goo blog サービス終了のお知らせ 

野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

鶴岡の効用(10日・甲子園)

2014-04-13 18:31:18 | Koushien Stadium
【オーナーズリーグ】[鶴岡 一成] 横浜DeNAベイスターズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 02》ol10-139【オーナーズリーグ】[鶴岡 一成] 横浜DeNAベイスターズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 02》ol10-139
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp

 鶴岡一成(前・横浜DeNAベイスターズ)。なぜ開幕一軍から洩れたのか? (個人的には)不思議で仕方なかった。ようやく10日に登録されて、即(8番・捕手で)“スタメン”出場。【3回裏】の第1打席で、“その”ベイスターズの先発(開幕投手)三嶋一輝(2年目)からセンター前にヒットを放って、先制のホームを踏んだ(!)。
2対5」逆転された後の【6回裏】の第3打席でも、6番・新井良太(9年目)の2点タイムリー二塁打で2点差に迫った後、0-OUT二塁三塁のチャンスでセンター前ヒットを放って、「5対5」同点タイムリー! 

【9回裏】の0-OUT二塁のチャンスでは(カウント3-2から)送り(犠牲)バントを敢行したが、三塁で封殺。二塁ランナー(俊介)の足が速く入っているように見えたが、三塁・塁審=中村稔(28年目)の判定は「OUT」。確かに(タイミング的には)OUTのタイミングだったが、フォース・プレーなら兎も角、タッチ・プレーなのだから……VTRで仔細に見れば、脚の方が速く入っていた(ように見えた)。
 その後、2-OUT一塁になりながら、1番(選手会長)上本博紀(6年目)がライト線に二塁打を放って「6対5」サヨナラ! 5連勝の(さきがけ)となる試合だった。

阪神・伊藤和、支配下返り咲き即1軍!背番号は球児の「92」(SANSPO.COM)

BBH2013 黒カード 上本博紀(阪神)BBH2013 黒カード 上本博紀(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

“ミスター”が帰ってくる日(15日)

2013-10-18 20:00:31 | Koushien Stadium
BBM2013 ベースボールカード オールスター伝説 THE STAR OF STARS No.SS3 掛布雅之BBM2013 ベースボールカード オールスター伝説
THE STAR OF STARS No.SS3 掛布雅之

BBM2013
販売元:Amazon.co.jp

臨時コーチ」とか「打撃アドヴァイザー」とか「育成ディレクター」とか、まだるっこしい(!)。いずれの役職に就いたとしても、ユニフォーム姿は見られないというから、寂しい。しかし、あの“ミスタータイガース”が帰ってくるのだから……(25年ぶり)。
 それにしても、その掛布雅之さんがファーム(ウエスタン・リーグ)の試合を解説した際、最も高い評価を与えていたのが、西田直斗内野手(2年目)。宮崎のフェニックス・リーグから《強制送還》されたそうだが、いったい何をやらかしたのか? チームの規律を乱したそうだが……(門限破り?)(女性を宿舎に連れ込んだ?)

 10月4日の練習試合からサード(三塁手)で起用されていた西田。来シーズンを見据えて、獲得するであろう新外国人選手が(2年続けて)《誤算》だった場合の“保険”としての西田のサードへのコンヴァートだろうが……
 《強打》の新外国人選手を獲得できる目算が無い(見る眼に自信が無い)なら、アーロム・バルディリス内野手(オリックス・バファローズ)を呼び戻せばいい。今シーズン、打率.289、17本塁打ながら、打点は91。この《勝負強さ》は捨て難い(拾いたい)。あの“華麗にして”堅実な守備をもう一度、見てみたいし……本人もタイガースに戻りたいだろう(?)。

オリックス バルディリスが移籍示唆「いい条件を出してくれるところ」 (スポニチ Sponichi Annex)

BBH2008 白カード バルディリス(阪神)BBH2008 白カード バルディリス(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

2回目の終戦…(13日・甲子園)

2013-10-14 10:40:49 | Koushien Stadium
采配采配
著者:落合 博満
ダイヤモンド社(2011-11-17)
販売元:Amazon.co.jp

