ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

脳とコンピュータの差

2015-08-22 09:36:47 | Weblog
脳の記憶力や思い出す力が年を経るごとに減退していく。
時々食べる野菜の名前や古い付き合いの人の名前が中々思い出せないことがよくある。
必要ないから無理をして思い出さなくてもいい、と思いながらも頭を離れない。
考えだすと夜だと眠れなくなってしまったりする。
人の名前だと顔をイメージしてみる、すると写真のように鮮明ではないけれど
その姿が脳の空間に浮かんでくる。
でも名前が・・・・と思っていると突然名前を思い出す。
不思議でたまらない。
自分の体の一部でありながら一体何処に、どのような形で記録されていて
それがどのような作用で思い出されるのか・・
医学では大脳の何処そこに云々と説明されているけれど
脳はコンピュータのハードディスクのように記憶が一定の所に固定化されてしまうのではなくて
絶えず記憶の領域の形を変化させながら取捨選択しているのだろうか。
現在のコンピュータの進歩を見るとコンピュータの能力は無限で
脳は有限に思えるけれど、実際は脳の動作空間は無限の広がりを持っている。

思い出しあぐねていた野菜の名前”オクラ”がこつ然と目の前に浮かび上がって眠りが訪れた。