ブイ漂着

少し前の台風１１号の余波で毎日行く海岸に大きなブイが漂着していた。
私は手前の工業団地の岸壁をサイクリングするので気付かなかったが
毎朝砂浜を歩く人からブイが砂浜に打ち上げられていると聞き早速行ってみると、
とても大きな独楽のような形のブイが転がっていた。
我が家は西風だとまともに風が当たって大変だ。
だが今回の11号台風は東風風だったから風の凄さも気になっていなかった。
しかし海は大時化だったに違いない。
台風明けの浜辺はゴミだらけになって、護岸のコンクリートなども波で
何カ所もえぐれていた。
それにしても自然の力には抗えない。

童門冬二の50才からの勉強法を読む

70才を過ぎて５０才からの勉強法でもないのだが
図書館の展示台に陳列されていて、どうぞ読んで、と
声を掛けられたような気がしたので借り出した。
作者の童門冬二さんの名前は聞いたことはあったけれど
関心がなかったものだから一度も作品を読んだことはなかった。
５０過ぎまで都庁の職員をしていて退職後５６才でベストセラー
の”小説上杉鷹山”を上梓した、凄い作家だったと初めて知った。
内容は７０年を過ごしてきたものからすれば、
取り立てて学ぶべきものはあまりなかったけれど
老いては「孤独を覚悟せよ」
という言葉は自分も常々思っていることなので本当に共感した。

何よりも驚かされたのはこの本が録音された言葉を元に作られていることだ。
とても私などには考えられない。
書いたものを読み返し読み返しして本は書かれるものと思っていた。
特異な作家だ。

豚肉のゴボウ巻き

昨日のお昼は何が出てくるのだろう、と楽しみにしていると
豚肉のゴボウ巻きだった。
ゴボウは堅い。
入れ歯を気にしているコック長は
口に入れて、もぐもぐしてる。
一気にかみ切れない。
おとうさんはかみ切れる？
バリッ、とよく磨き上げた前歯でかみ切った。
甘めのタレと肉汁が広がって
一寸しゃれた、お昼になった。
入れ歯になると大変だから
毎日フィリップスの電動歯ブラシで
朝晩８分もかけてブラッシングしている。
まともにすると１５分も掛かってしまうので省略。
それでも８分は長い。
努力、努力・・・・

MacBookのバッテリーが・・

去年の夏、机の上に置いていたMacBookが傾いているのに気付いて
不思議に思ってひっくり返してみるとバッテリーが膨らんで、キノコが
土を持ち上げるようにMacBookを押し上げていた。
電池の充電表示を確認すると１００％だったので一安心した。
それでも、もしかして発火でもするのでは、と一抹の不安があったので
気を付けながら使っている。
バッテリーを新しく買い換えればいいのだが、
年金生活者には８０００円は一寸考えさせられる。
持ち歩かなければ、バッテリーなしでも使えるので安心はしている。
このMacBookも不具合を作って私の年に合わせてくれているのかも知れない。
ワードやエクセルも入っているから仲良くしていかないと
新しいMacBookにするとソフトが使えなくなって困る。

年寄り専用の使いやすくて、低価額のコンピューターを誰か作らないのかな？
１０ぐらいのボタンがあって、それを押せばソフトが立ち上がって使えるような？

お昼のおかずはカマス

１１時半過ぎ軽四の魚屋さんの声が聞こえた。
いつも来るのは１０時頃なのに今日は遅かった。
しばらくすると魚の焼ける匂いが二階まで上がってきた。
たまらず本を読むのを辞めて、ドスンドスンと階段を急いで下りた。
軽く塩を振って焼かれたカマスが皿に盛られていた。
思わず口元がゆるんだ。
魚好きにはたまりません。
３０分前に買った魚がお昼のおかずになっている。
身をほぐして口に入れると本当に旨い。
１匹２００円の贅沢です。