 中日ドラゴンズのGM(ゼネラル・マネージャー)に就任した落合博満氏(59歳)が(11日の記者会見で)「優勝するチームつくらないと意味ない」と言っていたが、じゃあ~(優勝できなかった)タイガースの中村勝広GMは、その「存在」自体が意味ない? 
 落合氏は「(GMの仕事は)監督以上に責任は重い」とも言っていたが、誰かに聞かせたい言葉だなあ~。(中村GMの“肝いり”で連れて来た新外国人選手)ブルックス・コンラッド(今シーズンの成績)24試合(!)に出場して、打率.175、本塁打0、打点0
 本来なら、こんなGM、1年でクビ(解任)だろう。《重たい責任》を取らなければならない。しかし、1年で辞めさせるのは(あまりにも)体裁が悪いから、このままズルズル続けさせるのだろう。……誰が悪いのかは、ハッキリしている。

阪神“切り札”投入!掛布氏にC要請(デイリースポーツ)

カルビー callbee プロ野球カード 1984年 [No.359] 掛布雅之カルビー callbee プロ野球カード 1984年 [No.359] 掛布雅之
株式会社カルビー
販売元:Amazon.co.jp

座りが悪い、4番・鳥谷(10日~12日・甲子園)

2013-09-13 11:26:53 | Koushien Stadium
【 オーナーズリーグ】 鳥谷 敬 スター《 13 弾 OWNERS LEAGUE 2013 01 》 ol13-057【 オーナーズリーグ】 鳥谷 敬 スター《 13 弾 OWNERS LEAGUE 2013 01 》 ol13-057
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp

 どうにも、座りが悪い、「4番・鳥谷」。東京ドームで(読売ジャイアンツに)3連敗するまでは、ナゴヤドームで(中日ドラゴンズに)3連勝したり、良いムードだったのに、(ジャイアンツに)3タテ喰らってから、急にバタバタして、鳥谷敬を4番にしたり、西岡剛を3番で使ったり、1番に戻したり……結局、開幕戦から「4番」に新井良太を据えた時点で、このチームの未来(結末)は決まっていたのかもしれない。
 途中で「正解」に気付いて、マット・マートンを「4番」に据えてから、タイガースは上昇気流を描いて、ジャイアンツと(曲がりなりにも)優勝争いをしていたのに……また「不正解」を出してきた、和田豊監督。監督としての資質に問題がある、と言わざるを得ない。“思いつき”で奇策を弄する監督に、(伝統ある)このチームを託してはいけない。(△ ● ●)

 しかし、それもこれも……和田監督がここまで苦悩しているのも、GM(ゼネラル・マネージャー)が良い仕事をしなかったから(!)。連れて来た新外国人選手が全く戦力にならなかった(打点0)。FA(フリーエージェント)平野恵一(オリックス・バファローズ)の[人的補償]で獲得した左腕も全く戦力にならず……
 御蔭で一軍の左腕は(実質)加藤康介「独り」の状況で、ここまで52試合という過酷な登板を強いられている。貴重な左腕だった川崎雄介も(今シーズン途中に)埼玉西武ライオンズに放出してしまうし……

 責任の所在は、GMにこそ在るのかもしれない。GMが(普通に)打てる外国人選手(=4番打者)を連れて来れば、和田監督が奇策を弄することも無かった。本当は現場に戻りたい(ユニフォームを着たい?)人に背広の仕事をさせても、碌なことにはならない、という証左だ。いっそGMが監督に就任するか、ヘッドコーチで和田監督を補佐する方が良い。
 タイガースOB広澤克実氏が(自身のBlogで)2年続けて(監督をサポートする)ヘッドコーチ(参謀役)が機能していない点を指摘していたが、ユニフォームを着たいのであろう(?)GMが現場に戻れば良い。その方がスッキリする! 

【阪神】メッセンジャー7回無失点も…(日刊スポーツ)

BBH2013 SPメッセンジャー(阪神)BBH2013 SPメッセンジャー(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

不敗神話が終わる日…(7日・甲子園)

2013-09-08 21:24:33 | Koushien Stadium
オーナーズリーグ 2013/OL14 051/阪神タイガース/西岡剛/GRオーナーズリーグ 2013/OL14 051/阪神タイガース/西岡剛/GR
オーナーズリーグ
販売元:Amazon.co.jp

