ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

森鴎外

2012-11-03 10:11:29 | Weblog


以前樋口一葉を読んでいる時に鴎外が一葉を尋ね、不在の彼女が帰って来るのを待つ姿を知って、鴎外の心の大きい温もりを感じていたが、森鴎外の息子の類が書いた”森家の人びと”を読んで、これまで漠然と描いていた鴎外のイメージが大きく変わった。
あの時代の人で、それも国の高い地位にいて、しかも名高い文筆家で、どうしてあのように優しい人でいられたのか不思議だ。
きっと私には知りようのない、生まれながらに、優しい心を持った人だったのだろう。

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