
甲子園の優勝投手(東海大相模)小笠原(中日ドラゴンズ)には、いつも「やられている」印象がある。しかし初回の立ち上がりは「いつも」悪いから、先頭打者の木浪が2球目(140km)を打って、レフト前ヒットで出塁した時、2番・近本が送って……と場面展開を予測したが、近本が2球目(141 km)を打ってしまい、ピッチャーライナーで併殺❗️ この時点で阪神タイガースの今夜の勝利は「消えた」のかもしれない。……虚しい。
今季12度目の完封負け 中日に2年連続負け越し(デイリースポーツ)

素人が見ても、おかしな投球フォームで投げている、と感じるのに。体重移動が《変》。しかし、放送席(スカイA)はその《異変》に気付かず、情緒論に終始している。
8四死球、5回途中で降板、再び二軍へ……これが最後の藤浪かもしれない。

5回裏の北條の(藤浪の黒星を消す)同点ソロホームラン(第3号)を見たとき、同級生の惜別のホームランになるかもしれないと思った。
福原忍でも安藤優也でも「再生」できなかった。阪神タイガースでは、もう「お手上げ」。本人のためにも、環境を変えてあげよう、指導者を替えてあげよう、と球団フロントは考えるかもしれない。まだ、もう一枚、手(策)はあるのだが……入団から3年間、藤浪を指導した中西清起を復帰させる手だが……
矢野監督 藤浪抹消を明言「次のチャンスは晋太郎自身がつかむもの」(デイリースポーツ)




初物に弱い、阪神タイガース。山本って誰? 彼にプロ初勝利を献上したが、しかし、タイガースがプロ初勝利を献上した投手って、その後、悲惨な運命を辿る、大成しないジンクスを、中日ドラゴンズのファンは知っているだろうか? 例えば、西川健太郎とか。
中日山本が甲子園でプロ初勝利、少年時代は虎ファン(日刊スポーツ)


ソラーテがニューヨーク・ヤンキースでメジャー・デビューした2014年は、田中将大のデビューの年でもあったので、田中の登板試合を通して、ソラーテのプレーは見ていたが、ショート・ストップを守っているところを見たことがなかった。起用されるなら、二塁か三塁。その筈なのに、阪神タイガースは遊撃手で使ってきた。大丈夫かな? と思っていたが、案の定だった。
5回表、先頭打者の正面のショートゴロを後逸。6回表、1アウト二塁で正面のショートゴロを一塁に悪送球❕ 送球の際に完全に足が揃ってしまっている。素人の守備だ。これでは投手は堪らない。明日は試合前に糸原がショートで特訓を受けることになるだろう。
そのソラーテ。守備では慣れないポジションで散々だったが、甲子園デビュー戦で二本のホームラン。しかも……❗️
ソラーテ逆転サヨナラ2ラン セクシータイム聖地デビュー戦で鮮烈2発(デイリースポーツ)




見所のない試合。完敗! 完敗がもたらした決断、ドリスの降格、剥奪。ソラルテの昇格。ソラルテってショート・ストップは本職ではない筈だが、それでも入れる。それほど苦しんでいる阪神タイガース。
シーズンに入ってから苦しまないように、シーズン前に球団フロントが手筈を整えて置くものだが、GM不在が続く中、司令塔「不在」で戦力補強で失敗続き。ソラルテが、この状況を覆してくれるか?
阪神・ソラーテ、26日に1軍昇格 緊急テコ入れ!能見、ドリス抹消(デイリースポーツ)


2回裏、先頭打者でカウント「2-2」追い込まれながらも、速球(140km)に詰まりながらも、センター前に落としたマルテ(打率.274)。
4回裏、1アウト、ランナー無しで打席に入って、カウント「3-2」からスライダーを巧く運んで、レフト前ヒット。
この試合、2打数2安打で迎えた第3打席は6回裏、1アウト一塁二塁のチャンス。タイガース・ファンの期待は大いに高まったが、カウント「3-2」からボテボテのピッチャーゴロで併殺、チャンスを一気に終息させる。得点圏で極端に弱い助っ人。
9回裏も1アウト二塁のチャンスで打席が回ってきたが、再びピッチャーゴロで、走りながらバットを叩きつけて悔しがったマルテ。…タイガースは今年も外国人選手「選び」に失敗したようだ。…どうか、マルテの前にランナーが出ませんように…🛐



4回表に先制されて、5回裏も2アウト。ここで前夜の「HERO」北條がレフト前ヒットで出塁して。9番・西に打席が回って、5回裏も終了かと思ったら、打率.192の強打者。一二塁間を破って、チャンス・メーク。ここで前夜「サヨナラ」を決めた1番・近本がライトスタンドに運んで、(第7号)逆転3ラン❗️
1年前は『都市対抗野球』で首位打者(打率.524)とMVP(橋戸賞)を獲得して、チーム(大阪ガス)を優勝に導いた近本。プロに入って、チーム(阪神タイガース)は自力優勝の可能性が消滅したそうだが、近本はきっと、チームを頂点に導いてくれる……そう思わせてくれる、見事なホームラン。
それにしても、他球団は、これほどの逸材をよく放って置いてくれたものだ。阪神とてハズレ(藤原)ハズレ(辰巳)1位での獲得。運命に導かれて、タイガースにやって来た、運命の子。

西、72日ぶり勝った~ 近本、連夜のヒーローや!決勝3ラン(デイリースポーツ)






2回裏に先制しながら、6回表に逆転され、またか……6連敗中の阪神タイガース。8回裏も1アウトまで追い込まれたが、1番・近本が左中間を深々と破って、2番・糸原のセンター前ヒットで「2対2」同点に追い付き、4番・大山のセンター前ヒットで勝ち越し❗️
次は9回表。あと3人。連敗が止まるかと思ったが、このシチュエーションで緊張してしまうのが、守護神ドリス。先頭打者にヒットを打たれ、バントで送られ、暴投で三進を許し、一塁ゴロで「3対3」同点にされた。
人は「ドリス劇場」と呼ぶが、昔「安藤劇場」が開設されていたが、安藤優也の場合、走者を溜めても、何とか抑えるのが、彼の真骨頂だった。ドリスの場合、味方の「サヨナラ」を呼ぶという「劇場」性を帯びているのだが……
近本&北條の同級生コンビでサヨナラ勝ち 近本、北條の足イジる「犠飛じゃだめ」(デイリースポーツ)




