【6回裏】の矢野の2ランホームラン(第16号)で同点! ワイルドピッチで「5対4」1点を勝ち越して、【7回表】は進化する(?)ダーウィン・クビアンに託したが、アダム・リグスにこの試合2本目のソロを打たれて、「5対5」。これで延長戦に入った訳だ。

 今日(18日)は何とか勝てた。しかし「首位」中日ドラゴンズも横浜ベイスターズにデーゲーム(14時~横浜スタジアム)で勝って、「M14」に減らして、ゲーム差「5」は変わらず。ベイスターズに期待するのは愚かなことなのか? とにかく勝ち続けるしかない。一枚……。

神風吹いた!虎 ラッキ~サヨナラ (デイリースポーツ)