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Amrita Organics

薬膳・美容・掃除・畑つくり

秋の香辛料☆注意点

2009-09-08 10:05:24 | 薬膳
カレーにはたくさんのスパイスが入っています。食欲を増進するスパイスが
入ったカレーは、夏ばての時にも食べやすく感じる人も多いでしょう。

でもスパイスの中にはからだを温め、巡りをよくするものも含まれています。

羊や牛肉、海老など、身体を温める食材を使うのではなく、今回カレーの具
をゴーヤや豆腐など少し冷ます食材にしてみました。

特に肌に炎症がある人や熱のある人の場合、香辛料は症状を悪化させるかも
知れませんのでお気を付けください。もうすぐ秋ですが、乾燥する季節に
辛い物を食べすぎるのは良くないとされています。お気を付けください。

秋は、体を潤すものを中心に食べ、乾燥の邪気から体を護り冬に備えましょ
う。激辛料理、多量の酒、焼いたり煎ったりする料理など乾燥させる性質の
食材を食べるときは、甘みのものを一緒にとると良い。
【肺を潤す→梨・大根・銀杏・山芋】、【乾燥・熱→甘み果物柿・梨・大根】
【体に潤い→豆乳・豆腐・黒豆・黒ごま】

旬の魚を刺身などで食べるときは、体を冷やしすぎないよう体を温める薬味
を使いましょう。
【温め→ショウガ・ネギ・シソ・大根・ワサビ・胡椒】

辛みの食材は、肺に働き、それによって春夏からの風邪や暑湿の邪気を取り
除くことができます。ショウガ、ネギなどの辛みは風邪を発散しますが、食べ
すぎは禁物です。激辛料理、酒、コーヒーなどはとりすぎると肺や皮膚の乾燥
が進むので気をつけて下さい。
【発散】