桜島・箱根での火山状況報道から口永良部島のリアルタイムの噴火映像を見、かつ連日の強い地震の揺れを体験すると、3.11の体験が脳裏にをよぎるとともに、地震も噴火も「予知」の難しさを実感する。
暑さに弱い私は5月でありながら連日の真夏日に少々ばて気味で家にいると、鬼嫁との会話。
5月28日
「家でごろごろする暇があるなら、少しは庭の手入れでもしてよ!!!」と鬼嫁の声が。「キンモクセイの枝を刈り込んでよ、業者に頼むと2万円するんだから、」と追い打ちをかけられ、「ただ枝を切ればいいというのではなく、(茶筒を持出し)このように先端を平らに周りは円筒形に刈り込むのよ。」と指示するのだ。当方が「道具は?」と問うと「そんなものあるわけないわ。道具買っても2万円もしないでしょう。買いに行けば。」とつれない返事。先日の大学時代のクラス会で、退職後植木職人になったクラスメイトの話をしたのがそもそもの失敗だった。間の悪いことに朝刊の折り込みにホームセンターの広告があった。それを参考に地元のホームセンターを調べたが、取り扱いがないようだ。しかたなく困ったときのamazonを検索すると、amazonプライムの評判は悪く、その他は値段が高く、配送日数がかかり今日明日の仕事にはならない。仕方なく折り込み広告先をカーナビに入れ、出かけた。鳥撮りに出かけるときはさほど苦にならぬが、それ以外の車は、とにかく信号で待たされるのが苦痛だ。この日は武蔵村山なのだが、新青梅街道の流れはそれなりだったのだが。折り込みの入った日故、駐車場もレジも混んでいた。
伸縮式高枝切鋏(1.8-3m)=2280円 アルミ柄刈鋏=1480円を購入、車に運ぶが我が愛車Honda N ONEは1.8mは素直におさまらない。助手席をフラットにして斜めで何とか収まった。家に着きすぐに作業開始。刈鋏の届くところは順調に進むが、高枝切鋏になると作業が進まない。1000円をケチって長刃タイプを買わなかったことを悔やんだが後の祭りだった。刃が短いことから刈り込み面積が少なく進まない。また円筒に刈り込むのもバランスが難しい。とくに上面を平らに刈りこむのが難しく、2階のベランダに上がり高枝切鋏を限度いっぱいの3mに伸ばし作業をした。5時間かかって完了したが(これが体力的にも美的感覚的にも限度)とにかく疲れた。大袋4個にぎっしり詰まった葉っぱゴミが出た。
目の前で団地の花壇の手入れを、以前頼んだところの植木職人さんが手入れをしていた。男2人女2人の4人組が分担よろしく、エンジン付きの道具で手際よく作業をしていた。最後の清掃もビニールシートにエンジン扇風機でゴミを吹き飛ばし清掃車に投げ込み完了のすべて機械仕掛けだ。
こちらはすべて道具での手作業で、翌日は肩こりと腰痛で何もする気にならなかった、にわか植木職人だった。カミサンは素人としてはマーマーのできねの一言だった。
我が家の前が小学生の通学路で、昔はよくキンモクセイの花が咲くころはその子供が「あれ、トイレのにおいがする。」と声を上げ、カミサンが苦笑していたが、最近は聴かなくなったという。トイレの芳香剤が変わったのだろうか、今年の秋の楽しみが一つできた。 それにしても疲れた。出来栄えをクラスメイトのT君に見せたい思いにもなった。
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