私の家のすぐそばのとても高い鉄塔に、「何か巣を作ってるぞ!」とじいちゃんが発見!
よく見ると、上の方の足場みたいになっている所に黒いかたまりが見えます。鳥の巣のようです。
「カラスじゃないか?時々鉄塔にとまっているぞ!」とじいちゃん。
なかなか巣の近くにカラスがいるのを撮影できませんでしたが、出勤前、いました!
ちょっとこれ以上アップにはできませんがカラスが巣の上の段にとまっています。
あまりにも上なので、卵があるか、ひながいるか、確認できませんがカラスの巣のようです。鉄塔ができて何年かたちましたが、鳥が巣を作ったのは初めてだと思います。
今、幽玄洞の展示館では、「デボン紀の蘆木・鱗木(ろぼく・りんぼく)展」を開催しています。
蘆木というと難しいですが、今も湿地などに生えている「トクサ」の仲間です。多くの節に分かれていて、俗にいうハカマももっています。地下にも茎を伸ばして所々から地上に茎を出します。
石炭紀から二畳紀にかけて大発展し、石炭のもとになりました。大きさが30mぐらいになり、沼や沢などの湿地に生息していました。
幽玄洞の「トクサ」です。これは少し細いですが、ストローぐらいの太さになります。
本日7月22日(土)より、幽玄洞展示館において「デボン紀の蘆木・鱗木(ろぼく・りんぼく)展」を開催しています。
東山町在住で、岩手県地学教育研究会会員の七田清さんが地元で採集した「蘆木と鱗木の化石」をお借りし展示します。
蘆木も鱗木もデボン紀(4億2000万年前~3億6000万年前)に出現し、次の時代の石炭紀(3億6000万年前~3億年前)になると巨大化し、のちに石炭の源になります。
蘆木というと難しいですが、今も湿地などに生えている「トクサ」のことです。展示している蘆木の化石を見ると、現在のトクサよりもずっと太かったことがうかがえます。
鱗木は、日本最古の陸上植物でシダ植物です。幹の部分が魚の鱗模様になっていることから名付けられ、その模様によって種類やいつの時代のものかが変わってきます。
また、鱗木や蘆木は枝分かれが少ないと言われていますが、鱗木の枝分かれの部分(分岐)も展示しています。
是非皆さん、幽玄洞へ足をお運びください。
展示は、8月22日(火)までです。
朝出勤すると、土手の方から「やまゆり」の花の香りが・・・
昨年はカモシカにつぼみを食べられたり、虫に枝をやられたりしましたが、今年は無事に咲きました。
「やまゆり」は一関市に合併する以前、東山町の町の花で、町内の山や土手で見られます。ただ、球根はネズミに食べられたり、つぼみはカモシカに食べられたりするのでなかなか増えません。
幽玄洞の土手のやまゆりは、昔からあったものと、種がこぼれて増えたものとあります。種からのものは花が咲くのに5年以上もかかるので、今年一枝に7個花をつけたのは、発芽から何年たったのでしょうか・・・。
今朝出勤すると、事務所の中にとてもきれいな「オオムラサキ」という蝶がいました。
ここではなかなか見ることができない蝶で、2011年以来のことです。
写真では分かりにくいですが、青色の中に銀色の斑点もあるんですよ。