幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

宮沢賢治メモリアルDVD上映会

2009年01月27日 | 東山町

60年前一関市東山町の新山公園内に宮沢賢治詩碑を建立した旧長坂村青年団の思いを当時の資料や関係者のインタビューでまとめたメモリアルDVD「たいしたもんだ」の上映会が24日千厩町奥玉の「角蔵ホール」で行われました。
DVDは賢治の精神を次世代に語りつごうと住民有志らが製作に取り組んだものです。
「角蔵ホール」では地元のイベントなどにボランティアで活動している小野寺靖さんの演奏も行われました。
31日はDVDのスチール写真を担当した大東町摺沢の写真館「スタジオライフ」にて午後7時から行われます。
当日、演奏は予定されていませんが、もしかすると旧長坂青年団の方が訪れるかもしれないので、当時のエピーソードなどを聞くことができるかもしれません。
入場は無料です。
ぜひご鑑賞ください。
お問い合わせは鈴木実行委員長 ℡0191-35-1260まで。

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化石 コニュラリア

2009年01月26日 | 幽玄洞

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先週、町内の化石採集家七田さんが聞いたこともない化石を持ってきました。
化石の名前はコニュラリア。これも町内で採集したそうです。
コケムシよりも不鮮明で、よく見るとウミユリの触手の毛が長いのにも似ています。でもよく分からない。
それもそのはず、日本ではコニュラリア類の産出はきわめて稀らしい。古生物のなかにはいまだに何の分類に属するのかはっきりしないものがあって、このコニュラリアもひところは軟体動物の腹足類(巻貝)の仲間に入れられていましたが最近はむしろ腔腸動物のクラゲ類に近いと考えられているようです。
カニブリア紀中紀からジュラ紀前期(約1憶9500万年前)に生息し、ジュラ紀前期に絶滅したコニュラリア。
あまり研究されていない化石と七田さんは話しています。興味をもった方はぜひ研究してみてはいかがでしょうか?化石は幽玄洞展示館にて展示中。

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手作り真空管アンプで聴くDVDコンサート in 木偶の棒

2009年01月22日 | 東山町

一関市東山町松川にある「営業しない喫茶店 木偶の棒」にて演歌のDVDを上映しながら手作り真空管アンプで演奏を聴く催しが行われました。
店主の山崎司朗さんはジャズ派なのですが、地元の旅行グループの主催者側からの要望を受けての開催となりました。

以前メリヤス工場だったというお店の外観はこちら。

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中に入ると右手にカウンターがあって喫茶店のようになっています。

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店主の山崎司朗さんです。

カウンターの前には大きな手作りの波動スピーカーが並んでいますが、工事用のボイド(紙)で出来ているのだそうです。

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その奥には防音設備の整った映画館のような部屋があります。
所狭しと並べられた機材の中には70年前の真空管や部品を集めて10月に作ったばかりというアンプもありました。
上を見ると吸音のために紙で出来た卵のパックが天井いっぱいに敷きつめられているのが印象的です。
この日は十数人の人たちが集まり、川中美幸、坂本冬美、五木ひろしほか十人ほどの演歌歌手が歌うDVDを観覧したわけですが、出席した方からは「Zホール(奥州市文化会館)のようだった。」という声もあがりました。

このように山崎さんのお店は昭和40年代にはもう無くなっている真空管や古いスピーカー、手作り波動スピーカーなどレトロな機材でいっぱいです。
その他にもレコード、CD、DVD、ビデオなどもあり、ご自身のものは100ぐらいで1500ぐらいは持ち寄りだそうです。
高校1年の時からはじめたという音づくり。IC時代だから真空管の音を聞きたいし、みんなにも聞かせたい。失われた音を再現したいという強い思いはこれからもたくさんの人を楽しませていくことでしょう!

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Chiikeys(チィキーズ)からの取材

2009年01月18日 | 幽玄洞

先日いわての暮らしUPサイト「チィキーズ」の会員の方からの口コミ情報により幽玄洞への推薦があったということで、チィキーズさんから取材を受けました。
チィキーズさんのHPをまだ見たことがなかったので、こちらとしても情報収集。
HPを開くとカラフルなトップページではじまり、大型デパートの中のお店をたくさん見ているような感覚になります。
「食べ物」「遊ぶ」「暮らす」などの項目に分かれていて、口コミ情報などが掲載されており一体感も感じられます。

取材の方にお話を聞くと取材を拒否されることも多いとか。
「東山・大東地域はこれから・・・」と話していましたので、近隣の皆さん、地域活性化のためにご協力してはいかがでしょうか?

幽玄洞が掲載されるのは一か月後ぐらいになりそうですので、UPされたときはまた報告したいと思います。

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手作り真空管アンプと波動スピーカーで聴く宮澤賢治の愛したレコードコンサートのご案内

2009年01月14日 | 東山町

宮沢賢治は新しいものや音楽が好きで、クラシック音楽のレコードをたくさん収集し、自らもチェロも奏でていたそうです。

そこで一関市東山町松川にある「石と賢治のミュージアム 太陽と風の家」では手作りの真空管アンプと波動スピーカーを使ったレコードコンサートが開かれます。
手作りの真空管アンプと波動スピーカーでクラッシック音楽を奏でるとどんな世界が広がるのでしょうか?
真空管アンプは先月紹介した「営業しない喫茶店 デクノボー」の店主である山崎司朗さんが作り、町内のバンド「キャリアンズ」のリーダー千葉恭一さんが波動スピーカーを作ります。元中学校校長の小原雪男先生にもご協力いただくそうです。
当日はベートーベンの「運命」など3曲ぐらいを予定しているそうですので、皆さんもぜひ聴いてみませんか?

手作り真空管アンプと波動スピーカーで聴く宮澤賢治の愛した
  レコードコンサートのご案内

・日 時 平成21年2月21日(土) 午後5時
・場 所 石と賢治のミュージアム
      太陽と風の家  風のホール
・参加料 500円(ソフトドリンク付)
・問い合わせ 石と賢治のミュージアム
         TEL 0191-47-3655

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