 横浜で「1勝2敗」負け越して帰って来て、甲子園球場で読売ジャイアンツとの緒戦。ユニフォームの胸には「Tigers」の6文字が刻まれていて、心底ホッとした。その安心感がそうさせるのか、3番(三塁手)で復帰した西岡剛が初回に犠牲フライで先制点を挙げて、1点差に迫られた【5回裏】には4番・鳥谷敬がライトスタンドに(第7号)3ランホームラン! 
 鳥谷に“こんな”バッティングができるとは……なぜ鳥谷を「4番」で使うのか? 正直≪疑問≫だったが、こういう≪力強い≫バッティングを見せられると、和田豊監督の意図が解かった気がする。西岡のサードにも疑問だったが、セカンド(二塁手)に上本博紀を使う為には、この策しかないか……そうなると、来シーズンの補強ポイントも変わってくる。GM(ゼネラル・マネージャー)は「打てる三塁手」の補強を考えていたのだろうから。

 それにしても、昨日(7日)は1点しか取れず、“高卒”ルーキー・藤浪晋太郎の甲子園“不敗神話”を≪崩壊≫せしめ、今日(8日)も【8回裏】まで1点しか取れず……基本=1点(しか取れない)打線。昨シーズンまでと同じパターン。その状況を改善しようと、二人の日本人メジャーリーガーを加入させ、アメリカ人のメジャーリーガーも獲得したが、日本人の二人は故障がちで試合に穴を開けることが多く、アメリカ人の方は全く戦力にならなかった。……この≪誤算≫。
 来シーズンこそは、「打てる」外国人選手を獲得してもらいたいものだが、サードに西岡をコンヴァートするなら、新外国人選手をどこに当て嵌める? GMには(難しい)難題が課せられた。……これから(ポストシーズンで)「4番・鳥谷」が打ちまくって、海外からオファーが届けば、GMの仕事の質も変わってくるが? 

桧山引退 タテジマ一筋最長22年目44歳“体力の限界”(スポニチアネックス)

生え抜き タイガースから教わったこと生え抜き タイガースから教わったこと
著者:桧山進次郎
朝日新聞出版(2011-11-18)
販売元:Amazon.co.jp

“ウル虎の夏”も終わる…(1日・甲子園)

2013-09-01 20:36:37 | Koushien Stadium

【オーナーズリーグ】[加藤 康介] 阪神タイガース ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 04》ol12-106【オーナーズリーグ】[加藤 康介] 阪神タイガース ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 04》ol12-106
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp

 首位攻防=天王山(@東京ドーム)で3連敗して帰って来て、久しぶりの甲子園球場の緒戦が「ウル虎の夏2013」とかいう期間限定ユニフォーム。≪傷心≫の身体に“塩”を塗りたくられるようなものだ。……恰好悪いユニフォーム。タイガースファンも選手も、「T」と「H」を合わせた一文字にプライドを感じている訳ではないと思う。プライドを感じているのは「Tigers」という6文字。……≪勘違い≫も甚だしいと思う。

 “しょっぱい”ユニフォームを纏った緒戦(30日)に完敗(0対3)し、昨日(31日)は二度の【雨天中断】にもめげずに、“若きエース”藤浪晋太郎の力投とリリーフ陣3人の奮闘で「2対1」辛勝したタイガース。
 特に3番手で【8回表】を3者三振に斬って取った、左腕・加藤康介のピッチングが≪鮮やか≫だった。試合後は初めてのお立ち台(ヒーローインタヴュー)に呼ばれたが、CS『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)ではカット(割愛)。“苦労人”の“男泣き”シーンを見ておきたかったが……そして今日(1日)で“忌まわしい”「ウル虎の夏」(期間限定ユニフォーム)も終わる。

阪神・松田、心配無用0封!屈辱を糧に再始動(サンケイスポーツ)

【オーナーズリーグ】[福原 忍] 阪神タイガース スター 《OWNERS LEAGUE 2012 04》ol12-104【オーナーズリーグ】[福原 忍] 阪神タイガース スター 《OWNERS LEAGUE 2012 04》ol12-104
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp

HEROは俊介と浅井だ!(17日・甲子園)

2013-07-18 20:31:39 | Koushien Stadium
【オーナーズリーグ】[俊介] 阪神タイガーズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 02》ol10-117【オーナーズリーグ】[俊介] 阪神タイガーズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 02》ol10-117
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp

