巣箱の入り口。

　さ～て、いよいよ「森の巣箱」へ！ふるさと林道床鍋倉川線は、北川村の村道とそう変わらんばぁな感じのくねっくね道ぜよ。



　そして問題の「夢トンネル」は幅６メートルの所謂１．５車線が、延々１キロも続いちょって…、まっこと無かった時からしたら、今はホンマに夢に違いないねや。



　「夢…」をくぐり抜けて、ちっとしたらすっと「…巣箱」のゲートが見えてきた！北川村と似たような道でも、何か明るぅ感じるがァは、被さった木を払うて、道路をキレイにしちゅうきやね～。こりゃあへんしも見習わんといかん。



　昭和５０年代に廃校になって、約２０年も放ったらかしちょった建物をここまで再生して活用するがァは、並大抵ぢゃあ出来んかったろうし、紆余曲折もあったろう…。



　当時は講堂やった建物も、そのまんま活用されよって、旧い珍しいもんでも晴れの舞台を与えられてえい感じで再生されちゅう。何より過疎化が進む小集落のアンカーとして、賑わいとコミュニティを創出しゆうくが立派やね～。



　「…巣箱」っちゅうネーミングがなっかなか良ぅて、巣立っても帰って来れる温かみは、「ゆずの宿」でも是非とも見倣わいて貰わんといかん。



　朝が早かったきに、もう腹が減ってきたけんど、これから「…巣箱」の仕掛人として何からナニまで先頭で仕切ってきたおんちゃんの話を聞かないかんきに、ご飯はもうちっとオアズケぢゃ。



　ちゅうワケやきに、まだもうちっとは「…巣箱」の話が続くぜよ。

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