とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

菩提樹池の搔い堀

2018年06月24日 | 菩提樹田んぼ

 昨日は、菩提樹池の搔い堀の作業日だった。昨年同様に、私の所属する「菩提樹田んぼの会」と地元の「菩提樹池愛好会」の方々を中心に、今年も、菩提樹池の掻い堀作業を行いました。昨年同様、菩提樹池一帯が、所沢市の里山保全地域としての都市公園であることからも、今年は市長さんの参加をいただき、昨年同様、頼りになる所沢消防団第七分団の先頭に立ち活躍してくれました。

 今回の作業に当たり、おやつ・給水補給、昼食の支度等、田んぼの会と共同でお世話になりました「菩提樹池愛好会」の会長さんの作業に向けてのご挨拶をいただくとともに、行政として自然保全に取り組む行政の長として今回自ら作業に参加くださいました市長さんのあいさつで作業は始まりました。

 今回はNHKの取材を受けました。これはニュースとしてではなくEテレのレギュラー番組の教育放送で高校「生物」として「掻い堀作業」の「生物における役割」についてだそうです。

午前の部はお昼を前に終了しました、さすがに消防団の方々と、一番厳しいところで作業をいただいた市長さんですが、お昼の「菩提樹カレー」を食べた後、午後の作業も元気に参加いただきました。

 参加の皆様の努力で午後の作業も順調に進み今回の目標値は達成しましたが、堆積しているヘドロの層は池の約半分はまだ6年分?の堆積物が残されたままです。そして流されたヘドロは下流に移動したことからも今後は下流での影響が心配となります。

 菩提樹池周辺の自然を大切にするために今回も多くの皆様の参加をいただきました。特に、遠路参加いただいた「搔い堀エキスパート」を要する学芸大学の若さ溢れるチームの皆様には今後とも継続的なご支援をお願いします。

 いずれにしましても今後の課題ではありますが、この日の作業は事故もなく無事終了しました。

 作業が終了し静かになった菩提樹田んぼに、雉の♂1羽が現れました。このような光景が、「当たり前」にこれからも続いてほしいと願う1日でした。



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