人間万事塞翁が馬 （じんかんばんじさいおうがうま）

　予期せぬ出来事いうがは、そこら中にゴロゴロしよって…、気ィつけちょかんと直んぐに足を掬われるがぢゃ。



　ソッコーで買うてきた「ねじまき鳥クロニクル」と「鯛めし」を小脇にパークアンドバスライド。勝手知ったる桟橋車庫やけんど…、来たがは実は２３ヶ月ぶりぜよ。



　高速バスに乗ったがァは…、あんまり前過ぎていつやったかよう思い出さん…、けんどやっぱりこの狭さは好きやない。



　徳島道も随分ご無沙汰で、見慣れん景色に昂ぶる気持も加担して、まどろむこともなく目的地に着いてしもうたぜよ。



　母の日商戦真っ只中のところで、なんとか母の日に間に合うような話になったきに、有難かった。安心した帰り道ぢゃあ「鳴門のうずしお」を観てグッと睡魔に襲われたぜよ。



　薄暮につつまれたモニュメントの傍に居るクジラの親子は高知県のアピールコーナーぜよ！足許にある石の地図にマジックで「ゆずの宿」を書き込んできたかったけんど…、罪に問われるろうきに我慢した…。



　表題のとおり「人生何が幸いするやら…、何が不幸の原因ながかも分からん」ことやきに誠実に今を精一杯頑張って暮らしていかないかんぜよ。

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