goo blog サービス終了のお知らせ 

野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

初回に赤星、負傷…されど「10対3」!(15日・インヴォイスSEIBU)

2005-06-16 12:25:17 | Inter League
 初回に赤星憲広が負傷して、「骨いってないか」と心配したが、診断の結果は「側胸部打撲」。折れていなくて本当に良かった。その代わりに1番センターに入った上坂太一郎が【2回表】初球を打って、レフト線を痛烈に破るタイムリー・ツーベース!! これは気持ち良かった。太一郎もずっと出番がなくて、ようやく巡ってきたチャンスでいきなり「痛烈!」だったから、本人も2塁ベース上でガッツポーズ! 私も1軍昇格の日から気にかけていたので、自分のことのように嬉しかった。

 9番に起用された関本健太郎も2安打。しっかりタイムリー(2回表)とチャンスメーク(4回表)をした。6番スタメンのシェーン・スペンサーにも(ようやく)久しぶりにヒットが出て(7回表)1塁ベース上で笑顔を見せていた。3三振はいただけないが……まだバッティングの調子は戻っていないようだ。和田豊コーチや正田耕三コーチに教えを請い、しっかり修正して欲しいものだ。それにしても、鳥谷敬! (5打数3安打4打点=1本塁打)2番起用がハマっている。やはり、スター選手は上位に置け、だ。

井川、ちょっとだけ復活(14日・インヴォイスSEIBU)

2005-06-15 21:04:48 | Inter League
 これが真の復活とはとても思えない。真っ直ぐは144㎞止まりだし、チェンジアップもアレックス・カブレラやホセ・ヘルナンデスはクルクル振ってくれたけど、抜け球が多かったし、以前(降格前)とあまり変わらない印象。しかし、ランナーを出してからの「気迫」の表出には、見るべきものがあった。ランナーを出した後だけ、「気迫」が出ていたような……「全盛期」の井川慶の出来には程遠いピッチングだったが、井川の言うように「チームが勝てばいい」。

 それにしても、松坂大輔(西武ライオンズ)とは2度目の対決だったが、随分凡庸なピッチャーになったものだ、と思う。私はプロ・デビュー戦を見ているが、それはそれは球が速くて、東京ドームの日本ハム・ファイターズ戦、初回に3番・片岡篤史が155キロのインハイ(内角高めの)ストレートで空振り三振に斬って取られたシーンを見て、震えた。こんな凄いピッチャーが出てきた。野茂英雄(近鉄バファローズ)以来の衝撃。将来が楽しみだな、と思ったのだが、今ではすっかり変化球ピッチャーに墜してしまっている。プロで勝つためには、こういう変身が必要だったのだろうが……来シーズン再び対戦できるか、それとも……?

シェーンを擁護する(11日・甲子園)

2005-06-12 12:33:28 | Inter League
【4回表】2アウト1,2塁でライトライナーを、シェーン・スペンサーが突っ込んでキャッチしようとしたが、後逸。打球は右中間を転がり、走者一掃(2者が還る)3塁打で「0対5」になった。その後、スペンサーが外野スタンドのファンと口論していたが、あれは正当なプレー。スペンサーに非はない。ましてや「エラー」でもない。あの打球に突っ込むのは外野手として当然の行為。どうしても、これ以上の追加点を許したくない場面。スペンサーを批判するスタンドのファンは「野球を知らない」。

 メジャーリーグを観ていても、外野手のああいうプレーにブーイングが飛んだ場面など見たことない。たとえ現在の“ブーイング王”松井稼頭央(ニューヨーク・メッツ)がライトを守って、ああいうプレーで後逸したとしても、決してブーイングなど起こらないだろう。寧ろ賞賛の拍手が起きるかもしれない。ナイスファイト! と褒められるだろう。メジャーのファンはそういう一生懸命なプレーには拍手を惜しまない。
 日本のプロ野球はいつまで経っても女・子供が観る野球に墜したまま。大人の男でも、子供の頃にキャッチボール一つしたことがない連中がグラウンドに背を向けて(他の観客に)応援の指図をしたり、鳴り物で騒いだりしているのだろう。唾棄すべき連中だ。野球を知らないから、野球をリスペクトしていないから、そんなことが出来る。

 あの場面、「2-2」からの勝負球、外角に甘いストレート(146㎞)棒球を投げたピッチャー桟原将司が責められるべきであって、後ろで守っている野手は飛んできた打球に懸命に追いつこうとする。ただ、それだけ。CS・GAORA(恐らくサンテレビ)解説の工藤(一彦)氏も「難しいですね、外野手の一瞬の判断ですから」と直後にコメントしながら、「スペンサーも状況を考えなければいけませんね」と矛盾したコメント。プロの解説者でさえこの程度なのだから、これが我が日本野球のレヴェル。

