一関市役所東山支所の前の道路から東山中学校を通り過ぎて田河津方面に向かう途中、山谷川のそばに洞穴があります。
この洞穴は川底(かそこ)と呼ばれ、そばには白い標柱が建っています。
中学生だったころ運動部に入部すると部活でこの川底までよく走らされました。
夏は穴の前に立つと冷たい空気が吹いてくるので、Uターンする前に涼んでから学校に戻ったものです。今はどうなんでしょう?
久しぶりにこの道を通ったので1枚。冬になると除雪するので穴が道路から見えにくくなるのがここの特徴です。
先日この辺りに滝があるという話を聞きました。来年は滝を探してまたここを訪れようと思います。
先日、町内某所にて化石採集をしてきました。(土地所有者の方の許可いただきました。)
ウミユリの化石が出るということで行ってみたのですが、土の表面に茎の内型の部分がポロポロとあったり、石の中に入っていたりと意外に簡単に見つけることができ驚きました。
1時間ほど採集した後化石を持ち帰り、七田さんに鑑定してもらいました。さすが七田さん、愛用のルーペを取り出し念入りに石を見つめます。(プロは違います。)
しばらくして七田さん曰く「石がパカッと割れたとき両方にあるのじゃないと一人前ではない。」
・・・つまり生物の死骸(化石の内型部分)とその跡(外型部分)がなければ一人前ではないということ。
・・・そうか自分の採った化石は半人前か・・・化石採集はそんなに甘くはないのでした。
昨日「きらり☆わいわいっこまつり2008」の中で「3大ヒーローショー」が行われるということでお隣り川崎町の一関市立川崎公民館(生涯学習ステーション)まで行ってきました。
3大ヒーローショーでは「シカイダーマン」(大東町)、「六魂戦隊ゲイビマン」(東山町)、「マブリットキバ」(遠野市)が登場し、パフォーマンスを繰り広げました。
残念ながら撮影禁止だったので、子どもたちにプレゼントしたシカイダーマンとゲイビマンの写真を紹介します。
ゲイビマン
「シカイダーマン」は歯科医のことで虫歯キンから子どもの歯を守るため、妹のピカコちゃんとかっこよく歯磨きを歌って踊ります。
「六魂戦隊ゲイビマン」は前々回紹介しましたが、ショーを見るのははじめて。
ゴミを捨ててパワーアップするゴミーラという悪者を退治するストーリー。
ゲイビマンが登場すると「光・緑・愛はばたく町・・・」といきなり東山憲章からはじまります。
げいび渓のげいび追分の唄を唱えるようなセリフも正義感あふれるヒーローの登場にふさわしい。ゴレンジャーというのが昔ありましたが、6人の戦士によるショー、懐かしく感じました。
最後は歌とダンスで会場を盛り上げました。
「マブリットキバ」とはどういう意味かわかりませんが、デーモン小暮のようになりきったヒーローと悪者。戦国の時代劇に出てくるような衣装をアレンジし登場します。
悪者は「勉強なんかするな!」「仕事なんかやめろ!」というおうま一族。社会問題も取り上げます。観客に「逆らった者は誰だ!」と叫ぶなど会場の子どもたちもそれに反応し引きつけていました。
ご当地ヒーローなので郷土愛を感じさせるセリフやスタイルで共感を覚えるし、大人も十分楽しめました。
明日14日は金曜ロードショーで映画「SHINOBI」が放送されます。
この映画の撮影現場になったのが一関市東山町にある日本百景の一つ猊鼻渓(げいびけい)です。
実はこの映画でスチールを担当したのは同町出身の鈴木さゆりさんです。
彼女は写真専門学校で学び、松竹の大船撮影所に入社。その後独立し写真事務所を設立して活動しています。
主なスチール経歴に「たそがれ清兵衛」「恋愛寫眞」「血と骨」などがあります。猊鼻渓が撮影現場に選ばれたのは、鈴木さんがスタッフの方と一緒に撮影現場になるような渓谷のあるところを探して新幹線で一関駅に降りたところ、駅のホームで猊鼻渓のポスターがスタッフの目に止まったのがきっかけだったそうです。他にも全国で候補が3か所ほどあったらしいですが、猊鼻渓に決定しました。
猊鼻渓は鈴木さんの実家のすぐそば。きっと地元への思い入れもあったでしょうし、やりがいもある仕事だったと思います。鈴木さん、これからも頑張ってください!