 前日(16日)は初回に3点を取って、“左団扇”かと思ったら……(泣)。昨日も「7対1」とリードして、今日こそは“左団扇”かと思ったら、またしても(前日に続いて)【7回表】に大量失点して(読売ジャイアンツに)「7対6」1点差に詰められて、迎えた【7回裏】タイガースの攻撃。
 2-OUT満塁で打席には2番・俊介。カウント「2-2」からの5球目、ピッチャー(笠原将生)がキャッチャー(阿部慎之助)のサインに首を振って、口の中で「よっしゃ~」と呟いたから、≪当然≫真っ直ぐかと思ったら、意表を突く変化球(スライダー)。これを読み切っていたのか、俊介。ピッチャー返しでセンター前に打ち返して、待望の追加点! 後になって、VTR(HDD)を再生して見ると、キャッチャーがサインを出す前に「首を振れ」とジャスチャーをしている。ピッチャーも過剰な演技をして、バッターを騙そうとしたが、騙されなかったのか、俊介! 

【8回裏】には途中出場の浅井良がレフトスタンドに≪豪快≫にソロホームランを叩き込んで、「9対7」! 3年ぶりのホームランだそうだが、首脳陣(監督・コーチ)が使わないから「3年ぶり」になる。使ったら、こういう活躍が(普通に)できる選手(自論)。
【7回裏】も先頭打者でセンター前ヒットで出塁して、(追加点奪取の)口火を切った。「HERO」は二人。この浅井を(試合後の)“お立ち台”(ヒーローインタヴュー)に呼ばない(タイガース球団の)センスは≪最悪≫。そんなに浅井を「HERO」にしたくない、深い理由でもあるのか? と問いたい。

阪神・大和、初回途中交代も3点先制(デイリースポーツ)

BBH2012 黒カード 浅井良(阪神)BBH2012 黒カード 浅井良(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

高校通算48本塁打のオレにバントのサインを出すか?(13日・甲子園)

2013-07-14 09:35:05 | Koushien Stadium
BBH2010 FV FS秋山拓巳(阪神)BBH2010 FV FS秋山拓巳(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

 先発の秋山拓巳(4年目)が【3回表】まで(1安打)無失点。上々の滑り出しに見えたが、【3回裏】(0-OUT一塁で)スリーバントを失敗して、ヘルメットを取って、下を向いて「申し訳なさそう」に一塁側ダッグアウトに帰る秋山。次の回に影響しなければいいがな(影響するだろうな)と思ったが、案の定【4回表】(四球を一つ挟んで)4連打を喰らって、5点を取られた4年目。
 高校通算48本塁打の秋山。高校時代にバントのサインなんか出なかっただろう(?)。バントの練習もしたことがないかもしれない(?)。それくらいのスラッガー(通称“伊予ゴジラ”)だった。「そんな俺(48本塁打)にバントのサインを出すベンチ(監督)が“ヘボ”(アホ)なんだ」と思って、割り切って【4回表】のマウンドに上がれば良かったのだが……“根”が真面目なのだろう。今後も(は)秋山にバントのサインを出すべきではない(!)。元祖≪二刀流≫に成り得たかもしれない素材なのだから……

【阪神】松田無失点デビュー「緊張した」(nikkansports.com)

BBH2009 黒カード 金城 龍彦(横浜)BBH2009 黒カード 金城 龍彦(横浜)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

もしも隼太がまだ6番にいたら…(10日・沖縄セルラースタジアム那覇)

2013-07-11 20:56:31 | Koushien Stadium
BBH2013 黒カード スタンリッジ(阪神)BBH2013 黒カード スタンリッジ(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

【4回裏】新井貴浩が四球で出塁して、6番・今成亮太(打率.344)がライト前ヒットで1-OUT一三塁! これが“もし”(まだ)伊藤隼太が6番に座っていたら……セカンドゴロ(併殺)でイニングは終わっていただろう(?)。この後、7番・坂克彦が左中間に流し打って、先制の1点! これが“もし”新井良太だったら……
【5回裏】は先頭のジェイソン・スタンリッジがレフト前ヒットで出塁して、2-OUT後、3番打者が四球で繋いで、4番マット・マートンがライトの頭上を越して、2点目! 

