とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

癌病棟から=前立腺の全摘手術(その12)2007.6.29  

2007年07月03日 | Weblog
昨夜お腹が張って寝られない夜を過ごした。とても耐えられなくその旨を担当看護士に告げようとしたが定例検診に来なかった。丁度担当の先生がこられたのでその旨を告げるとすぐに浣腸を指示してくれた。早速看護士さんが浣腸道具一式を持ってきたが、SM定番の道具とは違い使い捨てのチューブだった。
「横になってください。お尻を上げてください。深呼吸してください」の言葉に乗って「ア、チューブが差し込まれた」と思った時には終わり、「3分間は我慢してください。」と言われたが待てなかった。第一弾はすぐに出たが、爽快感は出てこない。
その後すぐに看護士さんが来て、尿の勢い検査をしますので、「我慢して尿を溜め込んでください。我慢が出来なくなったらナースステーションに来てください」と言われた。根性無しの自分はすぐにナースステーションに駆け込んだ。すると処置室の一角に連れて行かれ正に逆さメガホンが置かれそこを目がけておしっこしてくださいと言われた。そこに黒い基盤がありそこにおしっこが当ると、その質量の衝突力を数値化しグラフとなって私のおしっこの勢い力がデータ化された。エネルギー=質量*速度*高低差だがこの仕組みだと質量と速度だけだが、????。いずれにしてもこの結果によって退院の日時が決定するのだ。
浣腸のあとも、お腹はゴロゴロ鳴って、いつでも排便スタンバイ状況だ。昼食後シャワーを浴びたがスッキリ感が出てこない。カミサンが来た。顔を会わすなり「退院日は決まった?。」と聞いてきたが「まだ結論が出ない」ことだけを言った。カミサンは「明日は来なくていでしょう。疲れちゃった。」とのたまった。ベイエリア巡りしてたのは誰なのだといいたかったが、「退院日が決まったら電話するから、今日はまっすぐ早く帰れ」と言って、とりあえず退院後に必要となる現在使用中の㈱光洋製「尿とりパッド」1パックを買って帰った。その後すぐにKO先生が病室にこられて、日曜日の退院が決定した。
すぐに家に電話したがまだ帰宅していなかった。留守電で「日曜に退院が決まった。」ことを入れた。7時過ぎに再度電話入れた。カミサンは「留守電聴いたよ」と返事が来た。
その夜看護士さんが退院のレクチャーに来てくれた。とにかく事務的なお話で終わった。
その夜はお腹の張りはなく普通どうりだが尿漏れが気になり、1時間毎に眼が覚めた。

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