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経絡

2009-09-04 15:57:23 | 中医学
経絡

(1)経絡は、血管にたとえると動脈、静脈にあたる12本の経脈と、毛細血管
   にあたる 絡脈からなる。

(2)一般に経脈のことを経絡という。

(3)経絡は道であり、その中を気と津液(=唾液、組織液など)が通る。

(4)経絡の中の、気の流れは40回/日(血液の流れは75回/分→10.8
   万回/日)あり、経絡の伸縮により体内の新陳代謝に影響を与え、病気を
   引き起こす原因になったり、気功中に強気反応を起こすこともある。

   経絡の伸縮:経絡が開くと血管も開き体内の新陳代謝が高まるが、経絡が
   閉じると血管も収縮し神経が高ぶって、自律神経失調症となり、新陳代謝
   が低下して老化につながる。
   強気反応:気を強く入れすぎたことで、気の循環が早すぎて血管を圧迫     
   し、 神経も圧迫され脳に酸素がいきわたらなくなり倒れる現象。

(5)経絡は天から地へ向かって降りる陽脈(6本)と、地から天に向かって
   昇る陰脈(6本)からなる。

(6)天は手につながり、地は足につながる。陰脈は五臓とつながり、陽脈は
   六腑とつながる。

(7)陰脈は足の内側から腹部を通り手の内側に抜ける陰の部分を通る経絡
   陽脈は手の外側から背部を通り足の外側に抜ける陽の部分を通る経絡

(8)陰の経脈のコントロールは任脈が行い、陽の経脈のコントロールは督脈が
   行う。