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石原莞爾、山本五十六の失敗の本質を読んだ

2022-10-01 10:32:00 | Weblog
石原莞爾、山本五十六 失敗の本質を読んだ。満州国建国と真珠湾攻撃の二人のリーダーだ。石原莞爾は法華経の教えを理想の中核に据えて理想を実現しようとしたが結局日本の破滅への端緒を作った。山本五十六は真珠湾攻撃を成功させたけれどアメリカ参戦の引き金になってしまった。国力差が十二倍もある国とまともに戦っても負けると読んで短期決戦で勝利し、アメリカ国民を震撼させて戦意を削ごうとする作戦だったが、逆に復讐心を呼び起こし国民を団結させてしまった。資源、工業力、復讐心が一気に燃え上がり、リメンバーパールハーバーの合言葉を生んだ。都市爆撃も、原爆投下も殺戮が正義になってしまった。山本五十六は対米戦争回避の急先鋒だった。彼が海軍大臣になっていれば太平洋戦争は回避出来たかもしれない、と書かれていた。しかし当時彼は海軍次官だったけれど海軍大臣は辞任に際して、陸軍と一触即発状態の対立状態だったので山本五十六を大臣に指名すると殺害される、と思い連合艦隊司令官に転出させた。大臣になっておれば陸軍と対立して三国同盟も成立せず、対米戦争も回避出来たかもしれない、、、??分からないけれど政治的な交渉の余地が広がって変化があったかも、、、と言っても歴史は変えられない。当時の侵略戦争は今のロシヤ以上だったとも書かれていた。ありうる話だと思っている。韓国や中国に怨念が残った。

プーチンのロシアは歴史の先祖返りを狙っているのか?