 しかし、スペンサーが「不振」なのは明らか。【4回裏】今岡誠のツーベースで1点を返して、なお2アウト2塁で、初球を打ち上げてファースト・ファウルフライ。【4回表】の直後だけに、取り返そう、批判したファンを見返そう、と力んだのだろう。
 メジャーでも期待されながら、レギュラーに定着できず、“ジャーニーマン”になって、各球団を転々として、日本のタイガースからお声が掛かって、今度こそレギュラーに定着して、ベンチウォーマーからおさらばしたい、と願っていたのだろうが……少し精神的に弱い面があるだけに、今度のことを契機にさらに深く落ち込むことが心配される。

さらば、沖原!(10日・甲子園)

2005-06-11 21:18:20 | Inter League
 沖原佳典は好きな選手だったので、今回のトレードは寂しいが、このままタイガースにいても「絶対」に「出番」がないだろうから、沖原本人にとっては「いいこと」。昨日は早速スタメン2番ショートに起用されて、ヒット1本打ったようだが、沖原の課題はやはり打撃。2003年のあの突然の打撃開眼で、今岡誠の穴を埋めて、1番セカンドで打ちまくった、あの姿が甦るのか? 
 それにしても、あの2003年は何だったのか? その後、何故、打てなくなってしまったのか? 田淵幸一(チーフ打撃)コーチの“うねり打法”を身につけて、その田淵氏がいなくなったのが原因か? いずれにしても、東北楽天ゴールデンイーグルスへ行っても、あの打撃を取り戻さない限り、早晩「戦力」として見限られるだろう。

 沖原の代わりに入ってきたのが、前田忠節。PL学園から東洋大学出身だから、タイガースにふさわしい選手と言える。しかし背番号「5」を与えるのはいかがなものか? 沖原と(シーズン中の)交換だから仕方がないとはいえ、荷が重くなければいいのだが。沖原と違って、当分はファーム暮らしだろうから、そこでファンに結果を見せてほしい。タイガースの内野の層は厚い。久慈照嘉も降りてきているし、筒井壮も燻(くすぶ)っているし、藤原通もライヴァル。ここを勝ち抜けるか?

 試合は延長10回、金本知憲のサヨナラホームランで劇的勝利「5対4」。一方、北海道日本ハムファイターズは「10連敗」。4番(クリンナップ)の「差」だ。ファイターズの5番には打率.243の「SHINJO」が座っていたが、タイガースの低迷期には彼が「4番」(クリンナップ)に座っていた。長らく「4番」不在が続いて、低迷期は続いたが、それを救ったのが、FA制度。広島東洋カープから金本の加入。その昔には、考えられないことだった。
 甲子園に還ってきたSHINJOと、初回に逆転2ランとサヨナラホームランを放った現「4番」。この対比。まさか今日(11日)そのSHIJOが「4番」を打つとは思わなかったが……SHIOJOに「4番」を打たせよう等という発想が出てくる限り、ファイターズは強くなれない。連敗地獄は続く……タイガースが続かせる。今日(こんにち)のタイガースの「強さ」を(彼に)見せ付ける為にも……!! 

手堅く3連勝!(9日・大阪ドーム)

2005-06-10 13:19:03 | Inter League
 先発・福原忍の調子は(本人が言うように)決して良くなかった、と思うが、初回の1番・村松有人に「1-3」から「2-3」にして、勝負球の真っ直ぐをセンターに弾き返されて、人工芝で打球が弾んで、ヒットになるハズだったが、セカンド・藤本敦士の好守で1アウト。これは大きかった。【2回裏】にも5番・谷佳知のセカンドライナーをダイヴィングキャッチで捕って、【4回裏】には負けじとショート・鳥谷敬が、これもセンターに抜ける「予定の」人工芝ヒットをショートゴロに仕留めた。

 セカンドにコンヴァートされて、藤本は悩んだと思うが、ようやく自分なりのセカンドを掴みつつあるようだ。鳥谷も守備が良くなった。私はあの鳥谷のスナップスローが好き。ちょっとデレック・ジーター(ニューヨーク・ヤンキース)に似ている。本人も多分に意識しているだろう。昨日はクリンナップが珍しく3人ともノーヒットだったのに、「4対0」で勝利。浅井良、藤本の下位打線が活躍して、【9回表】は2番・鳥谷が駄目押しのタイムリー。福原も完封して、「お疲れの」中継ぎ陣を休ませ、理想的なゲーム運びだった。オリックス・バファローズに3連勝!! 関西ダービーを制す!

