夏祭りがあちこちで行われていますが、三浦市の海南神社でも「夏祭り」 (7/14-15) が行われ、
独特の獅子舞が見られるという話でしたので、祭りの2日目に出かけて見ました。
1日目に神社を出た行道(お練り)獅子、お神輿、山車などは三崎港の一角に安置されていて、
2日目はそこから町内への巡回が始まります。
まずは、先導を務める雌雄二頭の行道(お練り)獅子が、三崎独特の木遣り(きやり)に合わせて
厄除けをしながら 漁師町の商店通りを巡回します。
4人で獅子頭を持ち、胴部となる布の部分を30人ほどで持って、その後に1人が尾を持って練り歩きます。
商店の入り口で、木遣りに合わせて 行道(お練り)獅子は威勢よく担ぎ上げられ、
掛け声と共に胴部の布や尾が 上下に大きく波打つように動かされます。
また、店内になだれ込むように入って行き、しばらくして後退りしながら出て来るところもありました。
行道(お練り)獅子の舞に続き、
お神輿、山車、太鼓、木遣りが三崎の町を練り歩き、町は祭り一色でした。
そして、祭りに参加している人たちは、経験豊かな大人たちとともに、
小さい子供、小、中、高校生、青年層の人たちと若い人たちの姿が多く見られ、
故郷の祭りとして大切にされ、伝統ある祭りとしてしっかりと伝承されている感じでした。
行道(お練り)獅子は大きくて重そうですが、4人がかりで抱えられています。
行道(お練り)獅子の巡回は、先金棒を先頭に子供たちの化粧金棒が続きます。
お店の前で、木遣りに合わせて雌雄二頭の行道(お練り)獅子が厄除けをします。
お神輿の担ぎ手は若い人ばかりで、木遣師の「きやり」に合わせて担がれます。
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