【6回裏】は先頭の今成(打率.354)が一二塁間を破って、2-OUT後、9番スタンリッジが(またしても!)右中間にヒットを放って、チャンスを拡げて、1番・西岡剛が(初球を打って)ドカンッとライトスタンドへ(第3号)3ランホームラン! 
 “もし”スタンリッジが自らのバットを振るっていなければ……昨日もスタンリッジ、≪孤高≫のマウンドは続いていただろう。以前のタイガースだったら……そんな感慨を抱かせた、昨日の試合。「6対1」で快勝! もはや以前のタイガースではないから、5連勝! 

能見“家族愛”8勝目 沖縄から長男へ一足早い誕生日プレゼント(スポニチアネックス)

BBH2011 PUV RS能見篤史(阪神)BBH2011 PUV RS能見篤史(阪神)
コナミ
販売元:Amazon.co.jp

こんな秋山に誰がした?(30日・甲子園)

2013-07-01 20:21:50 | Koushien Stadium
【プロ野球オーナーズリーグ】秋山拓巳 阪神タイガーズ ニュースター 《OWNERS LEAGUE 2011 01》ol05-114【プロ野球オーナーズリーグ】秋山拓巳 阪神タイガーズ ニュースター 《OWNERS LEAGUE 2011 01》ol05-114
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp

 甲子園(第91回選手権大会)の頃は≪豪腕≫投手というイメージだったのに、プロに入ってから1年目(2010年)に一軍で4勝を挙げた投球は、テークバックが小さく、コントロールが良い、勝てる投手に≪変貌≫していた。
 タイガースは伝統的に“高卒”投手を育てられないという≪ジンクス≫と言うか、構造的な欠陥があると思っていただけに、久々にそのジンクス(構造的欠陥)を破る投手が出てきた、と大いに喜んだものだが、2年目からは“元の木阿弥”。
 再び高校時代の豪腕投手のイメージを追いかけたのか、テークバックが大きくなり、しかし、それが原因で1年目のコントロールの良さが影を潜め、只の“荒れ球”の投手になってしまった……それが、この2年間の低迷、秋山拓巳(4年目)。

 日曜日の広島東洋カープ戦、その“高卒”(1年目)投手の代役で(今シーズン)2度目の先発マウンドを踏んだが、先頭打者に「2-1」カウントを悪くして、4球目の“カッター”を狙い打たれて、ライトフェンス直撃のツーベース!! 
 2番打者に送り(犠牲)バントを決められ、1-OUT三塁にされて、3番打者にも「3-0」。そして「外野フライを打ってください」と願懸けするような、外角高めのボール球(142km)をレフトに高々と打ち上げられて、早くも先制点を献上! 

【2回表】1-OUT後、6番打者に「3-1」にして、5球目(142km)を狙い打たれ、センターフェンス直撃のツーベース!! そういえば、先頭打者にも“あわや”レフトフェンス直撃(!?)の大飛球を飛ばされている。まるで“高卒”1年目の投手が投げているような、不安定な立ち上がり。速球が悉(ことごと)く高めに浮いている(!)。
 2-OUT後、8番打者を敬遠して、9番打者=カープ先発の(打撃の良い)前田健太と(無謀にも?)勝負したが、案の定(!)3球目のカッターを捉えられ、三遊間を割られ、2点目を献上! それにしても、打者のようなスウィングだなっ“マエケン”! 

【3回表】は3者凡退。この回からカーヴを投げるようになって、投球が(不思議に)安定しだした。1年目も、このカーヴが有効だった。何故、1年目の投球を忘れたがる? 【4回表】と【5回表】もヒット1本ずつ許したが、無得点。速球が低めに集まるようになった(×)ストライクが先行するようになった。この投球が初回から出来ていれば、何の問題もなかったのだが……
 5回2失点で降板……初回と【2回表】の投球を見ていたら、こんな秋山に誰がした? と思ったが、1年目の投球を思い出した(?)【3回表】からは一軍の先発投手“らしい”投球ができていた。これなら、次の先発も期待できるだろう。“カッター”なんて余計な球を覚える必要はない。秋山の投球の≪肝≫はカーヴなのだから……

阪神大和同点スクイズ&サヨナラ打(nikkansports.com)

オーナーズリーグ 07-149 黒 丸佳浩(広島)オーナーズリーグ 07-149 黒 丸佳浩(広島)
バンダイ
販売元:Amazon.co.jp