阪神、W杯出場決定!(8日・大阪ドーム)

2005-06-09 21:23:15 | Inter League
 サッカーのワールドカップ・アジア最終予選(対北朝鮮戦)を眺めながら、大阪ドームの試合も見ていたが、「2対0」で勝っていて、今日も手堅く連勝だな、【7回表】にも2点を追加して、地力の差を見せ付けているな、と思っていたら、好投の先発・杉山直久がその裏、捉まって1失点で降板。【8回裏】から登板の藤川球児が(アンディー・シーツのエラーから)ノーアウト満塁のピンチを招いて、7番・北川博敏、9番・塩崎真にタイムリーを浴びて、3失点。「4対4」の同点。

 球児は特に「疲れている」感じはしなかったが。球速はそこそこ出ていたし。しかし5番・後藤光尊には初球148㎞の速球の後、2球目のフォークを狙われたし、北川には「2-2」からの緩いカーヴ(121㎞)。「2-2」から投げる球ではない。連続ホームランを打たれてから、以前の大胆さが影を潜めて、キャッチャーの矢野輝弘共々慎重になっているのが「裏目」に出ている感じ。今日(9日)矢野をスタメンから外したのは「正解」だと思う。塩崎には逆に速球を2球続けて、狙い撃ちされたが。

 日本のワールドカップ出場の瞬間は見逃したが、【9回表】の今岡誠のグランドスラム(満塁弾)は辛うじて見ることが出来た。タイガースもワールドカップ出場を決めた、級の歓喜だった。それにしても、この打線は「いい」。9番に藤本敦士が入って、2番に鳥谷敬。鳥谷は早稲田(大学)でも1番か3番だったから、ああいうスター選手はイニングの最初に打席に立たせるべきなのだろう。逆に藤本は2番よりも9(8)番の方が伸び伸び打てて「合っている」感じ。ここに来て、ようやく今シーズンの理想のオーダーに辿り着いた、感じだ。(本日も完勝!!)

手堅い1勝(7日・スカイマーク)

2005-06-08 20:58:44 | Inter League
「4対2」で勝った、という試合結果を聞いて、手堅く勝ったな、という印象。相手を2点に抑えたから、先発の前川勝彦が好投したのか、と思ったら、2回3/2で降板。四球を連発したようだ。しかし(3連続四球の)二人目の5番・後藤光尊への最後の球(スライダー)はハーフスウィング、あれは「振っていた」と思う。その前の3番・平野恵一のサードゴロが1塁に際どいタイミング、あれは「セーフ」クサかった。ハーフスウィングで、球審が塁審の判定を「相殺」したのだろう。不運な前川……だと思う。

 2アウト満塁のピンチをルーキー・橋本健太郎が“魔球”チェンジアップで切り抜けて、そのまま3回3/1を無失点(4奪三振)。彼はこのまま(セントラル・リーグの)『新人王』に突き進むかもしれない。セットアッパー(中継ぎ)が『新人王』を獲れるなんて、前代未聞。獲って欲しい。この際(自由獲得枠の)能見篤史を出し抜いて……!!
 前川はせっかくの先発のチャンスをモノにできず、またファーム降格。球速147㎞も出ていたし、だいぶ球威は戻っているようだ。またチャンスを挙げて欲しい。貴重な左腕だし。エース井川慶が「あの調子」だけに……。代わりに上がってきたのが、久しぶりの吉野誠(左腕)。吉野の「真の復活」にも期待したい。

選手とファンで分かち合った「勝利」(3日・甲子園)

2005-06-05 22:17:41 | Inter League
 昨日(2日)の悔しさ(対福岡ソフトバンク・ホークス戦「7対9」で敗戦)。選手も悔しかったし、ファンも悔しかった。それを晴らす為に、相手は変われど、同じパシフィク・リーグ相手の交流戦。初回に千葉ロッテ・マリーンズのエース・清水直行から5点を奪った展開には驚いた。マウンド上の本人がイチバン驚いていただろうが。やはり1番・赤星憲広が最初に打つと打線が活気付く。2番の関本健太郎が流れを断ち切りかけたが、3番アンディー・シーツと6番・桧山進次郎がダブル(2塁打)で繋いで、最後は7番・矢野輝弘のセンターバックスクリーンへの一撃(3ラン)。

