とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ベツレヘムの密告者 読後感 ムムム・・・???

2009年07月26日 | この本は面白い
最近、推理小説は空振りが続き途中での投げ出しが続いた中で、久しぶりに一気に読み終えた。イスラム人の名前の付け方が、解決のキーワードだったが、犯人捜しよりもパレスチナ問題の混迷の本質を作者は提示したかったのだろうか? 確かに事実の積み重ねたルポルタージュよりも、一部の事実をフィクションでまとめたほうが物事の真実を語る。その意味ではパレスチナ問題を理解するには、良くできた構成だろう。しかしこの小説には . . . 本文を読む