今日は暮れに入手したSigma150-600ズームレンズ、先日センサーをクリーニングしたD7100に付け狭山湖に、試写撮りに出かけた。このところ「仁義なき戦い」の上演時間が繰り上がっているとの、バトルワォチャー氏の言に従い10時に定位置にスタンバイした。
天気予報に従い防寒対策で出かけたものの思ったより暖かく、午前中の日光は試写撮りには絶好の条件だったが、バトルは不発だった。午後はこれまた天気予報通りに曇空に変わり条件は悪化したが、空巣組の縄張りが騒々しくなった。すると大高組若頭の高乃若が殴り込みをかけたが、お高姐さんのような技に冴えがなく失敗の繰り返しだった。幸い当方には試写撮り故の練習ができたが、6度目にやっと捕獲でき、めでたしの幕となった?当方が撤収(14時)までには野掏組のズル蔵も現れず。高乃若は悠然とぱくついていた。
試写撮りの感想
Sigmaの328ズーム所有者だったものからすれば、150-600は値段を考慮すれば、文句の言えない商品だろう。テレコンなしでD7100の場合換算1200mmは画像に不満が出るのは自身の腕の悪さが先だろう。ただSigmaの販売政策に関してはこの商品の販売戦略には疑問だ。自身の所有するNikonの80-400mmズームに1.4倍テレコン付けた場合には、画質に大きな差はなく撮影の行動範囲の利便性はNikonが勝る。またこの購入により300mmまでの画像は328ズームと大差ないことから利用価値が無くなり、売却したことからも戦略ミスだろう。むしろ328ユーザーからすれば、値段は上がっても600mmに視点を置いて300-600mm通し5.6Fズームであれば、撮り鳥族にとっては野鳥の会推薦商品になったであろうと思われる。だが今後その商品が出たとしても、私にはアベノミックスagainのバブル到来が無い限りお金がない。
それにしてもこの値段で利益が出るのだとすると、欧米での販売台数の見込みが相当高い数字なのだろうか?それとも、ニコン連合のTamron潰しか?Made in JapanからすればSigmaの今後の健闘に期待したい。それにしても最近のNikonのMade in China は製品トラブルを含め、フィルム時代からのNikon愛用者だが、Sigmaのマウント交換が可能になったこと、Canonの国内生産回帰のニュースからもD300後釜を考えざる得なくなった。
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