 しかし【7回表】に追いつかれて、「6対6」。藤川球児が連続「本塁打解禁」してしまった。打ったのは、マット・フランコ。まさにボビー・ヴァレンタイン監督の“子飼い”の選手。ニューヨーク・メッツ時代によく見ていた。メッツの左の代打の切札で成功率が物凄く高かった。でも守るところがないから、代打専門だったが、偶にスタメンで出ても、いい仕事をしていた。まさか日本に来るとは思わなかったが……ベニー(アグバヤニ)も同様。この2人、特にフランコにはこの3連戦、手を焼かされた。

 そして【7回裏】4番・金本知憲が敬遠の後の5番・今岡誠の3ラン。相手が元広島東洋カープの山崎健だったのが幸いしたか。あそこで薮田安彦を継ぎ込まれていたら、どうなったか? それは明日(4日)と今日(5日)の試合で証明されることになるのだが……桧山も続いて、ソロ。この東洋大学の先輩・後輩コンビは「強力」。もはやシェーン・スペンサーとの定位置争いに完全勝利したな、と思っていたら、明日(4日)左腕ダン・セラフィニが先発で、スペンサーにスタメン到来で、チャンスに悉く凡退。もう「結論」を出してもいい、と思う。スペンサーもメッツ時代に見ていたが、同じメッツ出身でも、ヴァレンタインの息が繋っているか否かで大違い、だ。

前川の好投が唯一の救い…(2日・甲子園)

2005-06-03 14:28:56 | Inter League
【9回裏】に金本知憲が後頭部にデッドボールを食らって、あれが側頭部(テンプル)に当たっていたら、死んでいただろう。しかし、2球続けて、危険球を投げるとは……あの騒動の中でマウンドにまだ当の三瀬幸司がいて、「オマエは何でまだそこにいるんだ?」と画面に向かって、詰問してしまった。即、退場。マウンドから降りるべき。マウンドにいてはならない存在。これは甲子園のタイガースファン、タダでは済まないだろうな、と思っていたら、試合後に福岡ソフトバンク・ホークスのチームバスを囲んだようだ。これが第3戦(最終戦)でよかった。

 これでタイガースナインも怒りの導火線に火が点いただろうな、と思っていたら、選手会長・今岡誠は左中間を破ったものの、桧山進次郎、矢野輝弘が連続三振。気合いが空回りしていた。皆、目が座って、絶対に打ってやろうという気迫に満ちていたのだが……。最後の打者は代打シェーン・スペンサー。外国人選手はこういうことに日本人以上に敏感だから、力みまくるだろうな、と思っていたら、案の定だった。ここは藤本敦士そのままでも良かった、と思うが。

 先発の福原忍が7失点。宮地克彦の先制3ランは初球の失投(スライダー)だったからともかく、松中信彦の2ランはあれはセントラル・リーグでは、タフィー・ローズや高橋由伸(読売ジャイアンツ)から空振りを取っていた内角高めの釣り球。あれをホームランにするとは……恐るべし、松中! 福原の球が来ていなかったのか、とも思うが、やはり松中が凄いのだろう。脱帽! 藤川球児が城島健司に食らった一発(通算200号)も衝撃的だった。内角低目の速球(144㎞)。あれをホームランにするバッターも、セントラルにはいない。これで球児の「本塁打厳禁」の封印が解かれてしまった。

 唯一の希望、嬉しいことは、【9回表】から登板した5番手、左腕・前川勝彦の復活。145㎞が出ていたし、スライダーもキレていたし。次の14日の西武ライオンズ戦(インヴォイス)辺りで先発させるかもしれない。昔は<西武キラー>だったから。14日は井川慶の復帰登板が予定されているらしいが、そんな10日ぐらいではあの調子は戻らないだろう。まだ前川の<キラー>に懸けた方が得策だと思うが。そう思わせるくらい、昨日の前川はナイスピッチングだった。唯一の希望!

下柳6連勝、エースは俺か?(30日・フルキャスト宮城)

2005-05-31 21:44:34 | Inter League
 紀藤真琴(東北楽天ゴールデンイーグルス)には、中日ドラゴンズ時代にも結構やられていたが、ああいう真っ直ぐが速くて、フォークがあるピッチャーには伝統的に弱いようだ。「4対0」の辛勝。タイガースは「エース」下柳剛が投げていたから勝てたようなもの。今日(31日)からの福岡ソフトバンク・ホークス戦(甲子園)に温存するか、とも予想したが……。
 今日は「0対2」で敗戦。今夜はもう一タイプの苦手、技巧派の左腕(杉内俊哉)にしてやられたようだ。甲子園(交流戦)初黒星か……。今夜はスポーツニュースを一切見ない日になりそうだ。録画したHDDも「即」削除。