とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

所沢ミューズでゲヴァントハウス弦楽四重奏団を聴く

2016年09月24日 | 所沢ミューズ

 今日は午前中は、所属する菩提樹田んぼの会の作業日でした。明日の稲刈りの準備作業に出かけました。今シーズンは雨が多く、楽しみにしていた、鷹の渡りの観察も写真もまだ撮れずじまいで、「実り豊かな」秋とは言えないシーズンでしたが、稲は台風の影響は受けましたが、何とか稲刈りに漕ぎ着けました。、家に帰り、風呂に入り、食事をしてコンサートに出かけました。航空公園駅に着くと雨が降っていました。

 開場は、残念な客の入りでした。最初のハイドンは、何とも言えない雰囲気で、午前中の影響か、風呂に入ったのが災いしたのか半ば夢うつつで聴いた。良し悪しを論ずるよりも、いびきをかかなかったかどうかが気になった。2曲目は、この日の演奏会のお目当て曲だったが、正直がっかりした。 何か4人の方向性がばらばらのようで、この四重奏団のMozart像がイメージできない演奏だった。これと言いった特徴もなければ新解釈もない。楽譜を4人が思い思いに引いている。つまらないMozartだった。

 「ゲバントハウス」を名乗るくらいだけに、「ドイツの伝統」を受け継ぐと思いきや、それはひと昔前のイメージで現在のゲバントハウス管弦楽団は、団員そのものがインターナショナルで、団員で結成された四重奏団も「ドイツ」を感じるものは薄かったというよりこの四重奏団の「個性」は何なのか?と思った演奏だった。私の今年これまでにミューズで聴いたコンサートの中では評価の低い演奏会だった

(私の手持ち)

アルバンベルク四重奏団としては初期の録音。(のちに全曲を再録音したが、こちらはNo.14-23までの4枚組セット)まさに彼らの名を世界に響かせた鋭い感性に貫かれた、鋭敏な響きが魅力な演奏。

ホイトリング四重奏団;アルバンベルクとは対照的に優しい、素朴な音色がなんとも言えないat home な心地よさが魅力

 

 最初に自宅で聴いたK465 前二者の中間的な演奏、正直満足できずに前二者を買い求めた。

 

 アルバンベルグ四重奏団は、ジョージ・セル+クリーブランド交響楽団の交響曲を聴くような、無駄もなければ遊びもない、透明度の高い響きで「厳しすぎる」ベートーヴェンだがそこに魅力を感じる。

ズスケ四重奏団はオトマール・スイトナーとベルリン国立歌劇場管弦楽団の交響曲のような素朴なしかし構成力のある響きが、「安らぎ」のあるベートーヴェンが聴ける。

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