幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

陽気に誘われて・・・出没?

2010年02月26日 | 東山町

まだ2月だというのに急に今週は気候が暖かくなった。
毎日天気がいいので休日、散歩に出かけてみた。
道路沿いの土手には福寿草があちらこちらに咲いていて、そのたびに足を止めた。

Hana_2
頭の中では「何か出てこないかなぁ」「今の季節だとカモシカ、リス、シジュウカラ?そんなとこかなぁ」などと都合のいいことを考えていた。
車1台にもすれ違わない、誰にも会わない山道。
30分ほど歩き坂道にさしかかったとき、目の前に何か黒っぽい置物のようなものが見えた。

Kamoshika1
ずっと動かない。近づいてみるとカモシカだった。
「犬も歩けば棒に当たる」とはこのことです。
願いが叶った!偶然とはいえこんなラッキーなことはめったにない。
できるだけ写真を大きく撮りたくて、5メートル手前まで近づいた。

Kamoshika2
さすがにカモシカもやばいと思ったのだろう。動き出して山の方に走り去ってしまった。
収穫、収穫と喜びながら山を降りてきましたが、カモシカにとっては行く先をさえぎられ不運だったかな?

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平成21年度NHK全国短歌大会

2010年02月22日 | 東山町

一関市立田河津小学校は一関市東山町田河津地区にある全校生徒59人の小さな学校です。
先日、この学校から2人の児童が平成21年度NHK全国短歌大会ジュニアの部で入賞をはたすという快挙がありました。
同大会は成人の部とジュニアの部に分かれており、各部の中で大賞6人、選者賞6人、百人一首賞(大賞、選者賞を含む)100人、入賞者が選ばれるものです。
ジュニアの部では全国から寄せられた1万5364首の中で、同校6年の佐藤幸司君が百人一首賞と選者賞を同時受賞しました。

佐藤君の作品。

「でっかいなぁ イワシクジラのあばら骨 よく入ったなぁ博物館に」

学校では遠足など行事あるごとに短歌を作るよう指導されているそうですが、佐藤君の作品も修学旅行で行った仙台市内の博物館での体験を表現しました。

5年生の中村洸太君も陸前高田市で行われた宿泊合宿での光景を
「砂浜に打ち寄せられたゴミの山 コンブの中から磯ガニ一匹」

と表現し、岩手からただ一人入選をはたしました。

同校では市教育委員会が進める「ことばの力を育てる研究事業」の協力校に指定されており、低学年(1~3年)は3行詩、高学年(4~6年)は短歌と学校全体で取り組んできました。作品をまとめたプリントを拝見しましたが、大賞、選者賞、入賞者を選び、選者賞は選者である先生の名前も入っており、本番と同じ形式です。
同校からは遠足で幽玄洞に来ていただいていますが、多分遠足での感想が詠まれた短歌や三行詩が校内に張り出されているのかもしれませんね。
これからも同校から複数入賞ができるよう頑張ってください。

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第3回せんまやひなまつり

2010年02月16日 | 一関市

銘酒「玉の春」が生み出された一関市千厩町の横屋酒造は初代佐藤秀平氏が、大正元年(1912年)に創業した老舗の蔵元です。
母屋、西洋館は「普請道楽」と伝えられている当主の意向を反映した建物で、東京駅を設計した辰野金吾氏の弟子であった小原友輔氏が設計しました。
けやきをふんだんに使った母屋をはじめ造り蔵など25件の建物群は、平成15年国登録有形文化財に登録されました。
現在は「酒のくら交流施設(旧横屋酒造、佐藤家住宅)」として一関市が所有し、千厩まちづくり(株)が管理しています。

Hinamaturi1
今年も同施設を中心に第3回せんまやひなまつりが2月11日より開催されています。この催しは千厩商工会女性部、蔵サポーター、蔵KURA倶楽部の皆さんが1か月も前から準備にとりかかり、訪れたこの日も皆さんで案内や説明などおまつりを盛り上げていました。

Hinamaturi2

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母屋に入るとはじめに千厩商工会女性部、蔵サポーターの皆さんが手作りした色鮮やかなつるし雛が出迎えてくれます。

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2階の大広間には明治から昭和初期のひな人形の壇飾りが多数飾られ、訪れた人たちは皆カメラを向けていました。
階段を降りるとお茶の用意がしてあり、囲炉裏を囲んでくつろげるよう整っていました。

千厩の町に繰り出せば、3月3日までの期間中、三十数店舗の参加店に設置しているスタンプを20個以上集めると毎日先着20名様限定でプレゼントがもらえるスタンプラリーを実施中です。
飲食店ではひな御膳やひな弁当の販売(要予約)もありますので、お出かけの際は前もって予約しておきましょう。

同施設ではこのほか「昔の着物展」も同時開催中です。20日からは抹茶席(協力券300円)も設けられ、27日午後1時半より同町出身の作家千厩ともゑさんの講演会「没後25年~世界のプリマ伊藤敦子をしのぶ」が開かれます。28日午前10時からは小学生を対象とした流しびな作りを、同日11時半と午後1時半の2回にわたり大正琴演奏会も開かれます。
100年の歴史を刻んだ梁、廊下、窓などすべてに大正ロマンを感じながら半世紀以上も前のひな人形を眺めるのはとても趣があります。
ぜひせんまやひなまつりをこの機会にご覧ください。
同施設の開館時間は午前10時から午後4時まで。
お問い合わせは実行事務局の千厩まちづくり会社     0191(53)2070まで。

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東山町の老舗 東山軒(とうざんけん)

2010年02月12日 | 東山町

一関市東山町にある「東山軒(とうざんけん)」さんは「きんつば」「田舎まんじゅう」「どらやき」「中花」など小豆を中心とした和菓子を製造販売するお店です。

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創業は大正5年、4代目のご主人博通さんが作る和菓子はすべて国産材料で、小豆は地元産のものを使用しています。
一番人気の「きんつば」は中味がつぶした小豆で、透き通るような白い薄皮に包まれていて素朴な味が好まれています。(白い薄皮は企業秘密だそうです。)
訪れたこの日は完売でした。
お正月が過ぎると待ち遠しくなるのが、「さくら餅」と「うぐいす餅」。
もっちりとした薄皮と甘すぎないあんこのコラボがたまりません。

Sakura

Touzannkenn

お店のガラスに貼られた「さくら餅」と「うぐいす餅」の貼り紙に誘われ店内に入るとご主人の奥さま由美さんのセンスで飾られた「ひな人形」や「つるし雛」など店内は只今ひなまつりムードでいっぱいです。ご自身も紙粘土でお雛さまを作ったこともあるということもあって手作りの飾り物が和やかな雰囲気をかもし出しています。
自慢の味と素敵な和風な店内をお楽しみください!

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冬鳥

2010年02月08日 | 東山町

日本列島は週末厳しい寒さと雪に覆われたところが多かったようですが、この東山町も寒さが厳しかったようです。
砂鉄川に氷が流れたのは今年2回目。

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昨年の暮れから羽を休めている白鳥も、氷が足にあたり痛くないだろうか?

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真っ白な白鳥と雪、水面に反射する朝日がまぶしい。

後ろを振り向くとかわいらしい鳥がいました。

Tori1
多分背中のオレンジ色から「ジョウビタキ」の雌ではないかと思います。
スズメくらいの大きさで雄と雌では色が違います。どちらも翼に大きな白い斑点があり紋付鳥とも呼ばれ、全国に冬鳥として渡って来るのだそうです。

コメント (4)
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